なぜこの誤った概念がかくも支配力を持つようになったのか
「ニート」とは、働かず、就学もせず、求職行動もとっていない若者を指す言葉で、日本では二〇〇四年頃より使われ始め、その急増が国を揺るがす危機のように叫ばれている。様々な機関が「ニート」の「人間性」を叩き直そうと「支援」の手を差し伸べており、多額の予算が動いている。
このような状況下において、本書では、まず、日本での「ニート問題」の論じられ方に疑問を覚える本田由紀氏が、「ニート」という言葉自体の不適切さを量と質の両面から明らかにする。
また、『いじめの社会理論』の著者である内藤朝雄氏は、「ニート」が大衆の憎悪と不安の標的とされていることを挙げ、憎悪のメカニズムと、「教育」的指導の持つ危険な欲望について解説する。
さらに、ブログ上で「俗流若者論批判」を精力的に展開し注目を浴びている後藤和智氏が、「ニート」を巡る言説を詳しく検証する。


リンク先の武富さんが紹介していらしたのを見まして、タイトルがちょっと面白いなと思って読んでみました。
こういう情報系新書の本は、大抵タイトル買いしてるのだけど、今のところあまり大きなハズレはないです。

本書は三人の共著となっていまして、それぞれ一部ずつ担当の全三部構成になってます。

第一部ではニートという言葉の語源と、その言葉が表す意味について。正しい意味合いにおいてのニートへの必要な働きかけとはどんなものなのか、ニート予備軍を生まないための具体的な方策への提言などが書かれています。

第二部は、青少年ネガティブ・キャンペーンの発生とその流れ、それらの巻き起こす弊害や大衆の誤解が政治家のエサになるという現状への警告について。

第三部は、ニートという言葉が流布し始めて約二年でここまで広がってきた(しかも間違った意味合いで)その姿を、マスコミの方面から誰がどのようにして情報を発信してきたのかを資料的な読み物としています。

個人的に、第一部はちょっと方向性がわかりにくかった気がする。
ニートという言葉はイギリスで生まれたものだけど、現在日本で広く認識されているような意味合いとは、かなり違うニュアンスで使われているのだそうだ。

しかし、言葉の意味合いというのは、特に国を跨ぐと意味合いやニュアンスは変わることが多いわけで、例えば「日本ではこのような意味で使われています」という共通認識さえあれば、同じ言葉がイギリスでは違ったものを指していてもいいのではないかと思っているので、この部分の著者が何故そこまで本来の意味でのニートとの違いにこだわっているのかが、見えずらいと感じたのでした。

とりあえず言いたいのであろうことは読めたと思っているのだけど、著者の持つトーンには共感しずらかった…。

本書で一番興味深く読んだのは、第二部。

上にも書いた「青少年ネガティブ・キャンペーン」は、実際私もおかしいよなぁと感じていたので、そういうモヤモヤしていたものに、論理的に言葉で説明してくれたので、読後とてもすっきりしました。

切り口の最初にこそニートという言葉を使っていたけど、中身はマスコミ批判(というより警鐘だと思う)と、大衆心理について書かれていました。

最近、若い人たちが何を考えているのかわからない・衝動的にどんな犯罪を犯すのか予測できない・インターネットとかにハマるような若者は危険、といった青少年バッシングが多い、というマスコミ記事をとりあげ、では本当にイマドキの若者は危険なのかをデータから反論していく節が、面白かった。

若い人の犯罪はここ数年増えてきているのか(若者による犯罪数は近年減ってきている)、理由の想像しずらい殺人事件などは若者に多いのか(殺人事件そのものは減ってきており、犯人の年齢も若年に偏ってはいない)、学校以外にインターネットでの付き合いもするような子どもは凶悪な犯行を犯すのか(事件のどこにもインターネットがその事件を引き起こしたとする事実はない)。
などなど、数値データをあわせて展開していくところは小気味がいいぐらい(笑)。

大衆には理解しがたい理由での殺人事件が発生した時、犯罪者が10代の若者であれば新聞の一面トップになるのに、同じような事件で犯罪者が70代ぐらいの人であると小さな囲み記事になってしまう、という実際の例もあります。

最後に、結局のところ「今すぐに働く意欲がなく、職を探しているわけでもない、無職の人」をニートというらしいのですが、その人たちに就労の機会を与えることが対策の一つだという部分が、イマイチ納得がいかなかったです。

著者たちに言わせると、「当初は就労の意欲があったのだが、機会に恵まれず、不採用を多く経験することで、就労意欲がなくなってしまい、結果現時点で職を探さずまた働いてもいないという状況にある」のがニートらしいのですね。
だから、就労の機会を与える、と。

しかし、どういう理由であれ、就労の意欲がなくなった結果無職で求職行為もとっていない人たち(それでも生活できている)が、今後も機会があれば働こうと…思うものなのか…。

どちらかというと、無職でも暮らせるという経験をしてしまうことで、じゃあ働かなくてもいいじゃん、といった方向に考えが行く人も多いのじゃないかしらん?
それこそ、データがないので、多いかどうか本当のところはわかりませんけどね。

そういう意味では、今後も継続してニートの実態を把握するための行動が必要になるのだと思います。

ひと息

2006年2月12日 日常
よいお天気です。

普段日曜は外出しないのだけど、本日は必要に迫られて、ちょいとお出かけ。
大物をコインランドリーにかけながら、読みかけだった本を読了。

その後は家で雑事を片付けたり、なんだか落ち着かない一日になってしまった。

先週から仕事がハマり始めてしまって、平日の夜に普段こなすような瑣末なことが消化できなくて、そのしわ寄せがきてる感じ。

今月はこのペースでいきそうなので、なんとかうまく気を紛らわせてストレスを溜めないようにいきたいと思います。

夜は早々に就寝。
今週も頑張りましょう。

では、また。

診察

2006年2月11日 日常
先月の予定だった兄猫の予防接種がずっとのびのびになっていたので、本日行ってきました。

病院は、土曜は午前中と夕方に診察可能で、日曜祝日は午前のみなのね。
なので今日もいつもの週末の用事を片付けてから夕方に病院でいいかな〜と思っていたんだけど、フとカレンダーを見たら数字が赤い…。

あー、今日は祝日だーと気がついて、慌てて午前の診察に行ってきました。ギリギリセーフ…(^^;。焦った。

健康診断もしてもらって問題なし、注射もつつがなく終了し、院長先生と兄猫の粗相について相談してみる。

通常、対処としては(1)去勢する(2)フェロモン系の香りで予防する(3)ストレスを軽減する、というのがセオリーらしい。

で、うちは(1)は済んでるし、(2)の話は以前にも聞いたことがあって、実際試したのだけど、全然効果なし。
結局は(3)だろうとの話で、だとするとストレスの元になってるのが同居してるほかの猫との相性だろうと思われるので、即効性な解決策はないようなものだ。ガッカリ。

しかし(2)で全然効果がなかったです(しくしく)と言ったら、院長先生は大層驚いていた。
香水みたいなスプレータイプで、制御したい場所にスプレーして香りをつけると、その臭いのある場所ではしなくなるという商品があるのだけど、それを使って治らなかった猫は少ないらしい。

そんなところで特殊性を発揮しなくてもいいのになあ。>兄猫

ともあれ、まあ健康だということでその点は一安心。
もういい齢なので落ち着いてくれよう。

帰りに支払いをしながら、獣医補佐のおねえさんと「うちの犬も粗相が凄いのよう。困るわよね〜」とお互い同情しつつお話して、帰宅。
で、家についてから、診察券を受け取りそこねたことに気づく。
むむむ、今度取りにいかねば。

では、また。
だいたいの作りこみが終了。
来週のデバッグがスムースに出来るように形を作ってしまいたかったので、結構頑張ってしまいました。

まあ前日に予測がついていたので、家族と調整して、本日の夕飯は各自それぞれでとるという形にしました。
相手を待ってると何時になるかわからないしね。

というわけで、帰りにラーメン屋に寄ってきました。

先日、土曜の昼に家族と食べにいこうとしたんですよ。
市内では結構美味しいと評判らしいお店でして、実際店にいったら駐車場の車が一杯。店の中でも待ち状態の人たちとかいて、かなり待ちそう…。

結局そんなに待つのも嫌だなぁということになって、結局別に店に行ったわけです。

そういう状態だったので、では平日の夜遅くにならそんなに混んでないだろうと踏んでチャレンジしてきました。

実際店内に入った時には客は少なかったのですが、実はこれは偶然だったようで、注文して待っている間にもどんどん客が入ってくるのです。
注文した品が出てきた頃には客席(全部で20人ぐらい座れるかなぁ)は満席状態。
凄い人気だなぁ。

で、問題のお味のほうはというと…かなり微妙な線でした…(^^;。

いえね、別にマズくはないと思うのです。
普通に美味しかったし。

でもかといって、じゃあ長蛇の列に並んでまで食べる価値はあるのか、というと、…私だったら並ばないなぁ…と(^^;。

でもホントに客の切れ目がなかったし、口コミ情報でも評判がすっごくいいお店だったんですよねぇ。
私の好みが特殊なのかしらんと思ったりもして…。

ま、でも、好みの味ではあるんですよ。
並ばないで食べられるなら、また行ってもいいかな。

ともあれ満腹になって帰途についたわけですが、この時期の夜中って工事中=通行止めが多くて困るよ〜。
迂回してたら、なんだかすっごく大廻して帰ることになってしまった…。

ようやく帰り着いてから、猫トイレの掃除とか家事を片付けてたら、今の家で初めてブレーカーが落ちたよ!(驚)
しかも番組録画中!!!(涙)

ブレーカーを戻してから HDD レコーダをまずはチェック。
こういう突然のシャットダウンには弱いものだから、録画データが全部消えてたりしたら泣くに泣けねぇとドキドキしつつ確認したら、当然録画中のデータは消えてたけど、他の保存データは無事でした。
不幸中の幸い…。

まあ録画中だったやつも来週に再放送があるのがわかっていたので、心理的ダメージも最小で済みましたけど。
ああでもちょっとショック。

なんだかそんなこんなで疲れてしまって、そしてそういう時にまたしても兄猫がカーテンに粗相しやがって、眠い目をこすりながら洗濯するハメになったのでした…。

翌日休みなのだけが救いだと思った午前二時…。

では、また。

色バトン

2006年2月9日 エッセイ
りなりんさんからまわってきました。ありがとうございます〜。

ワタクシ自慢じゃありませんが、他人から優しそうだと思われたり言われたりしたことはございませんので、ものすごく意外というか、こそばゆいというか、いやいやありえないからとか、でも有難うございます(?)とか、読んで思わず身悶えてしまいました(訳分からん)。
ついでにそこを相棒に見られて、恥ずかしい思いをしました(^^;。

--

●自分を色に例えると?

好きなのは青系だけど、自分、となると…黄色、かなぁ。しかもビビッドなくっきりした色。

オンナノコの赤/ピンクとか、オトコノコの青/緑じゃなく、どちらにもフィットするカラー。黄色は緑と赤を混ぜた色なのよね。

●自分を動物に例えると?

猫科。
気まぐれで我侭。
そういう部分で嫌われるし、同じ部分で好かれたりする。

●自分を好きなキャラに例えると?(何でも可)

…キャラ…?(^^;
思い浮かばないです。

●自分を食べ物に例えると?

たいやき。

持った感触が のたり としていてやる気がなさそう。でも外縁はエッジがきいていてパリパリ。
あんこがどこまで入っているのか外側からはわからないので、食べる際には賭けのように尻尾から試してみるのがよろしいかと(謎)。

●バトンをもらった人を色でたとえると?

少しオレンジがかった桃色かなぁ。
若者ブランドの春色の口紅にありそうな。

暖色で包み込むような色で安心感があるのだけど、よくよく見ると全く同じ色は他にはない、といった感じでしょうか。

●次に回す5人を色で例えると?

ご、五人もいません…。
興味のある方はご自由におとりください〜(^^)。
ペース配分を間違えたせいで、いきなりハードな日常に突入。
自業自得とはいえ、ちょっと悲しい。

でも作業している間は全然苦じゃないのよね。
集中している(ってことも実はないのだけど)時はそういう余分なことは気にならないものでして。
が、帰宅して、寝るまでの自由時間がガクっと減るのが、なんとなく悔しくて、そういう時にちょっと反省したりするわけだ。

そして、こんな時に限って、眠いし早くベッドにはいろう…と思ったタイミングで、兄猫がカーテンに粗相しやがって、泣きながら洗濯するハメになったりするのだ。
ガックシ。

今週は夜中にイキナリ本を読み始めて結局最後まで読んじゃったとか、そろそろ寝ないとなーと思いながらパズルサイトを開いちゃってパズルにハマったりとかで、睡眠時間が少ない。

我ながら馬鹿だなぁとは思うのだけど、仕事とかが忙しくなってくると欲望の調節が難しくなるんだよなあ。
ううーん、こういうのも我が強いっていうのかしらん。

では、また。
デビューから30余年。仕事、恋愛、家族…。大切なものを守るため、心で涙を流しながら、闘い、懸命に生きてきた。そして辿り着いた「本当の幸せ」とは-? 今、初めて明かす、波乱の半生

女優としての大竹しのぶは結構好きかもしれない。

実は彼女の生舞台は一回しか見たことがないのだ。

野田さんの舞台に出ていた頃はまだ私が野田さんにそれほどの興味がない頃だったし、私が舞台をよく見るようになってからの彼女の出演作品の大半が、私が超苦手な蜷川演出だったりしたこともあって、なんとなく興味はあるのに観そびれているといった感じ。

それでも女優としての姿に、なんだか天性の女優といったイメージがあるのね。
どちらかというと不器用に見えるのだけど、役を演じるというより、役を生きているような、そんな感覚が迫ってくるっていうか。
このあたりが、私が彼女が北島マヤ@ガラスの仮面に似てると感じる理由なんだろう。

もともと私はさんまさんも好きだし、野田さんも好きなので、彼らと生活をともにした期間をもった女性としても彼女を興味深く思っていて、本書にもそれらの部分が書かれているとのことだったので、手にとってみた。

読後の感想は、非常に公平な人だなぁということ。

例えば、彼女が離婚した原因の一つに、彼女が家庭に納まることをよしとせず女優と生きたいと思ったことが大きな要素であったらしいのだが、それとともにやはり生活する上での夫婦間での価値観の違いが大きいということが記されていた。

そういうことを記す時って、どうしてもやはり相手を批判しがちになることが多いと思うのだけど、本書の中では攻撃的に批判している部分はなかったように思う。
自分の主張、相手の主張のぞれぞれを上げた上で、夫婦生活の続行が難しかったのだということが淡々と書かれていた。

その後彼女は野田さんとも同棲し結局別れるのだけど、やはり同棲を解消する際の記述で相手を攻める姿勢はなかったと思った。

こういう、自伝というか告白ものの本で、こういう姿勢でいられる人って少ないんだよねぇ。
やっぱり多くの場合、自分を正当化する一番簡単な手段として、他人を攻撃することがあるので。

ただ、少し突き放したような理性的な文章で書かれているので、彼女が冷たい人に感じられるかもしれないのだけど、私には逆にとても熱い人だからこそエネルギーを抑えて理性的でいようとしているような、そんな印象を受けました。

読み終わって、是非ともまた生舞台を観たいなぁと思ったのでした。
ギリシャ劇じゃないのもやってくださいよ。>大竹さん

スナップ?

2006年2月7日 エッセイ
ここ数年になってやっと気がついたことなんだけど、どうやら私は映像で物事を記憶するタイプであるらしい。

何かを思い出そうとすると、その時のシチュエーションというかシーンがぼんやりと思い描かれて、そこから必要な情報をピックアップするという感じです。

以前、観劇にいった際にチケットを忘れたことがあったのですが、このときも自宅で座席表をチェックして表の中での自分の座席番号の位置を記憶していたため、事なきを得ました。
窓口で座席表を見せてもらって、ここです、と指差すことができたのね。

しかし、どうやらこういう思い出し方って、万人に共通ではないらしい。

人によっては、記憶を呼び起こすきっかけが文字(文章)だったり、言葉(音)だったりと、いといろタイプがあるみたい。
私はたまたま映像だったようで(ちなみに無音。映像記憶に音が付随しない)。

この、映像で記憶するってのは結構私にとっては不具合が多い(^^;。
もしかして自分の視力が弱いのも関係しているのかもしれないのだけど、細かな部分の映像までは覚えてない(見えてない?)のだ。

そのためか、漢字などは記憶するのが大変。
画数の多い漢字は、それぞれ個別認識しての記憶が難しいのよね。漠然とした輪郭で覚えていることが多いので。

ついでに、映像記憶といはいっても、動画じゃなくて、静止画。
基本的にモノクロ。色が重要だと自覚している場合は、ピンポイントである部分だけ色がついているような感じ。

学生の頃の暗記もののテスト勉強としては、ノートにそれを書き取って勉強し、テストの本番中は自分で紙に文字を書いたときの映像がよみがえって、それを解答用紙にトレースするような感じでした。

当時はあんまり意識してなかったのだけど(皆同じようにしてると思ってたし)、こういう、後から人によっていろいろ違うのだってことを知るのは、なかなかに興味深く面白い。

では、また。
やっと出ましたー。
前巻発売から二年半ですよ!
書き下ろしになったらペースが落ちるだろうなぁとは思っていたけど、それにしても待たされた…。
でも、コミックス書き下ろしスタイルになって実質打ち切りになるシリーズものも多いことを考えると、ちゃんと発行してもらえただけでもラッキーなのかも…(^^;。

シリーズの中で、この『悪霊と呼ばないで』(原作のタイトル)は好きな話なので、楽しみにしていたんです。

間があいた割には絵柄が基本的に変わっていなかったのも嬉しかった。
やはり同じシリーズは同じぐらいの絵柄で読みたいものだし。

このエピソードは、麻衣がナルの秘密にいたるための小さな情報をゲットするためにも大切だったし、真砂子と和解(?)したり、綾子の力が判明するのね。
シリーズでいうと、起承転結の「転」入り口といった感じでしょうか。

しかし、原作一冊がコミックス二冊になったんだけど、やはり細かい端折りもあったのが仕方ないけど残念。

次は最終巻『悪霊だってヘイキ! (上)(下)』で原作は小説二冊。
コミックスだと、希望としては5冊ぐらいかけて丁寧にやって欲しいけど、いいところ3冊だろうなぁ。
ううう、今度は完結まで何年待つことになるんだろう(涙)。

でも、楽しみにしてます。>いなださん(ここに書いても…(^^;)

くっ

2006年2月6日 日常
今週も一週間始まりました。気合をいれて頑張りましょう。>ワタクシ

金曜に作り始めたおもちゃが、予定では本日午前中に完了のつもりだったのに、それが予想外に時間がかかってあせっております(^^;。

ファイルステイタスの取得で何度も期待値が得られなくて、泣きそうになりながらデバッグを繰り返していたら、Windowsの仕様で根本的な部分で勘違いしていたことが発覚。
原因がわかったときには、自分のあまりの情けなさと、解決に要した時間を考えて自己嫌悪です。
しくしくしく…。

でも地道に楽しかったからフクザツ…。

その後本来の仕事に手をつけていたのだけど、夜になってかなり冷え込んできました。
先に帰った同僚が、逐一「みぞれまじりになてきたよー」とか「そろそろ雪っぽいのが舞ってきたよー」などと実況中継メールで報告してくれて、さすがに雪になったら嫌だなぁと思ったので、予定より少し早めに帰宅。

空気がキンと冷えて寒い夜になりました。

月曜の夜は、最近「英語でしゃべらナイト」を見ることが多いです。
30分程度の短い番組だし、気楽に見れるのがお気に入り。
パックン英検が好きです。今のところ勝率3割ぐらいだけど(笑)。

その後、ずっと楽しみにしていた新刊を読んで、就寝。
布団が冷たーい。

では、また。

●「蛇イチゴ」

2006年2月5日 映画
宮迫博之初主演の毒と笑いが満載の映画。破天荒な兄と生真面目な妹という対照的な兄妹の関係を中心に家族の崩壊と再生を描く。

宮迫主演の映画。

彼はお笑いの人だと思うのですが、CDデビューしたり、ドラマでレギュラー俳優として活躍したり、なかなかに多才な人ですねぇ。

個人的には俳優としての宮迫は結構好きです。
とりたてて演技上手!というようには思わないのだけど(笑)、ちゃんと彼らしさが自然に出るような役でそつなくこなしているように見えるし。
ということは、やっぱり演技が巧いほうなのかしらん。

普通の家族のように一見みえる中に、実はリストラされたことを言い出せない父親だとか、義父の介護に息が詰まるようなものを感じている母親、そして優等生の妹。
そこに、勘当された兄が戻ってくることで、一気にほころびが緩み、次第に崩壊していく様がブラックユーモアたっぷりに描かれています。

クセのあるストーリーなので万人受けするようなタイプではないのだけど、一つ一つが丁寧に作られていて、全体によく出来ていたと思う。

マイナー系な話が好きな人には、是非。
お昼を食べて家事を片付けて、やっと居間で一息ついたらもう夕方だった…。

近所に、あるハウスメーカーがモデルハウスを上棟するとかで、今日は餅蒔きやるって投げこみがあったのよね。
餅蒔きなんて結構珍しいので、ちょっと見たかったなぁって思っていたのに、気がついたらとっくに時間は過ぎていた…。
残念。

夕飯に相棒がエビフライを作ってくれるというので、初めてタルタルソースを作ってみました。
今まで外食でエビフライ+タルタルソースの組み合わせで食べたことはあったけど、自分で作ったことはなかったので、作り方はいい加減(笑)。

とりあえず卵を固茹でにしてから器で適当に潰し、みじん切りにした玉ねぎとざっくり和え、マヨネーズと酢と荒挽黒胡椒で伸ばして、出来上がり。
マヨネーズだけだと粘度も味も濃いので、酢でゆるめてみたら結構いい感じになりました。

恐らく正当な(?)レシピだと、ワインビネガーとかピクルスとかパセリとか入りそうだけど、家になかったので似たようなので代用。
ま、そこそこ美味しく出来てよかった。うむ。

食後にかなり前に録画して、それから少しずつ細切れで見てきた映画の残り部分を消化。
結構インパクトのある映画だったので、前に見た分のストーリーを忘れることもなく、それなりに面白く見ました。

それにしても映画の常備が20本ぐらいある…。
まとめて二時間見るのって難しいので、減りが遅いのが問題。
幸い今月は録画予約が少ないので、頑張って消化しよう。

では、また。

買出し

2006年2月4日 日常
身体が重い…疲れてるのかなぁ…、と意識が目覚めた時にぼんやり思ったのだが、すぐにそれが猫の重みだと発覚。
なんとなく悔しい(なんだそれは)。

昼ぐらいに起きだして、週末の買い物に。

ホームセンターは少し遠いところにあり、観光地に近いここのあたりでは週末にそこに向かうのがちょっと憂鬱。いつも渋滞してるんだもん。
なので、出来るだけ纏め買いするようにしているのでした。

箱ティッシュとかトイレットロールペーパーとか、猫砂とか、デカくて重いものを一気にゲットしてきたので、帰りの車はぎゅうぎゅう…(笑)。

夜、偶然TVをつけたら「ラヂオの時間」をやってたので思わずみてしまう。
この映画は好きで、何度か見てるんだけど、見るたびに笑えるのよねぇ。

そうそう、この映画の英語タイトルがセンスいいんですよ。
 Welcome Back, Mr.McDONALD

たしかにドナルドが戻ってこれるかどうかが、最大の事件だしね(笑)。

何度も見てるわりには、実は自分でDVD持ってないんだよね…。
やっぱ買っちゃおうかなあ。

では、また。

基本にかえる

2006年2月3日 日常
なんだかテンションの上がらない一週間だったわりに、気がついたら金曜になってました…。
むむむ。

本来の仕事から派生したちっちゃなおもちゃアプリを組んでます。
本業のほうを優先するのがスジではありますが、スケジュールにちょっと余裕があるのと、気分的に遊びたいところだったので、おもちゃを作ってうさばらし。

これが、たいしたことのない(というか基本の動作だけで済む)アプリなのに、やりはじめると結構ハマる。
実際、今やってる仕事で使ってる言語は、実はちゃんと勉強したことがないので、場当たり的なことも多く、そういう基幹部分での自分の弱みがモロに自覚できるアプリだったので、作り始めたらムキになっちゃってる部分もあって(笑)。

楽しみながら、苦しみながら、集中してたらもうこんな時間…と時計をみてびっくり。

帰宅すると久しぶりに相棒の手料理が待ってました。
相棒も忙しくて遅くに帰宅したのに、申し訳ないけど有難いです。
感謝感謝。

明日は休みかぁ。
嬉しいなあ。

では、また。
でんきひつじさんからいただきました。
ありがとうございます。
バトンって好き好き(笑)。嬉しいです〜。

でもあんまり面白い(?)回答じゃなくてすみません。

--
○回してくれた人に対しての印象は?
さりげなく頑張り屋さんな印象があります。
時々文章の端に同県人なんだなぁと感じることがあって、なんとなく嬉しくなります。
あと、文章で使われている言葉が丁寧で、そういう姿勢に感心しています。

○周りから見た自分はどんな子だと思われてますか?
ヘンな人。あまり協調性がなく、わが道を行くタイプと思われているようだ。正解。

…でも協調性って、付和雷同とは違うと思うんだけど。
と思うところがそもそもマズいのかもしれない。

○自分が好きな人間性について5つ述べてください。
・想像力がある
・物事を俯瞰できる
・他人に優しさを示すことができる
・自分にプライドを持てる
・好奇心がある

他人には気配りが出来、広い視野を持ち、自分を卑下することなくいられるスタンスというのは、私の一貫した理想像です。
まだまだ道のりは…。修行中の身です。

あと、人間性とはちょっと違うけど、食べ物を美味しく食べられる人っていいと思う。食に興味がないって、人生損してる気がする。

○では、反対に嫌いなタイプは?
上に上げたものの逆のタイプですかねぇ。
いろんな事を他人に押し付ける人とか、モラルのない人とか、嘘吐きとか。

○自分がこうなりたいという理想像はありますか?
上に上げた好きな人間性を備えた人になりたいですね。
プライドを持つことで傲慢な人にならないように気をつけたいと思います。

○自分のことを慕っている人に叫んでください。
ありがとうございます!

もし私に不愉快な目に合わせられたと思ったら、是非教えてください。
そしてほんの少しの好意がまだ残っていたら、無言でフェードアウトじゃなくて、伝えてもらえれば、可能な限り善処します。

○そんな大好きな人にバトンタッチ(印象付で)

・ほんみりん さん
読んでてくださるかしらん。職業「食いしん坊への餌付け係」(笑)なイメージがあります。大型バイクも乗りこなしてらっしゃるようで、すっごくうらやましい。いつか手料理を食べさせてください(^^;。

地震アレルギー

2006年2月1日 日常
家族からの帰るメールがなかったのでまた残業なのかと思って、帰りに買い物して帰る。
帰宅したら明かりがついててびっくり。

メールしてよーと文句をいったら「出したよ」。
え?と思って携帯電話をチェックしたら未読メールがあった…。気がつかなかったよ。

食事中に地震があってドッキドキ。地震、大っ嫌いだぁ。
丁度寄せ鍋の最中だったので、相棒にコンロの火は消してもらって(自分は硬直中で対処できず。でも指示は出した(笑))、しばらく心拍数が戻りませんでした。
二階にいたので、揺れがしばらく収まらなくて怖かった…。

結局揺ら揺らがなんとなく怖くって、本日はお風呂パス。
明日の朝、入ろう…。

では、また。

霧雨の夜

2006年1月31日 日常
本日の会議は、出席者の都合により夜開催。
21時には終わるといいなぁと希望的観測を抱きつつ出席したが、結局終わったのは21時半だった…。
久々に遅い帰宅になりました。

でも、打ち合わせの内容はかなり充実していて、今後の懸念事項がかなりクリアになったのでよかった。
やることが増えたのは大変なんだけど、でも面白そうなことも含まれているので、楽しみながら進めたいですな。

帰ったのが遅かったので、夜の自由時間が少ない…。
まあこのところ早い帰りが続いていたのでそう感じるだけなんだろうけど。

どうしても片付けたかった洗濯だけなんとかこなしてから就寝。
なんかいきなり精神的なテンションが下降気味なのは何故だろう…。

では、また。
←絵は単行本ですが、読んだのは新書です。

Mシリーズ第二弾。

これはかなり好みが分かれるところだと思いますね。
恐らくは、著者にかなりの好意がある人、あるいは著者のことを全く知らない人でないと拒否反応が出そう。

本当は第一弾の本を読んだときに、これは次が出ても買わないだろうなぁと思っていたのね。
なんか文章の流し方があんまり好みじゃなかったし…。

しかし著者に興味のある人には無視できない本なのよ、コレ。

あくまでフィクションなのは分かっているんですが、まあ水柿君の経歴というか設定を考えると、物語がフィクションだとしても部分部分に事実が紛れ込んでいそう(だと期待してしまうの)で。
そういう妄想を働かせるのが好きなんです。
ああ、罪深い本よのう(意味不明)。

ところで、実は第一弾を読んだのは確かなんだけど、イマイチ自分で買ったのか図書館で読んだのか記憶が曖昧…。
第二弾は買っちゃったけど、もし一がなかったらどうしようかなぁ。

はぁ

2006年1月30日 日常
やる気のない月曜日。

昼間、ちょっとだけ実機確認の必要があって近くに出張に出掛けたぐらいで、あとは平穏に過ごしました。
気分が盛り上がらないなぁ。

帰宅してから先週の「時効警察」をチェック。
回線が不安定な時の録画なので、ちゃんと録れてるかの確認を兼ねてみたのだけど、意外に大丈夫だった。不思議だけどラッキー。
本日のオチは「ツレション」でした。
来週はなんだろう(わくわく)。

なんとなくダラ〜んとして就寝。
パっとしない一日だった…。

では、また。

TVなおりました

2006年1月29日 日常
午前中に電話で起こされました。
てか、音にびっくりして起きたけど、結局間に合わなくてどこからだったかは不明(^^;。
でも今日はケーブルTV会社から連絡があるはずなので、そのまま起床。
昨日遅かったから眠い…。

家の空気を入れ替えつつ、午後から来る予定の修理の人が来る前に掃除でもしておこうかなと思いながら、まずは朝の珈琲を入れてたら、また電話。
出てみると、あと10分で伺えますが大丈夫ですか?とケーブルTVの修理担当。
えええ〜!?、と思ったけど、修理は早いほうがいいし…と思って、とりあえず了承して、まだ寝てた相棒を起こす。私じゃ受け答えできないよう。
掃除はそんな時間がとれそうになかったので、恥ずかしいけど断念。

結局は一時間ぐらいだろうか、いろいろ調べてもらって、部品の交換でなおったらしい。
コンバータが落ちたときに、どこかのコネクタのピンが曲がってしまっていたらしく、そこの部品交換ですんだみたい。

ま、なおってよかった。

このコンバータは過去に何度かやはり墜落しているので(その時は壊れてはいなかったわけだが)、やっぱりちょっとこのままではマズかろうということになる。
なにか落ちないように固定するものをつけないとだよなぁ。

午後は週末のいつもの家事をしてから、番組の消化。

昨日、WOWOWでLIVE放映していた三谷幸喜の「12人の優しい日本人」を見る。
先月舞台でも見たけど、やっぱり面白い。
喜劇っていうのは結構普遍な要素が多いんだなぁと実感しました。
昔見た平田オリザの戯曲「忠臣蔵」を思い出したよ。

夜はちょっと期待していた「劇的ビフォーアフター」。
4000冊の蔵書を抱える家をリフォームするというので、その本の収納に興味があって見てみました。

しかし、あの番組って、うちで見てるともうツッコミ満載なんだよねぇ。

住んでる人たちにとってどうなのかってのはわかりませんが、例えば自分の家があんな感じでリフォームされたら、腹がたちそうっていう間取りが結構多い(笑)。

そんなところに庭なんかいらんとか、オリジナル設計の家具だとか(買い替え不能で10数年後に不便)、相棒と見てると文句ばっかり(^^;。

で、今回のリフォームでも、床下に本の収納とかやってて、「こんなところに入れたら死蔵されるよ」(笑)。

ビフォアーの映像をみる限り、あの夫婦が自分の部屋の床をいつでも開閉可能な状態に保てる気がしないんだよねぇ。
絶対物が増えるはずだし、それが床に積み上げられるのは時間の問題だろう。
そうなったら、もう床下の本は実際問題として発掘不能になる確率高し。
本には関係ないけど、災害時用の物置には、あまりに非現実的でクラクラした…。あれは依頼主の希望だったのだろうか…。

いいなあと思ったのは、廊下のスライド三段書架ぐらいでしたな。
うちにも欲しい…(うちに廊下はありませんが)。

夜になってもなんだか明日から仕事な気がしない…。
明日早く起きるの、ヤだなぁ…。

では、また。

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