この微妙な関係と雰囲気が独特で、好きなんだよね。
ある意味、この著者はこういうの以外は書けないんだろうな、と思う。
ただ一つのスタイルで貫くタイプの作家ってのが、実は私は好きなのかも(笑)。

ヨリの視点からみた美夜さんや涼さんというのは、大人の入り口にたってる人であり、自分のちょっと近い未来としての憧れの対象なんだよね。

そういうのに憧れる気持ちは、自分も学生の頃にすっごくあったから、ヨリの感情に共感してしまうんだろうと思う。

単行本は八巻でストップ。連載もどこかでしている雰囲気もないし、やっぱりこれで終わりなのかなあ…。是非とも、新しい彼とのお付きあいとか、就職後のヨリなんかを見たかったのにね。

もやし

2004年3月28日 料理
インスタントラーメンや焼きそばを作るなら、かかせないのがもやしなのです。
シャキシャキした歯触りとか、突出しない味とかが、好きなんだな。

以前、ネットで「もやしマヨネーズ」とかいう単語をみかけて、一体どんな食べ物だろうと、ググってみたのでした。

で、レシピを見つけたのはいいんだけど、どうもこれってダイエットのネタらしいことが判明。
その名も「もやしダイエット」(笑)。

ひたすら毎食もやしを食べるだけで、他に食事制限も運動も必要ないという、比較的楽にみえるダイエットです。
その効果は、それなりにあるようでしたけど、そちらはあんまり興味ないので、パス。

ただ、もやしをいろんな食べ方で食べるようにして、飽きないようにしましょう(毎食だしね)ということが書いてあるページがあって、そこでいろんな調理法が書いてあったのでした。

それで、先週ぐらいだったかにトライすることに。
とりあえず試したのは、最初の動機にもなった「もやしマヨネーズ」。

これは、サっと茹でたもやしをマヨネーズで和えただけのシロモノ。作って食べてみたけど、なんだかインパクトのない味でなんだかすごく気が沈みがちな(笑)一品になりました。

その後、マヨネーズにマスタードいれたりとか、バリエーションもやったけど、なんか…ねぇ…(^^;。
結局、以前から好きな食べ方だったナムルが一番美味しいという結果に。

ちなみにナムルは、茹でたもやしに胡麻油少しと塩で混ぜ、最後にゴマをふって出来上がり。手軽で美味しいよん。

ところで、もやしって安くて使い易い主婦の味方〜みたいな書き方をしていることが多いけど、実はちゃんと処理するなら、前処理が案外面倒。

うちではもやしを買ってきたら、必ずプチプチと根っことりをします。
これ、するとしないとでは、口当たりが全然違うんだもん。

焼きそばとか、味付けの濃いいろんな種類の野菜が入っているような場合だとあんまり感じないのかもしれないけど(それでもうちではとりますが)、ナムルみたいなもやしをメインにしたシンプルな料理はもやしの根が入っていると、口あたりも悪いし、なんか泥臭い感じがして苦手なのよね。

一袋分のねっことりのあとは、とった根っこの山をみて、なんだか達成感のようなものを味わえるのも、またいいのです(笑)。

では、また。
これはリアルタイムで読んでたんだよね。
雑誌買ったりして、若かったなあ(笑)。

掲載雑誌のせいもあるだろうけど、ほのかなBLの香りをギャグとして漂わせつつも、正しいコメディ学園漫画として成り立っていた、お気に入りなのです。

当時はイメージアルバムといって、漫画や小説作品の音楽集のようなLPが多く出ていて(今ドキはドラマCDのようですが)、この作品のアルバムも好きでした。

そういえば去年だったかカラオケにいったときに、この作品のイメージアルバムに収録されていた歌がエントリーされていて、すっげビックリしたのを思い出した。

んで、「正しい兄弟愛」とか歌えてしまった自分が、ちょっと哀しかった…(^^;;;。
映画を見た翌日はダラダラしちゃって、起きたのは昼ぐらい。まだ寝てられそうだったけど、あんまり生活時間をずらすと、月曜に社会人復帰できないので(笑)。

食事や家事以外では、久しぶりに読み返した漫画とか、途中になってる小説とかを消費した一日でした。

先月が週末忙しいことが多かったから、こういう日はちょっと嬉しい。

すっごくいい天気で、アウトドア派なら断然どこかにでかけてそうな日だったけど、インドアな私はそれを窓から眺めて満足してたり(笑)。

朝からでかけていた相棒が帰ってきたのは深夜。
全然顔をあわせないのも寂しくて、夜更かしして本を読みつつ待っていました。
ちょっとだけ話をして満足したので(笑)、すぐに就寝。

では、また。
一番の見所は、ヴィーナス役の市村正親でしたね。もちろん、私の好きな香川さんも良かった〜(^^)。

もうね、あの酔っ払いの駄目男ぶりが、香川さん、巧いんだよねえ(笑)。ヤケな雰囲気を出しながらも、ワイフを思って出て行けなんていうシーンの、哀しい表情とか、くぅぅぅ〜って感じです。

それに、オカマという設定のヴィーナスが、すっごく味のあるいい老女風に化けていて、市村さんって、こんなに映画でも存在感を出せるのかとびっくりしました。
ああ、是非生で舞台を見たいものです。

と、まあ、役者萌えで見るぶんにはいいんですが。

監督がバラエティ出身の人だからか知りませんが、ひたすら切り張りしたかのような演出(?)は、見ていて辛かった。

役者のすっごくいいなあって思う表情が出た瞬間に次の顔に短い間隔でつないでいくアレは、なんでそんなヘンなことをしているのか、勿体無くて残念でした。

短い時間でのバラエティやミニドラマならともかく、二時間半の間ずっとそんな調子でザクザクきり刻まれたような映像を見つづけさせられると、とてもストレスに感じるんだよねえ。

最後にチョナンがタップを踊るシーンも、なんか途中途中で切り張りが見えて、結果として間延びした印象を受けてしまった。

てか、そもそもの最初、つんく♂がお店にきた時のいきなりのタップを見た瞬間、この監督、駄目(苦手)かもと思ったんだけど、その通りだった…。

脚本もあまりに説得力がなくて、脱力。

ガイの過去に、あまりに納得できなくて。
ガイという男の描き方が足りなかったせいか、彼がそんなことをした理由が全然理解できない。

それだけのことをさせてしまうほどの相手だったのであれば、その部分の映像が欲しかった…。彼の回想だけじゃ、ちょっと受け入れられないんだよなあ。

それに最後の、慎吾。
いや、私は彼のことはそんなに嫌いじゃないんだけど、ちょっとあれは映画として余分だったのは…(^^;。
うーん。

…やっぱりこれは、役者萌えで見るのが、正解だよなあ。
人々が電脳化された近未来。少女型の愛玩用ロボットが暴走し、人間を殺傷するという事件が頻発する。それを捜査する公安9課の刑事バトーは、自らの脳にハッキングを受けるという妨害を受けながらも、真実に近づいて行く…。

ようやく見てきました。

いろいろあって前半の集中できなかったのが残念。
とはいえ、一応ストーリーはだいたいわかってよかった。

今回は、細かな絵は諦めて、音を聞きにいきました。それと、あらすじぐらいはつかみたかったから、物語の筋にあたる部分のセリフに集中することに。

各キャラの薀蓄は聞き流すのがいいと押井監督もどこかのインタビューで言ってたしね(笑)。そういうマニアックな部分は次回(があれば)にまわしました。

電脳世界という設定や、少佐の意識、ハッキング、潜入と、意外にシンプルな作り。
クライマックスの船への潜入後、ウィルス除去に必死になる敵方との電脳戦は、ビジュアルとしてまた新しいものを見せてもらいました。

最後にバトーが少佐への感情をちゃんと整理できたのは、よかったなあ。
そしてまた向こうの世界に還っていった少佐のクールなところも。

もう一度みたいとは思うのだけど、田舎の映画館ではちょっと絵がザラついて残念だった。真面目に見るなら、映画館の情報収集までしていかないと駄目かなあ…。
帰り支度をしていたらなんだか外がすごいことになっていた。
土砂降りの雨。

傘は持っていたものの、靴がびしょぬれ(T_T)。
それでも、帰りに買出しにお店に行ったら雨はほとんど小ぶりになっていて、なんだか一番タイミングの悪い時期に濡れたみたい。
ちぇ。

帰宅してさっさと食事を済ませて、今度こそということで、ようやく映画を見に行くことに。

いつもの格安駐車場が珍しく満車でショック。
仕方なく別のところにとめることに。

映画館では、レディースディということで、毎回遅い時間でも意外に女性が多く、他の客に嫌な思いを感じたことはこれまでなかった。

しかし、今回見た映画が女性向けじゃなかったからでしょうか、客席はガラガラで、自分以外は酔っ払いの時間つぶしと思われる男性が二人だけ。

しかもそのうちの一人が、ほかに沢山席が空いてるっていうのに、自分のすぐ後ろの席に座ってきた。

何となく嫌な感じがして荷物は手放さずに座っていたものの、そのうち音を立てて何かを飲んだり食べたり咳をしたり舌打ちしたりし始めて、しかも前の座席(私の隣)に足を伸ばしてきたりして、もうとても不愉快。

途中でもう一度席を変わって、続きをみました。その頃はその男は寝ていたようでしたけど。

それにしてもそんな感じで気が散って仕方なかったので、映画は前半はあんまりちゃんと見れなかった(怒)。
ムカツクーーー!!!

その後、見終わってしばらく悩んだのだけど、気になっていたもう一つのほうを見ることに。

こちらはかなり時間が遅いこともあって、ほぼ貸切状態。
最初の宣伝の時に女性が二人入ってきたぐらいで、のんびり見れました。

帰宅して、パンプを眺めて、明け方。
なんだかちょっと疲れて、就寝。

では、また。
発売した時に買おうかどうしようか迷ってやめたのに、結局買ってしまった…。

この著者の物語って、とてつもなく変でおちゃらけててナンセンスな香りがぷんぷんしているのに、その後ろになんというかとてもどっしりしたものを感じる気がする。

たとえば可聴域にぎりぎり含まれるぐらいの重低音にハっと気がついた瞬間、みたいな。

いいなあと思ったのは、最初の話。
マニッシュな彼女が最後に化けるシーンは、なかなか絵の雰囲気もあっていてよかった。
それと、演劇部の部長のエピソードも静かでよかったなあ。

思春期の演劇部の女の子の連作というと、吉田秋生『櫻の園』を思い出す。こちらの方が、全体に静かな雰囲気だけどね。

そして、なんとなく、私は西炯子とよしながふみには、なにか通じるものがあるような印象を受ける…。

押井

2004年3月25日 エッセイ
結構ミーハーだっていう自覚は、実はあるんですわ(^^;。

今丁度公開している映画「イノセンス」のせいで、いろんなメディアに関連記事やインタビューが出ていて、読みあさっているところ。

とはいえ、スケジュールがあわなくてまだ観てないんです。
だんだん核心部分がネタバレってる記事が増えてきてるので、そろそろ観ておきたいところなんですが…。

そもそも彼の熱心な信者は、うる星やつらの「ビューティフル・ドリーマー」を崇拝しているようですが(ちょっと大袈裟)、私はそれから比べるとかなり遅い頃に知ったんですよね。

しかも、監督がかなり特殊な人らしいと聞いて、原作の設定に惹かれた物語のファンである私は、ちょっと掻き回されそうな気がして嫌だなあなんて、思ったのを覚えてます。
それでみたのが、「機動警察パトレイバー THE MOVIE」。

いやね。
もうね。
サイコー(笑)。

確かに監督独特の雰囲気は感じられるものの、わかりやすいエンターテインメントとしてうまく纏まってて、しかも個人的にかなりツボなアルフォンスの動態が観れて、いやあハマりました。

その後、同じくパトレイバーの THE MOVIE 2 で完璧にやられてしまいました。
もう、全部好きなんだけど、特に好きなシーンは、「思ひ出のベイブリッジ」ですよ!(笑)

LD を何度も何度も観て、
 荒川「ここ。ここですよ」
 後藤「え、どこどこ?」
のあたりに差しかかると、セリフが入る前からくすくす笑ってしまう程。
 後藤「"泣いて泣いて"?」
 荒川「違います。ほら、ここ、"ああ、雨に濡れながら"」
 南雲「な、何?見えないわ」
とか。
→記憶で書いてるので、セリフは厳密には違うでしょう(^^;。

そういえば、この映画は初めて自分でみたいと思って都内の映画館まで見にいった映画でした(地元だと、音響施設がショボいので…)。

それで、公開すぐに行ったのだけど、列に並んでいるときに、成人男性の比率がかなり高かったのはともかく、その中に小学生ぐらいの男の子がお母さん(と思しき女性)に連れられていたのをみて、観る前からおせっかいにも不安になってしまいました(^^;。

いや、前評判で、今回の映画は(も?)パトレイバーって名前がついてるだけで、中身が完全に監督の作品だと聞いてたんですよ。

偏見かもしれないけど、小学生にちょっとそれはわかりづらいのでは…?って思ったのね。少年はレイバーの格好よさに惹かれてきて間違っちゃったかな、とか(^^;。
で、上映が始まってすぐに思ったのが、やはり小学生にこれは難しいのでは…、ということでした。

だって、オープニングでいきなり PKO での軍事行動シーンだもん(^^;。

少なくとも、私が小学生の頃にこれを見たら、柘植さんが何故反撃を許されてなかったのか、彼があのボタンを押すのに、どれほどの絶望と葛藤があったのか、そしてその背景にあった異国の宗教的な造りの建物の痛いほどの静寂さなど、そういうのは理解できなかったと断言できる。

実は当時すでに学生ではなかった私でも、一回目ではその意味がよくわかってなかったし(^^;;;。
いろんな雰囲気や、数々のセリフは後にLDを手にいれて何度も何度も観ることで、理解し影響を受けていくことになる。

そういう意味では、少年時代にでもこういうものに接することで、興味を喚起されるということはあるのかもしれないなあ。…だとしたら、あの時の少年にもいい体験となったのかもしれない。ふむ。

というわけで、「イノセンス」です。
前作は見たことがあるけれども、あまりに難しくて(?)よくわからなかったという印象が強い。だから、これを観てもわからない可能性はかなり高いんだよねえ(^^;。

ただ、今回は事前の情報収集により、とにかく美しいことと、音楽が素晴らしいようなので、まずはとにかくそれを浴びようかと思っているところ。
番宣で聞いたあのオルゴールの音は、映画館の 5.1 でしっかり聞きたいって思ったので。

今週いけるかなあ。

では、また。
気がついたら六巻が出てて、びっくり。
…でも六巻だと絵が出ないようなので、リンクは一巻で(^^;。

ちょっと前にドラマになったものの原作。ドラマになるまえは映画になってましたね。
最初の発想としては面白い設定だとはおもったけど、やはりその後の展開で作者が困っているのがわかるあとがきが含まれています(笑)。

実際、西山家族のエピソードや山田医師の存在のように、物語がどんどん膨らんでいっているので、これがどうやって収束に向かうのか、不安ですねえ。

ただ、六巻になってサトラズが初めて描かれました。
彼のような人の存在が、サトラレの幸せや人権問題に一石を投じることになる予感も見えて、まずまずといったところか。

りんちゃんの顔挟まり事件のエピソードなどはちょっとホロリと来てしまいました。
短編集…かな。

表題を含む連作も雰囲気があってよかったけど、一番自分的なヒットは最後の作品「雪の夜」でしょう。
筆タッチの絵も話の雰囲気にあっていて、実によろしい(笑)。
こういうの、結構好きなんだよねえ。

あとは、「恋する悪ガキ」の先生ですねえ。
お話の軸はともかく、書き下ろしの続きの方の最後、焼酎なら一本、にヤラレました(笑)。

ただ、最初、「水の〜」のようなものを勝手に想像していて、帯の文句もちゃんと読んでなかったせいで、いきなり現代もののBLですごくびっくりした(^^;。
この著者の絵で、現代ものはなんとなく似合わない気がする…。たぶんに先入観のせいだとは思うんだけどねぇ。

サプライズ

2004年3月24日 日常
先週ぐらいから、今日は必ず出席してください。
と、念を押されていた会議に出席した。

びっくりした。
ちょっとホっとした。
んで、すこしだけ、ラッキー、と思った。

ふふふ。

--
ずっと入手しようか迷っていたDVDを、意を決して買うことにした。
通勤の途中にあるその店は、CDやDVDなどのメディア以外に本やゲームなども売るお店だ。
丁度いいので本屋で新刊も手にいれ、偶然CD-Rが安かったのでまとめ買いしたりと、なかなかな荷物になってしまった。

帰宅すると居間でめずらしくTVがついていたので見てみたら、ドリフの番組だった。
私は丁度ドリフの世代で、主に志村さんが出ていたあたりに親しみがある。相棒はどちらかというと荒井さんのほうの世代だそうで、志村さんは苦手みたい。

とはいえ、当時のコントは現在のバラエティとは全く異質の笑いを追求したものだったのだなあ。
大爆笑のほうはあまり見てなかったけど、全員集合のほうは毎週欠かさず見ていたことを思い出した。

衣装や、出演している芸能人の若さで昔のものだとわかるものの、ネタは今でもすっごく面白かった。
素で笑い倒してしまった。

ドリフのDVDが売れているそうだ。
それを知った時(先月ぐらいだろうか)、当時は面白かったけど、今みて自分が面白いと思えるかどうか疑問に思ったんだよね。
でも、今日のこの番組をみて、それが全くの杞憂だとわかった。

いいものは、いい。のね。

では、また。

痛み

2004年3月23日 日常
定時に仕事をあがって、月一のいつもの場所に。

今日からやり方が変更となって、その苦痛に泣きそうになりました。

ああ、なんか馬鹿なことやってるなあ、と思いつつも、もう料金前払いで今更キャンセルするのは悔しすぎる金額なので、とりあえず払った分だけは済ませる覚悟です(泣笑)。

これだけの痛み(脳天突き抜けるかと思った瞬間多数)は久々に体験しました(T_T)。

何事もトレードオフは発生するものですが、こんなに痛いんだとわかっていれば、手をださなかったのに…(しくり)。

例えば私は、美容整形とかダイエット食品やサプリメントなどに高額を費やすほうではないタイプなんですが、我なら魔がさしたというかそんな感じで似たようなものに手をだした結果の今日の痛みなのです。
誰のせいでもないから余計に腹立たしいというか(^^;、半分は後悔しているところ…。

とはいえ、その後の結果についてはおそらく満足できるだそうし(今でも途中とはいえ、この状態には満足してるわけだから)、痛い経験は時間がたてば薄れるという意味で一時的なものなので、そう割り切って済ませてしまおうと自分に発破をかけているのでした。

ううう、あと何回頑張れはいいんだろう…。

では、また。

欺瞞

2004年3月22日 エッセイ
最近時間があって、ここの日記をランダムで眺めたりしている。

で、すごくよく目にするのが、不倫の日記なんだよねえ。
割合としては、圧倒的に女性が書いてるのが多い。

個人的にそういうのは好みではないので、少し読んでそうだとわかったらクリッククリックで移動しちゃうんだけどさ。

何が嫌かといえば、不倫そのものより、その自己陶酔加減ですよ。

私は、婚外恋愛そのものは完全に否定はしないです。

恋愛感情そのものは、本人の意志とはどうしようもなく関係ないところで発生することがあると思っているので。

ただ、その感情を抱いてしまった時点で、本人がどういう選択をするか、という部分が大切だとは思うけど。

だから余計に、配偶者を持つ身でいる自分(相手)が、世間的に否定されるようなちょっと悪いことをしているという自覚を(意識的であれ無意識的であれ)持ちながらも、現状の安定した生活を壊すことなく、自分たちの感情は純粋であると錯覚し陶酔している様子が、醜いと思う。

匿名で表現でき、しかも不特定多数に目にしてもらえる空間を、王様の耳は驢馬の耳〜っていうために使いたくなる、動機そのものは理解できるんだけどね。

それにしても、多いよなあ…。
と、思ったのですよ。

では、また。
「ロレンス」の出現は20世紀の事件であった。第一次世界大戦下、ドイツと手を組んだトルコ帝国の圧政下にあったアラブの独立に燃えたT.E.ロレンスは、独自のゲリラ隊を指揮し、アラブの救世主と称えられるようになる。しかし、やがて英国軍上層部に利用されていたことを知る。そして、味方と思っていたアラブ人たちもまた…

ようやく見終わりました。

昔の映画は長いのよねえ。
「マイ・フェア・レディ」とか「サウンド・オブ・ミュージック」とか、途中でインターバル(休憩)が入るんだよね。

映画館で休憩って想像もつかなかったけど、先日「王の帰還」をみたときは、さすがに休憩が欲しかった…(笑)。

さて、で、これですよ。
ピーター・オトゥール、スゴイです。

イギリス人である自分、アラブの人たちの生き方、政治的な板挟み、背徳的な喜びへの葛藤、などなど。

実際のイギリス軍の植民地戦争を舞台にしつつも、ロレンスという一人の複雑な人物の人生の一コマを四時間にも及ぶ壮大な映画として纏めたのが、もう素晴らしいよね。

そして、ロレンスを演じたピーター・オトゥール。
ロレンスが次第に自己を喪失していき、そしてその快楽に溺れるように闘いに身をおきつつも、狂うこともできずにアラブのために自国との交渉にたとうとしていた姿に、圧倒されます。

特に、クライマックス付近で闘いの中で恐ろしいほどの笑顔を浮かべながら銃で降伏する男たちを撃ち殺し続けたシーンは、壮絶なものがありました。

映画だけだとロレンスという人物の一端しか見えないのだけど、それでもやはり価値はあるといえるでしょう。

買い物

2004年3月21日 日常
結局寝たのが二時過ぎで、起きられたのは昼過ぎというところ。
相棒もまだなんだか眠たそうだったけど、やることがあって仕方なくって感じでした(^^;。

昼を食べてしばらくのんびりしてから、おでかけ。
先日いった車ディーラーのお店までいって、契約。

結局買うことになったのでした。

オプションんとりつけやら、納品の話やらをして、どうやら来月には来そうな感じ。
自分のものじゃないけど、こういう大きな買い物って、買うまでにカタログみたりとか、わくわくするよねえ。

納車されたら、ちょっと遊ばせてもらおうかな。

昼がちょっと少なめだったので、夜は少し早めに食事。
その後スペシャル番組みたりしてから、なんだか寝たりなくて早々に就寝。

では、また。
今日はお彼岸ということで、土曜なのに早起きして実家へ。

昼頃到着して、母+妹+甥とお寿司をつまむ。
その後、先月末から壊れたという母のPCをみることに。

コレ、修理…というか有償サポートを頼むと結構お金がかかるって言われたけど、どうしようという相談を前から受けてたのね。

で、話を聞くとどうやらデータの救済は済んでるから、再インストールだけできればいいらしい。
それなら、CDさえあるならそのぐらいやってあげるよ、ということになっていたのでした。

これはもともと妹のお下がりPCなので、行く前からリカバリCDを探しておけって、何度も言ってあったのでした。
大丈夫だよ、ちゃんと母のとこに置いてあるから、なんていうお気楽な妹の返事に嫌な予感はしてたんだけど…。

インストール作業そのものは大した手間じゃないけど、とにかく時間がかかるんだよね。特にオールインワンのリカバリCDってのは、OS以外に余分なソフトが一杯で、ただでさえ時間のかかるインストールが余計に時間がかかるのは、わかりきってたし。

なのに、イザはじめようかと思ったら、案の定CDがない。
仕方がないので、妹の家でCDを探してくるように言って、こちらは待機。

一時間ぐらいして戻ってきたので、今度こそはじめようかと思ったら、CDリブートがきかない…。
よーく説明書をみると、リカバリCDの起動ディスクが必要だと書いてあるじゃないですか。
で、起動フロッピィはどこだと妹に聞いたら、「アレ、必要なの?」と(^^;。

どうやらCDを探してた途中でフロッピィも見つけたらしいんだけど、CDを持ってこいっていわれたから、フロッピィは関係ないと思って持ってこなかったらしい…(T_T)。

とにかくそれがないと駄目だから、ともう一回取りに戻らせる。

妹は不平一杯だったけど、それはこちらも同じだって(^^;。
散々何度も買った時の説明書とかCDとか、とにかく全部母のところに持ってきておけって言ってあったのに、これだもの。

ようやく修復作業に手を付けられたのが、四時前。
インストールは一時間半ぐらいで終わったものの、今度はLANコネクタのUSB変換器(なんでこんな面倒な配線になってるのかは不明。LANカード買ってくれば一発なのに…)の不調のせいで設定に時間をくって、七時過ぎ。

夕方には帰る予定だったのだけどそうもいかないので、出前をとってもらってご飯を食べながら、作業の続行。

結局USB変換器がほとんど壊れてるのが原因だと判明したものの、なんとかセロテープで仮止めして急場を凌ぐことに(^^;。

近所のPC教室に通ってる母は、とにかくWORDだけ動けばいいから、というので、ネットワーク設定して、WindowsUpdateでOSのセキュリティパッチをああてて(これもまた時間かかるし)、WORDいれて、Officeのパッチあてて、全部終わったのが、10時過ぎ…。

つ、疲れた…(T_T)。

泊まっていけという母に、猫のご飯を用意してなかったからと断って帰路につき、家に着いたのは12時前…。
こんなに遅くなるハズはなかったから、とにかくもう疲れた…。

そして、寝る前に、「あ、墓参りにいくの忘れた…」(爆)。
いや、仏壇には線香あげてきたけどさ…。

…とーちゃん、ごめん。

では、また。

発見(^^)

2004年3月19日 日常
午後はずっと会議で、眠気に襲われて大変でした(^^;。
食事のあとすぐの会議って、ホント、眠くなるんだよなあ…。

その後、今日は部署の宴会で皆様定時あがりだったので、不参加の私は久しぶりに寄り道しようと、さっさと退社。

街中の大きな本屋で、久しぶりの物色。
お目当てのものは、半分見つけたけど、半分みつからず。まあこちらは買おうかどうしようか、まだ迷ってたので、見つからないのは縁がないのかなと諦めることに。

その後、先月からずっと探している絶版の文庫をちょっと探してみる。
これ、複数のネット書店ではすでに絶版で入手不可能となっていたのね。仕方なく、ネットの中古書店で検索してみるも、やはり在庫なし。

通勤途中にある小さな本屋でも探したけど、もちろんなし。

ハヤカワ文庫の古典SFで、アシモフの本だから、当時は沢山出回ってる筈なんだよねえ。でもすでに発行されてから20年ぐらいはたつ古い本なので、在庫は少ないのでしょう。

そんな状態で、気にはなってるものの、どうやって入手しようかと悩んでいたので、しばらくいろんな本屋に入るたびにチェックしていたのでした。

あいかわらずアシモフはファウンデーションシリーズは品揃えがいいんだよなあと本棚をぼーっと眺めてたら…、あ、あるじゃありませんか!!!(嬉)

一瞬見間違いかと思って、見落としそうになってしまったけど、手にとって裏表紙の紹介文を読んで、確信です。

ラッキー(笑)。
やっぱ地道に探してみるもんだねえ(笑)。

それから、結局本屋でゲットできたなかった本は節約しろという神の采配だと思うことにして、図書館に(笑)。

いくつか眺める本を借りて、目的の本の予約をして、帰宅。
なかなか収穫のある日でした。

では、また。

財前五郎!!!

2004年3月18日 日常
毎回熱心に見ていたわけじゃないんだけど、会社の同僚がハマっていて毎週その動向は耳にしていた「白い巨塔」。
とうとう最終回だったので、ちょっと気合をいれて(笑)見てみました。

いやあ、なんかスゴイね。財前五郎、ここにあり!って感じ。

ちょっと誤解してたのが、財前又一。
彼は自分の夢を有能な婿に投影していたわけだけど、だから一個人としての五郎に対する愛情がどの程度なのか信用がなかったんだけど…。

五郎がライターを返した後の、あの様子がすっごくキュートで、もうさすが西田敏行だなあと思ってしまいました。
そして、全編シリアスな展開だった最終話のたったひとつの笑い所があったのも(ライターのエピソードのあと、五郎の髪をなでながら「フサフサやなぁ」ってつぶやくシーン(笑))、やはりさすが西田さんって感じで(^^;。

あと、五郎の奥さん。
五郎の余命が短いことを悟ったあとに、愛人に連絡をとってあげるなんて、実は彼女って五郎のこと好きだったんだなあって、やっと思えた。
それまで、政略結婚みたいなもので、どちらかというと五郎のことは個人としては好きじゃなかったのかな、なんて感じてたんだよね。ステイタスは認めていたとしても。

それに、若村麻由美ですよ。
鵜飼夫人の言葉で真実を知るシーンの、あの呆然とした表情。そして、愛人を呼び出した後、綺麗に咲いていた花を片づけにいくシーン(多分、ケイ子が花を持ってくることを見越して、病室にあったのをわざと片づけたんじゃないかと推測)の後ろ姿。
それまであんまりキャラとして好みじゃなかったんでちゃんと見てなかったんだけど、意外にイイ女優かも〜とか思ったのでした。

それにしても、濃厚な最終回でしたねぇ。
最後までどっぷり浸かって見てしまいました。いっちばん最後の財前の手紙は、あまりに気障で芝居がかってたけど、まあ、このドラマなら許せるかな。「恥ず」ってヤツ。

ところで、今回演出というよりセリフで個人的にウケたのは、あれですよ。
五郎が又一とライターのエピソードの話をする直前に奥さんに席をはずしてほしくて言った、「売店で水を買ってきてくれないか」(^^;。

丁度、先週最終回を迎えたドラマの「花瓶の水を…」を思い出して、一緒にみていた相棒と顔を見合わせて笑ってしまいました(^^;;;;。
ここは絶対に笑うシーンじゃなかったんだけど…うーむ(^^;。

ともあれ、濃いドラマが終わりました。やはり作り手がエネルギーかけたドラマって、見ていて伝わってくるものがありますね。

では、また。

たまご!

2004年3月17日 日常
卵。玉子。
好きなんですよねえ。

シンプルな玉子焼き。
母の作る定番の玉子焼きは、攪拌した卵に砂糖を少しいれてフライパンで焼いた、ちょっと甘い焦げ目のついたものでした。

自分で作るようになってからは、いろいろ試したけど、最終的に落ち着いたのは、攪拌した卵に醤油をちょろっといれて、フライパンで焼いたもの。
黄色がちょっと強く出て、お醤油の香りと薄い塩味が、食べ易くてお気に入り。

スクランブルエッグは、ミルクで柔らかくしたぷわんとしたのがお気に入り。ちょっとの塩で火をいれすぎないのが、美味しいよねえ。なぜか、スパムのソテーなんかといっしょに食べるイメージがあります。

目玉焼きは、断然両目の片面焼きです。
カンカンに熱くしたフライパンにジューッ!と落としてから、水を足して蓋して表面に膜をはらせるのがイイんです。
でも、たまーに両面焼きもいいのよね。とくにハムエッグのときは、両面焼き。
醤油を垂らしてから、いただきます。

たまに手を混んだものというと、出汁巻き玉子かなあ。
攪拌した卵に、出汁をたっぷりと、塩少々。テフロンの玉子焼きを使って、何度か転がしながら太くしていく。
最後に巻きすでくるんで、輪ゴムで留める。冷めてくると、玉子が安定するのと、表面に模様が入るのが、いい感じなんだわ。

プリンは一時期すごくハマって、毎日作ってたときがあった(笑)。
溶き卵に砂糖と牛乳をあわせて容器に流し入れ、蒸し器で蒸し焼き。自分で作る場合は、カラメルなしのほわんほわんなのが大好き。
お店でちょっとリッチなプリンを食べるならカラメルも大事だなって思うんだけど、自分で作るプリンだとあの苦みが邪魔に感じるんだよねえ。なんでかなあ。

ラーメンやうどんの具としてのゆで卵もはずせないよね。
半熟、でもやわらかすぎないのが、汁ものの具としては適していると思う。中心がすこーしだけトロンとしているのが好み。

ああ、卵かけご飯も忘れてはなりません。
熱々のご飯の中心にくぼみをつくって、全卵を割りいれます。そこに醤油をチューとかけて、あとはぐりぐり混ぜるだけ。簡単で美味し〜。

野菜炒めをつくって嵩が足りないかなと感じたらいれちゃうし、ラタトゥイユでトマトの酸味が出すぎて味がまとまらなくなったらいれちゃうし、私が料理するときの最終兵器(これをいれれば、なんとか食べられるものになる)ともいうべきものが、「たまご」なのです(笑)。

では、また。

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