ハードカバーの本は、読むタイミングが難しい。
大抵、会社の休み時間を読書のメインとしているので、基本的には文庫が多くなってしまう。
それでも読みたい本は、厚くてもデカくても持ってって読むんだけど(笑)。

というわけで、この本。
梨木さんは、好きな作家だ。
視線がちょっとクールで、理知的な感じがして、厳しいんだけど、誠実。そんな印象がある。

最初、彼女の著作で気に入ったのは、私が子どもの頃好んだ児童書がイギリスのものだったこともあって、その異国風(とはいっても、ヨーロッパやアメリカのものとは、やはり違う)な雰囲気。
『西の魔女が死んだ』は、舞台を日本にしながらイギリステイストのきいた物語でびっくりしたものです。

その後、『からくりからくさ』で天然素材の描写にほれ込んでしまい、『りかさん』でちょっと昔の日本の描写がここちよくて、で、本書ですよ。

古びた日本家屋で家守(いえもり)をする青年の生活を描くもので、なんだかしみじみとしてしまいました。
こういうのを好むようになったら、年をとったってことかも、と今ちょっと思ってしまったけど(笑)。

装訂も綺麗だし、カバーを外した単行本の表紙の紙も、物語の雰囲気にあっていていいです。

一番気に入ったのは、河童の脱け殻の話でした(^^)。

微妙

2004年3月16日 日常
気分はいいんだけど、咳と鼻水がまだ多少。
風邪であることを祈る(爆)。

--

は。
「彼女が死んじゃった」、見損ねたのに今頃気がついた…(x_x)。
全然ダメじゃん。

--
そろそろ見始めてひと月ぐらいたつのは、「オズワルド」。
これ、WOWOW で放送されている子ども向けの15分アニメです。

ポイントは二カ国語放送って部分でして、ペーパーバックにハマりっぱなしの相棒が、子ども向けぐらいの英語なら、ヒアリングできるだろうということで見始めたのでした。

そんなわけで、当然英語音声のみで見てるわけですが、これが英語アレルギーの私でもだいたいの物語がわかって、結構面白いんですね。

イヤ、英語そのものはほとんど全然聞き取れてないんですが、大体話の流れとか、キャラクターのジェスチャーで意味はくみ取れるものでして。

時折聞こえてくる知ってる単語を拾っては、楽しんで見ています。

ところで、このアニメ、会話は英語なんですが、お話の内容があんまりアメリカっぽくないなあと思っていたら、エンディングテロップでどうやらイギリスのものらしいことが判明。
注意してみていれば、自動車が左側通行してたりして、納得でした。

では、また。

ふらふら

2004年3月15日 日常
起きたらジワーンと頭痛が…。しかも、喉もなんだか痛い。やっぱり風邪ひいちゃったか…。

仕事のほうも一段落ついてるし、熱っぽくて頭がぼーっとしてるので、メールで病欠の連絡して、またベッドに。

それにしても、こちらの体温が高いからだろうけど、寝てるとベッドのあちこちに猫が集まってきて、重い(^^;。

足元に姉猫、左脇に妹猫がもぐりこみ、右横には兄猫がどっかりいすわり、右のこめかみ付近にはチビが丸くなってる。

こちらも温かいのはいいんだけど、とにかく重いのと、寝返りがうてないのがツライ…。ううう。

うつらうつらしながら午前中をすごし、昼過ぎぐらいに空腹に耐えられなくなって起きた。どんなに調子が悪くても、食欲だけは衰退しないんだよねえ(^^;。

午後になって多少マシになってきたので、本を読んだり、ちょっとネットで遊んだりしてたら、夕方になって熱がふりかえしてきた…(^^;。なんか波があるんだよなあ。というわけで、再度睡眠。

家族が帰宅してきた音で目が覚めたら、また空腹(笑)。特に動いてないのにお腹がすくのは、身体の中ではエネルギーを消耗する闘いがおこってるんでしょうか。

のんびり食事をしてから、今日は乱歩Rの最終回。
予想通りの展開あり、意外な結末ありで、なかなか楽しめたドラマでした。

夜は、昼間に寝すぎたせいで眠気が全然こなくて困った…。
ベッドの中でうだうだして、寝ついたのは三時前ぐらい。明日…いや今日か、仕事なのにー。

では、また。

鬼の霍乱(笑)

2004年3月14日 日常
一年の締め。地区の総会でした。
これで、役員はしばらくまわってこないぞ〜。ご苦労さまでした。>相棒

午後はのんびり掃除したり、録画番組を消化したり、本を読み始めたり、ゲームの続きを細々とやってみたり。

久々に強い風もなく、ぽかぽか陽気のいい休日でした。

夜になって、なんだか体温の調整がうまくいかなくなってきた感じ。頭はぼーっとすると、熱があがってるような、そうでもないような。鼻水は止まらなくなってきたし、咳も出てくるし…。

も、もしかして風邪…?(^^;
何年ぶりだろう(笑)。

とりあえず、寝ます。

では、また。

もやもや

2004年3月13日 日常
求人はあるのに、就職活動が難しいという話とか。
アルバイトの面接に何度もいって、断られまくっているとか。
そういう話を耳に目にすると、どうしようもなくネガティブになってしまう。

今の職場に不満はないのだけど、会社(総務?)には不満がタップリ。

そういうのを理由に辞めようと思うのは、贅沢なんだろうなあとも思う。

こんなグウタラな私でも一応クビにせずにつかってくれてるんだし、なんて卑屈なことを思ったりもするし…。

また、無職になったといっても、すぐさま食い詰めることに結びつかない現状にも、甘えてることになるんだろう。

でも、なんだか、もう嫌なのだ。
仕事として毎日外に出るのがうとましくなってきた。

特定の嫌いな人物が近くにいて、それで仕事に行くのが嫌っていうのじゃなくて。

他人と関わりあうことが、面倒になってきてしまって。

もともと一人でぼぅっとするのは全然苦じゃないし。

このまま、なんにもしないで、昼間静かな室内で何をするでもなく、のんびりする毎日。
そういうものへの渇望が、日に日に強くなっていく。
これは、なんなのだろう。

では、また。

がっかり

2004年3月12日 日常
夜は映画を観に行こうと思ってたんだけど。

夕飯は最近新しくできたデリのお店が気になっていて、会社の帰りに寄ることにしたのでした。
最初通ったらお店がみつからなくて、仕方なく駅で向きを変えて帰ろうかと。その道すがらお店を発見、もう一度、帰宅ラッシュの渋滞につかりながら店を目指して、ようやく辿り着いてみれば、既に閉店。…やってないなら、照明落としといてよ〜(T_T)。

最初は、デリの買い物ができなかったら、冷蔵庫の整理をかねてなんか作ろうかななんて思ってたんだけど、渋滞にハマって何度も同じ道を運転してたら、なんか一気に作る気力を失ってしまった…。

仕方ないので、別の店によって適当にメインを買出し。冷蔵庫から野菜の類をちょっと出して、よしとしてしまいました。

そんなこんなで、一旦家に帰ってきたら、もう出るのが面倒になってしまって、映画は延期。
ホントは来週からのタイムスケジュールでは、好みの組み合わせになってなくて、今日が最後のチャンスだったんだけどなあ…。
とはいえ、気分が乗らないのに見ても、ね。

食事のあと、丁度本が途切れてた相棒と「なにか(映像でも)見る?」という話になって、とうとう ER に手を出すことに。
見始めると一気にいっちゃうのよね、コレ。

7TH の始まりは、6TH 最後でベントンに付き添われてたカーター君のシーンからでした。
頑張れ、カーター。と、応援しながら見ています。

では、また。
ずっと見てなかったんだけど、偶然時間があって今日が最終回だったので、見てみました。
「エースをねらえ!」。

いやあもう展開はわかってるし、あとはTVでどうやって表現してるのか、その部分だけしかみてなかったんですけどね。

しかし、コーチ。あんな告白しちゃって、そのせいで藤堂さんが実力発揮できないかも、なんていうことは考えてあげなかったんでしょうか(^^;。ヒロミさえ、よければいいの?(^^;
ちょっとヒドイとか、思ったりして。

そして、いつ出るかいつ出るかと思っていた「欄子、花瓶の水を…」で、キター!って感じ(笑)。←イヤ、笑うところじゃないいんだけど…(^^;

さすが、さいごの言葉を記す日記はシンプルでコーチらしいいい雰囲気なものでした。一つだけ疑問だったのが、なぜインクが青なの?(^^;

ともあれ、やっぱり締めの言葉は「岡、エースをねらえ」ですよねえ。うんうん。

結局ちゃんとみたのは、第一話と最終話となりましたけど、原作コミックスを何度か読んでいる立場からみれは、なかなかノスタルジックでいいんじゃないの、という感じでした。

というか、作り手がそういう人向けに作ってたよね、絶対。
そのせいでかなり展開が駆け足になっていたみたいだし。

最初はあまりにアンマッチな感じだったコーチ役の俳優さんも最終回では見慣れたせいか、あまり違和感を感じなくなってました。

これは、アレだね。
「ガラスの仮面」で田辺さんが紫のバラの人をやったときと同じ感想だ(笑)。なんか、見慣れちゃうんだよねぇ(笑)。

最後まで個人的に馴染まなかったお蝶夫人の女優さんに比べれば、自分の中のイメージに最終的にはマッチしたってことなんでしょう。

今クールはあと気になってるのは、「乱歩R」か。忘れなければ「彼女が死んじゃった」もみようかなん。香川さんがどんなことになっているのか、ちょっと気になってたりして。

…実はミーハーな私…。

では、また。
Web で「王の帰還」の感想などをつらつらと読んでいると、多くの人がよかった〜と書いてる中にも、わからなかったと書いてる人などもいて、やっぱり原作知らないと難しい部分とかあるよなあと思った次第。

→ ホビットの巻き毛
映画の終わりのほうでホビット四人が並んで立つシーンがあるんだけど、それをみた感想で「ホビットはなぜみんな、くしゃくしゃ髪なのか」と書いてる人がいた。

これ、原作の一番最初にホビットに関する記述がいろいろあって、その中の一つに巻き毛が特徴、というのがあったような気がする。

とはいえ、あの映画の場合エルフ以外はくせっ毛が多いよねえ。ドゥネダインのアラゴルンも、人間のボロミアもウェーブがかかってたし。

→ ガンダルフの魔法
第三部では、ガンダルフも大活躍でしたが、魔法使いなのになぜ魔法を使わないのか、ってのもいくつかのページでみかけた。

これ、ドラクエなんかの魔法使いをイメージすると当然の疑問なんだけど、ミドルアース(指輪の世界)の魔法使いって、そういうイメージとは違うんだよね。

どちらかというと、ガンダルフやサルマンは(イメージとしての)賢者に近く、言ってみれば魔法使いという人種といってもいいと思う。種族としての人間じゃないし。
だから、人間と寿命も違うし、行動パターンも違う。

知識を蓄え、英知を養い、精霊と意志の疎通が可能であると。
それだけ?といえばそれだけなんですが、でも、それだけを究めるという力が備わっている、ということ自体が彼らの「力」なんですね。

ささいな点で、物語の大筋にかかわる部分ではないと思うのだけど、やっぱりわかってないと理解が難しくなるものなのかなぁ。

ところで全然話はかわりまして。

ロード・オブ・ザ・リングがエンターテインメント映画として商業的にも成功し、同じくハリポタも成功しているという背景があるからでしょうけど、米ディスニーがとうとう(?)『ナルニア国ものがたり』の『ライオンと魔女』をアニメ化することを発表しました。

指輪の作者トールキンと親友であったとされる C.S.ルイス の作品です。

ディズニー側は、シリーズ七作品を順次作成する予定らしい。最初が『ライオンと魔女』ってことは原作小説の刊行順ということでしょうか。

しかし、個人的にディズニーアニメの絵柄が好みじゃないんだよなあ…(^^;。
アスランがライオンキングになったら泣くしかない……。
どうなるのかねえ。

では、また。

ゲーム

2004年3月9日 日常
時間がぽっかりできて、思わず久しぶりにゲームでもやってみるかー、と手を出してしまいました。
マップ攻略スタイルの戦争シミュレーションです。

実はシミュレーション大嫌い…というか苦手なのに…我ながらなんでこんなゲーム(^^;やってるんだろう…とか思ってしまたりして…。

まあ、でも、以前手を出してMAP3で挫折(早っ)したゲームですが、いまのところ二日ぐらい手をつけて、MAP4まで進みました。
どこまで続けられるかなあ…(笑)。

友人に借りたゲームで、一緒に攻略本も借りているので、コンプリート情報を眺めながらやるという、シミュレーションゲーム好きなら考えられないような状況でやってますが(笑)、しかしそれでもMAPひとつにつき最低二回はやり直してる(だって、キャラが采配下手で死んじゃうから…)ってのは、よっぽど自分にはこのテのゲームセンスが欠けてるということかもしれない…。

ともあれ、まずはMAP10ぐらいは到達したいかなあと漠然と思いつつ遊んでるのでした。

無性になんかゲームしたいって思ったんだよう。

では、また。
エッセイ。雑誌に連載されていたものを纏めたようです。

この著者、書くことが、物語を作るのが大好きで、子どもの頃から小説家になる(好きなことをして暮らしたい)と心に決めていたほどの人。そしてその通り、高校生でデビューして、一定の評価をえている人。

なのに、この遅筆加減は一体どうしたことなんでしょうね(笑)。

実際の処、私は彼女の熱心なファンではないし、チグユーも個人的には好きな物語ではないんだけど、でもあの自分の中にしっかり物語世界を確立していて、ある意味妄想のようなその世界を商業誌に発表できるランクのものとして出力できる、という部分に関しては、尊敬しているし、興味を持てる作家であります(笑)。

最新の小説発表から三年ぐらいたってる??
小説の新作、お願いしますよ〜。 > 著者

自動車

2004年3月8日 エッセイ
年度末、卒業シーズン、入社前準備ということでしょう、週末になると自動車メーカーのチラシがたっぷり入るようになった。

各社新車や新しい機能、あるいはオプションプレゼントや来場プレゼントなど、いろいろな集客テクニック(?)を駆使して、まあご苦労さまといったところ。

私などは、もともとあまり自動車に愛がなくって、基本的に箱型で雨に濡れない移動手段としか認識してないから、こだわりなんか全然ない。

もしあるとすれば、ホンダやニッサンといった街中ですっごくよくみかけるメジャーなメーカはちょっと嫌かな、という天の邪鬼的な好みぐらい。

個人的に自動車に対してこだわる部分があるとすれば、それはエンブレムのデザインだ。
もちろん車の総合的なカタチ(dB みたいな四角とか、ビートルのような丸みとか)も気にならないとはいわないけど、通勤でノロノロ渋滞を運転しているときに、一番目がいくのがエンブレムなんですよ。何故か。

トヨタのエンブレムはとてもわかり易いよね。ローマ字でトヨタってかいたアルファベット六文字をデザイン化しているんだと思う。
ホンタは先頭の H か。
ダイハツも同じく D 。
スズキも同じかな、S 。
ニッサンはちょっと素直すぎるぐらいに社名がローマ字表記で入ってて、
スバルは社名の漢字イメージからでしょうか。

トヨタの、パっと見にはわからないようなデザイン化された社名も面白いけど、私としては、スバルのような発想を評価したい(笑)。
いや、あの星のマークそのものは好みじゃないんですが(^^;、上にあげた他の社より、ほんのすこしヒネリがあるじゃないですか(笑)。

ところで、今度新車がうちにくることになるかもしれなくなりました(…複雑な言い回し…(^^;)。

もし自分が買うとしたら絶対に選ばない車種なので、逆にちょっと楽しみです。ああ、でも、これで心配事が増えてしまったなあ…。

では、また。
じつに約9年ぶりに届けられた坂本龍一のオリジナル・フル・アルバム。韓国人ラッパーMC スナイパーをフィーチャーしたエレクトロニカ・ヒップホップ「undercooled」でスタートとする本作は、ボサノヴァ、ノイズ、テクノといった要素を含む音の断片をカット&ペーストした作風ながら、感触はきわめてポップ。…

9年ぶりのオリジナル・アルバム、らしい。

教授の音楽は、毎度全部を理解できないんだけど、その創造性とか、チャレンジ精神とか、音との戯れ方に憧れを感じられて、なんだか好きです。
具体的に何処がいい、という表現ができないんだけど、そもそも音楽ってそういうものかな、なんて思うし(笑)。

一曲目の歌詞、日本語訳で文字を目にすると重いものがありますが、異国の言語による歌になってしまうと、一発ではその重みがわからなくて、そのギャップに感情が振り回されているような気分になります。

うーん。

授賞式

2004年3月7日 日常
締め切りが数日後にある内職(今度は忘れなかった(笑))をやるために、午後はおこもり状態。
それでも集中してやったためか、思ったよりも早く片付いた。ラッキー。

夜は溜まった番組を消化したかったのだけど、いろいろあって挫折。
そのかわりといってはナンですが、10時すぎから始まったアカデミー賞の授賞式ダイジェスト番組があったのを思い出して、ぼーっと眺めることに。

実はアカデミー賞って、初めて興味を持ったんです。

今までは、受賞した作品なんて全然知らないことが多くって、ハリウッドの俳優もあんまり名前とか顔とか知らないしで、楽しい気がしなかったんだもん。

で、レディースディを利用して映画館まで行くようになったのって、ホントこの一年ぐらい。

今年も見てない映画のほうが多かったけど、それでも見たいなと思ってあらすじ読んだり評判を聞いたりしていた作品がノミネートされていて、それでちょっと気になってたのね。

あんなにエンターテインメント性のあるショーだったとは…びっくりです。

それにしても、単純に指輪のファンだったから11冠の喜びがあったけど、今年同じ土俵にのっかった他の作品にはちょっと堪らないものがあったでしょうね。

ミスティック・リバーなんかは、指輪がなかったらもっと賞をとれてたかも、なんて感じがするし。

ともあれ、面白かったです。

では、また。

●「MOON CHILD」

2004年3月6日 映画
カリスマ・アーティストのGacktとHYDEが映像にて夢の共演を果たした、愛と友情のファンタジック・ヴァイオレンス映画。日本経済が崩壊し、多くの日本人が移民として海外へ流れていった近未来、ヴァンパイアに血を吸われて永遠の命を得てしまったケイ(HYDE)は、アジアの小さな街マレッパでショウ(Gackt)と知り合い、友情を育んでいくが…

Gackt と HYDE ダブル主演(?)の映画。
いわゆるアイドル映画ですな。

というわけで、正しい観方は、「ガックンかっこいー、きれー、キャー」といったところであって、イキナリな展開だろうが、セリフがヘタだとか、あり得ない銃撃戦だとか、ナルシーな演出だろうが、そんな事は、言うだけヤボといったものです(笑)。

ま、実際割り切ってみる分には、面白かったし(笑)。

一つだけどうしても納得いかないのは、クライマックスでのガックンの行動の根拠。HYDE はすでに自分の生に満足していたからいいとしても、まだそんなに時間のたっていない彼が自分を追い込むほど否定的に浸るのは難しい気がする。

うーん、まあ結局最後まで HYDE のことラブラブだったのよね(^^;、と思っておけばいいんでしょうか。
エンディングの「birdcage」は、雰囲気が出ていて、気に入りました。

再読とTV番組

2004年3月6日 日常
先日読んだ『エンジェルエンジェルエンジェル』(梨木香歩)の解説文章に触発されて、結局単行本のほうも読んでしまいました。

文庫のときには、さわちゃんの方の話は旧字体でかかれていて、そういうのに慣れてない私は最初ちょっと読みづらいなと思っていたのだけど、単行本のほうだと現代仮名遣いでかかれてて意外。

そのかわり(?)単行本では、さわちゃんの方は薄い茶色で、コウちゃんの方は黒で文字が印刷されていて、その違いがわかるようになってました。

文庫での色違い印刷は出来なかった(難しい?)ってことでしょうか。

思っていた程内容や文章の改訂はなかったみたい。大きな違いは、単行本での一番最後の二ページが文庫にはなかったってことかな。

でも、やっぱりしみじみといい物語だと思う。うん。

午後は溜まっていた録画データの消化。
教授の歌番組出演の部分とか、「イノセンス」上映直前スペシャルとか、ガックンの映画とか。

「イノセンス」では、ジブリの名物プロデューサ鈴木氏と押井さんが旧友だったということ知って、ちょっとびっくり。
あと、映画での歌の使用をめぐる二人の対立(ってほどでもないけど)もなんだか、「らしい」感じがして笑えたのでした。

攻殻の世界観は難しくて、実はあんまりよくわかってないのだけど、この映画は面白そうで、見に行く予定。映像表現がダイジェストで見ただけでもすごい感じがして、是非大画面で見たいのよね。

では、また。
やっと見てきた〜。いやあ、予想にたがわず楽しい映画でした。

白がベースの手作りコスチュームもチャーミングでしたけど、やはり黒がベースのほうのコスチュームの格好よさにはかないませんな!(笑)

実は見たいと思った一因には、ポスターにもなっている、あの黒ベースの仮面から覗く瞳の色気漂う力強さに惹かれたってのは秘密(^^;。

哀川さんって、こんなに格好イイ男だったのか、とアレみて思ったもんね(笑)。

そして、鈴木京香ですよ!(笑)
一体彼女はいくつぐらいなんだろう。大胆だったよなあ…。胸の谷間には目が釘付けでした(爆)。

残念だったのは、上演最終日だったからでしょうか、パンフが売り切れだったこと(T_T)。
このパンフはぜひ読みたかったんだよなあ。どこかで手に入らないものか…。

DVD が出たら、買ってしまいそうな予感です

映画

2004年3月5日 日常
今日は午後から会議で出張。この会議が予想よりはるかに早く終わったので、嬉々として帰宅(笑)。

家でいろいろ雑事を片付けてから、夜の映画に出発です。

ずっと気になってたんだけど、いつもいく映画館での上映時間があわなくて(昼間の上映しかなかった)諦めてたら、今週になってレイト時間でも見れるようになったので、喜び勇んでいくことにしたのでした(笑)。

九時すぎからの映画は、12時前には終わってしまい、同時上映はタダでも見る気のしないぐらい趣味にあわないものだったので(^^;、パス。

ホントはここでちらっと指輪の二回目でもみようかなと思ったのだけど、出掛けに見てきた天気予報では終了時間には大雨が予想されていました。

傘持って出ようかなと思ったのに結局忘れてきてしまって、仕方なく断念。またそのうちに。

そういえば、映画の予告では、「デビルマン」とか「キャシャーン」をやってたんだけど、ちょっと「キャシャーン」がいい感じだったんだよねえ。悪役らしい唐沢さんがまたエキセントリックなメイクしてて笑えた(^^:。
これは観にいかねば〜って感じです。

帰宅してから、映画の内容を相棒に話したくて、「ね、見ないでしょ。ネタバレってもいいよね」と言ったら、「だめ〜。そのうち見たいから〜」と言われてしまい、ネタバレ感想が話せなくてちょっと欲求不満(笑)。

その後、先日ケンタッキーでもらってきた「イノセンス」の DVD を見たりしてから、就寝。

この週末は久しぶりのフルオフ。
完全にインドア派の私は家から出ないですむ週末がとても嬉しい(^^;。

では、また。

適正

2004年3月4日 日常
ネットでうろうろしてたら、こんなものを発見。
ファンタジー職業適性診断
http://trpggasuki.com/trpg/csi.php
結果は「ドラゴン」(笑)。

プロフィールで何になりたいか、という質問に自分はコレになりたいと書いた記憶も新しいうちに、適正診断で適正を認めてもらえることになるとは思いませんでした(笑)。

うひひ。
勇者に挑まれる日は、いつのことか。

--

丁度読んでる本がなくなったタイミングで、時間もあったので、このところずっと眺めてるクウガに再ハマり中(笑)。

今日は、中盤の名作(大袈裟)、17話〜20話に見入ってしまいました。

ああ、何度みてもあの死にそうに痙攣していた五代クンの紫の唇には笑えるものが…、ってそんなところをみる話じゃないんだけど(^^;。

椿先生からの訃報を一条刑事が受け取るシーンは、何度みてもイイです。

椿先生が受話器を握りしめ、絞りだすように一条に告げるあの静けさと、事件発生現場での慌ただしいパトカーのサイレンだけが鳴り響きながら、車内での一条さんの無音の応答。

そして、杉田さんからの「なにかあったのか?」に「なんでもありません」とこぼれたようなセリフ、それから思い出したように「寄るところができまして」とことわる表情…。

くううう〜〜〜!!!! ← バカか…(^^;

やっぱ、何度みてもいいなあ!

それにしても、第二ステージともいえる今後のクウガの変身のきっかけが、この時の電気ショックらしいという設定もちょっと笑えた。
ライダーの必殺技に根拠をもたせたっていうのが、なんかマニアだなあ、とか(笑)。

これで買い置きのストックが終わってしまった…。
続き、買ってこないとなあ。
あ、明日は ER の発売日だ。一緒に買ってしまうかなぁ…。

では、また。
文章も読みやすいし、特にこの本は薄くて字を沢山よむのに慣れてない人にはとっつきがいいかもしれません。

しかし、この本はちょっと恐い本だった…。
背景にあるのは、「神は自分で作ったデモン(悪魔)にたいし、どう思っていたのか」だと思う。
そこにあるのは、悲しみか、哀れみか、憎しみか、憤慨か。
そして、悪は、存在してはいけないのか。発生してしまった悪に、救いはないのか。

なんて風に書くと、ちょっと小難しい本のようにみえるけど、実際の物語はそんなにシビアな哲学本ではないのです。

少女と、その祖母との、不思議な交流を綴った小編。
ただ、よみ終わったあとに、しみじみと思いや考えが浮かび上がってくる、良作だと思います。

ところで、著者の本ではたびたび思春期の子どもとその祖母とその祖母という関係が描かれるのですが(「西の魔女が死んだ」や「裏窓」など)、その濃い関係性と対比をなすように、子どもとその母親には越えがたい精神的な壁が見え隠れしているように感じます。

本書では、母子は一見良好にみえるのだけど、コウコが母の娘自慢を始めた時のあのどうしようもない違和感が描かれているし。

年代というもの、近い関係だからこそ距離が必要となる関係というもの、そんなこともちょっと考えてしまったりします。

今回本書が文庫化されたことで、手軽に持てるなとよみ始めたのだけど、最後の解説をよんで、もとの単行本を強烈に読みたくなってきました。
それにどうやら、改稿がなされているようなので、単行本のほうも読んでみることにします(実は本棚で眠ってた…(^^;)。

さて、元の話のカタチはどんなものだったのかなぁ。楽しみ。
柑橘類って、食べるのに手が汚れるのが難点だと思うのですよ。

それでも、みかんぐらいなら皮も比較的簡単に向けるから多少はいいとしても、それでも私は白いワタの部分を神経質にとるほうなので(^^;、指の先やら爪やらが汚れてしまって、テーブルで食べ終わったら、即、手洗いです。

みかん程度でそんな感じだから、八朔やグレープフルーツ、ぽんかん、夏みかんなんかは、テーブルでのんびり食べるなんてことはできません。

とにかく処理はキッチンで行うことになります。

皮の厚いものは、包丁の角で十字に切れ目をいれてから、ざっくりとむく。
その後、ワタを除きながら房をひとつずつにわけていく。
それから、D の形をした直線部分っていうの?、あのあたりを包丁あるいはキッチンハサミでカットして、種と薄皮を取り除く。
ワタに接していた面も、綺麗に筋などがとれない場合は、ナイフでこそぐようにして、とにかく実だけの状態に加工。
それを、せっせと皿に並べていきます。

これらの作業中、当然なんだけど、果汁がたらたらしみだしてくるし、手は汚れてくるんだけどキッチンなら大丈夫(笑)。
すぐに手を洗いながら、作業をしていけるので、平気なのです。

あとは、テーブルにその皿とミニフォークをセットして、リラックスしながら「いただきま〜す」。

というわけで、我が家で柑橘類を食べるときには、相棒曰く「エラい面倒なことしてから」出てくることになります(^^;。

でも、リビングのテーブルでこんな作業できないじゃん。
手は濡れるし、ティッシュでぬぐっても果汁の糖分でベタベタするし、汁は周りに飛んだりするし、テーブルも当然汚れるし、いいことないもん。
当然、読んでた本なんか近くにはおけないし、食べながらなんにもできない。

でも、皿に盛ったのを食べるなら、好きな本をよみながら、途中でお茶なんか飲みながらでも、全然気にしなくていいんだよ〜?
絶対、こっちのほうが正しいのだ!(笑)

それでもやっぱり、「そこまでして食べたいものじゃないしなあ」なんて相棒に言われてしまって…。
そういうものですか???

では、また。

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