久々の新作夜会でした。

夜会としては初だと思うけど、19時開演。21時過ぎ終演の二時間ちょい。
今年の夜会は、久しぶりに長編な物語性のあるお話でした。
登場人物も多く、曲は新作が7割ぐらいかなあ?ちょっと懐かし目の曲が挟まれたりしてました。

割と初期の夜会から見てきて思ったのが、今年からまた違う段階に入ったのかな、ということ。
コクーン夜会は、まさに歌と舞台表現のショー、みゆきさんの一人舞台。
その後の赤坂夜会は、みゆきさんと愉快な仲間たちの芸術性を纏った舞台。
そして、今回からはみゆきさんプロデュースなエンタテインメントな歌劇舞台。

個人的にすごく残念なのは、みゆきさんの歌う歌が激減してること。
変わりに?登場人物が増えていて、いろんな人がみゆきさんの歌を歌うんだよね。上手い下手とかじゃなくて、なんかそのあたりに違和感を感じてしまうのは、やっぱり私はみゆきさん自身の声とか表現を欲してしまうからだろうなあ。
そのぐらい、今回の夜会はがっかり感が強かった。

それに、夜会では前例があるけど、夜会という舞台ひとつで物語が完全に描かれないことも、不満といえば不満。
今回の物語は、パンフレットを読まないと、背景が全然わからない。わかりづらいというレベルじゃなくて、舞台で全く表現されてない設定がパンフにあるんだもん。これって、ちょっとどうかと思う。
なんか、そもそもお話を客に理解させるような舞台じゃない、と言われてしまえばもうそれまでなんだけどね、、、うん、、、。
長編の物語の、美味しいシーンだけ持ってきてみました、みたいな切り取られ方なんだもんなあ。

結局、TBSがスポンサーになって劇場が大きく価格も高くなり、みゆきさんもお歳を召してきて一人舞台という条件での表現が難しくなってきてるんだろうなあという、いろいろな要素が、今回のようなスタイルの夜会になったんだろうなあと想像します。


ただ、単純に。
やっぱりみゆきさんの生の歌声の迫力、インパクト、カリスマはぐぐぐっと胸に迫ってきて。
部分部分では、やはり圧巻のパフォーマンスを受けとってきたんです。

ああ、複雑。
次回の夜会鑑賞、、、どうしようかなあ。
前回から4,5年ぐらいたつのかな。Vol.2、二回目ですよ。

確か、前回のときに思ったのが、過去の夜会を知らない人だと、ただ単純に演奏される曲はいつのものなのか、どういうシチュエーションだったのか、そういうのがよくわからなくて、ストーリー性のない音楽がひたすら続いていく…みたいな感じになってるなあって思ったんです。

そしたら、今回冒頭でみゆきさんが「前回の夜会工房から反省した」というトークから始まりまして(笑)
やっぱり似た感想を持った方多かったらしく、「今回はテロップを出すことにしました」と(^_^;)
そういうわけで、舞台上部に横長の電光板が設置されていて、そこに「今歌ってるのは、夜会ン回目の曲ですよ~」ってのがわかるようになってました(笑)。グッジョブ。

さすがに、Vol.1からVol.19までの曲を扱っていたので、いつもの夜会よろしく3時間弱のコースです(^_^;)19時開演、終演21時半すぎかなあ。

歌い手は、みゆきさん以外に、これまで夜会に参加していた方々が極力してみゆきさんの歌を歌うというスタイル。
他の方の歌だと、どうしてもみゆきさんの歌って印象が変わるので、このあたりは良し悪しだなあ。まあでも香坂さんもあたるさんも好きだからある意味ではお得感がありました(笑)

各夜会の曲ですが、コクーン夜会の分、物語の序盤の曲が多かった印象。
序盤って割りと後から忘れやすいけど、再現シーンと曲でいきなり当時の記憶が蘇って来る感じがあって、我ながらびっくりでしたわ。

「シャングリラ」冒頭で「南三条」とか、あーそうだったなあと懐かしく思ったり。
「ウィンター・ガーデン」の樫の木のポエムとか。
「海嘯」の「愛から遠く離れて」はド迫力で素敵でしたわ~。
「24時着0時発」の「我が祖国は風の彼方」はメイン出演者総勢7人での大合唱。いやあ迫力あったわあ。

今回、個人的に本当に嬉しかったのは、あたるさんがとっても多彩な演技と衣装で歌っていたこと。
美しく麗しく、芯の通った澄んだ強い声と姿に大満足。
それにしてもおみ足が細すぎて心配になったぐらいだわ(^_^;)

あと、やっぱり香坂さんの声が好きだなあ。みゆきさんとのハーモニーのときの重なった音が、とても響きがいいと思うんだよねぇ。


今回の鑑賞は、仙台・大阪についでの東京だったので、みゆきさんたちも割りとこなれていた感じ。ラストが名古屋だっけ?
私は偶然とラッキーに恵まれて夜会は結構みてるけど、これまで見たことのなかった人たちにもコンサートとは違う「夜会」という舞台の凄さの片鱗は味わえたんじゃないかしら。


そういえば「夜会工場 Vol.1」ってDVDとかになってないのねぇ。
「夜会」の中でもいくつかはDVDになってないのとかあるから、大事に記憶にとどめておかなきゃ。
■第1部
Magia(作曲:梶浦由記)
《新・交響組曲『魔法少女まどか☆マギカ』》劇場版準拠 改訂版
(「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編]/[後編]」より 原曲作曲:梶浦由記)
演奏時間:約90分
前奏曲 夢 :Sis puella magica!
ルミナス(作曲:渡辺 翔)
第1曲 魔法 :Salve, terrae magicae
第2曲 日常 :Scaena felix 〜 Postmeridie 〜 Desiderium 〜 Amicae carae meae 〜 Clementia 〜 Scaena felix
第3曲 巴マミ :Gradus prohibitus 〜 Credens justitiam
第4曲 魔女 :encounter ~ Venari strigas ~ wo ist die Käse? ~ witch world #1
第5曲 佐倉杏子 :Anima mala 〜 Confessio 〜 Anima mala
第6曲 美樹さやか :Conturbatio 〜 Decretum
第7曲 心 :Cor destructum 〜 Incertus 〜 Pugna infinita 〜 Serena ira
第8曲 運命 :witch world #2 ~ she is a witch ~ Symposium magarum ~ I’ll be with you
第9曲 対話――なぜ? :Quamobrem?
第10曲 対決 :Pugna cum maga 〜 Numquam vincar
第11曲 ワルプルギスの夜 :mother and daughter ~ Surgam identidem
第12曲 鹿目まどか :Sagitta luminis 〜 Cubilulum album 〜 Sagitta luminis
第13曲 思い出 :Taenia memoriae 〜 Pergo pugnare
終曲      :for the next episode
コネクト(作曲:渡辺 翔)

■第2部
《交響詩『ほむら』 管弦楽のための十楽章》
(「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語」より 原曲作曲:梶浦由記)
演奏時間:約30分
まだダメよ
カラフル(作曲:渡辺翔)
Holly Quintet
face the truth ~ another episode
flame of despair ~ now he is
this is my despair
we’re here for you ~ misterioso
wings of relief ~ I was waiting for this moment
I think this world is precious ~ happy ending
君の銀の庭


四月の半ばぐらいに、Twitterでコンサート情報をゲットして、気まぐれでチケットをとってみました。
もともとは、Kalafinaが好きで、梶浦さんの曲も好きだってことで、まどかの曲もお気に入りだったんです。

久しぶりのオーケストラ演奏でしたが、やっぱり生音はいいね~。
楽団は、コンセプト楽団になるのかなあ?まどか☆マギカを好きな人たちが集まったという集団で、司会?の女性もマミさん押しだったりとか、ちょっとクラシックのコンサートとは違った客層だったりして面白かったです。

コンサートの曲は、映画版を基にしていたんだけど、個人的には連続アニメ版のオープニング曲である「コネクト」が大好きで、これのオケ版が聞けたのが収穫でした。
迫力があって、アレンジも楽しくって、大満足!

連休中のちょっとしたお出かけ。
行ってよかったな~(^^)。
というわけで、東京国際フォーラムまで行ってきました。

お昼すぎに地元を出てJRで上京。
焼き鳥屋さんでおいしく腹ごしらえしてから、会場へ。

今回の席は結構いい感じだったかな。
舞台は遠いもののほぼセンターで、端の演奏者さんもちゃんと見えました。
みゆきさんも、米粒ということもなく(笑)ちゃんと拝見できましたし。

セットリストは個人的にはすごく嬉しい曲が多かったなあ。
初めてみゆきさんの曲に接した時にヘビーローティションしていたアルバムからのものが多かったから。
「流星」「山猫」「浅い眠り」あたりがすっごい好きで。
一応最近の曲ってことで、「麦の唄」もありましたよん。
あ、あと、年末に出たアルバム『組曲』からも数曲あったんだけど、ここからも私のお気に入り「Why & No」が入ってたんだよね。
いやあ、今回のコンサートは大当たりでしたわ(^^)。

3部構成(というか、前後半+アンコール)で、後半冒頭がお手紙の時間。
この日も構成作家ポチさんのセレクトと、みゆきさんの語り調子で楽しませてもらいました。
ふふふ。

18:30開始で21:10終演。
雨の中、東京駅まで歩いて、それから地元駅まで。

平日のチケットしかとれなかったから今日はお仕事休んでいきましたよ!
その甲斐はありました(^^)。
国際フォーラム、行ってきましたよ!

解散したバンドなのに、この熱気は一体どういうことでしょう!という感じの盛り上がりです。
古参信者もご新規さんも、等しく盛り上がって、サイコーに楽しいミサでありました。

今回、ホントにチケット争奪戦が激しすぎて、地元大ホールはいろいろ頑張ったけど全滅、一般発売のギリギリ直前のヤツでなんとか東京公演をゲットできたときには、嬉しくて小躍りしちゃったよ(心の中で(笑))。

ミサで閣下がいってたのが、いわゆるファンクラブの申し込み数だけで国際フォーラムの定員オーバーしたらしいです(笑)。
それなのに、いろいろ大人の事情で?チケットなんとかの類にも発売しなくてはならなかったそうで、その路線でようやくチケットをゲットした私などは、ラッキーということだったんでしょうなあ。

今回の再集結では、「全席死刑」ではデビュー前半の曲、「続・全席死刑」では後半の曲で構成されるそうで、後半戦も是非とも参拝したいんだけどチケットが…ねぇ…。

一応オークションサイトとか、いろいろ手段はなくはないんだけど、閣下はそういうのはあんまりお好きじゃないし(まあ好きなアーティストはそれほどいないでしょうが)、そう思うと手を出すのも憚られ…。
おとなしく諦めて、来年出る(であろう)DVDを楽しみにしておくことにしますのです。

ああ、それにしても、しょっぱなから立ちっぱなしだったし、途中腕を振り上げ、脚を踏み鳴らし、…こんな歳になって何やってんだか(笑)。
帰りの新幹線からすでに脚が痛い(^^;。明日は筋肉痛確定だな…。

でもでも、やっぱり行ってよかったよ。
平日だけど、明日も仕事だけど、貴重なミサに参戦できてよかったよ。

人生、こういう楽しいことをちゃんと織り込んで生きてかないと、ダメだよね!(笑)

定期健診

2015年4月14日 音楽
って、悪魔なのになんて人間思いな閣下…(笑)。

というわけで、30周年だそうです。
もう定期的な復活イベントということで、いいんじゃないでしょうか(^^;。

何となくのポリシー(…それってポリシー?)でファンクラブには入っていないので、東京のチケットは難しそうですが、地元ホールでもやってくれるっぽいので、そちらのチケット狙いで頑張ろうと思います。

まあね、こういうのはお祭りですからね。

年末から来年にかけて、お布施がいろいろ出ていきそう…。



では、また。
→ NHK大河ドラマ「花燃ゆ」 オリジナル・サウンドトラック Vol.1

オンキョーがハイレゾ音源配信サイトにおいて、大河ドラマ「花燃ゆ」のメインテーマの配信を先月末から始めました。
で、それを記念してメインテーマの作曲家・川井憲次さんによるトーク&ライブが開催されることとなり、その抽選に申し込んだのでありましたよ。
先週頭ぐらいかな、当選の連絡がきたので、行ってきました。

川井さんといえば、私にとっては押井守監督映画の音楽の人(笑)。
今回の大河ドラマも音楽が川井さんだってことも見るきっかけのひとつになったぐらいには好きな人なのです。

開場は八重洲にあるオンキョーのビルで、イベント会場となったフロアではギブソンのギターが展示されていて、アコースティックやレスポールやらが並んでました。
トークショーの冒頭はそんなギターの話題で開始。

このイベントはハイレゾ音源配信記念でもあるので、そのハイレゾの音を堪能するのも目的の一つとなります。
大河ドラマのメインテーマのほかに、サウンドトラックから何曲かチョイスして聞かせてもらったのですが、やっぱり音の広がりが凄かったな~。
普段、ちゃんとアンプを鳴らして本気で音楽を聴く機会が少ないので、とても貴重な体験でした。

トークの内容としては、冒頭のギターの話から、大河ドラマの作曲として制作サイドからどういうオーダーがあったのか、とか、レコーディングで使うヘッドフォンの話、とか、いろいろ面白い話が聞けました。

そういえば私が川井さんの姿を知ったのは、10年以上前(かな?)のコンサートDVDなんだけど、この日もその時とあまり変わらない長髪金髪なお姿でありました。
年齢不詳な感じでしたね~(笑)。

そうそう。
音楽は、Mac内にハイレゾ音源を用意→デジアナ変換機→アンプ→増幅?アンプ→スピーカ、で鳴らしてました。
トークで司会の方が使うマイクとは別スピーカになっていて、そのあたり「音」を扱うイベントとしてちゃんとしてたのかな、と思ったのでした。


イベントが始まる前に簡単なアンケートに回答したんですが、その中に「川井さんに質問があればどうぞ」みたいな項目があったので、書いてみることに。
そうしたら、イベントの最後にお客からの質問に答えるコーナーがあって、そこでめでたく!採用されました~(^^)。
ふふふ。嬉しい。
司会者の方が質問を読んでくれて、川井さんがそれに丁寧に答えてくださって、もうこちらはニヤニヤでしたよ(笑)。


全部で一時間ちょいの時間でしたが、堪能できて良い時間を過ごせました。
次の川井さんの露出は、実写版映画パトレイバーですね。
川井さん曰く、「パト2ですから(笑)!」とおっしゃってました。
こちらも楽しみです。

久々の新作で、しかも共演が中村中さんだもんなあ。
すっごい楽しみでした。

新曲は50曲弱という物凄い数。
まあベースになる曲はもうちょっと少ないんだけど、場面毎にいろんなアレンジを加えた形でこの数ですから、作り手の方々の苦労がしのばれます。
しかし、それだけものを受け取ってこれたと思います。

中さんは、CDとTVでの歌声しか知らなかったので、ライブではどういう感じになるのかな?ってのが楽しみだったのですが、これがもうみゆきさんバリの歌唱力!と言ったら言い過ぎかしら?(笑)

でも、演技しつつ、マイムしつつ、歌い上げる姿に眼が釘付けでしたよ。
ベンチの手前に横たわって、ほぼ仰向けで歌うとか、どういう腹筋してるんだって(^^;。
それで聞いても歌が巧いってのが凄いです。

セリフ的なものはほとんどなく、ひたすら歌で場が繋がれていきました。
だから、歌詞の聞き取りが凄い重要。
一応パンフレットに筋書は書いてあるんだけれども、やっぱり、ね。

舞台は、みゆきさんと、中さんと、もう一人男性で石田匠さんという方が出てました。
この3人で歌を歌うのですが、石田さんも凄い魅力的な声の持ち主で、今回なんかお得感があったわ(笑)。

秋に発売されたみゆきさんのCDには、今回の夜会の曲が5曲入っているのですが、そのうち半分くらいは中さんと石田さんが歌ってました。
男性声の一夜草は結構雰囲気が変わって面白かったです。


今回は珍しく物販コーナーでお買い物。
中さんのCDをいくつかゲット(^^)

今回の夜会は久しぶりにDVDの発売が楽しみ(もう一回見たい)舞台でした。
うしし。
再々演ということで、ストーリーについては既知だと思うので触れてますが、演出とかその他、今回初と思われるネタに関しては、なるべくバラしが少ない方向で書こうと思います。まだ始まって一週間もたってないしね。
が、まあ感想をいろいろ書いてるので、ほんのちょっとのネタバレもイヤって人は読まないのが吉。


物語は、ある女性が多重人格のような症状が現れたことで、自分が恋人を害してしまう恐れがあるという恐怖を抱いて東京から逃亡(^^;。その後恋人は、姿を消した彼女のことを理解するために、彼女の田舎にいって情報を探し、抱えていた秘密を知ることになった。彼女には生まれてこなかった双子の姉がいたのだ。

初演では、基本的にみゆきさんの一人芝居でした。
主人公が一人悩み、旅に出て、恋人が迎えにくるというストーリー。

再演では、恋人の側にもスポットをあてて、より物語が明快になってました。
何故恋人が彼女の謎を探ることが出来たのか、彼女の独り視点だった初演を補完するようなストーリー。

で、今回再々演。
前二回でもちょっと弱かった設定部分を補強して、辻褄を合わせたような印象。そのため、全体の物語性は増していますが、瑣末なエピソードが略されていたり、初演とは微妙に設定が変わってる部分があります。

また、物語として強化した部分の影響だと思うのですが、みゆきさんの出番が減った(^^;。
ずっと出ずっぱりだった主人公上田莉花が、場面転換で恋人側にスポットがあたるシーンでは奥に引っ込んでしまうのよね。
そして、その間の歌は恋人役の人@コビヤマさんなので、印象としてみゆきさんの歌のシーンが少なくて残念に感じてしまいました。

このあたり、通常の演劇としての鑑賞とはちょっと違ったスタンスで見てるからだと思います。

夜会は、やっぱりみゆきさん第一の音楽劇という視線で観てますから、他の人が歌うのとか、特に聞きたくないし(笑)。
それにみゆきさんの歌ってのは、みゆきさんが歌ってこそのインパクトとカリスマがあるから、他の人の歌声だと全然力が足りないんだよねぇ…。

コビヤマさんも植野洋子さんも悪くはないんだけどねぇ。
「中島みゆきの舞台なんだもん。中島みゆきの歌を聞いて、姿を見たいのよ!」
というのが本音なんでありましたよ。


あとは、全体にちょっとまだ固いかな~という感じ。
まだ始まって一週間もたってないんですよね。
夜会を今まで見てきて、こんなに序盤で見たのはかなり久々。
夜会って、後半になるに従って、演技もストーリーも熟してくるから(笑)、複数回見る人にはお得ではあるんですが、ワンチャンスだと…悔しい~(笑)。…来年の大阪公演だと、絶対違う印象を持ちそうです。

今回の夜会も多分DVD(BDかな?)になるだろうし、その機会でもう一回観てみましょう。
東京国際フォーラム・ホールAでの再集結Tour 千秋楽を収録した活動絵巻教典
地球デビュー(レコード・デビュー)25周年を記念して聖飢魔IIが期間限定で再集結!!
その千秋楽となる12/11&12@東京国際フォーラムホールAの模様を収録した活動絵巻(DVD)を発布(リリース)!!
大黒ミサ・ツアー「聖飢魔II ICBM (Inter Continental Black Mass) TOUR」のファイナル公演となる今作は期間限定再集結の集大成といえるミサ(ライヴ)を収録!!


ミサには地元ホールのに行って、それ以来ツアー最終のフォーラムチケットを求めていろいろ頑張ったんですが、…結論として行けなかったんですよう。
だから、このDVD、とっても期待していたんでした。

内容は、ツアーでの他のホール公演と基本は一緒のようですが、やっぱり最終フォーラム特典で新曲のライブがあったのは、ホント生で観たかった~~!!!
新曲の中でもあの曲が個人的にはイチオシなんですもの。はああ、返す返すもチケ戦負けが悔しい。

彼らのツアーDVDでの何と言っても美味しいところは、やっぱりほぼノーカットのMCなのです。
歌がいいのはもうデフォルトで当然なので、そこは触れまい。

MCのコーナーで、ドラマーがドラムセットを降りてきて、マイク片手におしゃべりターイムって、他のロックバンドでは多分お目にかかれないような気がする(笑)。
そして、CDでも絶好調だった和尚のトークも最高に笑えたよ。
そしてそして、やっぱり代官の最終日のあの話は、涙なくして聞けないものだった。

個人的には長官の不在は、今回の再集結で強く悔しがってる信者さんたちに比べればそれほどでもなかったんだけど、でも、そういう場に出ることになった代官の葛藤はいかばかりか。
そんな中でもあんな風に気持よく、静かに、真摯に言葉を紡いでくれたその姿勢に、なんかじ~んときちゃったさ。

その「とってもイイ話」に気を使いながらも自転車で登場の参謀が、やっぱりなんか…もう…イイわぁ!!!(笑)

期間限定再集結の本当にホントの最後は、「EL.DORADO」。
その後、一人ひとりが笑顔で去っていくエピローグ。
ステキな演出でした。

また「次」の機会はあるんでしょうか。
ああ、やっぱり、彼らのすべてが好きです。
盛り上がりが半端ではない大阪での黒ミサを収録した“ミサ大教典”発布決定!

実況録音盤(LIVE ALBUM)を発布(リリース)!!
この一連で発布(リリース)している聖飢魔IIの大教典(ALBUM)で唯一日本語での歌唱で収録している大教典(ALBUM)であり、ある意味では本当のベスト盤的な作品です。
あの時の。。。あの名曲の数々が帰って来る!!
今作は大黒ミサ(コンサート)・ツアー「聖飢魔II ICBM (Inter Continental Black Mass) TOUR」の9月29&30日の大阪公演を収録。
国内17公演のこの大黒ミサ・ツアー、チケットはほぼ完売しておりトータル約5万人を動員。
そのグランキューブ大阪の公演を収録。


というわけで、移動中のバスでのBGMに聞いてました。
電車で読書は大丈夫なのに、バスで読書は何故か酔うのよねぇ…(^^;。


結局、この再集結ミサは地元大ホールでの鑑賞一回だけだったので、CDとDVDが出るのをずっと待っていたんであります。
しかも今回は、CDが大阪版。信者の間でも構成員直々でも大阪は独特の雰囲気があるというのは有名だったので、とても楽しみにしていました。

収録はほぼミサそのままだったようです。
影アナウンスもMCも曲順そのまま(だと思う)に収録されていて、いやはや、十分に堪能しましたよ。

特に、構成員紹介があまりに自由すぎて、もうサイコー。
イェーイのおじさん大好き!(爆)

閣下のボーカルがいいのはもう当然ですが、今回コーラスの参謀や代官の声もしっかり入っていて、今までの聖飢魔IIのライブミサの中でも、かなりレベルが高いものになっていると思います。

普段、ライブ収録音源は繰り返し聞かないんですが、これはちょっと面白いCDだわあ。
もう一回聞いてみよう(^^)。
注意!以降ネタバレ含んでますからね~。

国際フォーラム、半端なくデカいねぇ(^^;。
前回のみゆきさんのコンサートも、同じく国際フォーラムでしたが、あのときよりもちょっと後ろのほうの席で、今回みゆきさんが豆粒…よりは大きかったけれども、でもなんか小さかった…(^^;。オペラグラス持ってかなかったのが、悔やまれます。

今回のツアーは、10月に発売された「真夜中の動物園」をひっさげてのものなので、およそ半分ぐらいはこのアルバムからでした。
タイトルにもなってる「真夜中の動物園」では、生のDadadada~が聞けて感動でしたわ。

ただ、私は実はみゆきさんの歌は好きは好きですが、某閣下の某ミサに比べると(笑)、自分のテンションは低め。というか、冷静に聞くほうなのです。
ので、熱心なファンに比べると、かなり淡々として曲を聴くことの多いみゆきさんのコンサートなのですが、今回はちょっと自分でもびっくりすることがありました。

もともと、私はみゆきさんのコンサートよりは夜会のほうが好きなんです。
初めて接したのがコンサートではなく夜会だったってこともあるんですけどね。
ですから、コーラスに杉本さんと坪倉さんが参加している今回のコンサートで、フルバージョンの「二隻の舟」を聞いた瞬間に、涙がぶわ~っと…。
この曲はコクーン夜会では何度も何度もコーラスされるテーマ曲みたいなもので、夜会のときの場面とかそれを聞いて感動したときのこととか思い出されてしまって、最後まで涙で潤んでみゆきさんのお姿をまともに見られませんでした。
いやあ、こういうとき、本当に音楽というものの計り知れない影響力を体感した~!って感じますね。

「Nobody Is Right」は、初めて聞いた時には自分のことを言われているようで、いたたまれない曲だったので、今日も生で聞いてグっと胸にきました。
→「Nobody Is Right」http://miyuki-lab.jp/disco/lyric/ba464.shtml
私は他人に強く正論を押しつけることがあったりするので、そういう態度についてチクリと言われたような印象がずっとあって。だから、この曲を聴くと、そう感じたときの自分の気持ちを思い出して、反省しなきゃと思ってしまうのよね。今日も同じく、反省しました。

…しかし、実はこの曲はそんな個人の、ミクロな、話だけを歌ってるんじゃないのでした。自分の正義だけを信じて他者を攻め続ける姿勢の延長線上にある戦争を否定したものなのです。みゆきさんの9.11に対する反戦歌という側面もあるのでした。
だからでしょうか、歌詞では「正しさだけの争いを説く」が、コンサートでは「正しさだけの戦争を説く」となっていました。

さて、まさかコンサートで生で聴けるとは思っていなかった「時代」。
2幕ラストの曲なんですが、みゆきさんが静かな佇まいから、すっと…「今はこんなに悲しくて~」がアカペラで!入るんですよ。音程の狂いは全然ありませんから!!!(驚愕)
いやあ、このワンフレーズのアカペラで鳥肌立ちましたから!マジで!!

歌の歌い方も、初期アルバムのものとは違った、今のみゆきさんの歌い方になっていて、…もう何だか凄いとしか。

アンコールの出だしは、ロック調の強いイントロで最初何の曲なのかわからなかったんだけど、歌いだしで「マリコの部屋へ~」…って、「悪女」!?
そうくるか~というアレンジでした。しっとりした「悪女」も物悲しさがあっていいけれども、こういうロックな感じもちょっとヤケっぱちなようなでも気の強さがうかがえる弱い女心みたいな感じで、中々乙でした。


前回コンサートでは、直前に心を乱すことがあって、立腹と悲しみと混雑の交る中での鑑賞だったこともあって、あんまり浸れなかったのだけど、今日はとても堪能しました。
さすがに大御所といわれるだけの実力を持った方だと思います。

よかった!
五年ぶりのミサでした。

前回は、結成20周年期間限定再集結で、横浜のライブに参拝しました。
あの時は、ライブハウスという場所自体が始めてで、そういう場に不慣れな私は場違い感を感じたものでしたよ(^^;。

だから、今回は地元大ホールでのミサだったので、ちょこっと安心(笑)。
なんとなくホームな雰囲気?(笑)

ミサの内容は、ネタバレを激しく嫌う閣下に敬意を払って、詳細は書きません。

が、やっぱり好きだなあと改めて感じた3時間でした。

隣の席の人は、全然知らない人だったんですけど、途中「今日は前説ありましたっけ?」とか「今後の参拝予定はありますか?」とか、信者同士の会話というのが出来て、なんとなく面映ゆくも嬉しかったです(^^)。
普段、身近に信者がいないから、些細な会話が嬉しいわ。

途中のメンバー紹介では、しゃべってる構成員以外の構成員のラフな格好が緩くってよかったな。
代官がセットに腰掛けてゆったりと殿下と閣下のトークを眺めてる様子とか、なんか雰囲気がすっごい好きでしたよ。

今回、席運がめっちゃくちゃよかったのも嬉しい!
丁度一階席通路のすぐ後ろの席で、私の前一列にいた男性二人が丁度私の視界の両端に立って鑑賞していたので、私の目の前には閣下のお姿が完璧に見えておりました。視界が開ける~、凄い嬉しい~。

もともと閣下と和尚が大好きだから、センターがよく見えたのは本当にラッキーでした。
代わりに、参謀も代官もお姿を見ようと思うとかなり横に寄ったり下がったりしないと見えなかったんですが、まあこのあたりはトレードオフだしな(^^;。

ただ、後半は音のバランスがちょっとよくなかったような気がしました。
閣下の歌声とギターの音量が悪くて、声が一部聞こえなかったり、ギターがうなりすぎてメロティがとらえ切れなかったり。
そのあたり、残念でした。

それから、閣下のファルセットが途中すこーし苦しそうだったかなあ。
それでもあの高温域の声が出せるっていうのは、それだけでも凄いことだと思いましたよ。

ミサはまだあと10本ぐらいあるのかな。
今日はだいたい折り返しでしょうかね。

ああああ、フォーラムのチケ、とれるといいなあ!!
先月頭に最終回を迎えたTV放送ですが、このOP/EDを集めたのが、コレ。
6クールすべてのOP/EDと、ボーナスでシドのが一曲入ってます。

もともとTVで見ていた頃から、結構好きな曲が多かったのですが、普段シングルCD(って最近言うの?(^^;)は買わない主義なので、どうしようかと思っていたのよね。
それが、まとめてアルバムになるということだったので、発売を知ってから楽しみにしていたのでした。

一番のお気に入りは、1クールOPのYUIの「again」。
次が「LET IT OUT」(福原美穂)。

大抵連続アニメってOP/EDを飛ばしてみるようになることが多いんだけど、この二曲は毎回ちゃんと聴いてました(笑)。

このアルバムは、それぞれの曲がTVで放映されていたときのアニメーション付き(スタッフロール抜き)という、お得なDVDも付いていたので、こちらもしっかり堪能しました。

しばらく車でリピートしそうですわ。
ずっと気にはなっていたんだけど、何となく手を出さないままだったのが、何故かフと聞いてみたくなって、手にいれました。
気がついたら、発売からもう10年ぐらいたっちゃってるのねぇ…。

ファンには既知ではありますが、聖飢魔IIのエース長官ことエース清水が、聖飢魔IIの後に始めたユニット。
一応、バンド時代に出したソロアルバムが、このユニット結成の下地にはなっているのでしょうが、この名前でデビューしたのは、バンド解散後ってことで。

もともと、ハードロックバンドの構成員というのが、彼には馴染んでなかったんだろうと思います。
それは、ソロアルバムでも伺えた傾向だったし、アルバムに含まれる彼の曲スタイルからも見えたわけでして、そしてそれは私個人にはかなり許容範囲内の音楽ではあったのですね。
ま、そもそも、私はジャンルとしてのハードロック嗜好はなかったから、当然といえば当然。

このアルバムそのものは、今聞くとやっぱりちょっと古いかな~という気はします。
シンセの音の使い方とか、80年代っぽい雰囲気もあるように感じるし。
でも、なんか、そういうのも含めて、好きな曲が多かったです。

とりあえず、ここ最近このアルバムのヘビロテにハマってるところ。
もう数枚ぐらい聞いてみたいなと思いました。
当初、やっぱり初回限定盤でしょう!と手に入れたのはよかったのだけど、添付されていたDVDがどうにもこうにも…(涙)。

これは監督がマズいのか?それとも演出なのか?いや女優さん(っていうのかな彼女たち)がヘタなのか?
っつーか、そもそもコンセプトの方向性がファンの望むものとベクトルが違いすぎるってゆうか……。
とにかくもう、これはないでしょう!(泣)、という感じでして。

しかも、これは自分の事前チェックが甘かったのだけど、今回新曲が入っているのは通常盤のみだったのよねぇ(ががーん)。

そういうアルバムに付随する部分でショックなのが多くて、暫くガッカリしていたのでした。


それ抜きにした、音楽そのものは、やっぱりよかったです(^^)。

全部新規に録音した、今の彼らの音楽が聴けるっていうのが一番大きいよね。

今回の再集結で一番大きな影響はやっぱりエース長官の不在でしょう。
もともと音楽の方向性として、長官はちょっと違った音楽表現を持っていたと思うんですよ。

当初バンドはメタルで、その後だんだんハードロックになっていて、途中混迷期にはポップっぽかったりしたんですが、そのポップな頃のバラードとかほとんどが長官の曲。逆にいうと、ばりばりなロックなときって参謀とか代官の曲が多かったってことだわね。

個人的には私は長官の音楽が好きなので、今回の不参加は単純に残念だなーと思うのだけど、長官自身の言葉で不参加の意思表明を読んでからは、納得するしかないな、と思ったのでした。

CDを聞いていて、長官の不在はとてもよく聞こえるのが我ながらびっくりでしたね。
私が彼らの音を聞いて、長官の音か、参謀の音かってのがわかるようになったのはここ最近なんだけど、今回のアルバムでは代官の音が増えたわけですよ。
長官のキリリっとした繊細でテクニカルな音がなくなったのは、個人的にはサビシイ。
でも、代官のはっちゃけたロックなギターってのも、バンドの色とよく馴染んでいて、これはこれでアリなのかしらね、と思ったり。

まあだから、いろんな意味で楽しめるアルバムになってます。

そうそう。
どうしても聞きたかった新曲。

諦めて通常盤を買おうかな~と思案していたんだけど、先日思わず iPod を手に入れたことで環境が変わりまして。というか、iTunes を使うようになって、iTunes Music Store が使えるように…じゃないか、使うようになったわけです。

で、探してみたら、新曲一曲だけ買えるじゃないですか~(嬉)。
早速、購入(^^)。
うひひ。

今は、限定盤+新曲のCD作って、車でヘビロテ中。
朝から目が覚めます(爆)。

ああああ、来年のミサには是非参加したいわ~。
とにかく、熾烈なチケ争奪戦をくぐりぬけねば!
1. Aoife
2. Susanna
3. Elizabeth
4. Marta
5. Amanda
6. Eleanoa
7. Nana
8. Jane
9. Sally
10. Rosina


このところ編み物のお供は昔好きで聞いていた音楽。カセットテープ音源なんだけど、意外にマシな音が鳴るので気に入ってヘビロテしているのが、上野さんの声。

もともとはZabadakが好きで、Zabadak初期のアルバムをよく聞いてました。後に上野さんがZabadakを脱退、その後ソロで出したのがこのアルバムです。
透明感のある声がとてもすばらしく独特で、歌というよりも音楽を味わうものになってます。

昔聞いた音楽って、やっぱりしっかりと覚えている…というか残ってますね。
特にこれらの音楽は以前ジグソーパズルにハマっていろいろと作っていた頃だったので、今でも音楽を聴くと当時作っていたジグソーだとか、作業していたテーブルだとか部屋だとかを思い出してしまい、とても懐かしくなりました。
あの頃はおこずかいが少なくて図書館でCDを借りてカセットテープに録音して聞いてたんだったなあ、そういえば(笑)。

折角の機会なので、今度上野さんのCDを買って来ようと思います。
この美しい声を、もっと美しい音でしっかり聴きたい。
もう15回、なんですね。
再演も回数に入っているとはいえ、夜会は再演が普通に再演じゃなく、改演だからなあ。

先日、青山劇場版「24時着00時発」のDVDをみました。ら、やっぱり全然違うー。いや、全然というと知らない人には誤解を招く表現になっちゃいますけど、やっぱりね、表現方法がこれだけ違うと…ねぇ。チケットとれずに見れなかったのよねぇ…。

さて、今回の15回。
公演を見る数日前に、原作…というか原案?があるらしいことが判明しました。
しかしもう読みきる時間がない(涙)ということで、事前勉強は諦め、逆に全然知識なしで挑みました。
もともと演劇の類は予習はしないほうではあるんですけれども。

チラシに「音楽劇」といった文字があったように思うのですが(勘違いかもしれないんだけど)、今回まさに「音楽劇」でありました。

コクーン夜会での後半は、物語性が高くなり、演劇性も高まっていて、歌手としてのみゆきさんの歌を重視したい向きには段々向かなくなっていたように思います。
(個人的には歌も演劇好きなので、私はどちらのスタイルも好きですケド)

これが今回はガッツリ「歌」でしたねぇ。
セリフは極力廃し、ところどころの「言葉」は「詩(あるいは歌詞)」として語られていました。
そのあたり、初期コクーン夜会に通じるところがあったように思います。

しかし、原作を知らないからでしょうけれども、物語としてみた場合、登場人物たちのことがあまりによく分からなくて、言葉から推察するしかないのは、辛かった。
いや、原作はおそらく一般教養書になるんだろうとは思うんで、不勉強な私が悪いんでしょうけどね(^^;。
そして、いつもはパンフに歌詞があったのに、今回は抜粋のみで、これもあとからパンフで復習したい私には残念だったなあ。

とにかく「お話」として見た場合、物凄くわからないことだらけの設定でした。

しかし、この夜会を通して何を伝えたいのか、というあたりはシンプルだったように思います。
まだうまく文章にまとめられるほどには消化していないんだけれども、ちゃあんと受け取った、と思っています。
ゆっくり、大事に、租借しようと思います。
大ヒットシングル「Flavor Of Life」、「Beautiful World」、「Kiss & Cry」はもちろん、最新シングル「HEART STATION」、CMが絶賛OA中の「Stay Gold」、それにあの「ぼくはくま」までも収録。デビュー10年目を迎えても、彼女の音楽に対する情熱は不変です。
簡潔にして鋭い歌詞と親しみやすいメロディーがこのアルバムの特徴です。ともすると技巧的な方向に走ったこともありましたが、これが今の宇多田ヒカルのPOPの定義です。
人々の日々の生活を彩る音楽がここにあります。「デジタル」と「データ圧縮」は音楽シーンを新たなステージへと変えましたが、1曲ごとに丁寧に心血込めて制作された楽曲がひとつに集う「アルバム」という素晴らしいフォーマットは、未来になっても変わらずに生き続けるという信念で制作しました。ご期待ください。


先週はひたすらこのCDを聞いてました。

特別大好き!というアーティストじゃないんだけど(笑)、一応アルバムはちゃんとそろえてる…(^^;。

独特の声(発声)が好きだってのもあるけど、多くのJ-POPがみな同じ曲に聞こえるぐらいにパターンがほぼ同一なのに比べて、彼女の曲は一風変わった構成になってるのが、惹かれる理由なんだろうなあと思います。

「ぼくはくま」、ちゃんと聞いたのはこのアルバムがはじめてなんだけど、可愛い歌詞ですね。みんなのうた向けってのはなんか分かる気がしました。でも、なんでライバルがエビフライなんだろう…(笑)。
歌い方も、他の曲とは違ってとてもシンプルで、そういうのもアルバム構成の中で面白いなあ。

それにしても、この若さでデビュー10周年か。
なんか凄い。
後半、セットリストに関するネタバレがちょこっとだけあります。

東京国際フォーラムは初めてでした。
閣下のコンサートDVDとかで会場は見たことがあったけどね。やっぱり広いなあ。

開場時間ちょっとすぎに到着したんだけど、物凄い人で入るだけでも大変。
係りの人の誘導が下手で、不公平感をかなり感じたけど、まあ、些細ではありますな。

みゆきさんのコンサートは、かなり久しぶりだなあ。
なんだかトークが長く(というか、多く)感じられましたけど、前からこんなものでしたっけ?
お手紙コーナーは、なかなか笑いも多くて、楽しゅうございましたが、やっぱり個人的にはもっと沢山歌って欲しかった。

途中、トーク後の歌のときに、いきなりアカペラで入っていったとき、ほとんど正確な音程で歌っていたのが、凄かった。
ご本人は絶対音感はないっていっていたけど、それであの音が出せる(しかも、コンサート中盤)ってのは、やはり凄い。

個人的にとても嬉しかったのが、アンコールの「地上の星」。
これは、アレンジが全然違ってて、またそれが格好よくって、よかったなあ。
歌い方も全然違う曲みたいになってて、みゆきさんの多彩さが表現されていたと思う。
ラスト曲での赤いサイレント・ギターもインパクトがありました(^^)。

ツアーは今月末で終わり。
そして、来年は夜会新作になるのでしょうか。
期待しています。

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