たみおと一緒に考えよう。「しあわせって、なに?」
神埼民男(オダギリ ジョー)は、とある町で父・伸男(原田芳雄)と2人暮らし。女性とのつきあいが苦手な民男が、伸男の上司の紹介で見合いをすることに・・・。相手は、容姿端麗で聡明な瞳(麻生久美子)。
そんな彼女からプロポーズの言葉を先に切り出される。民男は一瞬たじろぐも、縁談がまとまった喜びを伸男に報告する。
優柔不断で何事も成り行きまかせな民男と、ちょっとワケありの風情が漂う瞳。ふたりは着々とウェディングへと向かい、ついに結婚式の当日に・・・。
ふたりが「お見合い」から「結婚」までの道のりを右往左往しながら進むウェディング狂騒曲は、プチに哲学、なのにユーモラスな大人のものがたり。


岩松さんが、オダギリと麻生さんで映画を撮ってるという情報は以前仕入れていたんですよ。
で、気にはなってたんだけど、いつまでたっても地元でやらないなぁ、やっぱり田舎じゃ無理かも…と諦めていたタイミングでの上映です。
早速見てきました。

いやあ、オダギリがダサイ(笑)。妙な服装と、自信なさげな挙動、民男は少し変わったナイーブな青年なんだけど、オダギリがちゃーんとヘンな人を演じていて、やっぱり巧いなーと思いました。
民男は、長めの髪を後ろで一つにしばってるんだけど、その尻尾の部分が寝起きだとぐるぐる巻きで絡まってるとか、デートの日にはしっかりブラッシングしたらしくまっすぐに綺麗にたれてたり、そんな些細な部分まで設定がちゃんと表現されているのが、可笑しかった。
自転車デートでの初心なオトコゴコロもよかったけど、母親の浴衣をきた彼女にときめいて、その後の衝動的なラブシーンなんかはちゃんとオトコっぽくて、少し変わった部分もあるけれども普通の男(なんだと思う)が真摯に生きてるのが伝わってきました。

そしてまた、母親不在の父息子という独特な関係が表現されていて、それもまた面白かった。
お互い遠慮なく無骨な言葉を投げかけているように見えるので、まるで仲が悪いようにも一見見えるんだけど、実はちゃんとお互いを気遣っているからこそ言わないことや知らせないことがあるという優しさが見えて、そういう不器用な関係性って母娘という関係性とはまたちょっと違ったものがあるんじゃないかと感じました。

そういった丁寧な主人公たち親子の描写がある一方で、物語として見たときの展開の奇妙さとエンディングのすっきりしなさ(^^;は、ある意味対照的といえるのかもしれない。
突然帰ってきた伯父、行き場所のない近所の老夫婦たち、父親の恋人(?)、地味にでも一番変人に見えた民男の婚約者…。
部分部分での笑いや奇妙さは、その場その場で笑いになったり、アクセントとして楽しめるんだけど、でも「お話」として見た場合、一体どういうことなのかが全然わからない…。
いやまあ、そういうものを全部解説しない映画ってのもあるけど…個人的にはちょっと苦手かなあ。

そして、クライマックスです。
漠然と「ああ、そうか。そういうことか」という感情は持ったんだけど、例えば誰かにこの映画のストーリーを説明したとして、最後にどうなったのかを言葉で伝えるのは難しいなあと思ったのでした。
まあ、言葉で表現できないから映画で表現した、ということもあるわけで、うーん、難しい。

私は岩松さんは時効警察での課長役としてしかしらないんだけど、普段は舞台の演出とか脚本なんかをやってるようですね。
舞台と映画は彼の中でも別物だという感覚があるようなので、今度は舞台のほうをちょっと見てみたいかも、と思いました。…「恋する妊婦」、WOWOWでもうやっちゃったんだったかなー?

映画

2008年12月19日 日常
さて、仕事がなんとか終わりました。
いや、細かなことはまだまだ続くんだけどね、先月からの怒涛の作業は昨日を持って終了。
はうー、大変だったわーーーー。

で、さて。
夏に沢山の映画を見て以来、全然時間が取れなくて見てなかった映画。

近くのシネコンでは今は何をやってるのかなーと調べてみたら、なんと気になっていた映画が始まってるじゃないですか。
しかも単館系のちょっと古いのが(つまり、やっと田舎の映画館に来たってことだ。ついでにだから上映期間も短い)。

タイムスケジュールをチェックしてたら、一つは今日までだということが発覚。
これは観に行かねば!!

家族に夕飯いらないよ、の連絡をし、仕事も定時にきっちり仕上げ、満を持して(笑)出かけてきました。
うひひひ。

ギリギリで見れたのはよかったけど、結局忙しい時期に上映していて終わってしまった「ジャージの二人」が心残り。
DVDでたら見たいなあ。

では、また。

一息ついた

2008年12月18日 日常
やっと最後の引渡しが終わりました。
はふ~~~~。

午前中にも飛び込みがあったりして、やっぱり慌しくなってしまったんだけど、まあ何とか年内のものはこれで終わり。
次は来月末だけど、こちらは規模がそんなに大きくないので、今回よりはマシなはず。
とにかく、大変だったけど、無事終わってよかった。

そんなわけで久しぶりに19時には帰宅。
家族も丁度同じぐらいに帰ってきたので、一緒に雑事など片付けたりして、ゆっくりご飯を食べられました。

夜は溜まった番組などをちょこっと消化。
バチスタのドラマ、最後になってドンデン返しになってますなあ。最終回はどうなるんでしょう。

では、また。
本日は習い事の日。年内最後です。

最近ではだんだんコツがつかめてきたので、進みがよくなってきました。
本日のお勉強事が済んでからも時間があったので、以前教えてもらったものを復習したりとか。
その後、ちょっとしたおしゃべりの時間などがあってから、解散。

帰宅するとご飯が出来ていて、嬉しい。

当初、習い事を始めようと思ったときは仕事が暇期だったのよね。
それで、週に一回ぐらい帰宅が遅くなっても大丈夫だろうとふんで、行くことにしたんでした。

しかし蓋を開けてみれば、仕事の繁忙期と重なってしまって、連日の遅い帰宅。
結果、家族にかなり負担をかけてしまっていて、それが本当に申し訳ない。

家族が、そもそも料理とか家事が嫌いじゃない人だってことだけが(私の感情的に)救いとなってます(^^;。それでも、もちろん感謝は必要だよね。毎回「ありがとう」が欠かせません。

来年になれば、仕事のほうも落ち着いてくるので、年内もう少しよろしくお願いします。なのです。

では、また。

終わりよければ?

2008年12月16日 日常
朝のうちにその日の細かな作業予定を立てて、それに沿ってこなしていく日が続いてたんですが、今日はもうそれがワヤクチャになっていました(^^;。

朝から飛び込みの依頼、それに手間がかかって、当初の予定はズレこむばかり。一人作業ならそれでもよかったんだけど、珍しく他の人との共同作業が予定されてたりしたもんだから、その時間がずらせないしで、なんだかバタバタしてました。
うう、こういう日もあるわな。

それでも定時間際には何故かストンとすべてに方がついて、こういうのを終わりよければすべてよし、って言うのかも。
珍しくちょっと早く帰れて、嬉しい。

では、また。

LastWeek

2008年12月15日 日常
朝からやっぱり仕事に行きたくない病が…(^^;。
週休二日に慣れたやわい身体にはこの状況が辛いよ。…ええ、怠け者だってことは自覚してますとも。

ギリギリまで布団でだらだらして、結局ダッシュで出社しました。
我ながら阿呆な大人だなぁ。

今までだと最終の引渡しは一回(一日)で終わっていたので、そこにむけてスパートかけてればよかったんですが、今回は種類は多いし、客先は複数あるしで、連日の引渡しになってます。
先週から今週にかけて、断続的にそういうイベント日が設定されているので、なんだか気が休まらないよう。
それも今週で終わるはずなので、頑張りどころではあるんですがね。

データをまとめたり、仕上げをしたり、細かな作業が続いてます。
ミスがないように、それだけは気をつけて、無事に終わらせたいですなあ。
ふう。

では、また。
私が始めて少年漫画でハマったのが「スペースコブラ」なんですよね。
コブラがセクシーで気障で格好良くってねぇ。子どもだった私が年上嗜好になった原因の一つかもしれない(笑)。

番組では漫画のシーンを抜き出してセリフを言ってくれるんですが、これがアニメ化されたときの声優さんを使ってくれたんですよ!(嬉)
もともと那智さんは大好きだし、コブラにもすっごくあってるし嬉しかったなぁ。レディの声も榊原さんでしたしね。

武一センセイも、ご病気後の元気な姿を見られて嬉しいな。
ちょっと小さめの声ながら、意思を感じさせる言葉選びと、確固たる信念に基づいた姿勢がすばらしいです。
実はしゃべってる姿を見るのは始めてだったんですが、なんだか作品世界とマッチした方でした。それだけ作品に己がにじみ出てるってことかしら。

これからもコブラの新作、楽しみにしています。

毎年恒例の

2008年12月14日 日常
寝たのが遅かったってのはもちろんあるんですが、それにしても「よく寝たー」と思いつつ、すっきり目が覚めて時計をみたら昼だった。
お腹がすいたけど、外に出る(支度をする)のが面倒だったので、居間でぼーっとしていたら、相棒がご飯を作ってくれた。
相棒にしても珍しくビミョーな味の食べ物を作ってしまったのは、同じく夜更かしして頭がぼーっとしていたからなのかは不明。文句もいわずに食べましたけれども。

午後になってダルい身体に鞭打ちつつ、家事をようやく終わらせ、その後は溜まったパズルなど。
最近は平日に遊ぶことが難しいので、週末に溜まった問題を一気に片付けるのが楽しみになってます。

そういえばもう年賀状の季節なんですねぇ。

相棒は公式年賀状(笑:親戚や仕事関係のヤツ)を作って早速に片付けていたけど、私の分(友人のみ)のはまだ作ってなかった…。
印刷してるのを見て、作らないとなあと思ったけど、面倒で先延ばしに…。来週には作…れるといいなぁ(^^;。

夜、録画した番組をいくつか消化。
どんどん溜まっていく番組、年末の休みにある程度消化したいところです。

では、また。
もう15回、なんですね。
再演も回数に入っているとはいえ、夜会は再演が普通に再演じゃなく、改演だからなあ。

先日、青山劇場版「24時着00時発」のDVDをみました。ら、やっぱり全然違うー。いや、全然というと知らない人には誤解を招く表現になっちゃいますけど、やっぱりね、表現方法がこれだけ違うと…ねぇ。チケットとれずに見れなかったのよねぇ…。

さて、今回の15回。
公演を見る数日前に、原作…というか原案?があるらしいことが判明しました。
しかしもう読みきる時間がない(涙)ということで、事前勉強は諦め、逆に全然知識なしで挑みました。
もともと演劇の類は予習はしないほうではあるんですけれども。

チラシに「音楽劇」といった文字があったように思うのですが(勘違いかもしれないんだけど)、今回まさに「音楽劇」でありました。

コクーン夜会での後半は、物語性が高くなり、演劇性も高まっていて、歌手としてのみゆきさんの歌を重視したい向きには段々向かなくなっていたように思います。
(個人的には歌も演劇好きなので、私はどちらのスタイルも好きですケド)

これが今回はガッツリ「歌」でしたねぇ。
セリフは極力廃し、ところどころの「言葉」は「詩(あるいは歌詞)」として語られていました。
そのあたり、初期コクーン夜会に通じるところがあったように思います。

しかし、原作を知らないからでしょうけれども、物語としてみた場合、登場人物たちのことがあまりによく分からなくて、言葉から推察するしかないのは、辛かった。
いや、原作はおそらく一般教養書になるんだろうとは思うんで、不勉強な私が悪いんでしょうけどね(^^;。
そして、いつもはパンフに歌詞があったのに、今回は抜粋のみで、これもあとからパンフで復習したい私には残念だったなあ。

とにかく「お話」として見た場合、物凄くわからないことだらけの設定でした。

しかし、この夜会を通して何を伝えたいのか、というあたりはシンプルだったように思います。
まだうまく文章にまとめられるほどには消化していないんだけれども、ちゃあんと受け取った、と思っています。
ゆっくり、大事に、租借しようと思います。

芸術鑑賞

2008年12月13日 日常
本日は上京の日。
目的は夜なので、昼ぐらいからのんびり動き始めました。

毎度電車では本を読むんですが、今日ばかりは昨日の夜更かしのせいで眠くて眠くて(^^;寝たの3時だったもんな(^^;。
半分ぐらいはキヨスクで買った雑誌を眺めてたけど、後半はぐっすりねこけてました(^^;到着駅で同行者に起こされたよ。

まずは新宿で買い物など。
田舎では手に入らない生ハムやらオリーブやらを厳選して。いろいろと目移りして、どれもこれも欲しくなってしまうんだけど、もって帰る量だとか美味しい期間内に食べきれる量とか考えると、購入できるのはあんまり多くないからねぇ。
今回は豚レバーのハムが楽しみ。明日食べよう。

その後夕飯を食べるために西新宿に移動。買い物は三丁目付近だったから、移動が大変(^^;。上京すると、折角の機会だからと移動が沢山になってしまうのよね。

インド料理屋さんでカレーのセットなど。
これが、美味しかったんだけどとにかく出てくるまでかなり待たされた(^^;。
まあでもその間、お店のTVはインドでの映画やプロモ番組らしきものがごった煮で入ったDVDが垂れ流されていて、言葉は全然わからなかったけど、凄くインパクトのある番組ばかりで面白かった。
「踊るマハラジャ」でも思ったけど、インドの映画ってミュージカル調なのがデフォルトなのか??

お腹一杯食べたあとは、赤坂に移動。
ふふふ、今日はみゆきさんの夜会の日なのでしたー(興奮)。

すでに開場していたので、買い物をするという同行者と別れてロビーのベンチでぐったり。
ちょっと移動が多くて疲れたせいか、頭がフラフラする。うう、風邪じゃありませんように~。

開演前ブザーが鳴ってから席に行ったら、通路から私の席までの間に和装の方たちが座っていて、席までの移動がちょっと大変だった。いやしかし、寒いのに着物かー。凄いな。

舞台は二部構成で一時間ずつ。途中20分の休憩を挟みます。

毎回、夜会ではギリギリでなんとか帰れるので、今回も公演終了後ダッシュでした。
しかし不慣れな赤坂…。駅が見当たりません(涙)。
このままでは最終に乗り遅れる…ということで、目の前のタクシーに飛び乗り、東京駅まで急いでもらいました。
なんとか発車3分前には乗車できて、ホっとしました。
ふぅ。

しかし、こういうのって気分台無しなんだよねぇ(^^;。
折角雰囲気も堪能したかったんだけどなあ。
次からは泊まることも考えなきゃ。

帰宅してシャワーを浴びても、まだ興奮は冷めません。
パンフを眺め、舞台の歌を思い出し、アレはどういう意味か、あの演出はなにを模しているのか、ぐるぐると思考がとどまらず。
なんとか寝付いたのはまたもや3時ぐらい。

連日の夜更かしは身体にはツラいわぁ(^^;。

では、また。

充電

2008年12月12日 日常
今日は実は会社のコたちとの飲み会の予定。
しかし昨日の問題が解決しないと…マズいよなぁ…。

というわけで日中は、調査やら整理やらに追われてました。
それでもなんとか20時ぐらいには終わったので、急いで合流。

その後は楽しく飲んで食べて、楽しみを堪能してきました(^^)。
久しぶりに若いコたちと遊んで、身体は疲れたんだけど(^^;、気分は充実。
こういうの、活力になるんだよね。

では、また。

問題発生

2008年12月11日 日常
先月末に輸送したものが現地について、今頃根本的な問題が発生したことが発覚。
このタイムラグを何とかしてほしいよな(^^;。

ともあれ、いろいろ調査したり、原因を推測したり、状況を確認したり、朝から慌しくって疲れた。
今日あたりはちょっとは早く(とはいっても20時ぐらい?)帰ろれるかと期待していたところにこの不意打ちは悲しい。

問題は一日で解決せず。
明日には片付けなければ。

では、また。
今日は習い事はお休みでした。
その代わり、というわけでもないんだけど、会社の有志によるサークル活動の日。

なかなか興味深いことなので、皆で楽しみながら作業を進めていく。
仕事にも通ずる作業なのだけど、見えてくるものがまた新鮮で面白い。

帰宅してから、先週終わったドラマの最終回をやっと見た。
なかなか妥当な着地点…なのかなぁ。

「ギラギラ」蔵ちゃん主演ということで初めのうちは頑張ってみていたドラマでした。が、途中からあのアリエナサというか、少年漫画典型の展開(原作は青年漫画のようですが)が笑えて、軽く見られる馬鹿ドラマという位置づけで楽しむことができました(^^;。クライマックス、タイセイさんが乗り込んでくるところは思わずセリフを先読みしちゃったもんね。それだけお約束展開てんこ盛りだったってことですが。まあでも、蔵ちゃんのいろんな顔が見られただけでも楽しめてよかったです。

では、また。

せわしない

2008年12月9日 日常
そろそろ落ち着いてきてもいい頃合なのに、何故こんなにバタバタするんだろう(^^;。

日中はひたすら現場に入り浸りで、もろもろの対応をこなしているうちに、もう夜。
時間が飛び去るようにして過ぎていく。
こういう忙しさは嫌いじゃないけどね。

帰宅するとご飯が出来てる幸せ。
ありがたや~。

では、また。
朝、めちゃくちゃ起きるのが辛い。

私は冬は大好きではあるんだけど、それと、冬の朝布団から出られないのとは、また別問題でありまして(笑)。
なんとか理由をつけて休みたいと頭の片隅で思いつつ、いやいや今の状況で休んだら社会人としてどうよ、とか葛藤したりして(^^;。
そして理性が勝ったので、仕事に行きました(爆)。

作業そのものはもう地味なものになっていて、テスト項目をまとめたり、データの収集をしたりがメイン。
それでもまだ現場作業もなくならないので、バタバタとしている感じです。

今週一杯はまだ落ちつかなそうだなぁ。

では、また。

ぐったり

2008年12月7日 日常
昨日はとっても楽しくて気分は上昇していたんだけれども、やっぱり遠出のお出かけっていうのは、身体が疲れます。
…なんか最近、ずっと疲れた疲れたと書いているような気がしてきた…いや気のせいじゃないか。ううう、歳なのかなぁ…。
でもまあ、実際もともとインドア98%なヒトなので、外出は単純にいろいろ大変なのよねェ。

昼を食べに出かけて、その後いろいろ買い物などして帰宅。
週末の家事もなんとか片付けて、夕方にはヘロヘロでした。

さて、また明日から仕事だ。
そろそろピーク後半なので、あともう少し頑張ろう。

では、また。
週末の上京時に、電車で読みきりました。
いやあ、やっぱり私は梨木さんの長編って好きだ。

現実世界を舞台にしながらも、ほんのちょっぴりの不思議を織り交ぜて展開する物語が特徴的であると思っていたんですが、この物語は不思議さ加減は過去最高な気がする(…変な表現だなぁ…)。
でも、そこに描かれている人の姿にはとてもリアリティがあるし、彼らの生き方にはひきつけられるものがあるわけで、この世界に入り込んでしまうと、その魅力からは逃れられないのです。

「沼の人」にまつわる謎は、最後の最後まで、理性的に解決するようなものではないんだけれども、しかしそれらの描かれる背景も含めた「在り方」というものに、とても強く納得させられるものを感じました。

途中挿入されるシマの話は幻想的で、読後、いろいろと想像することが出来て、こういうのも醍醐味ですよね。

クライマックスでの主人公たちのシーンでは、こんなに哲学的でありながらもエロティックであることに、不思議な感覚を受けました。初めてだわ。


実は、単行本で持ってたんだけど、どうにも形状の問題で持ち歩きがしにくく、結局文庫落ちしてから読むことになってしまったのでした。
ああ、こんなにいい作品を本棚で眠らせていた私の馬鹿馬鹿ってところですな。ううう。

お楽しみ会

2008年12月6日 日常
朝から身支度して、わくわくとお出かけ。
今年はあんまり上京してないなあ。夏ぐらいに行ったきり。
もう寒い頃合ですねぇ。

場所は池袋だったんだけど、ここってあんまり来たことがないので、地理的な感覚がないんだよね。
駅で降りてから、周辺地図を探して眺めたりしつつ、目的地に到着。

午後はメ一杯楽しんで、夜は有志による飲み会。
ものっ凄く久しぶりな人に会えて、そして覚えていてもらえて、嬉しい(^^)。

終電の時間まで堪能してから帰宅しました。

ああ、参加してよかったなあ。

では、また。

品位

2008年12月5日 日常
ひたすらデータ収集の日。
サンプル数が異常なほど多いので(誰だ、こんな数を提示したヤツは(^^;)、単純作業を繰り返しながらデータを積み上げていきました。
作業は難しくはないけど、とにかく変な姿勢での立ち作業なので、こ、腰が…(^^;。

夜になって職場の同じチームの方々に呑みに誘われる。
何度か毎回断っていたこともあって、さすがにあんまり断り続けるのもなぁ…と思い、承諾。
一応家族に夕飯の支度がまだだってことを確認してから。作った後だったら悪いしさ。

焼き鳥屋でグダグダと。
同じチームのおじ様方は、私からするとかなり愚痴の多い人たちだ。
職場の人への悪口(大体は彼らの上司)は、毎回耳にさせられる。うんざり。
少なくとも、職場の若手(いや、私自身はそんなに若いコじゃないけどさ、彼らからみれば下って意味で)にわざわざ聞かせるような内容じゃないと思うんだけど。

悪口って、言う人の品位を下げるよね、まったく。

翌日は予定があったので、今日は一次呑みだけで帰宅。
ほとんどおごってもらえたのだけはラッキーでした。

さあ、明日はお楽しみです。

では、また。
忙しさは相変わらずなのですが、切羽詰った先の見えない焦りのようなものはなくなってきました。
あとは、期間が短いなりに、こまごまとした案件をつぶしていく作業になります。

相変わらず帰宅が遅いので、このところ家事は全部家族にお任せ状態。
有難いですわー。

夕飯のあとは、だらだらと録画した短めの番組を消化してます。
気分転換にはいいわな。

「熱中夜話 猫」特集があったので、斜め観してました。手酌(?)で水を飲む猫だとか、散歩大好き猫だとか、話には聞いたことはあったけど映像で観たのははじめて。いやあ、可愛い。

では、また。

< 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索