●「名もなきアフリカの地で」
2004年9月7日 映画
1938年、ナチスの迫害から逃れるためにアフリカに来た少女レギーナの一家。お嬢様育ちの母は我慢ができず、父親とのいさかいが絶えなかったが、レギーナは農場暮らしにすぐに慣れ、料理人オウアと仲良くなり、アフリカの地に溶け込んでいく。
大自然に囲まれたレギーナが、スポンジのようにさまざななことをグングンと吸収していく様は見ていてとても気持ちがいい。料理人オウアとの関係も家族のように温かく、アフリカの自然同様、せわしない日々を忘れ、おおらかな心にさせてくれる映画だ。
ナチによるユダヤ人排除の動きから逃れた一家は、ケニアで農場管理の仕事をすることになった。
しかし、現地に馴染みうまくやっていこうと奮闘する父親とは違い、ドイツでの生活を懐かしむばかりの母親は、不満が溜まる一方。
そんな両親の間で、すんなり適応し育っていった少女の視点で描かれたアフリカでの生活模様。
どうやら原作付きらしい。
その原作者の自伝的小説だとかで、弁護士だった父親がナチの手から逃れるために一家でケニアに出国。戦争後、再びドイツに戻ってくるまでの自分たち一家の経験をベースにした物語だそうです。
少女レギーナのクールな演技がいいですねえ。
あとは、少女の家の料理人として雇われた現地の黒人オウア。
彼はケニア出身の俳優さんなんだけど、とても静かな役で、立ち居振る舞いが凄く素朴なのが印象的。
最後に寂しさで心が死んでしまわないように旅立つ、という言うときの瞳の柔らかさがとてもじんわりときました。
ちょっと長い(二時間半)けど、余韻の残るいい物語だったと思います。
大自然に囲まれたレギーナが、スポンジのようにさまざななことをグングンと吸収していく様は見ていてとても気持ちがいい。料理人オウアとの関係も家族のように温かく、アフリカの自然同様、せわしない日々を忘れ、おおらかな心にさせてくれる映画だ。
ナチによるユダヤ人排除の動きから逃れた一家は、ケニアで農場管理の仕事をすることになった。
しかし、現地に馴染みうまくやっていこうと奮闘する父親とは違い、ドイツでの生活を懐かしむばかりの母親は、不満が溜まる一方。
そんな両親の間で、すんなり適応し育っていった少女の視点で描かれたアフリカでの生活模様。
どうやら原作付きらしい。
その原作者の自伝的小説だとかで、弁護士だった父親がナチの手から逃れるために一家でケニアに出国。戦争後、再びドイツに戻ってくるまでの自分たち一家の経験をベースにした物語だそうです。
少女レギーナのクールな演技がいいですねえ。
あとは、少女の家の料理人として雇われた現地の黒人オウア。
彼はケニア出身の俳優さんなんだけど、とても静かな役で、立ち居振る舞いが凄く素朴なのが印象的。
最後に寂しさで心が死んでしまわないように旅立つ、という言うときの瞳の柔らかさがとてもじんわりときました。
ちょっと長い(二時間半)けど、余韻の残るいい物語だったと思います。
舞台を見る前に入場整理券を買っておいたので、かなりいい席をゲットできました。
モンゴルでらくだと共に暮らす家族のドキュメンタリー映画。
出産したらくだのうち、まれに育児放棄をしてしまう母らくだがいるらしい。
子らくだは母らくだに面倒をみてもらわないと、どうしても弱って、最後には死んでしまう。
そんな時、らくだと共にくらすモンゴルの人の間では、ある儀式を行うことで母らくだと子らくだを結びつけることが出来るらしい…。
映画は、らくだの親子とその親子を再び繋ぐ儀式を扱ったものでした。
いやね、もう子らくだが健気に母らくだの乳房に吸いつこうとするんだけど、そのたびに母らくだが嫌がって足蹴にするのね。
それがちょっと可笑しいのね。
でも何度も何度もトライする子ラクダを見ているうちに、やっぱりちょっと泣けてきちゃうのよ。
同じ時期に出産した母らくだは、産まれてきた子らくだを普通に愛情たっぷりに甘えさせていて、その対比がまた悲しみをさそうわけ。
やんちゃな子らくだが母らくだの足を噛み噛みして、母らくだが痛いよ、この子は!って感じで逃げたりする愛情たっぷりなシーンをバックに、母らくだに捨てられた子らくだが一人佇んで哀しげに鳴き声をあげるシーンなんかは、涙なしには見れません。
そして、最後に育児放棄していた母らくだが儀式によって(?)、瞳からボロボロと涙を流すシーンは感動のクライマックスでしたねぇ。
まあ、実際は見る側がかなり擬人化して感情移入しているから、という側面が強いのはたしかですけど、でも単純だからこそじんわりとした感情を感じられると思う。
いいなぁ。
モンゴルでらくだと共に暮らす家族のドキュメンタリー映画。
出産したらくだのうち、まれに育児放棄をしてしまう母らくだがいるらしい。
子らくだは母らくだに面倒をみてもらわないと、どうしても弱って、最後には死んでしまう。
そんな時、らくだと共にくらすモンゴルの人の間では、ある儀式を行うことで母らくだと子らくだを結びつけることが出来るらしい…。
映画は、らくだの親子とその親子を再び繋ぐ儀式を扱ったものでした。
いやね、もう子らくだが健気に母らくだの乳房に吸いつこうとするんだけど、そのたびに母らくだが嫌がって足蹴にするのね。
それがちょっと可笑しいのね。
でも何度も何度もトライする子ラクダを見ているうちに、やっぱりちょっと泣けてきちゃうのよ。
同じ時期に出産した母らくだは、産まれてきた子らくだを普通に愛情たっぷりに甘えさせていて、その対比がまた悲しみをさそうわけ。
やんちゃな子らくだが母らくだの足を噛み噛みして、母らくだが痛いよ、この子は!って感じで逃げたりする愛情たっぷりなシーンをバックに、母らくだに捨てられた子らくだが一人佇んで哀しげに鳴き声をあげるシーンなんかは、涙なしには見れません。
そして、最後に育児放棄していた母らくだが儀式によって(?)、瞳からボロボロと涙を流すシーンは感動のクライマックスでしたねぇ。
まあ、実際は見る側がかなり擬人化して感情移入しているから、という側面が強いのはたしかですけど、でも単純だからこそじんわりとした感情を感じられると思う。
いいなぁ。
●「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
2004年8月29日 映画
1963年、16歳のフランク・アバグネイルJr. は、両親の離婚を機に家出。航空会社からパイロット情報を入手し、まんまとなりすましたうえに偽装小切手も使いこなす詐欺師になる。16歳から21歳までの間に400 万ドルを稼いだ十代の詐欺師の実話をスティーブン・スピルバーグが映画化。
主役の詐欺師にレオナルド・ディカプリオ、彼を追跡するFBI捜査官にトム・ハンクスが扮して、フットワーク軽い小気味いい芝居でテンポよく見せていく。パイロット、医者、弁護士と変身していくディカプリオのコスプレショーも楽しいし、詐欺のテクニックも魅せるが、生きていくために詐欺師にならざるをえなかった主人公の皮肉な運命、未熟な心、孤独を垣間見せるドラマも興味深い。60年代の風景、衣装など美術も見応えたっぷり。
トム・ハンクスとスピルバーグの名前を劇場公開のときにトレイラーでみかけてからずっと気になっていたのだけど、結局劇場ではタイミングが合わなくて見損ねていた作品。
ようやく先日WOWOWで放送したので、みたのでした。
天才的な詐欺師、というフレーズで宣伝していたと思うのだけど、詐欺の手口そのものは特別高度なものではなかったような印象でした。
それでも主人公が若くしてパイロットや医者に化けていられたのは、ひとえに彼の頭の良さ(回転の速さ)にあったというのが、見ているとわかる。
例えばパイロットとして振る舞うのに必要な知識をちゃんと手に入れたり、身元がバレそうになった時の振る舞いで他人を騙し窮地を切り抜けたりと、機転が聞くというか、情報の応用力と適応能力が高いのね。
詐欺の手口だとか、その後FBI@トム・ハンクスに追われてしまう弱みとか、物語のスケールといった点では多少こじんまりした印象があったのだけど、主人公があれだけ渡り合えてしまった少年(といえるでしょう)だったというのが、凄いです。
後半、主人公が捕まった時のシーンのデカプリオが、なんだか太っててダサい青年に見えたのも、物語のもの悲しさに合っててよかった…かも?(^^;
主役の詐欺師にレオナルド・ディカプリオ、彼を追跡するFBI捜査官にトム・ハンクスが扮して、フットワーク軽い小気味いい芝居でテンポよく見せていく。パイロット、医者、弁護士と変身していくディカプリオのコスプレショーも楽しいし、詐欺のテクニックも魅せるが、生きていくために詐欺師にならざるをえなかった主人公の皮肉な運命、未熟な心、孤独を垣間見せるドラマも興味深い。60年代の風景、衣装など美術も見応えたっぷり。
トム・ハンクスとスピルバーグの名前を劇場公開のときにトレイラーでみかけてからずっと気になっていたのだけど、結局劇場ではタイミングが合わなくて見損ねていた作品。
ようやく先日WOWOWで放送したので、みたのでした。
天才的な詐欺師、というフレーズで宣伝していたと思うのだけど、詐欺の手口そのものは特別高度なものではなかったような印象でした。
それでも主人公が若くしてパイロットや医者に化けていられたのは、ひとえに彼の頭の良さ(回転の速さ)にあったというのが、見ているとわかる。
例えばパイロットとして振る舞うのに必要な知識をちゃんと手に入れたり、身元がバレそうになった時の振る舞いで他人を騙し窮地を切り抜けたりと、機転が聞くというか、情報の応用力と適応能力が高いのね。
詐欺の手口だとか、その後FBI@トム・ハンクスに追われてしまう弱みとか、物語のスケールといった点では多少こじんまりした印象があったのだけど、主人公があれだけ渡り合えてしまった少年(といえるでしょう)だったというのが、凄いです。
後半、主人公が捕まった時のシーンのデカプリオが、なんだか太っててダサい青年に見えたのも、物語のもの悲しさに合っててよかった…かも?(^^;
●「夏休みのレモネード」
2004年8月17日 映画
敬虔なカトリックの家に育ったピートは、学校でシスターに叱られてばかり。
夏休みに入る前に、このまま悪い子どもでいたら天国には行けませんよ、と説教をされてしまう。
天国に行けないと思ったピート少年は、いいことをしようと決める。そうしてイエス様に認めてもらえば、天国に行けるようになるかもしれない。
そこで考えついた「いいこと」は、イエス様を信じていない人にカトリックの教えを説き、改宗させることだということだった。
ピート少年の言動が、もうすっごく単純で純粋なのがイイです。
ピート少年の両親だったり、少年が改宗させてあげようと頑張るユダヤ人の少年ダニーの両親だったりは、とてもシリアスに宗教に対して対峙するのだけど、だからこそ少年たち二人のとても純粋な感情が際立っていたように思う。
一番最後にピートがラビに行った「それが宗教ってものだよ」のセリフは、この映画を最後まで見てきて接すると、もう涙なしには見られません。
その直前の、共通する呼び名は「ダニーだよ」のあたりとか。
なんかすごく根源的なものを表現していたように思います。
自分の中で信仰を持ってる人がみるとまた違った感想があるのかもしれません。
夏休みに入る前に、このまま悪い子どもでいたら天国には行けませんよ、と説教をされてしまう。
天国に行けないと思ったピート少年は、いいことをしようと決める。そうしてイエス様に認めてもらえば、天国に行けるようになるかもしれない。
そこで考えついた「いいこと」は、イエス様を信じていない人にカトリックの教えを説き、改宗させることだということだった。
ピート少年の言動が、もうすっごく単純で純粋なのがイイです。
ピート少年の両親だったり、少年が改宗させてあげようと頑張るユダヤ人の少年ダニーの両親だったりは、とてもシリアスに宗教に対して対峙するのだけど、だからこそ少年たち二人のとても純粋な感情が際立っていたように思う。
一番最後にピートがラビに行った「それが宗教ってものだよ」のセリフは、この映画を最後まで見てきて接すると、もう涙なしには見られません。
その直前の、共通する呼び名は「ダニーだよ」のあたりとか。
なんかすごく根源的なものを表現していたように思います。
自分の中で信仰を持ってる人がみるとまた違った感想があるのかもしれません。
サイ・パリッシュ(ロビン・ウィリアムズ)はスーパーの写真カウンターでネガを1枚1枚丁寧に仕上げる熟練した店員であるが、顧客が持ち込む写真、特に裕福で一見幸せそうなニーナ(コニー・ニールセン)とウィル(ミシェル・ヴァルタン)のヨーキン家の写真によって、危険な妄想に駆り立てられていく。ヨーキン家のスナップ写真には、孤独で心に傷を負っているサイには望むべくもない幸せに満ちた生活が写し出されており、いつしか自分もその家族の一員になりたいという思いが深まっていく。やがて写真からウィルの不倫を知ったサイは怒り駆られ、豹変していく…。
ロビン・ウィリアムズが犯罪者の役って、どうなんでしょうね。
俳優として染みついたイメージから脱却した役をやってみたかったのかどうかわかりませんけど、ちょっとなんだか見ていて居心地の悪い映画な感じがしました。
なんというか、とってもイイ人だと思っていた人のダークな一面を見てしまった後味の悪さというか…。
まあ、単なる勝手なファン心理なのかもしれませんけど。
写真現像技師の主人公が、お得意様の家族に理想の家庭像を当てはめて病的な幸せに浸っていたのだが、ある日その家庭の父親であり夫である男が不倫をしていることを知ってしまう。
そこから彼の理想を壊した男への狂気じみた復讐がはじまる…。
序盤でおおっと思ったのは、刑事の役でERのベントン外科医をやってた黒人俳優さんが出てたことでしょうか。
ストーリーは、なんとなくわかったようなわからんような…。
最後に現像された写真があかされるのだけど、あの意味はなんなのかなぁ。
あれだけカシャカシャ写していたあのネガはどこにいったのか。そもそもあの撮影そのものも妄想の世界の世界の話だったのか、判別しなかった…。
もう一回みる気力もなくしたので、まあいいけど。
ロビン・ウィリアムズが犯罪者の役って、どうなんでしょうね。
俳優として染みついたイメージから脱却した役をやってみたかったのかどうかわかりませんけど、ちょっとなんだか見ていて居心地の悪い映画な感じがしました。
なんというか、とってもイイ人だと思っていた人のダークな一面を見てしまった後味の悪さというか…。
まあ、単なる勝手なファン心理なのかもしれませんけど。
写真現像技師の主人公が、お得意様の家族に理想の家庭像を当てはめて病的な幸せに浸っていたのだが、ある日その家庭の父親であり夫である男が不倫をしていることを知ってしまう。
そこから彼の理想を壊した男への狂気じみた復讐がはじまる…。
序盤でおおっと思ったのは、刑事の役でERのベントン外科医をやってた黒人俳優さんが出てたことでしょうか。
ストーリーは、なんとなくわかったようなわからんような…。
最後に現像された写真があかされるのだけど、あの意味はなんなのかなぁ。
あれだけカシャカシャ写していたあのネガはどこにいったのか。そもそもあの撮影そのものも妄想の世界の世界の話だったのか、判別しなかった…。
もう一回みる気力もなくしたので、まあいいけど。
平安時代、都に鬼が現れては人の身体の一部を食らう事件が相次ぐ中、阿倍晴明(野村萬斎)は藤原安麻呂(伊武雅刀)の娘・日実子(深田恭子)が毎夜夢遊病のようにさまよい歩くことと、鬼の事件との関係性を調べることに。一方、その頃都では幻角(中井貴一)という男が次々と奇跡を起こし、人々から神のように崇められていた……。
1は野村さんだしー、真田さんだしー、ということで映画館まではるばる見にいったわけですが、2は中井貴一だしー、深田恭子だしーということでパス(大笑)。
萬斎さんの清明は、初めてみたときにはその雰囲気に慣れるまでちょっと違和感があったのだけど、一旦馴染んだら結構味があっていいなぁというふうに感じられた。
伊藤さんの博雅は、原作…というより岡野さんの博雅に近しい若いキャラとして眺めると、結構許せる感じ。
2を見て、最初その映像のトーンの暗さに、もしかして監督が変わったのかなと思ったのだけど、どうやら続投らしい。
なんとなく演出とか、平安の時代の描き方が1と違った感じがしたのだけど。
全体的に物語のスケールは大きく表現しようとしているのはわかるのだけど、どことなくその厚みが感じられないような印象があって、やはり映画館にいかなくてよかった〜ってのが本音ですかね(笑)。
見どころは、やっぱり最後の舞でしょう。
1で見せてくれた萬斎さんの舞は、男舞ともいえる神秘的なものでしたが、今回は女舞でしたねぇ。
鈴を薄絹(?)で装った清明サマは美しゅうございました。時折、冷たいほどの男の顔をのぞかせつつも、時に色艶やかな艶っぽい視線を投げる中性的な顔が、とても印象的でした。
んで、アマテラスオオミカミに扉を開けさせたアメノウズメノミコトってば、ストリップショーやったのよね。
っちゅーことは、服はいつ脱ぐのかしらん、とちょっぴり期待しちゃったのはナイショ(笑)。
今更アイドルさんたちが棒読みだとか、所作がなっとらんとか、敵役が迫力不足だとか、そういう野暮は申しません。
萬斎サマの麗しいお姿と、伊藤クンのおちゃめが見られれば、おっけー(^^)。
1は野村さんだしー、真田さんだしー、ということで映画館まではるばる見にいったわけですが、2は中井貴一だしー、深田恭子だしーということでパス(大笑)。
萬斎さんの清明は、初めてみたときにはその雰囲気に慣れるまでちょっと違和感があったのだけど、一旦馴染んだら結構味があっていいなぁというふうに感じられた。
伊藤さんの博雅は、原作…というより岡野さんの博雅に近しい若いキャラとして眺めると、結構許せる感じ。
2を見て、最初その映像のトーンの暗さに、もしかして監督が変わったのかなと思ったのだけど、どうやら続投らしい。
なんとなく演出とか、平安の時代の描き方が1と違った感じがしたのだけど。
全体的に物語のスケールは大きく表現しようとしているのはわかるのだけど、どことなくその厚みが感じられないような印象があって、やはり映画館にいかなくてよかった〜ってのが本音ですかね(笑)。
見どころは、やっぱり最後の舞でしょう。
1で見せてくれた萬斎さんの舞は、男舞ともいえる神秘的なものでしたが、今回は女舞でしたねぇ。
鈴を薄絹(?)で装った清明サマは美しゅうございました。時折、冷たいほどの男の顔をのぞかせつつも、時に色艶やかな艶っぽい視線を投げる中性的な顔が、とても印象的でした。
んで、アマテラスオオミカミに扉を開けさせたアメノウズメノミコトってば、ストリップショーやったのよね。
っちゅーことは、服はいつ脱ぐのかしらん、とちょっぴり期待しちゃったのはナイショ(笑)。
今更アイドルさんたちが棒読みだとか、所作がなっとらんとか、敵役が迫力不足だとか、そういう野暮は申しません。
萬斎サマの麗しいお姿と、伊藤クンのおちゃめが見られれば、おっけー(^^)。
『シックス・センス』 『アンブレイカブル』のM・ナイト・シャマラン監督の長編第3作。
元牧師のグラハム(メル・ギブソン)は、半年前に妻を不幸な事故で亡くしてから一切の信仰を捨てた。今は幼い子ども2人と、マイナーリーグのスター選手だった弟メリル(ホアキン・フェニックス)と暮らしている。ある日、彼のトウモロコシ畑にミステリーサークルが出現したことをきっかけに、不可解な出来事が次々に起こりはじめる。やがて、恐ろしい事件を経て、全ての“サイン(兆候)”の意味が明らかに…。
纏まった時間がとれなくて、細切れで見ていたら、ストーリーの雰囲気にノリそこねました(^^;。
これは、ちゃんとした宗教観を持った人じゃないと理解しずらいのかしら、という感想を持ちましたけど、どうでしょう。
妻の事故死をきっかけに牧師をやめてしまった主人公。
彼が宇宙人(?)からの攻撃という体験を通して、妻の事故死というトラウマから抜け出すきっかけをつかみ取るという話…なのかな(^^;。
見ていて、すげぇ面白い、という種類の映画でないのはたしかです。
妻の一瞬不可思議な最期の言葉が、タイトルにもなった「サイン」だったってことなんでしょう。
うーん。
この監督はたしか「シックス・センス」の人だった筈。
シックス・センスはハーレイ君がかわいくて、それなりに面白くみたのだけど、「サイン」「アンブレイカブル」と見て思ったのは、独特の暗い雰囲気を持つ映像を作る人だなぁということでしょうか。
好きか嫌いかといったら、個人的には嫌いな系統かも…(^^;。
一番キツかったのは、主演男優の顔が好きになれなかったことかもしれない(笑)。
元牧師のグラハム(メル・ギブソン)は、半年前に妻を不幸な事故で亡くしてから一切の信仰を捨てた。今は幼い子ども2人と、マイナーリーグのスター選手だった弟メリル(ホアキン・フェニックス)と暮らしている。ある日、彼のトウモロコシ畑にミステリーサークルが出現したことをきっかけに、不可解な出来事が次々に起こりはじめる。やがて、恐ろしい事件を経て、全ての“サイン(兆候)”の意味が明らかに…。
纏まった時間がとれなくて、細切れで見ていたら、ストーリーの雰囲気にノリそこねました(^^;。
これは、ちゃんとした宗教観を持った人じゃないと理解しずらいのかしら、という感想を持ちましたけど、どうでしょう。
妻の事故死をきっかけに牧師をやめてしまった主人公。
彼が宇宙人(?)からの攻撃という体験を通して、妻の事故死というトラウマから抜け出すきっかけをつかみ取るという話…なのかな(^^;。
見ていて、すげぇ面白い、という種類の映画でないのはたしかです。
妻の一瞬不可思議な最期の言葉が、タイトルにもなった「サイン」だったってことなんでしょう。
うーん。
この監督はたしか「シックス・センス」の人だった筈。
シックス・センスはハーレイ君がかわいくて、それなりに面白くみたのだけど、「サイン」「アンブレイカブル」と見て思ったのは、独特の暗い雰囲気を持つ映像を作る人だなぁということでしょうか。
好きか嫌いかといったら、個人的には嫌いな系統かも…(^^;。
一番キツかったのは、主演男優の顔が好きになれなかったことかもしれない(笑)。
●「踊る大捜査線 BAYSIDE SHAKEDOWN 2」
2004年6月30日 映画
一応映画館で見たので、赤ヴァージョンはともかく、白ヴァージョンはちょっと気になっていて。
そんな話をしてたら、結局相棒が衝動買いしていた(笑)。
というわけで、白版。
確かいくつかのシーンが削られていたけど、そのためにかなりテンポがよくなっていて、見易くなってました。
あと、拘っただけあって、音がスゴイね。
久々にうちのオーディオがフルパワー発揮する映画を見ました(笑)。
実は、あのシリーズは最初のTVシリーズはそれなりに面白く見たんだけど、その後はなんだかウケ狙いの路線が見え見えで、そのあたりがちょっとあんまり好きじゃない。
この赤版を映画館で見たのだって、二本立てだったからというのが大きな理由だったし(笑)。
そういうわけで、今回の話でも出足で青島クンが「俺に事件〜」といろいろ彷徨う部分とか、なんか先が見えてるというか冗長な感じがあって、どうも白けてたりして。
…っちゅーか、どうやら私が織田裕二が苦手なのが最大の原因の気がしないでもないんだけど(^^;。
それでもまあ、一番最初のSATのシーンなんかは笑えて好きだし、監督の押井さんラブラブぶりが見れて、それもまた楽しみどころではありました。
まだ特典映像のほうは見てないので、こちらもゆっくり見ることにしましょう。
そんな話をしてたら、結局相棒が衝動買いしていた(笑)。
というわけで、白版。
確かいくつかのシーンが削られていたけど、そのためにかなりテンポがよくなっていて、見易くなってました。
あと、拘っただけあって、音がスゴイね。
久々にうちのオーディオがフルパワー発揮する映画を見ました(笑)。
実は、あのシリーズは最初のTVシリーズはそれなりに面白く見たんだけど、その後はなんだかウケ狙いの路線が見え見えで、そのあたりがちょっとあんまり好きじゃない。
この赤版を映画館で見たのだって、二本立てだったからというのが大きな理由だったし(笑)。
そういうわけで、今回の話でも出足で青島クンが「俺に事件〜」といろいろ彷徨う部分とか、なんか先が見えてるというか冗長な感じがあって、どうも白けてたりして。
…っちゅーか、どうやら私が織田裕二が苦手なのが最大の原因の気がしないでもないんだけど(^^;。
それでもまあ、一番最初のSATのシーンなんかは笑えて好きだし、監督の押井さんラブラブぶりが見れて、それもまた楽しみどころではありました。
まだ特典映像のほうは見てないので、こちらもゆっくり見ることにしましょう。
●「ターミネーター 3」
2004年6月20日 映画
一応1と2を見てるので、3をTVでやるなら見ておくか、という感じでした(笑)。
1は普通のアクションSF映画としてコンパクトにまとまっていて、2は1の人気で作られた(?)にしては結構ストーリーがうまく作られていて、イイ感じだなあと思っていたのね。だから、余計に3ってどうよ?って思ったのよね。
2の最後で1の時に残されたターミネータの腕とチップを破壊し、新たにやってきたシュワちゃんも破壊して終わったわけで、審判の日も回避できたわけじゃない?
その状態で3となると、一体どんなストーリーなのかと思ったら、意外に巧く繋げていた感じがしましたね。
ただ、2の時には1のときにやってきたターミネータという素材から研究開発した技術が、後のスカイネットとなるソフトの開発に繋がるのだという、SFの時間のメビウスにはまったような部分が結構面白いなって思っただけに、3でのスカイネットがそういう環とは関係ない部分からの発達として出来上がっていたのは、残念。
そして、1や2ではなんとかして審判の日がやってこないようにと奮闘した主人公たちの活躍で最後にはハッピーエンドに纏めていたのに対し、3の最後では主人公であるジョンが母の面影から一人立ちするという成長の部分にクローズアップされて終わっていたのが印象的。
それにしても、2の少年ジョンがあまりに可愛らしい男の子だった印象が強くて、3の青年ジョンはちょっと好みの路線の青年じゃなくてガッカリ(爆)。
そして、毎回旧型ターミネータしか送りこんでこれない未来の解放軍の情けなさにも苦笑するしかないっていうか(^^;。
しかしこれで未来解放軍の存在する未来と繋がったわけで、もし万が一この素材で4を作るとかいうことになったら、今度はターミネータを送る側のほうの物語も見てみたいかな、なんて思ってしまいました(^^;。
力量のあるSF作家にこの素材で料理してもらいたいなあと思う程度には、世界観というか設定が好きなんです(笑)。
1は普通のアクションSF映画としてコンパクトにまとまっていて、2は1の人気で作られた(?)にしては結構ストーリーがうまく作られていて、イイ感じだなあと思っていたのね。だから、余計に3ってどうよ?って思ったのよね。
2の最後で1の時に残されたターミネータの腕とチップを破壊し、新たにやってきたシュワちゃんも破壊して終わったわけで、審判の日も回避できたわけじゃない?
その状態で3となると、一体どんなストーリーなのかと思ったら、意外に巧く繋げていた感じがしましたね。
ただ、2の時には1のときにやってきたターミネータという素材から研究開発した技術が、後のスカイネットとなるソフトの開発に繋がるのだという、SFの時間のメビウスにはまったような部分が結構面白いなって思っただけに、3でのスカイネットがそういう環とは関係ない部分からの発達として出来上がっていたのは、残念。
そして、1や2ではなんとかして審判の日がやってこないようにと奮闘した主人公たちの活躍で最後にはハッピーエンドに纏めていたのに対し、3の最後では主人公であるジョンが母の面影から一人立ちするという成長の部分にクローズアップされて終わっていたのが印象的。
それにしても、2の少年ジョンがあまりに可愛らしい男の子だった印象が強くて、3の青年ジョンはちょっと好みの路線の青年じゃなくてガッカリ(爆)。
そして、毎回旧型ターミネータしか送りこんでこれない未来の解放軍の情けなさにも苦笑するしかないっていうか(^^;。
しかしこれで未来解放軍の存在する未来と繋がったわけで、もし万が一この素材で4を作るとかいうことになったら、今度はターミネータを送る側のほうの物語も見てみたいかな、なんて思ってしまいました(^^;。
力量のあるSF作家にこの素材で料理してもらいたいなあと思う程度には、世界観というか設定が好きなんです(笑)。
茨城県・下妻に住み、ぶりぶりのロリータ・ファッションに身を包んだ少女・桃子(深田恭子)がヤンキーのイチゴ(土屋アンナ)と出会い、数々の騒動に巻き込まれながらも強力な生き様を貫く、嶽本野ばら原作のハイパーパワフルな乙女たちの純情物語。
シリアス映画の後にみたから、ギャップが激しい(爆)。
いやしかし、スッゲ楽しいバカ映画でした(笑)。
ゴスロリのコスプレした深田恭子は素晴らしく似合ってました。そして、ヤンキーの土屋アンナもとても「らしい」感じがして、もうこれだけでこの物語の雰囲気がわかるというもの。
画面はファンタジーが強調されたツルリとしたもので、それがこのあまりにリアリティのない(…誉めてます(笑))映画には、ピッタリでした。
主演以外にも濃い脇役もツボを押さえていて、安心して楽しめます。
個人的には阿部サダヲと荒川良々がサイコーでした。
もう何も考えずに、とにかく素直に面白がるのがいい映画でしょう。
パンフも雰囲気が出てて、よかったです。
シリアス映画の後にみたから、ギャップが激しい(爆)。
いやしかし、スッゲ楽しいバカ映画でした(笑)。
ゴスロリのコスプレした深田恭子は素晴らしく似合ってました。そして、ヤンキーの土屋アンナもとても「らしい」感じがして、もうこれだけでこの物語の雰囲気がわかるというもの。
画面はファンタジーが強調されたツルリとしたもので、それがこのあまりにリアリティのない(…誉めてます(笑))映画には、ピッタリでした。
主演以外にも濃い脇役もツボを押さえていて、安心して楽しめます。
個人的には阿部サダヲと荒川良々がサイコーでした。
もう何も考えずに、とにかく素直に面白がるのがいい映画でしょう。
パンフも雰囲気が出てて、よかったです。
人は死ぬと、21グラム軽くなる。
らしい。
そこからの想像。21グラムとは、魂の重さではないのか。
そんな映画の宣伝のコピーだけしか知らずに見に行った映画だったので、ちょっと思っていたのとは違ったストーリーでびっくりした。
全体に物語そのものはいいとして、演出が個人的に辛いタイプでした。
細切れなシーンが何度も何度も挿入されて、一つの大きな事件の謎ををゆっくりゆっくりと推測させていくようなタイプだったんだけど、主演を含めた俳優陣の顔があんまりわかってなかった上に、もともと外人の顔の見分けが下手なほうなので、誰のエピソードを語ってるのかがわかりにくくて(^^;。
悲劇で、思ったより救いがなくて、暗い話です。まあ、重いテーマでもあるので、仕方ない面もありますが。
最後に、彼が銃を撃った理由が、わからなかった。
彼女を罪から救う為だったのか。自分に絶望していたためか。
推測はできるけれども、どれも違う気がする。
静かに失われた21グラムと、繋がる続く命の連鎖。
いろいろと考えさせられます。
らしい。
そこからの想像。21グラムとは、魂の重さではないのか。
そんな映画の宣伝のコピーだけしか知らずに見に行った映画だったので、ちょっと思っていたのとは違ったストーリーでびっくりした。
全体に物語そのものはいいとして、演出が個人的に辛いタイプでした。
細切れなシーンが何度も何度も挿入されて、一つの大きな事件の謎ををゆっくりゆっくりと推測させていくようなタイプだったんだけど、主演を含めた俳優陣の顔があんまりわかってなかった上に、もともと外人の顔の見分けが下手なほうなので、誰のエピソードを語ってるのかがわかりにくくて(^^;。
悲劇で、思ったより救いがなくて、暗い話です。まあ、重いテーマでもあるので、仕方ない面もありますが。
最後に、彼が銃を撃った理由が、わからなかった。
彼女を罪から救う為だったのか。自分に絶望していたためか。
推測はできるけれども、どれも違う気がする。
静かに失われた21グラムと、繋がる続く命の連鎖。
いろいろと考えさせられます。
●「赤ちゃんはトップ・レディがお好き」
2004年5月29日 映画「恋愛適齢期」でダイアン・キートンが出ていて、名前は知っていたけどどういう映画にでているの女優さんなのか、ちょっと興味が。
そこに偶然TVで放送されたので、録画してあったのでした。
遠縁の親戚が亡くなって、遺産を想像すると聞いていたので、それを引き取りにいったら赤ん坊だった…という話(^^;。
バリバリのキャリアウーマンで、ボーイフレンドはいるけど結婚もせず、一人で生きていこうと思っていた主人公には、寝耳に水の状態でした。
すぐさま養子に出そうとするのですが、次第に情が移ってしまい…。
ということで、働きながら子どもを育てる苦労を笑うコメディだと思って見ていたのだけど、これが意外に主人公が突発的な状況を持ち前のポジティブさと能力を生かして成功していくコメディだったのでした。
子どもは突発事項の引き金ではあったけど、メインはあくまでも主人公の女性のほうだっていうのは、見ていて面白かったですね。
獣医の彼とのエピソードとか、移住した村での口調が移ってしまうとか、ところどころ爆笑してしまうほど。
Kidsが大嫌いな相棒も、赤ちゃんがそれほどでしゃばってない映画だったので、一緒にみていて楽しめた様子で、ヨカッタヨカッタ。
肩の力が抜けて、いい感じです。
そこに偶然TVで放送されたので、録画してあったのでした。
遠縁の親戚が亡くなって、遺産を想像すると聞いていたので、それを引き取りにいったら赤ん坊だった…という話(^^;。
バリバリのキャリアウーマンで、ボーイフレンドはいるけど結婚もせず、一人で生きていこうと思っていた主人公には、寝耳に水の状態でした。
すぐさま養子に出そうとするのですが、次第に情が移ってしまい…。
ということで、働きながら子どもを育てる苦労を笑うコメディだと思って見ていたのだけど、これが意外に主人公が突発的な状況を持ち前のポジティブさと能力を生かして成功していくコメディだったのでした。
子どもは突発事項の引き金ではあったけど、メインはあくまでも主人公の女性のほうだっていうのは、見ていて面白かったですね。
獣医の彼とのエピソードとか、移住した村での口調が移ってしまうとか、ところどころ爆笑してしまうほど。
Kidsが大嫌いな相棒も、赤ちゃんがそれほどでしゃばってない映画だったので、一緒にみていて楽しめた様子で、ヨカッタヨカッタ。
肩の力が抜けて、いい感じです。
潜水艦映画に、新しいヒット作が加わった。『K-19』は、28年間封印されていた実話を元にしている。冷戦時代のロシアの英雄たちを描いた最初のアメリカ映画だ。1961年、ソ連軍原子力潜水艦K-19で起きた悪夢が映画の中でよみがえる。きっかけは原子炉に生じたヒビ、放射能漏れが起これば大惨事はまぬがれない。必死の作業を続ける乗組員たちはどうなるのか…。
ロシア軍で本当にあった話、らしい。
核弾頭を搭載した潜水艦の内部で、冷却水の循環装置(?)が故障して、暴走の危機に陥る。近くには米軍の船もあり、ここで爆発させるわけにはいかない。
この危機をどうやって乗り越えるのか。
っといった、感じ?
舞台となる潜水艦が、もうなんか出港の時から縁起が悪いのよね。船が出る前からすでにさまざまな理由で乗員が10人ぐらい死んでて、出港セレモニーではお祝いのシャンパンの瓶は割れないし、重要な核を取り扱う任務に着くのは、直前で派遣された学生あがりの新米だし。
もう、絶対事故が起こると十分予知できるぐらいの滑り出し。
そして、案の定の事故。
しかし、放射能の恐ろしさはすごく感じた映画でした。
目に見えないからこそ、ここまで恐怖があるんだろうなあって思う。
そんな、ほとんど恐慌状態をなんとか引っ張っていく艦長と、副艦長。
久々にシリアスな映画でした。
ちょっと疲れた(^^;。
ロシア軍で本当にあった話、らしい。
核弾頭を搭載した潜水艦の内部で、冷却水の循環装置(?)が故障して、暴走の危機に陥る。近くには米軍の船もあり、ここで爆発させるわけにはいかない。
この危機をどうやって乗り越えるのか。
っといった、感じ?
舞台となる潜水艦が、もうなんか出港の時から縁起が悪いのよね。船が出る前からすでにさまざまな理由で乗員が10人ぐらい死んでて、出港セレモニーではお祝いのシャンパンの瓶は割れないし、重要な核を取り扱う任務に着くのは、直前で派遣された学生あがりの新米だし。
もう、絶対事故が起こると十分予知できるぐらいの滑り出し。
そして、案の定の事故。
しかし、放射能の恐ろしさはすごく感じた映画でした。
目に見えないからこそ、ここまで恐怖があるんだろうなあって思う。
そんな、ほとんど恐慌状態をなんとか引っ張っていく艦長と、副艦長。
久々にシリアスな映画でした。
ちょっと疲れた(^^;。
●「ラーゼフォン 多元変奏曲」
2004年5月5日 映画
おそらくは近未来の東京、高校生の神名綾人が乗っていた地下鉄が大きな振動により脱線。助けを求め外へ出ると、地上は戦争状態にあり、巨大な人型兵器が戦闘を繰り広げていた。逃げた先で出会ったのは、数年前に死んだと思っていた少女に似ていた。
TVで連続アニメとしてやってたものを映画として編纂したもの、だと思う。
この作品の小説(ノベライスではなく、コラボレーション小説)の作者が好きで読んでいたのだけど、偶然TVで映画版をやってたから見てみたのでした。
なんだか、どうも、エヴァみたいな話だったなあ(^^;。
ゼフォンはなんかエヴァみたいだったし、綾人はシンジくんみたいだったし…。
TVのつぎはぎだからだと思うけど、とにかく展開が早い。
それでも、ちょっと入り組んだ世界設定なんかが面白そうではありました。
これはTVシリーズのほうをレンタルでもして見てみようかなあ。
TVで連続アニメとしてやってたものを映画として編纂したもの、だと思う。
この作品の小説(ノベライスではなく、コラボレーション小説)の作者が好きで読んでいたのだけど、偶然TVで映画版をやってたから見てみたのでした。
なんだか、どうも、エヴァみたいな話だったなあ(^^;。
ゼフォンはなんかエヴァみたいだったし、綾人はシンジくんみたいだったし…。
TVのつぎはぎだからだと思うけど、とにかく展開が早い。
それでも、ちょっと入り組んだ世界設定なんかが面白そうではありました。
これはTVシリーズのほうをレンタルでもして見てみようかなあ。
●「トイ・ストーリー2」
2004年4月28日 映画
おもちゃコレクターに盗まれてしまったウッディ。このままでは日本に売りとばされてしまう。そこでバズたちは、ウッディを助けるために家をとび出した! コレクターの家で、かつての仲間に再会したウッディは、このまま仲間と日本のオモチャ博物館で生きるか、バズたちのもとに帰るかの選択を迫られるのだが…
最初に1を見たのも、たしか地上波放送だったと思う。
主人公の声が唐沢さんだと知って、興味をもって見た。で、予想に反してすっごく面白いと思えたんだよね。
ディズニーでこんなに楽しめたのは初めてで、その後自分の好みの路線はディズニーではなくピクサーだったのだと知る(笑)。
後にみたバグズ・ライフとか、モンスター・インクも気に入ったし。
というわけで、トイ・ストーリー2です。
そういえば、TV での吹き替え映画の声優って、最近は有名な女優や俳優がやったりする戦略が一般的になってきたせいか、竹内結子とか藤原紀香とかがあててたけど、これってあたりハズレが大きいと思う。
トイ・ストーリーでは主役のウッディを唐沢さんがあててましたが、これは意外なぐらいにうまくあってたと思った。唐沢ファンのひいき目かなあ(笑)。でも、すごく声に表情があって、ぴったりだと思ったんだよね。
逆に、所ジョージさんも私は好きなんだけど、バズの声をあててるときにはなんとなく声質に違和感を覚えてしまった。なんというか、所さんの表現って声と身振りと顔のすべてで成り立っていたんだな、と再認識したというか。
声に表情をつけるというのは、声優として一番重要なことだと思う。それが、描かれたキャラクターに命を吹き込むということになるわけだからさ。それって特殊技能であって、俳優や女優はやっぱりそういう方向では素人と一緒なんじゃないかと思うわけさ。
そういう意味で、私は初期以外の宮崎アニメは実はあんまり好きじゃないんだよなぁ…。
いまだに、もののけ姫のサンとか、アシタカの村の婆様とかの声はあってないという意味で下手だと思うもん。
だからハウルの物語はすごく興味があったけど、これもすでにガッカリですよ。
主役の声がよりにもよってあんな滑舌の悪い下手なタレントだなんて、ショックにもほどがある…(^^;。
…て、話がそれた(^^;。
いやあ、しかし、すっごい笑った笑った。
すでに最初のバズのゲームシーンからして大笑いだよ。どうでもいいけど、あのゲームパッドはファミコンだよね?(^^;
バズたちがコーンの中に隠れて大通りを横切るところとか、箱入りバズが勘違いして闘い初めてしまうとか、ウッディが飛行機まで馬に乗って駆けていくところとか、お腹が痛くなるぐらい笑った。
こういうの、すんごく好き(笑)。
面白いと思えた映画でも、繰り返しみたいと思うものはやはりあんまりない。
でもこれはちょっとDVD買ってもいいかも〜と思ってしまったのでした。
ふふふふふ。
最初に1を見たのも、たしか地上波放送だったと思う。
主人公の声が唐沢さんだと知って、興味をもって見た。で、予想に反してすっごく面白いと思えたんだよね。
ディズニーでこんなに楽しめたのは初めてで、その後自分の好みの路線はディズニーではなくピクサーだったのだと知る(笑)。
後にみたバグズ・ライフとか、モンスター・インクも気に入ったし。
というわけで、トイ・ストーリー2です。
そういえば、TV での吹き替え映画の声優って、最近は有名な女優や俳優がやったりする戦略が一般的になってきたせいか、竹内結子とか藤原紀香とかがあててたけど、これってあたりハズレが大きいと思う。
トイ・ストーリーでは主役のウッディを唐沢さんがあててましたが、これは意外なぐらいにうまくあってたと思った。唐沢ファンのひいき目かなあ(笑)。でも、すごく声に表情があって、ぴったりだと思ったんだよね。
逆に、所ジョージさんも私は好きなんだけど、バズの声をあててるときにはなんとなく声質に違和感を覚えてしまった。なんというか、所さんの表現って声と身振りと顔のすべてで成り立っていたんだな、と再認識したというか。
声に表情をつけるというのは、声優として一番重要なことだと思う。それが、描かれたキャラクターに命を吹き込むということになるわけだからさ。それって特殊技能であって、俳優や女優はやっぱりそういう方向では素人と一緒なんじゃないかと思うわけさ。
そういう意味で、私は初期以外の宮崎アニメは実はあんまり好きじゃないんだよなぁ…。
いまだに、もののけ姫のサンとか、アシタカの村の婆様とかの声はあってないという意味で下手だと思うもん。
だからハウルの物語はすごく興味があったけど、これもすでにガッカリですよ。
主役の声がよりにもよってあんな滑舌の悪い下手なタレントだなんて、ショックにもほどがある…(^^;。
…て、話がそれた(^^;。
いやあ、しかし、すっごい笑った笑った。
すでに最初のバズのゲームシーンからして大笑いだよ。どうでもいいけど、あのゲームパッドはファミコンだよね?(^^;
バズたちがコーンの中に隠れて大通りを横切るところとか、箱入りバズが勘違いして闘い初めてしまうとか、ウッディが飛行機まで馬に乗って駆けていくところとか、お腹が痛くなるぐらい笑った。
こういうの、すんごく好き(笑)。
面白いと思えた映画でも、繰り返しみたいと思うものはやはりあんまりない。
でもこれはちょっとDVD買ってもいいかも〜と思ってしまったのでした。
ふふふふふ。
●「戦場のピアニスト」
2004年4月27日 映画
ナチス占領下のポーランドを舞台にした、ユダヤ系ポーランド人のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)の自伝を映画化
あんまりこういうシリアスなのは苦手なんだけど、ピアニストというキーワードに惹かれて、ちょっと見てみた。
物語は、言ってしまえば、ユダヤ人ピアニストがナチス政権下でなんとか隠れて時を待ち、戦争終了によって助かる話。
…なんか身も蓋もない…(^^;。
一つ一つのことは、知識としては知ってはいた。
ユダヤ人たちはドイツ兵に無情に殺されていた、とか。
でも、ドイツ人の中にも、一部虐げられていたユダヤ人を助けていた人もいた、とか。
で、この映画では、そういう私の中では既知の事を描いていただけだったのだけど、言葉として頭で知ってるってだけじゃ、やっぱり全然知っているってことにはならないんだということを、強く感じさせた。
集められたユダヤ人が、取り締まりをしているドイツ兵に口答え/質問/非難をしたことで殺されるというなら、まだわかる。
でも、ただ整列して歩いていたユダヤ人集団の足を止めさせ、ランダムに数人を選び、まったく理由を示されることもなく、無言のまま頭を銃で撃ち抜かれる…。
そして、残ったユダヤ人たちはまた行進を続行させられる…。
この理不尽さ、恐怖、というのは、映像で表現されると物凄くインパクトがある…。
タイトルには「ピアニスト」とあって、当然主人公がピアニストなんだけど、ピアノを弾くシーンは少ない。
物語前半で、まだユダヤ人がなんとか生活できていた頃、主人公が仕事でピアノを弾くシーンは何度か出てくるんだけど、そんなに多くないし…。
後半は、ひたすら隠遁した生活をしていたから、音をたてることが恐怖にも繋がっていたという感じ。
でもだからこそ、クライマックス付近にてドイツ兵にとうとう見つかってしまった主人公が、音楽への溢れるほどの愛情と人生の最期を決意したかのような解放感が混ざり合った素晴らしいショパンを演奏するシーンが、とても強く印象に残る。
そして、エンドクレジットの間中、画面に写されていたピアノの鍵盤とそれを操る指に、目は釘付け。
もともとピアノ演奏を見るのが大好きなんだけどね。
見る、っていうのがポイント。
もちろん演奏を聞くのも好きなんだけど、あの普通の人間には想像できないほどの繊細で大胆なプロのピアニストの指の動きは美しい!!!と思うから。
いやしかし、思ったよりちゃんと見れた。ヨカッタ。
戦争ものの映画って苦手で、途中で飽きるかなあなんて思ってたから、我ながら意外。
子どもに見せたいとは思わないけど、大人は一回ぐらい見ておいたほうがいいかもしれない。
あんまりこういうシリアスなのは苦手なんだけど、ピアニストというキーワードに惹かれて、ちょっと見てみた。
物語は、言ってしまえば、ユダヤ人ピアニストがナチス政権下でなんとか隠れて時を待ち、戦争終了によって助かる話。
…なんか身も蓋もない…(^^;。
一つ一つのことは、知識としては知ってはいた。
ユダヤ人たちはドイツ兵に無情に殺されていた、とか。
でも、ドイツ人の中にも、一部虐げられていたユダヤ人を助けていた人もいた、とか。
で、この映画では、そういう私の中では既知の事を描いていただけだったのだけど、言葉として頭で知ってるってだけじゃ、やっぱり全然知っているってことにはならないんだということを、強く感じさせた。
集められたユダヤ人が、取り締まりをしているドイツ兵に口答え/質問/非難をしたことで殺されるというなら、まだわかる。
でも、ただ整列して歩いていたユダヤ人集団の足を止めさせ、ランダムに数人を選び、まったく理由を示されることもなく、無言のまま頭を銃で撃ち抜かれる…。
そして、残ったユダヤ人たちはまた行進を続行させられる…。
この理不尽さ、恐怖、というのは、映像で表現されると物凄くインパクトがある…。
タイトルには「ピアニスト」とあって、当然主人公がピアニストなんだけど、ピアノを弾くシーンは少ない。
物語前半で、まだユダヤ人がなんとか生活できていた頃、主人公が仕事でピアノを弾くシーンは何度か出てくるんだけど、そんなに多くないし…。
後半は、ひたすら隠遁した生活をしていたから、音をたてることが恐怖にも繋がっていたという感じ。
でもだからこそ、クライマックス付近にてドイツ兵にとうとう見つかってしまった主人公が、音楽への溢れるほどの愛情と人生の最期を決意したかのような解放感が混ざり合った素晴らしいショパンを演奏するシーンが、とても強く印象に残る。
そして、エンドクレジットの間中、画面に写されていたピアノの鍵盤とそれを操る指に、目は釘付け。
もともとピアノ演奏を見るのが大好きなんだけどね。
見る、っていうのがポイント。
もちろん演奏を聞くのも好きなんだけど、あの普通の人間には想像できないほどの繊細で大胆なプロのピアニストの指の動きは美しい!!!と思うから。
いやしかし、思ったよりちゃんと見れた。ヨカッタ。
戦争ものの映画って苦手で、途中で飽きるかなあなんて思ってたから、我ながら意外。
子どもに見せたいとは思わないけど、大人は一回ぐらい見ておいたほうがいいかもしれない。
ずっと気になってたんだよね。GW 映画がこの週末から始まるので、そろそろ最後のチャンスかと思って、見てきました。
若い女性たちとゲームのような恋愛しかしてこなかった男性と、キャリアウーマンとして成功し恋を忘れて生きてきた女性が、お互いに真実の恋愛感情を見いだす物語。
ダイアン・キートンをベタ褒めの感想をいくつか見てあったので、映画を見ながら「こりゃ、たしかに彼女の映画だよなあ」と素直に思ってしまった(笑)。
逆に、ジャック・ニコルソンにはあんまりにも違和感を感じなかったから、特に強い印象が残ってないのだけど、それほどに彼が役にハマっていた結果とも言えるのかなあ。
途中、エリカ(ダイアン・キートン)が失恋して泣き暮らすシーンの、ひたすら大泣きしている姿は、それだけ彼女が深く深く恋愛という感情に溺れていた反動として、物凄く共感できていながら、その描写があまりにコメディタッチで、女優も当然として演出が巧いなあって感じた。
もう、泣いてんだか笑ってんだか(そして両方のときもあって)、ぐちゃぐちゃなぐらいの感情に溺れながらも、成功している劇作家として一つの作品を書き上げてしまうところがまた凄い(笑)。
それにしても、キアヌの使われ方が、あまりに狂言回しな感じだったのが残念。
パンフでも脚本のナンシー・メイヤーズは、ハリー(ジャック・ニコルソン)が若い女性と恋愛していたから、エリカにも若い男性をということでジュリアン(キアヌ・リーブス)を用意した、とあったけど、ホントにその通りの役だったから、なんかつまらなくて(^^;。
ただし、俳優としてのキアヌは、なかなか面白く見れた。
クライマックスにエリカと並んで座っていたジュリアンの幸せそうな、そしてだんだんエリカの気持ちが理解できてしまって、食事の後タクシーに乗る頃には寂しげにもなっていた彼の笑顔は、とても巧かったと思う。
SFのヒーローやってたカチカチのツルンとした顔の彼とは、ちょっと違ってみえたしね。
あんまり恋愛ものの映画は見ないほうなんだけど、これは珍しく見てよかった〜っと思えた作品えした。
若い女性たちとゲームのような恋愛しかしてこなかった男性と、キャリアウーマンとして成功し恋を忘れて生きてきた女性が、お互いに真実の恋愛感情を見いだす物語。
ダイアン・キートンをベタ褒めの感想をいくつか見てあったので、映画を見ながら「こりゃ、たしかに彼女の映画だよなあ」と素直に思ってしまった(笑)。
逆に、ジャック・ニコルソンにはあんまりにも違和感を感じなかったから、特に強い印象が残ってないのだけど、それほどに彼が役にハマっていた結果とも言えるのかなあ。
途中、エリカ(ダイアン・キートン)が失恋して泣き暮らすシーンの、ひたすら大泣きしている姿は、それだけ彼女が深く深く恋愛という感情に溺れていた反動として、物凄く共感できていながら、その描写があまりにコメディタッチで、女優も当然として演出が巧いなあって感じた。
もう、泣いてんだか笑ってんだか(そして両方のときもあって)、ぐちゃぐちゃなぐらいの感情に溺れながらも、成功している劇作家として一つの作品を書き上げてしまうところがまた凄い(笑)。
それにしても、キアヌの使われ方が、あまりに狂言回しな感じだったのが残念。
パンフでも脚本のナンシー・メイヤーズは、ハリー(ジャック・ニコルソン)が若い女性と恋愛していたから、エリカにも若い男性をということでジュリアン(キアヌ・リーブス)を用意した、とあったけど、ホントにその通りの役だったから、なんかつまらなくて(^^;。
ただし、俳優としてのキアヌは、なかなか面白く見れた。
クライマックスにエリカと並んで座っていたジュリアンの幸せそうな、そしてだんだんエリカの気持ちが理解できてしまって、食事の後タクシーに乗る頃には寂しげにもなっていた彼の笑顔は、とても巧かったと思う。
SFのヒーローやってたカチカチのツルンとした顔の彼とは、ちょっと違ってみえたしね。
あんまり恋愛ものの映画は見ないほうなんだけど、これは珍しく見てよかった〜っと思えた作品えした。
●「オーシャン・オブ・ファイヤー」
2004年4月24日 映画普段だったら見ないジャンルの映画なんだけど、主演がヴィゴだったので(笑)。
アメリカのカウボーイがサハラ砂漠を越える耐久レースに出場する話。
途中、レースの主催者である族長の娘誘拐事件が発生して、それを助けにいくなどしつつ、最後は怒濤の競り合いを展開する、アクション映画です。
LOTR で黒髪のくるくる髪を見続けていたせいで、なんとなくヴィゴもそういう頭(というか顔)と思いがちだったんだけど、実際の彼は金髪であんまりクセのない髪をしていて、当初ちょっと戸惑ってしまった(^^;。
まあ、メインが砂漠のレースなので彼の顔の半分以上は砂まみれの汚ねぇ場面ばっかりなんで、そんな違和感もすぐになくなるんですが(笑)。
ヴィゴの顔のアップと馬たちの演技に堪能しつつ、もう一つの見どころはオマー・シャリフですな。
族長として、最初のうちはアメリカ人のヴィゴとの握手を拒んでしまうわりに、実はアメリカ人らしい冒険小説(だと思う)を好んで読んでいるというおちゃめな老人(笑)。
途中、その彼の秘密の趣味を娘から教えてもらったヴィゴはその情報を有効活用して、あわや宦官(爆)という危機からの脱出に成功するのでした(^^;。
しかし、最後に優勝候補たちとの接戦があったというのが、ハリウッド映画だわ〜みたいな(笑)。
だって、何日もかけて砂漠を横断するようなレースで、ゴール間際に接戦が繰り広げられるって、アリエナイよ(笑)。
まあでも、そういう見せ場がないとラストは締まらないから、映画としてはアリなのかねえ。
映像は綺麗でした。
砂漠の砂の美しさとか、蜃気楼の上に現れるゴースト・ダンスの描写とか、本当によかった。
そして、最後に野生馬の群れが大地を蹴って走る様は、なんだかすごくシミジミを見てしまいました。
ヴィゴのファンなら、満足間違いなし(笑)。
アメリカのカウボーイがサハラ砂漠を越える耐久レースに出場する話。
途中、レースの主催者である族長の娘誘拐事件が発生して、それを助けにいくなどしつつ、最後は怒濤の競り合いを展開する、アクション映画です。
LOTR で黒髪のくるくる髪を見続けていたせいで、なんとなくヴィゴもそういう頭(というか顔)と思いがちだったんだけど、実際の彼は金髪であんまりクセのない髪をしていて、当初ちょっと戸惑ってしまった(^^;。
まあ、メインが砂漠のレースなので彼の顔の半分以上は砂まみれの汚ねぇ場面ばっかりなんで、そんな違和感もすぐになくなるんですが(笑)。
ヴィゴの顔のアップと馬たちの演技に堪能しつつ、もう一つの見どころはオマー・シャリフですな。
族長として、最初のうちはアメリカ人のヴィゴとの握手を拒んでしまうわりに、実はアメリカ人らしい冒険小説(だと思う)を好んで読んでいるというおちゃめな老人(笑)。
途中、その彼の秘密の趣味を娘から教えてもらったヴィゴはその情報を有効活用して、あわや宦官(爆)という危機からの脱出に成功するのでした(^^;。
しかし、最後に優勝候補たちとの接戦があったというのが、ハリウッド映画だわ〜みたいな(笑)。
だって、何日もかけて砂漠を横断するようなレースで、ゴール間際に接戦が繰り広げられるって、アリエナイよ(笑)。
まあでも、そういう見せ場がないとラストは締まらないから、映画としてはアリなのかねえ。
映像は綺麗でした。
砂漠の砂の美しさとか、蜃気楼の上に現れるゴースト・ダンスの描写とか、本当によかった。
そして、最後に野生馬の群れが大地を蹴って走る様は、なんだかすごくシミジミを見てしまいました。
ヴィゴのファンなら、満足間違いなし(笑)。
●「ニューヨークの恋人」
2004年4月15日 映画
1876年のニューヨーク。レオポルド公爵(ヒュー・ジャックマン)は、挙動不審な男スチュアート(リーヴ・シュレイバー)を追いかけていくうちに、現代へとタイムスリップ。スチュアートはブルックリン・ブリッジの下に126年の時を縮める通り道を発見し、そこを通ってしまったレオポルドは、スチュアートの元恋人でキャリアウーマンのケイ(メグ・ライアン)と出会う。
メグ・ライアン主演。19世紀末から現代にきてしまった男性と、現代女性との恋愛を描いたラブコメ。
偶然TVつけたらやってたので(笑)。
過去からやってきたという男性が、現代というシステムにびっくりしながらも、自分の時代でのモットーを貫き生きる様をみて、現代女性が恋に落ちる。
なんて、よくある話で。
だからこそ、軽い気持ちで、楽しむにはいい娯楽作品だとも言えますな。
主演男性は、確かヒュー・ジャックマン…だったと思う。
一見あんまりハンサムには見えないのは、単に私の好みじゃないってだけなのかな(^^;。
メグ・ライアンの弟役の人が、可愛くって、なかなかよかったです。
なんかピピン@ビリー・ボイドみたいだった(笑)。
今、調べたらブレッキン・メイヤーというらしい。
クライマックスの落ちのつけ方は、私からするとあんなに頑張って獲得した地位を一瞬で捨て去ることができる女性は、ありえねぇ〜って感じなんだけど(^^;、ま、でも、恋ってそういうもの(?)という意味では、アリなんでしょうねえ。
当然、ハッピーエンドでした。
メグ・ライアン主演。19世紀末から現代にきてしまった男性と、現代女性との恋愛を描いたラブコメ。
偶然TVつけたらやってたので(笑)。
過去からやってきたという男性が、現代というシステムにびっくりしながらも、自分の時代でのモットーを貫き生きる様をみて、現代女性が恋に落ちる。
なんて、よくある話で。
だからこそ、軽い気持ちで、楽しむにはいい娯楽作品だとも言えますな。
主演男性は、確かヒュー・ジャックマン…だったと思う。
一見あんまりハンサムには見えないのは、単に私の好みじゃないってだけなのかな(^^;。
メグ・ライアンの弟役の人が、可愛くって、なかなかよかったです。
なんかピピン@ビリー・ボイドみたいだった(笑)。
今、調べたらブレッキン・メイヤーというらしい。
クライマックスの落ちのつけ方は、私からするとあんなに頑張って獲得した地位を一瞬で捨て去ることができる女性は、ありえねぇ〜って感じなんだけど(^^;、ま、でも、恋ってそういうもの(?)という意味では、アリなんでしょうねえ。
当然、ハッピーエンドでした。
●「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」
2004年4月14日 映画
ネットが世界を覆い、人間の可能性は大きく広がった近未来。 草薙素子は公安9課に所属するサイボーグ。ある時、公安9課に1人のサイボーグが拘束された。しかし外事6課が強引にも彼を連れ去ってしまう。激しい攻防の末、彼を取り返した素子は、彼から思いもかけない申し出を受け…
ようやく見た…。
以前、レンタルで見た、という記憶だけあったのだけど、既に内容忘れてて(^^;。
で、今回イノセンスの予習…に間に合わなかったから、補完…ということで見てみたんだけど、…初めて観る作品でした。
…というぐらい、すっかりみた覚えがない(笑)。
それにしても、映画「イノセンス」は前作をこんなにも踏襲していたとは、びっくりでした。
オープニングでの人形の作成、和語の唄、鈴と太鼓、などなど。
そして、みた記憶が残ってない理由がわかった気がする…。この映画、ストーリーが全然わからなすぎる(笑)。
とにかく、ゴーストの存在やら、ネット社会、義体、ハッキング事件やら、世界観というかバックボーンへの理解がないと、作中で発生する事件とかいろんなことが、全然理解できない。
私は今回イノセンスを観るにあたって、いろいろ情報収集して、その過程で前作のことも少し調べていたからなんとかついていけたけど、まっさらな状態で一緒に眺めてた相棒には、サッパわからんものにうつったっぽい(^^;。
パトの時みたいにすっごいイイ〜というお気楽な感じには楽しめなかったのだけど、これはこれで…、巧いなあと。
イノセンスのDVD出たら、一緒に買っちゃおうかな。
ようやく見た…。
以前、レンタルで見た、という記憶だけあったのだけど、既に内容忘れてて(^^;。
で、今回イノセンスの予習…に間に合わなかったから、補完…ということで見てみたんだけど、…初めて観る作品でした。
…というぐらい、すっかりみた覚えがない(笑)。
それにしても、映画「イノセンス」は前作をこんなにも踏襲していたとは、びっくりでした。
オープニングでの人形の作成、和語の唄、鈴と太鼓、などなど。
そして、みた記憶が残ってない理由がわかった気がする…。この映画、ストーリーが全然わからなすぎる(笑)。
とにかく、ゴーストの存在やら、ネット社会、義体、ハッキング事件やら、世界観というかバックボーンへの理解がないと、作中で発生する事件とかいろんなことが、全然理解できない。
私は今回イノセンスを観るにあたって、いろいろ情報収集して、その過程で前作のことも少し調べていたからなんとかついていけたけど、まっさらな状態で一緒に眺めてた相棒には、サッパわからんものにうつったっぽい(^^;。
パトの時みたいにすっごいイイ〜というお気楽な感じには楽しめなかったのだけど、これはこれで…、巧いなあと。
イノセンスのDVD出たら、一緒に買っちゃおうかな。