選定

2007年4月11日 日常
今度の仕事で使うPCの選定を頼まれた。

コレが、丁度OSの過渡期にかちあっちゃって、要望に100%しっくりくる構成がないのが痛い…。

業務の性質上、海外輸送可能なメーカーである必要があるんだよねえ。現状把握しているのは、1社しかないから、ここのメーカーのラインナップから選ばないとならない。
で、OSはもちろんXPじゃないと!Vistaなんて無理ですから!!
そして、拡張スロットなどの外部形状と数と配置を考えていくと、ハイエンドタワーしか残らなかった…。

アリエネー。

VistaモデルをXPに変えられないかと交渉したり、カタログだけではわからないスペックの相談をしたり、Webで情報収集して、メーカーのサポートに電話してたら、一日が終わったよ。
ううううう。

しかし、ホントにこのマシンで大丈夫なのかは、実は不安。
どうなることやら。

では、また。

忘れてた!

2007年4月10日 日常
昨日作成した値について、アプリの画面上でもプロファイル表示が出来るように、仕組みを作成した。

もともとあった別の値の表示用に作られたクラスがあったので、それを流用して、簡易的に見られるようにできたので、思ったより楽だった。
ラッキー。

これで今できることは何とか終わったので、一区切り。
本格仕様は来週になるらしいので、またそれからいろいろ考えないとだなあ。

仕事の帰りに、フと今月で期限が切れるあることを思い出した。
代替案を考えないと、来月からすっごい困ることになるんだわ。
期限についてのお知らせは先月頭にはきていたんだけど、すっかり忘れていたことを思い出して、焦った。

いろいろ情報収集してみたけど、どうも芳しくなさそう。
ヤバイなぁ…。
どうしよう。

では、また。
月曜はやっぱり気が重いですねえ…。

先週末に発覚した案件の作りこみに集中した。
どうやら完全に作成する前のデータ収集段階までで大丈夫だということだったので、画面まわりは後回しにして、データをファイルに残す機能を先に作った。

その後、大量のファイルを、エディタとExcelを駆使してグラフを作成して、いくつかの相関がとれることが実証できた。
ふう。

結局午後はそのデータを作って、来週関係部署に資料として提出し、その様子を見ながら、実機能としてどう組み込んでいくのかを検討することになった。
はああ、ややこしい事態にならなくてよかった。

最近、家に帰る道すがら、夕飯の献立と段取りを考えていることが多い。
頭の中で冷蔵庫にあったものを思い出しつつ、着手する順番を考えたりして、それが巧くいくとちょっと嬉しい。
ささやかな満足感だわね(^^;。

昨日、早く寝たわりに夜中に猫ズに起こされてそれから寝付けなかったせいで、妙に頭がぼんやりした一日だった。
今日こそ熟睡したいなあ。

では、また。
今日は選挙の日。

朝方また相棒が久々にやらかしてくれたせいで、腹立ちは収まらず。
まあでも本人は全然自覚なしで、だから余計に頭にくるんだけど…。

昼になって体調不良な様子で起きてきた相棒をつれて(そりゃそうだ。当然の報いだわな)、昼食に出発した。

近所の小学校の体育館で投票をしてきて、そのまま帰宅。

春めかしい陽気になってから、服の整理だとか、シーツを薄手のに交換したいなとか、いろいろやらないとならないことはあるんだけど、全然やる気にならない。
休日になると、途端に何もしたくない症候群を発症してしまい、最低限やらないと困るものに着手して終わることが続いている。

多分GWにまとめてやることになるんだろうなあ…(憂鬱)。

夜、少し早めに就寝した。
そろそろ仕事がバタバタしはじめたので、覚悟しないとだなあ。

では、また。

●「地球へ…」

2007年4月7日 漫画
←表紙が格好よかったので、二巻にリンクしてみた。

土6って一年枠だと思ってたんだけど、「天保異聞妖奇士」って半年で終わったのね。打ち切りになったのかなあ?

ともあれ、30年近く前の作品が、なぜ今、アニメ化なのかわからん…。
いや、私、この作品好きだけどね(^^;。

原作は雑誌サイズのコミックスで三冊ぐらいだった記憶がある。
その後、OVAなのかなあ?、アニメ化されて、それが物凄いコト(^^;になっていたような記憶がある…。

当時も今も、漫画原作のアニメで成功する確率は物凄く低いということだわね。
あの濃いストーリーを二時間に詰め込んだんだから、土台無理なことなのかもね。

というわけで、今日から始まったアニメも、一体どんな作りになっているのか、恐る恐るといった感じで鑑賞した。

第一話を見た感じでは、かなりストーリー展開は丁寧な印象ですね。
主人公のジョミーの両親がとても主人公寄りに描かれていたのは、今のご時勢を反映しているからでしょうか。
原作では、もっとあの世界での普通の人の反応をしていたような…。
(読んだのもかなり昔なので間違ってるかも…)。

全部で何話になるのかわからないけど、おそらく半年はやるんだろうなあ。
土曜の楽しみができました。

まずは、再発行された原作をゲットしてこなくては…。
今日は車の修理の日だ。
先日リコールのお知らせが届いていて、MT車は全部対象だとか。
あらら。

修理そのものは20分たらずで終わるということだったので、昼食後、隣街の修理屋さんに向かう。
丁度、相棒の車も定期点検があったので、偶然同じ日の同じ時間だったから(場所はもちろんメーカーが違うから違うんだけど)、終わったらまた集合して週末の買出しに行く約束にした。

で、実際修理はホントにすぐ終わった。
リコールでの修理だったので、車の内側にリコールでの修理完了のシールが貼られて、それを確認して、対応は完了とのこと。

そのときサービスマンがいたので、ずっと気になっていたことについて相談した。

年末に不幸があって修理に出したのはここの日記でも書いたけど(涙)、その修理後、ドアを閉めたり、高速走行などをしたときに、窓ガラスが振動でビリビリと鳴るようになったんだよねえ。

修理した扉側だったので、多分修理の際に何らかの原因が挿入されて起こった現象じゃないかと疑っていたのでした。
ただ、結構気にはなってはいたんだけど、現象を電話口で説明することの面倒臭さに負けて(^^;、今まで放置してあったのでした。
というわけで、ついでに扉の具合もみてもらったのでした。

サービスマンは五分ぐらい扉を開け閉めして、いろいろ様子を見ていたんだけど、どうもすぐにわかって直すというようなものじゃなかったらしい。

調査と修理は時間がかかる部位なので、後日代車を手配して対応するので、それまで待って欲しいということでした。

んー、隣街の修理屋さんは結構不便なところにあるので面倒だな〜とは思ったものの、やっぱり気になっている部分だったので、お願いして、今日はそのまま引き上げることにした。

その後、雑貨を買ってから、相棒との集合まで時間があったので、図書館に本を返しにいってまた借りて(^^;、その後帰宅。

家について、お茶を飲もうとカップに注いだら、相棒が帰ってきた。

一息ついてから、週末の買出しに出発。
いつもの買い物をしてから返ってきたら、夕方の遅い時間になってしまった。

今日は忙しかったなあ。

夜は、始まった新番組をチェックしたり、いろいろとTV番組を消化してから就寝。

では、また。

えええっ?

2007年4月6日 日常
朝、机について今日の予定を考えていたら、突然上司から「あの件は、どうなった?終わった?」と聞かれて、びっくりした。

かなり以前に検討会を行った懸案なんだけど、その後具体的な指示がなくて(ヤレともヤルナとも)、他の仕事もあったのでそのまま保留となっていたものなのね。

どうやら上司自身もすっかり忘れていたようで(^^;、関係部署からどうなってるの?という問い合わせがきて、思い出したらしい。

「終わった?」って、そんな、そもそも「始まってません」ですよ(^^;。

急いで、要求仕様をまとめようとヒアリングしてみても、結果としてこういうものが欲しい、という漠然としたものだけ話をされても困るんですよー。
ちゃんとした仕様書まで用意しろとは言いませんが(あればもちろんそれにこしたことはないんだけどね)、私がどういうものを作成したらいいのか理解できるような情報ぐらいはください…(涙)。

仕方がないので、頑張ってヒアリングを根気強く続けて、ようやく要求されている機能が見えてきた。
あとは、それを形にする必要があるんだけど、これがまたなんだか面倒そうだなあ。

しかし、先週からずっと暇暇だった時間を返して〜だわよ。…なんかもういっつもそういうことばっかり言ってるような気がしてきたな…。

そういうわけで、今日は久々に集中ーッ!して、仮の枠組みまで突貫工事をした。
来週中にプロトタイプ作成まで持っていけるだろうか…。
はあああああ。

では、また。

個人情報

2007年4月5日 日常
帰宅したら、週末の選挙に立候補している人からDMが届いていた。

しかし、この人に自分の名前と住所が漏れたルートが想像つかないのが、なんだか気持ち悪い。
というわけで、この人には入れないことに決める。

今度の週末の選挙は、この地方では「県会議員」の選挙です。
しかし、県議ってイマイチなにをする人なのかよくわからないんだよなあ。
自分の不勉強もあるんだけど、一般にあんまり知られていないような気がする。

選挙のたびに、誰にいれようか(いれるのをやめようか)考えるのは、有権者の権利とはいえ、やっぱり面倒だなあって思ってしまう。
こんなんじゃ、だめなんだろうけど。

では、また。

満開の桜

2007年4月4日 日常
都内にお出かけの日。

定時に出社しないといけない日、だと思い込んで折角早くきたのに、誰もいなかった…。あれ?
結局同じように勘違いした同僚もう一人と二人だけで、朝の数時間を過ごすこととなった。

今日は昼から都内で会社の催しがあるので、昼前には出発した。

毎年この時期にあるイベントで、会場付近は桜並木があるんだよね。
今年も満開状態でした。
しかし、あれだけ沢山の桜があると、付近の住民としては大変そうだわ。
車なんか、桜の花びらだらけで酷いことになってたし(^^;。

夕方イベントも無事終了し、さっさと帰宅。
夜は溜まったドラマを少し消化してから、早めに就寝。
なんだか健康的な生活だなあ。

では、また。
たりらり〜と過ぎた一日。

…暇なのって、疲れる。
遊んでいるわけにもいかないし(^^;、かといって休むのも憚られる状況で、もう一体どないせぃっちゅーねん。
とか、八つ当たり気味。

そんな状態なので、当然定時であがりですわ。

夜は特番ばっかりでつまらないTVはあんまりみないので、本がすすむすすむ。
週末にリクエストして借りてきた本は、結局今日読み終わった。
集中すると早いわなあ。

明日はまた余裕の一日になるでしょう。

いいんだか、わるいんだか。

では、また。
朝、机について、メールをチェックして、さて何をしようかな〜と考えていたら、「今日は午後から出張だから、よろしくね」と言われた。

何がどうよろしくなのかわからんので、
「え、今日出張になったんですか。何を持っていくんですか?」(←アプリが必要なら用意しようと思って)
「いや、砂姫さんも一緒に行くんですよ」
「…ええええ?」

先週でもう終わりだと思っていたのに、イキナリのこの仕打ちは一体どうしたことだ〜(^^;。

どうやら、後から判明したことなんだけど、アプリの操作がわかるヒトが少ないらしくて(それもどうかと思うのだが)、納品の際に最後の説明をするのにアプリ操作をする人が必要だということ。

まあ、そりゃ私が作ったアプリですから操作ぐらい簡単にやりますけどね。
でもそのためだけに往復四時間はちょっと…(涙)。

とはいえ、ここで拒否するわけにもいかず、まあ時間もあることだし…と諦めて(^^;行くことになりました。

行ってしまえば、問題もないわけで、結構気楽だったんだけどさ。
しかしやっぱり遠出は疲れます。

利点といえば、今日もあんまりおしゃべりをしない人と一緒だったので、本がサクサク消化できたことでしょうか。

三月から未読本の消化がかなりいいペースで進んでいて、これはラッキーだわ。
今月も沢山読めますように。

では、また。
三谷幸喜が2000年に劇団東京ヴォードヴィルショーに書き下ろした舞台劇を、市川準監督がツボにハマったキャスティングで映像化。せつなくて、笑えて、泣ける、見ごたえたっぷりのラブコメディだ。
時は明治13年。維新の功労者、坂本竜馬の13回忌に出席させるため、新政府の役人でかつての竜馬の部下・覚兵衛(中野貴一)は竜馬の妻であったおりょう(鈴木京香)を尋ねる。おりょうは甲斐性のない情けない男・松兵衛(木梨憲武)の妻となっていたのだが、腰が落ち着かず、竜馬に似た愛人の虎蔵(江口洋介)と駆け落ちを企てていた…。
男と女の愛のすれ違いを、絶妙なシュチュエーションに乗せて描いた脚本が秀逸。そこに市川監督ならではの叙情テイストをたっぷり注ぎ込み、キャスト陣がのびのびとアドリブを演じている。木梨×中井の息の合ったやりとりは必見! どんな男をも引き付けるが、愛した男はすでにこの世にない、おりょうの悲しみを熱演した鈴木京香のいい女っぷりも見事。


脚本が三谷さんだってことで、以前録画したままだったのを発掘したので、観賞。

もともとは劇団東京ヴォードヴィルショーの舞台用に書き下ろした(2000年)もので、その後映画化(2002年)されたのだそうな。
だから、こちらの映画が先なのはわかってるんだけど、鈴木京香とか江口洋介とかが、大河「新選組!」(2004年)のイメージが強くて、ちょっと困った(^^;。
てか、もしかしたらこの映画での彼らのイメージから、大河の配役がふられたのかもしれない、とか思ったりして。

暗殺された竜馬には妻がいたのよね。
最愛の夫を殺された、ひとりの未亡人の悲しい姿を描いた物語でした。

とか書くとすごく綺麗なんだけど(^^;、相変わらずコメディなのは三谷脚本だからでしょうね。
ポイントは、タイトルである妻の夫ってのが竜馬じゃないってところかな?(^^;

最後のオチは、かなり賛否両論あるらしいけど、私は三谷さんらしいオチで嫌いじゃないです。

映画の演出はちょっと脚本と相性があんまり良くない感じでしたけど、まあこういう映画もアリかなってところでした。
三谷ファンなら、チェックするべし。
昼前に起きてメールをチェックしたら、図書館からリクエストした本が入ったという連絡があった。
後でとりにいかなくては。

天気予報では曇→雨だったのだけど、昼時点では物凄い快晴。
しかも四月とは思えない暑さで、思わず半そでのTシャツ着用ですよ(笑)。

今日は月に一度の個人でのゴミ搬入の日。
在住の市では、普段のゴミ収集では出せない大型可燃物と定期的な収集のない不燃物は、各家庭が自家用車で清掃センターに搬入することになってるのだ。

というわけで、まずは荷物を積み込んで、昼食に出発。
食事の後、清掃センターに。

清掃センターってのは市内の僻地にあって(笑)、数年前に一回だけ行ったことがあったのよね。
そのときは広報誌かなんかで住所を調べて、地図で場所とルートを確認して行った覚えがあったの。
で、今回は以前行った記憶を頼りに向かうことにしたのでしたが…。

清掃センターは、住所は市内なんだけれども、ちょっとした山の頂上付近にある。
普段行動しない範囲にあるので、まずそこに向かうための道が不案内だったのよねえ。

前回行ったときの道は、かなり遠回りになるので、方向だけを頼りに勘で走っていったのだけど、これが全然大ハズレ(^^;。
山の上まで来たと思ったら、それっぽい建物も見つけられずに山の反対側に下りちゃって(笑)。

何度か山を登ったり、降りたり、荷物を乗っけた軽自動車はエンジンをブイブイ言わせて(爆)ました。
予定外のロングドライブ状態だよ。

搬入の時間は午後は三時半までで、出発したのは午後一時。
それから迷いに迷っていたら、もう二時半をまわっちゃって。
だめだ、やっぱり地図をチェックしてくるんだった…と気分は諦めモードに突入です。

しかし、折角積み込んだ荷物を、また降ろすのは面倒だ(^^;。
各家庭からのゴミの持ち込みって、月に一回だけなんだよねえ。
またこの大荷物を来月積むなんて嫌だー。

という執念の賜物でしょうか(笑)。
もしかしたらこっちの道かも〜、と最後のトライとばかりに入った道が、ビンゴ!

なんとかゴミを受け取ってもらいました。
全部終わって三時過ぎ。…セーフ。

その後、図書館に寄って本を受け取って、帰宅。
座ってしまうと面倒になるのがわかりきっていたので、そのまま週末の家事に着手して、なんとか夕方には全部終わりました。

はああ。
予定より二時間オーバーだわ。
疲れた。

夜はひたすら借りてきた本を消化。
楽しみにしてた本だったし、ライトノベルなのでさくさく読めて、就寝時間までに一冊終了できた。
あと一冊あるけど、これもすぐに終わりそう。
図書館で、続きのリクエストをしなくては。

では、また。
いつもの週末。
昼を食べに出かけた帰りに、駅まで出かけていってキオスクでAERAをゲット。
AERAって小さい本屋だと扱ってないんだよねえ。
カモちゃん追悼に関するサイバラの文章(1ページ)を読みたいがために(^^;。

その後、相棒の車が最近不調だということで、一緒にディーラーにいった。
走行中の異音ということで、営業さんを後部座席に乗せて、近所を走ってみたのだけど、これがなぜか凄く道が込んでいて、ロングドライブになってしまった。
思ったより長く走ってから、症状を把握してもらったら、どうやらその車種では既知の症状だったらしく、すぐに原因判明となった。
来週、点検をかねた修理を行うこということになった。

その後、普段はあまり行かないちょっと高級な食材を扱うスーパーで買い物をした。
いつも行かないお店での買い物って、品揃えが違っていて、見て歩だけでも楽しい(^^)。

いろいろ買い込んで、帰宅。

天気予報では、この週末は天気があんまりよくないって言っていたけど、夜から嵐のような強い風が出てきた。小雨も風に飛ばされて、凄いことになっている。
明日は出かける予定だったのだけど、大丈夫かな〜と思いながら就寝したのでした。

では、また。
財産家のおばが住まう崖の館を訪れた高校生の涼子といとこたち。ここで二年前、おばの愛娘・千波は命を落とした。着いた当日から、絵の消失、密室間の人間移動など、館では奇怪な事件が続発する。家族同然の人たちの中に犯人が?千波の死も同じ人間がもたらしたのか?雪に閉ざされた館で各々推理をめぐらせるが、ついに悪意の手は新たな犠牲者に伸びる。


佐々木丸美の館シリーズが復刊されました!!!

気がついたのは先月で、びっくりして調べてみたら年末には一巻が出てたみたい。
ブッキングではシリーズ外の他の作品も順調に復刊されている予定らしく、やっと長いこと絶版だった彼女の作品を読むことができます。

著者のデビュー作は、講談社から出た『雪の断章』。
コレ、なぜか普段全然本を読まない母親が文庫を読んでいて、面白いから読んでみたら?と薦められた最初で最後の(もう母は小さい活字は読まないので)本だったので、個人的に物凄い印象深いんですよ。物語に全然関係ないケド(笑)。
『雪の断章』は、斉藤由貴主演で映画にもなってます。

とにかく凄く雰囲気のある文章を書く作家さんなんですよねえ。
現代では既に棲息していなさそうな少女が主人公なんですが、そういう浮世離れしたキャラクターも、著者の描写する美しい情景の中には、とても自然に馴染んでいて。

雪の北海道を舞台に、少女の感性が随所に散りばめられた綺麗な文章で、ミステリが語られるスタイルは、現代ものの小説ではあまり見られない特殊性があると思います。
その独特な雰囲気は、読者を選ぶかもしれまんが、その魅力に引き込まれた人には麻薬のように作用するのかもしれません。

創元推理文庫からは、とりあえず館の初期三部作が刊行予定ですが、その続きとか別シリーズは扱いがあるのかは不明。
ブッキングからの復刊は、全作品復刊対象のようです。ただ、ブッキングの本は高いからな〜(^^;。ま、絶版よりはマシでしょうか。

著者からの復刊の承諾が取れなかったため長いこと絶版状態だった作品群は、結局著者の死後、版権を所持する遺族の許可という形で復刊が実現しました。
そのあたり、ちょっと考えちゃう部分があるんだけど、とりあえず一ファンとしては、単純に復刊を喜びたいところであります。
今日が終わればまた休み〜というのをバネにして(笑)、一日をなんとか乗り越えました。

相変わらず次の仕事の具体的な資料がなくて、ちゃんと着手が出来ない状態。
スケジュールとしては、この先がかなりヤバいことになりそうなのは確実なのだけど、いろいろあって前倒し作業も出来ないのはつらいところですなあ。

三月ももう終わり。
ドラマも改変期で全然面白いものがなくて(バラエティは基本的にみないし)、映画を消化したり、本を読んだり、のんびりとくつろいでます。

このゆったり感はいつまで浸っていられるのかしらん。

では、また。
100年に一度卵を産む精霊〈水の守り手ニュンガ・ロ・イム〉に卵を産みつけられ、〈精霊の守り人〉としての運命を背負わされた新ヨゴ皇国の第二王子チャグム。母妃からチャグムを託された女用心棒バルサは、チャグムに憑いたモノを疎ましく思う父王と、チャグムの身体の中にある卵を食らおうと狙う幻獣ラルンガ、ふたつの死の手から彼を守って逃げることになるのだが・・・
水の守り手とは何なのか? 夏至祭りに隠された秘密とは? 多くの謎を秘めて、物語は人間の住む世界「サグ」と精霊の住む「ナユグ」の問題へと発展していく。精霊世界の存在や先住民族ヤクーの民間伝承など、古代アジアを思わせる世界の記述の細かさ、確かさは、文化人類学者である作者ならでは。


先日、先行特番をやっていたので、録画してあったんだよね。
で、その特番の最後に第一話を放送するということだったので、そこは見ないでおとっときにしておいたのでした。
先に原作を読みたかったの。

ハードカバーのころから気にはなっていたんだけど、先日完結したこともあって、図書館でも順番待ちが長い状態。
ハードカバー状態の本って、私の場合読み始めるまでに時間がかかるから手に入れがたくて、そうこうしているうちに、年明けぐらいにソフトカバー版が発売になったのでした。
ので、早速入手。
しかし、ソフトカバー版も実は版型がちょっと大きくて(^^;、通勤バッグに突っ込むにはちょっと難アリで…。
結局、アニメ化をうけて文庫化されたのを、再度入手。これをやっと読みきりました。
散財してるな〜(^^;。

物語は、オーソドックスなハイ・ファンタジーですね。
主人公が、運命の出会い(?)をして、困難をくぐりぬけ、最後には神話を昇華してハッピーエンド。

国産ファンタジーは、個人的に(物語内での)神話がベースになっていて、その解釈が実は真実の歴史とは違っていて…、という展開がひとつのパターンになっているような気がする。

これは、日本の歴史として、建国神話が根っこにあるからなのかなあ?
西洋ファンタジ−が、唯一絶対神(絶対悪)を物語の軸にすえるのと、似ているのかも。

著者が、文化人類学者だっていうのも、物語の随所にみられて、そういうのも楽しかったです。
以前、アメリカ人の文化人類学者の書いた物語を読んだことがあるのだけど、それもやはり人々の暮らしぶりや生活・信仰における仕草なんかが、自然な流れで表現されていて面白かったし。

本書は、シリーズの最初の一巻。
今後どういうように展開しているのか知りませんが、先が楽しみになりました。
続きはどういう形で手にいれようかなあ。

内側に浸る時間

2007年3月29日 日常
猫ズの腹へった攻撃にいつも負けて最近ずっと朝が早かったので、今日は前夜から朝寝宣言をして起きないことにした。
たまにはご飯やりぐらいしてくれー、と相棒に一任した。

そういうわけで、ゆっくり寝こけていたので、起きたときには体調すっきり。
ああ、こんなに寝起きが気持ちいいのはかなーり久しぶりだわ。

お昼を食べに出てから、あとはひたすら居間で読書。

丁度昨日で読み終わったところだったので、出たばかりの文庫に早速着手した。
四月からアニメ化ということだったので、出来れば先に読みたいって思っていたから、丁度よかったな。

結局夕方までに読了。
いや、予想通りに面白かったです。
続きもなんとか入手しよう。

では、また。

ぼんやり

2007年3月28日 日常
次の仕事の準備に明け暮れた一日。

とはいっても、結局具体的なことには着手できない状態なので、シーケンスを考えたり、改造のやり方を考えたり、なんだか一日が長かったなあ。

この調子だと今週は進捗が少なそう。
明日は休むことにしました。

では、また。
朝、机についたとたんに「今日、午後から出張だよ」と言われてびっくり。
昨日飛び込んできた不具合情報について、対処をして欲しいといわれる。

しかし、どう考えても原因は不具合じゃなくて、PCでの操作手順(つまりは運用)の問題だったので、行くのが面倒だな〜と憂鬱になった。
片道二時間以上かかるんだよねえ。

で、結局現地に向かって作業している人にいろいろ話をして、やっとわかってもらえて一安心。
ま、この安心を提供するのも仕事のうち、と思うことにしました。ははは。

往復四時間の出張だけど、実質帰路は出張扱いにしてもらえないので、二時間のボランティア。あーあ。
小さいことだとは思うけど、これだけ出張が多いと気にしたくなる時間ではあります。
あう。

では、また。

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