●「海街Diary」

2015年6月15日 映画
鎌倉で暮らす三姉妹の元に、自分たちが幼い頃に離婚して家を出て行った父の訃報が届いた。次女・佳乃は15年以上会っていない父の死を特に何とも思えず、三女・千佳も父との思い出がほとんどなく、佳乃と同じ気持ちだった。それでも長女・幸の頼みで葬式に出るために山形へ赴いた佳乃と千佳は、そこで年齢の割にしっかりしている中学1年生の異母妹・すずと初めて出会う。


原作が好きなので映画は見るつもりだったのよね。
そろそろ上映してるよなあと、偶然週末に時間が作れたので行ってきました。
ら、公開初日だったよ。

原作は既刊が6巻。
その中でいくつかのエピソードをつまみ食い的にひろって、主軸は四姉妹が出会って馴染んでいく一年の流れを描いていました。
うん、たしかにこの物語を映画にするなら、こういう構成にするしかないかー、って感じ。
ひとつのエピソードをじっくりやるより、じわじわと姉妹の距離が近づいていく様子そのものが、とても美しい景色と空間と共に表現されていて、なかなかよかったと思う。

しかし、キャストが豪華。
四姉妹に、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。
脇役に、樹木希林、大竹しのぶ、堤真一、加瀬亮、リリー・フランキー、風吹ジュン、鈴木亮平、キムラ緑子などなど。
いやあ見事に脇が私が大好きな人ばっかりだわ(笑)。

特に、リリー・フランキーの福田さんが最高に原作のキャラに似合っててよかった。飄々とした雰囲気、合うね~。
あと、1シーンしか出てこないけどキムラさんは、長女の上司である看護師長さんで、こちらもイメージにあってたわー。
そして、相変わらず姿のない「アライ」さんもいい味を出してました(^^;。


風太@前田旺志郎クンは、すずが主人公の青春映画ではなかったせいで(笑)、あんまり出番がなかったけど、あの桜のトンネルシーンが印象的だったね~。

エンディングテロップで、音楽が菅野よう子さん、フードスタイリストが飯島奈美さんという、個人的お気に入りな人が関わってたのがわかるのも嬉しい感じ。

今回はホントに自分の好きな人たちが沢山出ていたので、なんだかそれだけでお腹一杯な感じ(笑)。
物語の筋だけだと、ちょっと物足りない感じがあるかもだけど、映画としては景色カットいろいろ混みで、雰囲気のいいものになっていたと思います。
派手さはないけど堅実な、生活を描いた物語でした。

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