豪華客船で事件がおこる話。

序盤のラブラブ物語は森さんの小説としては、かなり毛色の変わった雰囲気で、初めて読んだときにはびっくりしたものでした(ちなみに今回は再読)。

再読なので、入れ代わりの話であるとか、ミステリ部分のトリックなどは覚えていたから、どちらかというと物語の細部なんかを確認するように読んでいったのですが、そこでちょっと疑問。

大方の表面的な謎は最後に明かしてくれる著者ですが、細かい部分は結構ほったらかしにすることが多いんですよね。
というわけで、羽村建築事務所の見学シーンのトリックがちょっと気になったなぁ。全員関係者なのか、それとも関係ないその人たちも彼が騙していただのか。
ま、些細ではありますけどね。

紅子さんが紫子さんに保呂草さんのことを忠告するシーンはよかったなぁ。
私、あなたのことが好きよ、という言葉で紫子さんに善意を示すところ。
恐らくそう言われてもやっぱり紫子さんはいろいろ考えちゃうんだろうけどね。

次の文庫は四カ月後。
その前に、新シリーズ第一弾が新書で出るそうです。
昼前には起きだして、猫ご飯の買い出し。
病院食のストックがきれたので、病院まで久しぶりに買い物でした。

午後は適当に家事をかたずけたり、のんびりした一日。
また明日から仕事だわん。

夜はバレー予選最終戦。

世界ランク的には日本は楽勝しなければいけないチーム、ケニアとの対戦です。

そのわりには途中相手にリードを許すなど、不甲斐ない感じがしなくもなかったけど、まあなんとかストレート勝ち。
やっと、みていて気持ちのいい試合ではありました。

なんとか対戦には買ったものの、この後のギリシャ×イタリア戦の結果如何で決勝リーグに出られるかが決まるという、ちょっと嫌な感じ。

日本チームの勝利を祈る(対戦チームの負けを期待する)のは、勝負として正しい感情だとは思うのだけど、それ以外のチームの負けを期待(ギリシャが買ったら日本は予選敗退だから)しなければいけない状況って寂しい。

世界ランキングからみると、イタリアのほうが上位にいるので、恐らくその通りに進むのならばギリシャが負けることになり、日本は予選突破となります。

でも、ギリシャは地元開催だし、勝負は何が起こるかわからないものね。
結果は明日、新聞でチェックすることにしましょう。

バレーのあと、大河をみてから、映画を少しだけみる。
しかし映画の途中で、どうしても眠くなってしまって、結局睡魔には勝てず。
映画は明日以降続きをみることにして、早々に就寝しました。

では、また。

秋刀魚

2004年8月21日 日常
帰宅すると、先に帰っていた相棒がいそいそと夕飯の支度をはじめたので、今晩は何かな〜と思いつつ部屋着に着替えたりしていたわけさ。

したら、キッチンのほうでなんかすごい煙が立ち上がってきまして。

幸いいきなり秋がやってきたかのような涼しい日だったから、この時は家中の窓が開けてあったのだけど、それでも全然関係ないぐらいの、もうもうとした煙。

どうやら買い物にいったスーパーで新物の秋刀魚をゲットしてきた相棒が、コンロに魚焼きで秋刀魚を焼き始めたらしい…(T_T)。

一瞬にしてキッチンと、それに続くダイニグリビングには白煙が充満してきて、びっくりだよ。
…ってか、勘弁してくれ〜(T_T)。

途中、魚の脂に火が移ったりしていたようで、キッチンからはギャーだの(火が)消えない〜だの、賑やかな声が聞こえてきたけど、あまりの煙とその後カーテンなどに匂いが着くであろうことに対してめっちゃ立腹していたので、無視。

出てきた秋刀魚は、まあそれなりに美味しかったけれども、もう二度と室内コンロで秋刀魚を焼くのは禁止しようと合意をえる。
相棒もそれなりに焦っていたらしい(^^;。

それにしても、魚をコンロで焼くなんてどうかしてるよ。
そういう家(キッチン)じゃないんだからさぁ(x_x)。

では、また。
終わってしまった…。

最後に出てきた少年は、彼女を彼に逢わせるために登場させたのかなぁ。
それとも、彼女を母とするために(つまり多少強制的であれ立場として母にならざるをえなくするために)登場させたのか。

私はあのどうしようもなく惹かれあってしまった二人と、それを見守ることでしか彼女をサポートできない彼女の三人組が好きだったから、この少年は正直結構邪魔に感じてしまった(^^;。

かなり偏った感想ですけど。

でも、物語の終りとしては、希望の持てるエンドではありました。
逃げることもなく、自分の足元をしっかり固めて、前を向くという強さを彼女が持てたのが、奇跡的で嬉しかった。

現実問題として捕らえるなら、まだまだ困難はありそうな二人だったけれども、この強さと経験を元にもう頑張れるのじゃないかと、展望がもてたから。

静かな、メッセージ性の強い物語でした。
さすがに高校最後のインターハイだけあって、一つの試合にかける連載回数がハンパじゃないねえ。

この卷では、とうとうルイルイが(笑)自分の欠点をなんとか克服していくという、とても格好いい成長エピソードでした。

しかし、最後はやっぱり駿クンかぁ。

まあ駿クンのほうも、ずっとコンプレックスを抱えてきていて、それに決着をつけられたいい試合だったようです。

スポコン漫画としては、この後延っちは静ちゃんに勝ってもらって、決勝で駿クンとようやくマジに対戦して…、という流れになるのでしょう。
ここらへんは王道だから、きっとこの予想が当たる筈(笑)。

ただ、延っちが駿クンと接戦の末勝つか、駿クンの側がアクシデントで(つまり完璧でない状態で)負けるか、予測が難しいところでしょうか(笑)。
どちらもドラマティックだろうから、楽しみ。

手堅い予想としては、多分駿クンが万全だったら負けない筈。…というか、そこで延っちが勝ってしまったら、あんまりに駿クンのバックボーンが薄っぺらくなっちゃうよ。
いくら延っちが天才だとしても、そんなさっくりいってしまったら面白みがないもんねぇ。

とか、いい加減な予測をダラダラ並べてみましたが、いかがでしょうか(意味不明)。

まあ、きっとナオダさんは延っちとくっつくんだろうなあ。そのあたりは自信90%ぐらいで予言できます(爆)。…100%じゃないところが弱いわね。
図書館によってシリーズものの続きを借りてきました。

今日から第七部に着手。どうやら第八部は誰かがまとめて借りてるようなので、私の先を走ってるランナーがいるらしい(笑)。
まあ、のんびり読んでるので、追いつくこともないでしょう(多分)。

途中、新刊の入手とか通販の受け取りとかして、なんだか大荷物になってしまった。

今月はあんまり本を買ってなかったので、その反動か書籍に一日で凄い金額をつぎこんでしまった…。
まあ、ひと月の書籍代としてはほぼいつもと同じぐらいになるんだけど。

帰宅してから、夜はバレーの対韓国戦。

1セット目、出足がやっぱり調子が悪い。
どうも日本チームはこの大会スロースターターな感じですね。

試合の流れは基本的にずっと韓国側といった感じでした。日本チームも所々頑張ってはいたのだけど、ミスが多く点数に繋がらないのが駄目です。

逆に韓国側は本当に驚くほど巧くなってますねえ。
バレーそのものの技術は私はあんまり詳しくわからないけど、ただ日本との対戦は何度かTVで見ていて、今までのそれらに比べて今日の韓国は全然違ってました。

とにかく攻撃が多彩だし、なによりレシーブ率がとても高い。

日本のチームもそれなりに巧くアタックを打ち込んでるのだけど、その悉くが拾われているわけで、こんなにカバーされてしまうということは拾う方が巧いということなんでしょう。

結局、見ていて接戦(点の取り合い)だったという意味では面白い試合でしたが、総合的に最初から今日も駄目そうな気配が濃厚で、案の定ストレート負け。
うーん、せめて1セットはとって欲しかった…。

ところで、途中から参加となった木村選手。
彼女は拾うのが上手だね。

アタッカーって基本的に拾うのが下手、あるいは拾いにいかない人が多い印象があるのだけど、高校生の木村さんはなんだかとても勘のいい人に見えました。

高橋さんも結構アタッカーの割りにはサーブレシーブが巧い印象があるのだけど、今日は意識的に木村選手を見てたら、これが拾う拾う。
驚くほどしっかりいろんな種類のボールに反応してて、びっくり。

大山や栗原に比べるとそのレシーブの上手さは歴然としているように見えました。

なんだかあのひょうひょうとした風貌も最近お気に入りの木村選手です。

次は明後日。
せめてこちらは勝ってくださいよ(願)。

では、また。

ブリザード

2004年8月19日 エッセイ
職場がなんか寒いです(^^;。

もともと気温の低いことの多い職場ではあって、毎年寒いっていってる人もいたのだけど、今年はなんかとても寒い席にあたってしまったようで…。

職場は広いオフィスフロアで、仕切りはほとんどなく机がダーっと並んでいる感じ。
で、机の上には一人一台のデスクトップパソコンが並んでいるわけですよ。

パソコンって結構熱の放流が多いので、普通に並べて稼動しているだけで結構熱量を発するのね。
だから、フロアのエアコン設定温度も数字をみると24度とかもっと低くなってたりするのだけど、体感温度となると普通の冷房程度に感じていたわけでした。

それが、去年とは少し横の方の席に席替えがあったことと、組織変更で偶然今この近くの席には人が少なくなって(隣の部署が集団で勤務地変更になった)、職場フロアがガラーンとしてるのです。

当然人がいないからパソコンもないし、そんな状態でフロアの設定温度はいつもと変わりなっていうのは、もう冷風がビュービューでガンガン温度が下がるってことですよ。

出勤するとすぐに肌寒く感じるし、昼前にはそろそろ半袖では厳しい季節なの?(T_T)という涼しさ、昼を過ぎた外気温度上昇真っ最中になると、上着なしでは風邪ひきそうなぐらい寒いッス…。

エアコンの温度設定は、総務が各建物を纏めて管理している(つまり別の建物の別のフロアにいる人が設定する)ことになるので、自分では変えられません。

というか、自分の席の付近は午後になるとブリザート状態(大袈裟)に寒いのだけど、50m ぐらい隣の部署(とっても広いフロアだからここの部署とも仕切りがなく、隣あってる)は、部員の人数が多い(つまり管理するパソコンも多い)ので、暑い暑いって文句が出てて、そんな状態でフロアの設定温度を高くしてなんて言えないし、聞き入れてもらえないです。

…実際向こうに用があって歩いていくと、途中で気温が変わるのわかるし(^^;;;;。

もともと個人的には寒さには強く、褒められたことじゃないけど脂肪が厚いから(^^;平均的な女性よりは冷房温度が低くてもOKなんだけど、今年の夏はこの私でも厳しいッス(T_T)。

このブリザード地帯にはほかに女性がいないから、この温度のまま今年の夏は終わるんだろうなぁ。

以前いた職場は、声の大きい女性がいたので、よくエアコンの設定温度変更を勝手にやって、暑がり男性と冷戦を繰り広げていたけど(笑)、今の職場はそういうこともないし。

まあね、暑いのよりは、寒いぐらいなら上着着ればいいから、個人的にはいいんだけど。
…同僚の痩せぎすの男性は、震えています(爆)。

では、また。

対ギリシャ戦

2004年8月18日 バレー
今回アテネでのバレーの試合は録画予約してあるのだけど、今日は偶然リアルタイムで見られそうだったので、用意して待ってたら前の試合が長引いて30分遅れで始まってしまった。

となると、終りもズレるよねぇ?

でも、丁度予約していた時間の直後から別の映画の録画予約が入っていたので、もし試合が当初の時間内に終わらなかったら、後半は見れないままってことか…、うわなんか嫌。

というわけで、結局録画は諦めて、そのままみることに。
おかげで試合終了は予想どおり30分ズレこんで、就寝が遅れてしまいました(^^;。
明日眠そー。

今日の相手は開催国のギリシャ。

さすがに地元だけあって、客席は多くのギリシャの応援で埋まってました。
その中でも頑張って日本チームを応援していた人たちの声が時々聞こえてきて、頑張るなぁと思ったり。

さて、世界ランキングでいえば日本はギリシャより上だということでしたが、始まってみれば2セット以降、そのランキング差から考えると情けない試合でしたね。

相手チームは、テクニカルという印象はあまりなかったけれども、身体の大きさをいかしたわかりやすい元気なバレーをしていたように思います。

日本チームは、まだエンジン全開とはいかないようで、うーん、頑張って欲しいなぁ。

この試合は、吉原キャプテンが活躍しているのがよく見えた試合でした。
ギリシャにどれだけ先制しても、全然顔が…というか目が笑ってないんだよね。
とても厳しい表情をしてました。

実際初戦を連敗しているわけだから、ここで緩むわけにはいかないということなんでしょう。
そういう強さが、とても尊敬できます。

明後日は韓国戦になるのかな。
こちらも今日の勝利を糧にして乗り越えて欲しいですね。

では、また。
ニューヨーク、マンハッタン住人の生態を赤裸々に描き、全米で大旋風を起こしたTVドラマの第3シーズン。4人の30代キャリア女性たちを中心に、セックスや恋愛にまつわる本音トークが炸裂する。
過激さばかりが語られがちなこのシリーズだが、本シーズンはドラマ部分も今までに増して盛り上がる。いちばんの話題は、シャーロットがついに結婚すること。容姿も性格も家柄も申し分のないお相手トレイ(『ツイン・ピークス』のカイル・マクラクラン)だが、ある問題を抱えており、シャーロットを大いに悩ませることになる。サマンサは奔放なセックスライフがたたってアパートから追い出され、引っ越した先でまた一悶着。ミランダはスティーヴと別れて「男日照り」状態に陥る。主人公キャリーはと言えば、家具職人のエイダンとのロマンスが始まって幸せいっぱいのはずが、昔の男・ビッグと再会し、自らを泥沼に放り込む羽目に…。
女はもちろん、男でも思わず身につまされるエピソードが満載。オトナな人ほど楽しめること請け合いの全18話。


休みの間、順調に消化していったシリーズ。

キャリーとビッグって、なんかすごく引きずるのよねえ(^^;。
前半の話は結局不倫の物語になっていたのが、意外。

もうビッグが出てくるたびに、「駄目だよキャリー。そこでくじけちゃ」とか外野から声かけちゃうぐらいには、ハマってました(笑)。
それにしても、このシーズンのキャリーは駄目駄目だね。

不倫だとか二股とか、単語だけ聞いてもいい印象はないのに、そうなってしまったシチュエーション(エピソード)そのものがもう情けないもん。

それほどまでに、ビッグはキャリーの運命の人だったのだ、という設定なんでしょうけど。

だから、最終回付近でミランダと大喧嘩したとき(原因はキャリーがまたビッグに会うって言ったから)、あれはキャリーが悪いよ、と思ってしまった。
たしかにミランダも言葉がキツかったけど、正当なこと言ってたし、私もホントに同感だったから。

物語は他にもシャーロットの結婚の話とかいろいろあったけど、総じて前シリーズよりテンポよく出来ていたように思う。

最終回の、男性女性半々の彼女(?)たちとの、仲直りパーティーなんて、とってもサマンサっぽくて羨ましいぐらい。

主役四人の中で、サマンサが最強だよね。好き好き(笑)。

さて、キャリーはようやく泥沼からも抜け出したものの、ミランダの続かない恋も、サマンサの奔放な行動も、不満と不安だらけのシャーロットの結婚も全く決着がつかないままで、次のシーズンも楽しみなのであります。
敬虔なカトリックの家に育ったピートは、学校でシスターに叱られてばかり。
夏休みに入る前に、このまま悪い子どもでいたら天国には行けませんよ、と説教をされてしまう。

天国に行けないと思ったピート少年は、いいことをしようと決める。そうしてイエス様に認めてもらえば、天国に行けるようになるかもしれない。
そこで考えついた「いいこと」は、イエス様を信じていない人にカトリックの教えを説き、改宗させることだということだった。

ピート少年の言動が、もうすっごく単純で純粋なのがイイです。

ピート少年の両親だったり、少年が改宗させてあげようと頑張るユダヤ人の少年ダニーの両親だったりは、とてもシリアスに宗教に対して対峙するのだけど、だからこそ少年たち二人のとても純粋な感情が際立っていたように思う。

一番最後にピートがラビに行った「それが宗教ってものだよ」のセリフは、この映画を最後まで見てきて接すると、もう涙なしには見られません。
その直前の、共通する呼び名は「ダニーだよ」のあたりとか。

なんかすごく根源的なものを表現していたように思います。

自分の中で信仰を持ってる人がみるとまた違った感想があるのかもしれません。
なんだか朝からすごい雨。

前夜、とても涼しい日だったので窓を開けて寝てたら、すごい雨音で目が覚めました(^^;。
慌てて起きだして家中の窓を閉めてまわってしまった…。

結局一日降り続いた雨でしたが、とくに出掛ける用もなく、一日本を読んだり映画を見たりして、のんびり過ごしたところ。

夜、映画を見ている途中で停電があって、これはちょっとびっくりしたねぇ。
だって、HDDレコーダで電源ダウンってすっごい危険だもんね。パソコンの電源がいきなりきれるのと似たような恐さというか。

思わず復活してから、データが壊れてませんように〜と祈ってしまいました(笑)。
無事でなにより。

本日で連休はおわり。
明日からまたお仕事の毎日なのねぇ…。

では、また。
ドラマ化されたのは、もう結構前だよねえ。
唐沢さんと中山美穂が主演でした。

ドラマの出来はともかく(笑)、その内容、つまり主人公たちがレストランのシェフという設定に惹かれてみていたドラマで、ドラマを数回みて結局家族が原作を揃えたので、読むことができました。
久しぶりに再読。

主人公は、お金持ちのお嬢さんだった女性が、その肥えた舌を武器にして、自分もいい料理人になっていくといったもの?
レディース雑誌での連載だけあって、一言でいうと主人公女性の自立の物語です。

実際には、ご飯も満足に炊けないお嬢さんが、二年で日本の高級レストランシェフたちと並ぶほどに実力をつけるって、ありえないと思うのだけど、まあそのあたりはフィクションだし(^^;;;。

食いしん坊なので、こういう美味しそうな物語は読むだけでも楽しいのでした。

お気に入りのレシピは、百恵ちゃんが打ちのめされて家出している間、あるおじいさんの家にお世話になるのだけど、そこの孫息子に作ってあげた鶏手羽と春雨の中華炒め煮。

この本の中の料理はどれもとても美味しそうなんだけど、このメニューが一番トライしやすくて美味しそうだったので、印象に残ってます。
実際、何度か作ったしね(笑)。

漫画のクライマックスはドラマよりは現実的で、その点も気に入ってます。
サイ・パリッシュ(ロビン・ウィリアムズ)はスーパーの写真カウンターでネガを1枚1枚丁寧に仕上げる熟練した店員であるが、顧客が持ち込む写真、特に裕福で一見幸せそうなニーナ(コニー・ニールセン)とウィル(ミシェル・ヴァルタン)のヨーキン家の写真によって、危険な妄想に駆り立てられていく。ヨーキン家のスナップ写真には、孤独で心に傷を負っているサイには望むべくもない幸せに満ちた生活が写し出されており、いつしか自分もその家族の一員になりたいという思いが深まっていく。やがて写真からウィルの不倫を知ったサイは怒り駆られ、豹変していく…。

ロビン・ウィリアムズが犯罪者の役って、どうなんでしょうね。

俳優として染みついたイメージから脱却した役をやってみたかったのかどうかわかりませんけど、ちょっとなんだか見ていて居心地の悪い映画な感じがしました。
なんというか、とってもイイ人だと思っていた人のダークな一面を見てしまった後味の悪さというか…。
まあ、単なる勝手なファン心理なのかもしれませんけど。

写真現像技師の主人公が、お得意様の家族に理想の家庭像を当てはめて病的な幸せに浸っていたのだが、ある日その家庭の父親であり夫である男が不倫をしていることを知ってしまう。
そこから彼の理想を壊した男への狂気じみた復讐がはじまる…。

序盤でおおっと思ったのは、刑事の役でERのベントン外科医をやってた黒人俳優さんが出てたことでしょうか。

ストーリーは、なんとなくわかったようなわからんような…。
最後に現像された写真があかされるのだけど、あの意味はなんなのかなぁ。
あれだけカシャカシャ写していたあのネガはどこにいったのか。そもそもあの撮影そのものも妄想の世界の世界の話だったのか、判別しなかった…。

もう一回みる気力もなくしたので、まあいいけど。
『PERFECT BLUE』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』の今敏が原作・総監督をつとめたTVアニメシリーズ(2004年、WOWOWにて放送)。
東京・武蔵野で起きた通り魔事件。当初は被害者・月子の狂言が疑われたが、同じような手口の犯行が続出し、いつしか犯人は「少年バット」と呼ばれはじめる。被害者たちは皆、生きることから逃げたくなるような悩みを抱えていた。謎の通り魔をめぐる、サイコサスペンスだ。
1話完結で被害者となる人々のバックグラウンドが語られ、「少年バット」に関する謎は深まっていくという仕掛け。演出や作画を含めた“語り口”がエピソードごとに異なるが、総じてレベルは高い。


WOWOWでやってたアニメ。今年の初めに本放送だったのだけど、見逃していたら先月一挙放送だったので、早速録画してチェック。

今監督の作品は、「千年女優」ぐらいしか見てないのだけど(「東京ゴッドファーザー」は結局映画館で見逃したし…)、でもずっと気になってる監督でもあります。

第一話から、メインとなるキャラが最後には少年バットと呼ばれる連続傷害犯に襲われる話で、序盤はミステリ仕掛けになっています。

最初は誰が犯人か?といった部分がメインに描かれているけど、それがだんだんと被害者たちに共通する精神的な苦痛の面に移行していった描写は、なかなか巧いなぁと感じました。

しかし、途中明らかにちょっと…っとストーリーが中だるみしたような回があったのが残念。
そして、クライマックスは大風呂敷を広げたわりにはこじんまりと纏まっていたのが、期待が大きかっただけに残念といえるかも。

でもまあ、エヴァみたいに破綻して放り投げられて終わるよりは、よっぽどマシだともいえるでしょうね。

好きな話は、最初のほうでつかまった少年バットとされた少年の妄想ストーリーかな。
現実と虚構との演出が巧いバランスで描かれていたと思う。

今監督の次回作にも期待です。

のどかな…

2004年8月16日 バレー
昨日も涼しかったけど、今日も涼しいですなぁ。
のんびり居間で寛いでると、なんだかもうお彼岸の頃になったような錯覚をおこすほど。

街中ではお祭りの真っ最中で時折音が流れてくるけど、基本的にはとても静かないい一日でした。

夜はバレー予選二回戦、対イタリア。

先日よりは動きが良くなっていたように見えた日本チームですが、今度は相手が圧倒的に強かったですね。

日本のほうもミスが多くて、全力発揮とはいかない部分もあったようにみえたけど、でもイタリアの調子が良すぎるほどに強い。

それにしても、ストレート負けっていうのは残念。
やっぱり負けるにしても、もうちょっと美味しいシーンを見たいもんねえ。

明後日からは格下チームとの対戦になるらしいけど、この負けムードを引きずらないように頑張って欲しい。

休みもあと少し。
ああ、もっとゆっくりダラダラしたいなぁ(^^;。

では、また。
朝から起き出して、出発。
今日は相棒が車を出してくれるというので、駅まで送ってもらった。

地元は今日からお祭りなので、隣駅へ行ってもらったのだけど、…もしかしてこっちのほうが近い?(^^;

自宅近くのバスは地元駅にしか向かわないから気がついてなかったのだけど、自力で行くならこっちのほうが絶対近いよ(^^;。
今度からタクシー使うときはこっちの駅にしよう(笑)。

で、さて。
向かったのは東京方面。

今回はブランクが一年だったので、お目当てのところの新刊もそんなになくて、出費が抑えられたのはラッキー。

もう一つのお目当てさんの場所が前日までチェックしそこねていたことに気づいて、昨夜ネットでページをチェックしたら、今年はお休みだということが判明した。
ガーン…。
結構楽しみにしていたのになあ。

毎度、昼ちょい前に到着して足早に回って二時間ぐらいで撤収。

初めてりんかい線を使ったけど、結構便利ね。
でも着いた駅から目的地までの距離が遠いのがネックかなぁ。

帰りも同じ路線で戻って、大崎のスープ屋さんで食事。
ここは以前出張で来たときに、お店を作っているのを見かけていて一度入ってみたいって思ってたんだよね。

思ったとおり美味しかったのはいいんだけど、ちょっと味が濃いかなぁ。
今日は腹ペコで入ったからいいけど、胃にやわらかいスープを…っていう時には、意外に向かないかもって味付けでした。

…選んだメニューの問題かも?(^^;

帰りも電車からメールで相棒に様子をうかがったらお迎えしてくれるということだったのでお願いする。
いやぁ、やっぱり楽だわねぇ(^^)。

帰宅してから、昨日のバレー(オリンピック予選)を観賞。
対ブラジル。

なんか日本のチームってば、連携が全然なってなかったね。
ブラジルの迫力に負けてた部分もあるけど、自分たちの試合ができてない印象でした。

同じ負けるにしても、こういう負けはなんだか残念感が強いよ。

正直、今の日本チームがメダルを狙える可能性は少ないと思っているのだけど、でも全力で戦っていって欲しいとは思う。
明日の試合も頑張って欲しい。

職場の連休に入ったものの、今日までなんだかばたばたしてて、明日からやっと休日らしく過ごせそう。

明日も今日ぐらいに涼しいと嬉しいんだけどなぁ(笑)。

では、また。
NHKの連ドラ。
毎日15分の放送なんだけど、金曜にまとめて一週間分の再放送をしてるので、そちらでまとめてみてました。
昨日で最終回。

まあ、女性消防士の話です。
男前な主人公が格好イイですねぇ。

登場人物では、飲み屋のママさんがサイコーに気に入ったな〜。山寺さんのカマっぽいキャラがすげぇ似合ってるんだもん(笑)。

ママの店の看板が放火されたときの、あのギャップにはもう(お約束といえばそうなんだけど)やっぱり好きだわ、とか思ったり(^^;。

最後には、彼ともまとまって、父親とも仲直りできて…と丸くおさまってしまって、落ち着いて見られる番組ではありました。

三国さんとのことはもっとひっぱるような気がしてたのに、結局いい同僚ってことで終わったのは残念だったけど(笑)。

うーん、原作読みてぇ〜。

サプライズ

2004年8月14日 日常
宿泊先の住人は朝の五時に起きる習慣。

昨夜は暑くて窓も部屋のドアも開いてる状態。
で、昨日はくだらないTV番組を延々と見せつづけられて、しかも暑い部屋に干したばっかりの(T_T)清潔な布団を用意していただいて、ありがたいんですが…全然眠れなかったよ…。

そして朝の五時から生活音…(ため息)。
根性で八時までは寝てたケドさ(というか、寝てた部屋から出なかっただけ)。

朝食後もすることがなくて、居間のTVの騒音を避けたくて暑い別の部屋に移動して、持参した本を読んでました。

通常だと昼を食べて、夕方頃ようやく重い腰をあげる相棒なのだけど、今回は珍しく昼前に「もう帰る?」って。

びっくりしたけど、どうやら自分が運転することを考えて、道路の混みそうな時間は避けて早く帰路につきたいらしいと判明(^^;。

私の運転の時にもそういう想像力を働かせてくれると嬉しいんだけどね、と思ったものの飲み込んでおく。
余分なことは言わないのが吉(笑)。

家を出るときに、チクチク言われたけど右から左にスルーして、ご機嫌で出発。

ああ、今回はよかったなぁ。
毎度こうだと楽なのに。

帰宅して、まだ午後の時間がたっぷりあったので、洗濯したり掃除したり忙しく家事を片付けてしまった。
明日からゆっくりしたいもんね。

てか、明日はお出かけなのさ。
久しぶりのお祭りに顔を出す予定。

この連休、ゆっくりできるのは後半の数日なのが残念だけど、まあたまにはいいでしょう。

では、また。

わがまま

2004年8月13日 日常
この連休は家でグータラする予定だったのに、いろいろあって義理を果たしにお出かけ。まあそれでも一泊でよかった。というか、連泊だったら拒否してたけど(^^;。

今回は時期的に渋滞は避けられないと思ってたのと、自分から行動する気力はないという意思表示もあって、相棒の運転で、AT車で出発。
本人は初めての高速道路で緊張してたけど、実は助手席の私も緊張してました(笑)。

途中、事故渋滞をやり過ごしたり、いろいろ大変だったけど、まあ無事に着いたからいいか。

毎度適当に時間が過ぎるのを耐えて、就寝。
早く帰りたいよ…。

では、また。

再スタート

2004年8月12日 日常
以前読んでいたシリーズものの小説の続きに手を出してしまった。

図書館で借りていたのだけど、長いシリーズでどうやら同じぐらいの時期に読み始めた人が二人ぐらいいたらしく、いつも読み終わると続巻が借りられている状態で、待ちになってしまう。

そんなのが何度か続いたせいで、なんか面倒になってしまい、中断してしまった。

先日、また図書館に行ったときにたまたま中断した個所の続きが本棚に並んでいて、ラッキーと思って借りてきた。

最後に読んだ巻も一緒に借りて、それまでのあらすじを復習したりして(笑)。

とにかく登場人物が多い物語なので、場面やキャラクターを整理しながら読むのが、ちょっと大変。
でも、スペースオペラとか壮大なファンタジーとか、スケールの大きい物語が好きだから、この大変な部分が楽しいんだけどさ(笑)。

一応、第六部まで借りてきて、この休みに読む予定。
さて、今回は最新刊まで滞りなく読めるかな?

では、また。

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