映画三昧

2003年9月5日
今日までの仕事を仕上げながら、夜の映画を待ち遠しく思う。
久々に単館系ので面白そうなのが重なったのだ。明日から時間割が変わってしまうので、今日のレディースデイを利用して、三つ梯子する予定。

少し残業して、夕飯でビールを飲みそうになって慌ててソーダ水をお供に。
食事のあと支度をして、スクーターで隣町の映画館に出発。

●「WATARIDORI」
ひたすた渡り鳥を追いつづけるドキュメンタリー映画。ガンが隊列を組んで空を飛ぶ姿はとても美しいのだが、カメラが近づいていくにつれ、あの小さな身体を懸命に動かして羽ばたく姿に、単なる美しさだけではない、崇高なものを垣間見た気がした。

おおくはガンの渡りだったが、白鳥の素晴らしい羽ばたきや、鶴の優雅なダンス、そして重量級とも見えるペリカンの隊列は迫力満点の見ごたえ。

映画の流れとしては、南から北への移動と、ラブシーズン、子育て、そして帰りの旅。というもの。
ほとんどの鳥たちは、生まれたばかりの雛と親のカラーリングが違っていて、雛な生まれた場所の土地の色に、親は渡り先の土地や途中通過する山や木々の色に似ているのが、おもしろかった。

にわか鳥博士になれます(笑)。

●「おばあちゃんの家」
韓国映画。仕事を探す間、田舎のおばあちゃんの家に預けられた少年と、祖母との姿を描いたもの。

おばあちゃんは聞こえない人なので話せない。しかも田舎の一軒家に住んでいる経済的には貧しい生活をしている。そこに、都会からわがまま放題に育てられた少年がやってくるのだから、問題が発生しないはずがない。
しかし、おばあちゃんは叱りもせず怒りもせず、淡々と自分と少年の面倒を見つづける。

驚くのが、おばあちゃんの役をやった老女が、俳優ではなく、ほんとうに田舎に暮らす普通の人だったということだ。
年を重ね、人生のいろいろを経験しつくしたような味のある表情と、少年を無言のまま見つめつづけるその姿は、役者という職業が歩み寄る余地もない。

途中、わがままでケンタッキー・チキンを食べたいという少年に、おばあちゃんは鶏を食べたいのだと了解して、煮た鶏を出してくれた。
少年は当然怒り出すのだが、そんなことより私はあの鶏が美味そうで美味そうで…(笑)。
字幕では煮た鶏となっていたが、多分サムゲタン。くうう、食べてえ(違)。

最後、じんわりと涙ぐんでしまう、ほんわかとした静かな映画でした。

●「ゲロッパ!」
タイトルの意味が全然わからなくて、あのタイトルってどうよ、と職場の同僚と話していたら、「あれは英語の歌で、歌詞がゲロッパって本当に聞こえるんだよ」と教えられた。
それってどんな歌?

そしたら、偶然ラジオでこの映画「ゲロッパ!」で使われている曲だという紹介で、ジェームズ・ブラウン「セックス・マシーン」がかかった。
…本当にゲロッパってゆってるしー(爆)。

それで興味をもってみてみました。

西田敏行も嫌いじゃないし、常磐貴子ちゃん大好きなので、ラッキー。しかも、山本太郎さんまでいる!!
キャストは、お金かかってるな〜という感じで、岸辺一徳とか99の岡村とかトータス松本とか、とにかくTVでよく見る顔ばかり。

ストーリーもよくある、といえば確かにそうなんだけど、見せ方が巧いのか、とても楽しめるエンターティンメントに仕上がっていた。

貧乏ヤクザの親分が刑務所に入る前に叶えたい願いは、二つ。ひとつは、昔から大好きなジェームズ・ブラウンに会うこと。そしてもう一つは、26年前に別れたきりの娘に会うこと。

そんな親分の願いを叶えるべく子分たちはジェームズ・ブラウンの誘拐をたくらむのだった。それを知らずに親分は娘を探しに行く。

この主軸の物語に、内閣調査室員の隠密行動や、そっくりさんによる物まねショーの興行が交差したドタバタコメディになっています。

ほんと、面白かった!これはもう一回みてもいいかも。

では、また。

二冊あがりっ

2003年9月4日
本を読み終わると、その余韻が、次に何を読むのかという選択に影響を与えることがある。

ルポタージュものを一冊読むと、その後同じようなジャンルを扱ったルポタージュが手元にあれば、それを読んでしまったり。
小説を読むと、次は同じ作者の本を読んだり、同じジャンルの本を読んだり。

影響を受け易いのかなあ。

■「ルナティカン」神林長平
10年ぐらい前になるのかな、光文社で刊行された本が去年ぐらいからハヤカワ文庫で再刊?されていて、本書もその中の一冊。

月を舞台に、アンドロイドの育てられた少年とか、地下社会とか、選民意識とか、SFとしては常套句がいろいろ出てくる、特別ひねったところもない無難な小説といえるかも。
あまり神林作品としての特徴がないような感じだったけど、まあそこここに彼らしい言い回しが含まれていて、著者のファンにはお馴染みの雰囲気もあったりします。

薄い本なので、さっくり読めるのはいいかも。バリバリなSFが苦手な人にも、とっつきはいいだろうなあ。

■「おさんぽ大王(7)」須藤真澄
おさんぽもとうとう七巻まできました。と、思ったらこれで完結。
さすがに行くところがなくなったか(笑)。

東京に住む著者が、小学生の工場見学のようなノリで、好奇心を満たしていくシリーズですが、もともとインドアな性格らしい著者なので、ネタによってはとても辛そうなのが、読んでいて笑えるのだった…(^^;。

最後をかざった浅草散策では、ちょっと行きたくなってしまった。もともと浅草寺とか興味あるし、花屋敷も一度は行ってみたいので、いつかこの本をバイブルにして(笑)遊びに行きたいものだ。

しかし、須藤さん、最近めっきりファンタジー作品を書いてないなあ。デビューはファンタジー作家だったのに…(^^;。

では、また。

2003年9月3日
最近どうも料理の意欲がわかない。
もともと趣味レベルでしか関わってないので、毎日の食事という「家事」に属する料理はする気がしないし、できないんである。
とはいっても、共同生活を送るメンバの一人として、食事の支度はだれかがやらなければならないわけで…。

我が家の暗黙のルールでは、平日は帰宅時間が一番早かった人が食事のセッティングをすることになっている。家族は平日の日中は仕事で出払ってしまうという環境では、合理的で当然のスタイルだと思う。
食事担当は、基本的には作ることになるのだが、それができない場合は買ってくるか、家族に外食を提案することになる。

通常、帰宅してから最初にやるのは猫へのご飯やりと、猫トイレの掃除。それが終わってからが、人間のご飯の支度だ。
しかし今日はものすごく気分が乗らなくて、人間のご飯のメニューがさっぱりうかばない。冷蔵庫をみても、まったく何を作っていいのかわからない。
猫トイレの掃除も終わって、さて、どうしようかなというところで家族が帰宅した。

こういうときは、正直にお願いすることにしている。
気分が乗らないので、すみませんが、なにか作ってください。なんでもいいです。

ここで、家族も同じくその気になれない場合は、外食ということになるのだが、今日は変わってもらえた。ありがたい。

機会は少ないが、やはり自分がお願いされることもある。そういうときは、自分でその気になれば作るし、駄目そうならお出かけだ。


同じ家に家族として住むというのは、お互いに尊敬と感謝と情愛が必要だ。

心理的なものだけでなく、実際的な家事(食事を作ったり、洗濯したり、掃除をしたり)といった部分も公平に分担することが、まず大前提。
とはいっても、いろいろな事情で毎回担当の家事をこなせるとは限らないわけで、こういうときはお互いに助け合うようにすればいいだけの話。

実際今日みたいに、「今日はもうどうしてもこれはやりたくない」という状態になることがある。そういうときに、「悪いけど、今日は変わってくれないか」と申し出て、相手に引き受けて貰えると、とてもうれしい。そういう時はちゃんと言葉と態度で感謝を表す。駄目なら、一緒に解決案を考える。

そして今度逆のパターンになったとき、自分が大丈夫なら今度は引き受けたいと思う。そこで感謝の態度を示してもらえると、なんだかやっぱりうれしい。

こんな感情のキャッチボールが、家族を支える根となるのだと思う。

では、また。

お酒の話

2003年9月2日
ここ数年アルコールといったら、ビール。の図式が定着してしまいました。

お酒をたくさん飲み始めた頃(笑)、ビールのあの苦みが嫌いで、ほとんど全然飲まなかった自分がいたなんで、今では我ながら嘘のようです(^^;。

一時期、日本酒に目覚めていろいろ同好の士と飲み漁ったものでしたが、結局田舎に住んでいるとコンスタントに美味しい銘柄を簡単に手にすることができないこともあって、頻度が下がってからあまり飲んでいません。

自分の中での一押しは、四国のお酒だったかなあ、「酔鯨」で名前に惹かれて飲んでみたのだけど、ずっしりと重く濃いお酒にまいってしまいました(^^)。
キリリと冷やしたのを、お猪口に注いで、チビリチビリとやるのがいいのです。

ワインは、知人に詳しくハマっている人がいるので、やはり一時期一緒に勉強させてもらったことがあるのだけど、これも状態のいい良質のワイン(値段にかかわらず)を手にいれるのが難しいこともあって、だんだんと頻度が下がってしまいました。

最近では、お気に入りのフレンチのレストランにいったときに、オーナーに好みを告げて選んでもらうようにして、飲むことにしました。
これだとおよそハズすことがないので。

そういうわけで、普段飲むとなったら、ビールにおちついてしまったのでした。
一番自分たちの食事にあうのがビールだったって、こともあるんだけど。

やっぱアルコールは、一緒に食べるものとの相性が大事なんだよねぇ。

そして、今日もビールをぐびぐびと…。

では、また。

人のふりみて

2003年9月1日
使えない同僚よりも最悪なのは、頼りない上司。

就職してからお世話になった上司や先輩は、仕事の上で、皆尊敬できるすばらしい人たちばかりだった。
だからとても自分の勉強にもなったし、仕事の上での困難も、同僚とも協力して解決してくることができた。
それが、とても恵まれたことだったなんて、全然自覚がなかった。

数年前に作業の変更が発生して、上司がかわった。最初から自分とは、対人的に合わないタイプだったのに加え、仕事上でも全然役にたたない上司だったんである。
この経験をして、はじめて自分がそれまでとても恵まれた環境にいて、仕事をしながらも勉強させてもらえていたんだってことを自覚したのだ。

あれからいろいろあって、ようやくその上司との縁も切れ、新たな環境で仕事をするようになった。
今の上司は、やはりいい人で、仕事のこなし方も尊敬できるし、クリエイティブな発想にも感心してしまう。そして、部下を使うのが、とても巧い人だなということにも気がついた。

部下の足りない部分を、注意したり叱ったりするのではなく、アドバイスを与えながら部下がその足りない部分に気づけるように導いてくれるのだ。
そして、人間関係も潔いものがあって、他人の欠点を口にしない思慮深さがある。

ひるがえって、自分はどうだろう。
後輩などに対する仕事の教え方は大丈夫だろうか。接し方にも問題はないか。
少しはそういうことも考えながら行動しなくてはいけないのかも。

では、また。
前日、涼しかったので、寝室の窓を開けて寝た。
そしたら、日曜はなんだかとても風が強く、窓のすぐ横に寝ていると、カーテンがものすごい勢いで身体にむかって叩きつけてくる程に(^^;。
それでも惰眠をむさぼりたくて、一端は遮光カーテン(厚いのであたると痛い)を開けて、も一回寝た。
でも、そのうちレースカーテンもスゴイ勢いであたるようになってきて、仕方なく起床。10時すぎぐらいか…(^^;。

昼食を食べおえると、午前中の涼しい風はどこへいったのか、じわりじわりと気温があがってきて、暑さに滅法弱い私は速攻でクーラー稼動。

その後、週末のいつもの家事をこなしてから、昨日借りてきた本などなどを読む。
なかなかにゆったりとした時間。

夜は、相棒がどうしてもケンタッキーな気分だと盛り上がっていたので、おだてて買いにいかせた(笑)。
大盛りパックが安かったからといって、デカい箱をもって帰ってきたので、とりあえず満腹になるまで食べてあとは冷蔵庫に。

食事をしながら、録画しておいた「TAKEN」「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」を見てから、溜まった録画データをDVD-Rに焼いて、充実した一日。

明日からの仕事は、さて、頑張れるかねえ。

■「インディゴ・ブルー」やまじ えびね
誰かを好きになるということは、いったいどういうことなのか。相手に共感するから。自分の寂しさを埋められるから。自分にないものをもっているのが羨ましいから。とても自分に似てるから。
いろんな理由があるけど、それは自分で自覚できることは、難しいのかもしれない。

彼と付き合いながらも、それは違うという感情を自分の中に抱えつづけてきた主人公は、女性の恋人を得てから、充実感を覚えるようになる。
しかし、仕事と恋人関係を兼ねた相手と即座に別れることは難しく、惰性と打算でついた嘘に、自分を追い詰めることになる。

物語の要素にレズビアンというものが出てきますが、もっと根源的な恋愛観を扱っているようにも読めます。
静かな雰囲気を与える著者のイラストが、ストーリーにとても合っていると思いました。

では、また。
久しぶりにお抱えの美容院へ。
ってか、10年来の友人が美容師で、高校を卒業して以来、私の髪の毛は彼女専属で担当してもらっているのでした。

仕事の関係で車で一時間ちょいの場所に引っ越してからも、長髪なこともあって数ヶ月に一度程度で済んでいるからってこともあり、定期的に通っている。

丁度数ヶ月前、彼女は第三子を出産する直前で、それ以降は乳児の面倒で仕事を少し休んでいた。そういうわけで、三ヶ月ぐらいぶりに遭うこととなった。

で、初めて彼女の娘とご対面したわけだけど、…ちっちゃいねえ。彼女の息子たちは小学生だし、甥も幼稚園生だしで、こんなにちっちゃな乳児をみるのは久しぶりだ。

抱っこしても、ほとんど重さが苦痛にならないので、びっくりした。
ひがな一日、食べて寝て食べて寝てだけの赤ん坊をみて、「いいよねえ、幸せだよねえ」なんて話をした。

自分の分の髪のカットは終了したので、一緒に彼女のお世話になってる家族をそのまま美容院に置いて(パーマしたりカラーしたりで、すごく時間がかかるのだ)、こちらは友人宅へ。

これまた、やはり付き合いの長い友人と久しぶりにあって、毎度のごとく本の貸し借り(笑)。
今年の夏の収穫物をありがたくお借りして、家族をピックアップ。

帰りは遅くなったので、夕飯は「すき家」。ここのチーズハーブ丼がなかなか美味しい。
お腹がいっぱいになったところで、酒の買出しして、帰宅。
久しぶりに車を沢山運転して、疲れた〜。

では、また。
だらけきって、何もする気がしない。
定時間際になって、ようやく纏まった仕事がやってきて、一時間だけ残業したけど、残業時間分が今日の一日の仕事より中身が濃かった気がする…。

来週はもうすこしマシな一週間を過ごせるかなあ。

■「走れ!神秘の大森林」秋田みやび
へっぽこーずも、もう七冊目。冒険者レベルも5になったベテラン…のはずなのに、全然そうは見えないのは彼ららしいというか(^^;。

レベルから計算すれば当然な金額の報酬にクラクラしたり、ホテルを貸切することになってうろたえたり、小市民っぽさが全然抜けてないのがいいところ。そして、毎度ながらのヒースの飛ばしっぷりはさすがです。

TRPGのリプレイは、出版されてる場合はとくにその面白さが保証されてるものですが(笑)、こんなにウケたのは久しぶりかも。このキャラのプレイヤーたちと遊んだら物凄く楽しそうで、うらやましい。

そういえば、最近TRPGしてないなあ。せめて年内に一回はやりたいなあ。

では、また。
何年かぶりに、着手しました。ちょっと恥ずかしいから、なにを始めたのかは書きませんけど(笑)。完成できるかなあ。

水曜はトリビアを見ながら食事になることが多いのだけど、大受けするときとそうでないときの差が激しいような気がする。先週のスフィンクスネタでは個人的にものすごくツボにハマって苦しいぐらいに笑ったのだけど、今日のはなんだか控えめな感じ。やはり深夜枠で30分のほうがすっきりしていたと思う…。

その後TVガイドをチェックしながら時間をつぶして、不幸な王子の話を眺める。これも完全に惰性で見てるけど、まあこうなったら最後まで付き合ってやろう、仕方ないなあ。という気分(笑)。
登場人物がひたすら不幸に不幸にと傾いてるので、後味が悪いことこのうえないのだが…ふむん。
しかし、あの心臓病のコの母親が出てくるたびに、イヤすぎてゲンナリ。

■「小指の先の天使」神林長平
ちゃんと発売直後に買ってるのに、ハードカバーだと読みはじめるタイミングを外すとしばらく手をつけなくなってしまうことが多く…この本も、今頃読んだのでした。

20年ほど前からの短編で、書かれた時期もバラバラなのに、こうやって一冊にまとまるとまるで連作のように見えるから不思議だ。

自分が今見ている世界が、本当にリアルなのか。昔のSFで、自分のいる世界はもしかしたら誰かの夢の中かもしれない。といった物語を読んだことがあるのだけど、神林の場合は、これどこかのコンピュータで処理された巨大な仮想空間かもしれない、といった発想になるようだ。

読み終わってから、これらの物語はすべて一つの世界の物語かもしれないと感じた。それを意図した編成なのかも。

では、また。

人間という災害

2003年8月26日
昨日ゲットできなかった新刊を目当てに、帰り道の途中で本屋に寄った。
コミックス二冊とTVガイドが出ていたので、さっさと買って、わきめもふらずに店をでた。眺めはじめたら、また時間くっちゃいそうで…(^^;。

夕飯は、うなぎと大蒜の芽の炒めもので、ビールをぐいぐい流し込みながら、ER の 5Th シーズンをみはじめる。カーターくんの髭面も見慣れてきたけど、これだけ髭があってもファニーフェイスに見える白人も珍しいかも、なんて思ったり(笑)。

その後、録画しておいたBSマガジンを眺めつつ、TVガイドで番組チェック。どうやら来月はあまりみるものがなさそう。ついでに秋のドラマの最新情報をみるかぎり、あまり好きな俳優も出てなさそうで、この秋は夜がじっくり遊べそうで、すこしうれしい(笑)。

■「THE WORLD(3)」獣木野生
神話っていうのは、実は寓話と似ているような気がする。
その物語の中に、どんな思想やテーマや意見が含まれているのか、そのあたりが意図的か偶然かはわからないけど、どちらもストーリーの中に隠された芯の部分は、人間への警句であるような。

この物語も、ファンタジーという体裁を保ちながら、キャラクター俳優制度をとった著者のファンサービスのような、そういう外側だけで楽しめるという側面があるけれども、やはり根底には、人間の持つ大きな力の使い方を危惧しているような印象をうけた。

よくも悪くも人間の力(影響力)は、強く大きい。
ブラック・ワイルドが、人間の争いに巻き込まれないように城から逃げ出そうとするその姿こそが、神にも防ぐことのできないほど、人間集団の大きな流れと力を表しているようだった。

ところで、THE WORLDの雑誌連載の一番最初の短編は、いつになったらコミックスに収録されるのかなあ?収録されたら捨てようと、ずっと掲載雑誌を保管してあるのだけど、いつまでたっても手放せない…。むう。

では、また。

>> ウエ さん
リンクさせていただきました。日常のだらだら文と本と映画の感想とかですが、よろしくおねがいします。
新刊の発売日だったので、仕事の帰りに普段はいかない大手の本屋へ。
この本屋、コミックスの専門で売り場面積も広く、マイナー本も揃えているので、弱小出版社の新刊目当ての時など便利なのだが、なにしろ駅前という立地で専用駐車場がなく、わざわざ有料の少し遠い駐車場を利用することになる。これが面倒で、あまり立ち寄らないのだ。

今日は先日の大量の買い出しの際にゲットした無料駐車券があったので、それを活用するべく、行ってみた。

売り場では目的のもの三冊のうち一冊しか発見できず。そのかわり(?)不定期に買ってる雑誌が発売されたり、新たな作家さんにちょっと着目してしまってとりあえず目の前の三冊をゲットしてしまったりで、結果的に大荷物に(^^;。しかも、この買い物で無料駐車券二時間分もゲット(笑)。

本屋の後、翌日の朝食用にパンをてにいれ、駐車場までの帰り道にゲーセンにふらふらと呼び込まれてしまった(^^;。

最近、何故かゲーセンにはまって、すでにかなりの金額を投資している(^^;。普段は可能性のなさそうなクレーンゲームには手を出さない主義で、基本的に500円以内でとれないものには手をださない(とれなくてもそこで諦める)ようにしているのに、今月は馬鹿みたいにつぎこんでいる。…うーん、なにかのストレスだろうか(笑)。

ま、しかし、さすがに今日は本が重いこともあって、ちょっとだけ試そうと自分に金額制限をかけてトライ。

ルーレットで点数をかせいで商品ゲットするタイプのゲームに挑戦。丁度真ん中に身長40センチほどの不二子ちゃんのフィギュアがあったので、それをターゲットに。
これがなかなかいい目がでて、200円でそのフィギュアをゲット。ちょっと嬉しい(笑)。
その後ラスカルの特大ぬぐるみにちょっと投資して(つまり獲得できず(爆))帰宅。

帰宅すると相棒が、不二子ちゃんのフィギュアになぜか爆笑していた。どこかのツボにハマったらしい。
しかしフィギュアなんて集めてないし趣味じゃないし、なんでこんなものをゲットしてしまったんだろう…馬鹿か…(^^;。明日、友人にプレゼントしてやろうと決心する。

では、また。
ここのところ休日になると、朝方五時ぐらいにふっと目がさめる。というか、起こされる(^^;。

猫たちの空腹サインが丁度このぐらいの時間に発生するらしく、猫同士のケンカの声とか、物音とか、飯くれ〜と鳴きついてくるとか、ベッドのうえで抗議のふみふみ行動を起こすとか、とにかく起き出してご飯を出すまで妨害は続く(T_T)。

それで、仕方なくふらふらと起きだして、ご飯を出して、もう一回就寝。というパターンが定着しつつある。
ああ、こういう時寝付きがよくて、絶対途中でが覚めない家族が羨ましい。

今日は地区の夏祭りで、午後から相棒はお仕事(らしい)。外は忌ま忌ましいぐらいの晴天で、こんな中、外にでたら溶けそう(^^;。
近所付き合いは全て相棒にまかせて、一人クーラーにつかって映画を消化。
夜には、ER の 4Th シーズンの最終回まで見終わる。ヨシ、次は 5Th シーズンだ〜(^^)。

●「アタック・ナンバーハーフ」
外国の映画だとは知っていたが、どうやらタイの映画らしい。当然会話は英語じゃないわけで、なんとなく耳から入っている言葉に長音が多く、間延びしたような印象をうけた。というか、罵倒してるシーンとかで迫力がなんとなく抜けて聞こえるというか…。
耳慣れないのが原因だとわかってるけど、うーむ。

ストーリーは、あるバレーボールチームが地区予選を勝ち抜いて、全国大会で優勝めざしてまっしぐら、というもの。異色なのは、そのバレーボールチームのメンバーがオカマ(ゲイ)だったということ。

字幕ではオカマと書かれていたけど、実際はどうやら同性愛者のほうの意味合いが強い印象があった。実際に女装しているタイプもいたし、単に同性が好きだっていうタイプもいたし、身体を性転換させていたタイプも、ごっちゃに「オカマ」と。
あと、そのバレーチームの監督が女性なのだけど、これが字幕で「おなべ」って書かれてて、脱力…(^^;。
監督は、単にちょっと強い女性に描かれていただけなのに、なぜこれが「おなべ」なんだろうと、ずっと違和感が…。

まあ、映画の宣伝コピーとしては、「オカマチームがおなべ監督に率いられて全国大会を目指す!」としたほうが、話題性が望めるのでしょうけど。

とまあ、ちょっと細かな部分が気にならないでもないけど、物語そのものは面白くみたのでした。

で、この話って、実話をもとにしているそうです。
映画の最後のテロップに、バレーチームのメンバーのその後が描かれていて、ジュンちゃんは銀行員になったとか、監督はあいかわらずバレーの監督してるとか。
それと、俳優たちと、実在のモデルになった人の映像などが含まれてました。

それまでフィクションだと思ってみてたのだけど、本当に全国大会までいったゲイのチームがあったというのが、なんだかちょっとスゴイなって思ったのでした。

では、また。

混血

2003年8月23日
ガスレンジの調子が悪いとずっと家族が不満を言っていて、それでメーカの人が午後から様子を見にくることになっていた。

そういうわけで昼前に起き出して、のそのそと家中を大掃除。ちょっと早めに昼食をしてからキッチン周りの整理。

外はいい天気で、すごい暑さ。ホントはそろそろバイクを動かさないとと頭の片隅で思ってはいたのだが、この暑さにはメゲまくり。クーラーのきいた部屋から外へはでられず(^^;。

以前から家でサイト公開可能な状況にはなっていたのだけど、面倒で着手してなかったのでした。
で、そろそろちょっとおもちゃでも作ってみようかなと、自室にこもってパソコンでいろいろと。

仕事でやるのと違って、自宅の環境は完全になってないので、いろんな細かいツール類がないのが、煩わしい。
しかもネットワーク環境を相棒に任せきりなので把握してないため、細かな部分の設定をいちいちきかないとならないのが、面倒。
時間ばかりかかって四苦八苦していると、ガス屋はとっくに帰ったから買い物にいくべと家族から要請が。仕方なく作業を中断して、お出かけ。

今日は24時間TVのせいで「すいか」の放映はなし。そのおかげで、「TAKEN」をみることに。
話はますます混乱をきわめ、ようやく第二世代の話が本格的にはじまった。ナレーションの女の子の声がちょっと気になっていたのだけど、どうやらこの声は物語の真の主役となる第三世代の子どもだということが、WOWOW の冊子をみて判明した。
しかし、地球人との間に混血を残せるほどに遺伝子が近い(筈)宇宙人という存在も驚きだが、そんなに遺伝子が違い(筈)のかれらと人間との外見が大きく違うのも驚きだなあと思ったり。
主役クラスの混血児はまるで人間そっくりの外見なのに、物語中描かれれていた悲劇にあった混血児たちの違和感バリバリの外見との差は、一体どこにあるのだろうか。

では、また。

暑いのに汁物

2003年8月20日
なんだか美味しいお出汁の味が恋しくなってしまって、暑いってのに汁物を夕飯に作った。
まあ、美味しくできたのはいいんだけど、汗をダラダラ垂らして食べる味でもないなあと思ったのも事実(笑)。

小松菜は根を落として、ざくざくと3、4センチぐらいの長さにきる。豚バラ薄切り肉は1センチ幅にカット。油揚げは適当に細長くカット。シメジは小房に分けて、エノキは下のほうを落として適当にさいておく。
かつお出汁をたっぷりとっておく。
鍋に油を熱し、豚バラ薄切り肉を炒める。色が変わってきたら、小松菜を入れて炒める。
小松菜がしんなりしてきたら、たっぷりの出汁を注いで、煮立つまで待つ。
煮立ってきたら、灰汁をすくってから茸類とお揚げをいれて、全体を馴染ませ、味醂・醤油で味付け。
全体に味が含まれたようであれば、碗にもり、最後に浅葱か細葱の小口切りを散らす。

もともとは小松菜の煮浸しのレシピの応用です。
煮浸しだとサイドメニューだけど、具を多少多めに作って、ヘルシーなメイン素材にしてしまいました(^^;。

出汁の味が命なので、できれば鰹節からとってほしいなあ。
水を張った鍋を火にかけながら野菜のカットをしてればカットが終わる頃には沸騰してます。
沸騰したところに鰹節を投入して、ちょっとしたら火を止めて、そのまま放置。
その間に、別鍋で肉などを炒め始めて、小松菜がいい状態になってきたら、鍋の中に入る程度の小さめのザルを入れてしまい(笑)、そこに鰹節を投入した湯=つまり出汁をつっめばOK。
あとは、すぐにザルを取り出してしまえばいいわけです。

ザルに残った鰹節の残骸は、ふりかけ作ったり、佃煮作ったり、まあ再利用方法はありますが、面倒なら捨ててしまえば(^^;。うちでは、猫たちのおやつにしてます。

最近、家で和風の料理をしてなかったので、久々に落ち着いたご飯だったなあとしみじみと思ったりして。
かつお出汁って、日本人の遺伝子に「なつかしいもの」として、インプットされているような気がする(笑)。
案の定、やる気ナッシング。
出勤したものの、個人でできる仕事は今はなくて、メンバとの協力体制がメイン。で、今日の作業はメンバがメインでこなすようになっていて、自分の作業は基本的に補助だったのでした。
こういう日は、ほんとは個人作業をワシワシこなすほうが、集中できていいんだけどなあ。

そんなわけで、メンバに付き合って残業して、帰宅したのは9時ぐらい。途中本屋でリスト買いしてきたにしても、ああ、なんだかクタクタ。
丁度家族も同じぐらいに帰宅してきたので、メシ作るのが面倒になって、外食に出かけた。

そば屋で、天重頼んだのは初めてだけど、あんなもんなのだろうか(謎)。

■「しゃにむに Go! (15)」羅川真里茂
この人の書くムチムチした身体が、昨今の鉛筆みたいなキャラクターよりもリアリティが感じられて、なんとなく好き。
「NY.NY.」みたいなシリアスもいいけど、やっぱり本領はこの手のギャグなんだろうねえ。
テニスのスポ根という、昨今はやらないジャンル(?)でありながら、ちゃんと王道を通って、天才と才能と努力とライバルとコーチと恋愛とが混ざっていて、軽く読めるコミックスです。

ようやく敵キャラ(?)も出てきて、さて、次号乞ご期待ですな。

■「ホーム・ドラマ」榎本ナリコ
初の女性誌コミックス。今まで、少年少女の思春期を題材にしたものばかり書いていた作者が、何故か?新境地の女性誌で書いた短編を集めたもの。確か掲載誌は「YOU」。意外。
主人公というか、メインのキャラは皆「主婦」なのだけど、どこかやはり作者の雰囲気を引きずったタイプが多くて、女性誌のコミックスが苦手な自分にも、読めました。
収録されてる中の一つは、ちょっと北村薫の「スキップ」もどきの作品があって、すこしびっくり。

では、また。
朝、相棒が出勤するのを、半分夢の中で見送り、そのまま睡眠続行。
寝すぎたのと、猫に体重をかけられていたのとで、背骨と腕がグキグキといたくなってきて、仕方なく起きたら昼だった(^^;。

ボーッとしながら腹が減ったのでカップ焼きそばを作ってみたら、これが檄マズでものすごく後悔する。ああ、一食損した…(T_T)。

メールをチェックして、昨日の収穫本を半分堪能してから、何故か思い立って家中の大掃除。
雨は小雨程度だったけど、湿気が凄くて少し動いただけで汗だくになってしまう。
終わってから、ヘロヘロしながらシャワーを浴びて、カタログショッピングの本を眺めつつ家族の帰宅を待つのでした。

ああ、明日から仕事か〜。ゲンナリ

■「親切がいっぱい」神林長平
神林のドタバタ小説。彼の小説は、バリバリのハードSF(哲学寄り)か、ドタバタのコメディSFかにきっぱりわけられることが多いのだけど、これは後者。

アルバイト斡旋業の事務職員として働いている良子のアパートに立ち退き問題が発生する。アパートの所有権は実は一匹の黒猫にあったのだが、その猫が行方不明となったのだ。
居心地のいいアパートを愛する良子たち住人は、団結してこの問題に立ち向かおうとしていた。
そんなとき、天井を突き破ってやってきたのは、一体の猫に似た宇宙人だったのである。

とにかく、こんなに無意味な宇宙人は初めてみましたね(笑)。突然やってきて良子たちアパートに住み着いてしまうのだけど、食べて、出して、眠って、笑って、でもそれだけ。
地球の侵略にも、友好にも、偵察にも全く関係なく、「地球観光ツアーの途中で勝手にはぐれて自由行動をしているに違いない」と住人たちに言われてしまうほどの呑気さ。

でも、この呑気さ加減が絶妙なのです。
日常劇を描きながら、宇宙人なんて異物をちょっとだけ紛れ込ませた神林らしくない(ように見える)本書は、神林の入門書として、とっつきやすくていいでしょう。

では、また。
めずらしく朝、起床。のそのそと起きだして、身支度をする。といっても、TシャツにGパンだけど。電車で寝ることも考えて、帽子も持っていくことに。

相棒のスクーターを借りて駅まで出かける。外は霧雨のようなものが舞っている状態だったけど、かろうじて合羽なしでも大丈夫というところ。
半そでのシャツでスクーターを飛ばしたら、寒い。今は八月だってのに…。

駅の駐輪所にスクーターをおいて、窓口で切符を買い、そのままホームに。電車の時間まで30分ぐらいあるので、電車で食べようと思っていたパンをベンチで食べる。雨の場合、合羽を脱ぐのに時間がかかるので、その分早く出てきたが、早すぎかも(^^;。

予定通りやってきた電車に乗って、ひたすら持ってきた文庫本を読む。
はっと気が付くと、次が降りる駅だー。

新橋でJRを降りて、ゆりかもめに。
お台場に行きたい行楽客のギュウギュウ詰め状態に耐えながら、国際展示場へ。

会場は雨でした…。
傘が嫌い(というか、帰りの荷物が増えるのがわかってる状態で、傘なんか持ちたくない…)で持ってこなかったので、小雨のなか、帽子をかぶってやり過ごす。幸いゆりかもめの駅から、屋根なしの部分は少ないし。

会場では、まず西に直行。ここで毎度お目当てのものをゲット。久々に出会えた(自分にとっての)新刊…。嬉しい。

あとは付録みたいなものなので、プラプラをあるいて東に。前回きた時とは東への移動方法が違っていて、ちょっとドキドキした。

東では、数日前にヨネケンのSPがあるのを発見していたので、まずはここへ。お隣はかなりの行列だったけど、ヨネケンのところはそうでもなくて、さっくりと終了。

あとはいくつか回ってみたものの、どうもあまりピピピとくるものがなくて…。でも、どこも「見せてください」と声をかけると、丁寧に対応してくれて、ちょっと嬉しくなった。

途中、昔気に入って続けて買っていたサークルに偶然遭遇して、今ではそのサークルが活動を停止していることをはじめて知った。在庫一掃ということでいくつかチェックして、手持ちになかったものを一冊ゲットしてみる。

東1-3エリアでちょっと疲れたものの、あとちょっとだと自分を励ましつつ、東4-6に入る。

カタログをチェックして、ちょっと気になっていた押井守MLのスペースで、犬本の総集編を買ってみた。さすがに押井のファンだけあって、濃いな〜(笑)。記事もちっこい字がびっしりで、読みでがありそう。

あとは事前にチェックしてあったいくつかのところを回ってみるも、いすが机に乗ってる状態で、残念でした。
昼過ぎてたからかなあ。

そのまままたゆりかもめで、新橋へ戻る。途中、汗だくのTシャツを着替えて、さっぱりと。これだけでも随分違う。

新橋では、汐留シティセンターに入って、インドネシア料理店を発見、ランチが850円だったので、入ってみた。
キーマカレーはスパイシーで、ナンも美味しく、疲れた身体も伸ばせて、満足。
ついでに新しいビルだからか、トイレも綺麗で広く、荷物の整理もできた。

帰りのJRは、偶然にも乗り換えなしで帰れる列車だった。行きに読んだ文庫は、すぐに読み終わってしまい、あとはひたすらグースカと居眠り。

地元に戻ってみると、夏祭り最終日で、雨のなか強引に盛り上がっているようでした(笑)。
駅についた時には雨はちょうど上がっていていて、スクーターのシートをしっかり拭いて、家へ。途中パラパラと小雨がふったり止んだりだったけど、大して濡れずにすんでラッキー。

家に帰り着いて、荷物を整理し、買ってきた本をパラパラとめくっていたら、夕飯の時間に。

連休中ずっとおさんどんをしてくれていた相棒に感謝しながら、のんびりと食事をしました。
あああ、休みも明日で終わりだ〜。

では、また。
今日も雨。ひさすらずーっと雨が降り続くって、ちょっとここ最近ではめずらしいかも。
新聞では、雨量が多すぎて、土砂災害に注意しましょうとか、鉄道がストップしてますとか書いてあって、家でぼーっとニュースも見ずに過ごしていたら、なんだか世間から取り残されたような感じ。
ま、それもまたヨシ(をい)。

午後から三日ぶりに外に出る。
ずっと使ってなくて、動作もあやしいノートパソコンを売りにいく。すでに値段がつかないだろうと簡単に予測できるぐらい古いものだが、秋になったらコレを捨てるだけでも有料になるわけで、そのぐらいなら今のうちにほかっておこうかな、と。

どしゃぶりのなか店まで出かけて、二台で500円の叩き売り状態で手放しました。500円も貰ってしまってすみませんという感じなんだが…(^^;。

その後、ホームセンターで猫ご飯など買出し。同じ建物のなかにゲーセンがあって、久しぶりに覗いたのだけど、ものすごい人。雨で行くとこのない夏休み中の子どもたちがウヨウヨして、邪魔くさかった…。

最後にスーパーによって、食料の買出し。結局ずっとでかけないままなので、食事は全部自宅。そのためいつになく食料の消費が多い(笑)。
店内にあるパン屋で明日の朝食を買うものの、帰宅してパンがないことに気づく。買い物カートにひっかけておいたのが災いして忘れてしまったようだ。
仕方なく、再度でかけて、取りに行きましたとさ。

あああ、雨はやまない…。JRもちょっとダイヤが狂ってるようで、明日のお出かけが大変だなあと思いながら、荷物の支度。

夜は映画を一本みて、さっさと就寝。

●「菊次郎の夏」
今月は北野武特集とかで、一応見てみた。
北野作品は、「HANA-BI」とか「キッズ・リターン」ぐらいしか見たことがないんだけど、この話はまた違った雰囲気。

途中挿入されるあまりにくだらないギャグというかが物凄く気に入らなくて、辛かった。映画としても、なんだかストーリーがぶつぶつと切れてた印象があるんだけど…、うーん。
ちょっと趣味に合いませんでしたねえ。

では、また。

最終チェック

2003年8月15日
夕べも雨で、エアコンで除湿をかけて眠る。昼頃に起きだして、外を見るが雨がやむ気配もない。もともと出不精で休みに出かける計画はしてなかったから支障はないけど、ちょっと湿気がなあ…。

そういえば今日から夏の祭典が始まってるはずだけど、東京はどうなんだろう。こんなにしっかり雨が降るのも珍しいかも。

昼には暖かいうどんを食べて、その後のんびりカタログのMRを眺める。サークルチェックの後そのままほかっておいたカタログを昨日発掘して、MR未読なのに気が付いたのでした(^^;。

それから、日曜に行く予定(二年ぶりになるのかなあ)の作家さんの、手持ちの本の最新刊の番号をチェック。当日は、それ以降の新刊をざっくり買ってくる予定なのだ(^^)。
いつもはきっちりの財布の紐も、本屋ではゆるくなりがちだが、この作家さんの本は、さらにゆるゆるだよ〜(^^;。
ああ、これが愛か…(爆)。

今ごろ皆さん、戦ってるのねえ(笑)。

■「私立星之端学園恋愛!?専科」米倉けんご
ヨネケンは、兄妹ものがすきだよねえ。ジャンルとして近親ものって人気あるみたいだけど。
しかし、このテの漫画の中にも、さらりと小さく主人公たちの苦悩の家庭背景が書かれていたりして、イキナリ眼にするそういうコマにちょっとドキっとしたりします。

巻末に URL があったので、覗いてみたら、偶然にも日曜にSP出してるようなので、ちょっと寄ってみようかな、と思ったりして。

では、また。

堕落した生活

2003年8月14日
ああ、涼しい…。夏休み中にこんなに涼しかったのは、初めてな気がする。

前日の夜に雨が降っていて、その湿気を嫌って、贅沢にもエアコンで除湿をかけて眠った。で、今日起きてもそのままにしていて(というか、忘れてて)、偶然窓をあけたら、外のほうが涼しいぐらいだった(笑)。あわてて、エアコンをきって、窓を開放。ううん、いい風。

先週末に掃除をしてからまだ五日(爆)しかたってないのに、部屋が汚い。むう。

午後からは相棒が録画してあった映画を見初めてしまったので、ここで掃除機を動かすと嫌がられるだろうなあ…と、自室で本を読んで映画が終わるのを待つ。

で、終わってから、掃除をして回って、ちょっと疲れた。気温はそんなにないけど、雨で湿気があって、少し身体を動かすと汗をかいてしまう…。

夕飯前に、お風呂にゆっくり使って、夜はのんびり ER の続き(4thシーズン)を見る。
Dr.グリーンが4thシーズン最初から壊れてたのが、ようやく復活した。
しかし、あの受付の彼女は、ER ではもの凄く浮いたキャラな気がする…。

ビールをガンガンのみながら、だらだらとTVを見てたら、飲みすぎた…。明け方、気持ち悪くなって水をガブ飲みする、阿呆なのん兵衛…。

では、また。

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