●「100歳の華麗なる冒険」
2014年12月13日 映画
ほとんどタイトルだけで鑑賞を決めた映画。
「100歳の老人が施設を抜け出して冒険する」ってだけの事前情報で見てきました。
漠然と、静かなロードムービーかなあと思ってみてきたら、これが予想外の冒険コメディで(笑)。
100歳の主人公が施設を抜け出して事件が発生して~という現代パートと、主人公のこれまでの数奇な人生を語る過去パートが交互に描かれてるんですが、過去も現在も、まあとにかく壮大な物語です。
とにかく主人公が100歳ということで、20世紀の世界動乱の中、何故か主要な場所に彼がいた、ということになってました。
スペイン内戦では革命家フランコを助け、アメリカではオッペンハイマーと一緒に爆弾を作り、トルーマンと酒を飲み交わし、スターリンとコサックダンスをした後に強制収容所に入れられて、脱出後はフランスでCIAのエージェントになりモスクワを再訪、そこで今度はKGBのエージェントになってしまい、なぜか二重スパイとして生きることに。
何という波乱万丈、というか壮大なホラ話の連続です。
主人公には明確な意思も目標も思想もないのだけど、なぜかとぼけた性格とシチュエーションと運に助けられて、転がる石のようにとどまることなく流され動かされて人生を生きることになったのでした。
そのあらゆることに無責任な主人公がチャーミングに見えるのは、演出と俳優の持つ雰囲気によるところが大きいように感じました。
何度も声を出して笑っちゃったよ。
原作はスウェーデンの小説だそうです。
主人公の冒険は、映画では半分ぐらいしか描かれていないようで、小説のほうはもうっと荒唐無稽な経験多数だとか。
ちょっと読んでみたくなりました(笑)。
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原作:「窓から逃げた100歳老人」ヨナス・ヨナソン
「100歳の老人が施設を抜け出して冒険する」ってだけの事前情報で見てきました。
漠然と、静かなロードムービーかなあと思ってみてきたら、これが予想外の冒険コメディで(笑)。
100歳の主人公が施設を抜け出して事件が発生して~という現代パートと、主人公のこれまでの数奇な人生を語る過去パートが交互に描かれてるんですが、過去も現在も、まあとにかく壮大な物語です。
とにかく主人公が100歳ということで、20世紀の世界動乱の中、何故か主要な場所に彼がいた、ということになってました。
スペイン内戦では革命家フランコを助け、アメリカではオッペンハイマーと一緒に爆弾を作り、トルーマンと酒を飲み交わし、スターリンとコサックダンスをした後に強制収容所に入れられて、脱出後はフランスでCIAのエージェントになりモスクワを再訪、そこで今度はKGBのエージェントになってしまい、なぜか二重スパイとして生きることに。
何という波乱万丈、というか壮大なホラ話の連続です。
主人公には明確な意思も目標も思想もないのだけど、なぜかとぼけた性格とシチュエーションと運に助けられて、転がる石のようにとどまることなく流され動かされて人生を生きることになったのでした。
そのあらゆることに無責任な主人公がチャーミングに見えるのは、演出と俳優の持つ雰囲気によるところが大きいように感じました。
何度も声を出して笑っちゃったよ。
原作はスウェーデンの小説だそうです。
主人公の冒険は、映画では半分ぐらいしか描かれていないようで、小説のほうはもうっと荒唐無稽な経験多数だとか。
ちょっと読んでみたくなりました(笑)。
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原作:「窓から逃げた100歳老人」ヨナス・ヨナソン
100歳の誕生日パーティーを目前に、おしっこ履きのまま老人ホームを逃げ出した主人公アラン。お酒(とくにウオッカ!)が大好き、宗教と政治が大嫌い。ひょんなことから手にした大金入りスーツケースをめぐってギャングや警察に追われることとなり、途中で知り合ったひと癖もふた癖もあるおかしな仲間とともに珍道中を繰り広げる。
一方、過去のアランはというと、爆発物専門家としてフランコ将軍やトルーマン、スターリンと日夜酒を酌み交わしては、エポックメイキングな人物として世界史の重大シーンにひょこひょこ顔を出す。アランの逃避行と100年の世界史が交差していく、二重構造ならぬ「百重構造」のドタバタコメディ!
全世界で800万部を突破した驚異のベストセラー、待望の日本語版。2014年、日本での映画公開予定。
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