週末に機会があって、化粧をしてもらったんです。

で、視力検査の一番上が通常距離では全く見えない私は、全部が終わってからやっと眼鏡をかけて、「これでよろしいでしょうか?」の担当の人の言葉に、「はい」とテキトーに答えて、終了したわけですよ。


もう随分前に気がついたんだけど、ワタシは人の顔がよく見えないんです。

視力だけの問題じゃなくて、なんと言うか、文字でいうところのゲシュタルト崩壊っていうの?、目や口の位置形がぼんやりとしてしまって、巧い具合に把握できないんだよね。

いつだったか、友人たちと遊びに行って、その後そのときとった写真を見たときに、写真の中の顔が始めてみたヒトのように感じて、自分がいつも何をみてたのか(見てなかったのか)本気で怖くなった…。

昔から写真嫌いであんまり目にしてなかったからそれまで実感なかったけど、私はやっぱりヒトの顔がわからないんだって、そのとき痛感したのよね。

普段会う人とは、顔の「印象」と、声としぐさと髪型服装で識別できるんだけど、たとえば写真だとかなり判別に自信がなくなってしまう…。


社会人になりたてのころは、さすがに化粧しないで出社の勇気がなくていちおう塗ってはいたんだけど、ファンデ類はとにかく均等に伸ばす努力をして、口紅は手鏡で最低限皮膚の境目のラインを見つけて塗り絵の要領で塗ってたんです。

だって、顔っていうキャンパス上でのバランスとか、そういう全体的なものをどうしても確認できなかったから。

そのうち、会社にも慣れてきて図太い神経を出せるようになって、メイクをやめました。
だってうまく描けないんだもん。

服の模様とか、絵を書いたりとか、他のことをやるときは大丈夫なのに、ヒトの顔だけ、本当にダメで、ぼんやりしちゃう…。
まあそういう病気みたいなものなんだろうな、と今では諦めていて。

なので、化粧が必要な儀式(笑)では、今はお願いしてやってもらうことにしていたのでした。


…という長い前置きでしたが、そういうわけでやってもらった化粧がサイテーだった(らしい)という話(^^;。

終わってから最初にあった相棒から、「…物凄い厚化粧でヘンだよ…」と控えめなコメントを頂きました…。

そうか、そうだったのか…。
一応仕上げのときに鏡はみたんだけど、やっぱりよくわからなかったんだが…。

自分で判断できないのはやっぱり問題あるなぁ…。


では、また。

コメント

nophoto
2017年6月12日22:23

はじめまして。
ディスレクシア、失顔症かな?

https://susumu-akashi.com/2015/08/prosopagnosia/

砂姫
2017年6月18日16:29

>> ひ さん
コメントありがとうございます。
そうそう、そういう言葉がありましたね。

さすがに家族と麦藁帽子とを見間違うことはありませんが(笑)、そういう意味では軽いほうなのかなとは思います。顔がわかりずらいけど、わらかない…というところまではいってない…(と思う)ので(^^;。

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索