英国旅行(4) 電車、バス
2014年11月19日 旅行
●電車
今回はロンドン市内の移動が多く、その足は全部地下鉄だったのでした。
事前にメトロの路線図を印刷して持参。まあ駅にいけば普通にもらえるんだけどね。
地図とか眺めて、だいたいの方向とか路線名とかを把握しておくのは実際役にたったし、旅の計画をたてるにあたって、ワクワクする要素でもあったし。
まずは、初日。
ホテルについたのが夕方直前って感じの時間帯で、翌日は朝早くにツアーの集合でちょっと遠い駅に行くことに。
そこで、時間もあることだし、電車の乗り方とか雰囲気とか知っておきたいね、ということになって、翌日の集合駅まで往復してみることしたのでいた。
ホテルの最寄駅にいって、自動券売機でオイスターカードというICカードを買いました。
これは東京のスイカと同じですね。カードが5ポンド、これにいくらかチャージして、あとは自動改札でICカードをかざすと通過できます。
さすがに世界で最初に地下鉄が通った場所だけあって、駅に雰囲気がありますねぇ。
特にホテルの最寄駅はレトロな雰囲気で(まあつまり古いんですが(笑))、木製の階段の縁に鉄材で補強が入っていたり、線路をまたぐ通路に時代を感じさせる装飾があったりして面白かったです。
およそ4日ぐらい電車を使っていて、最初に20ポンドチャージして、あとで10ポンド追加しました。
五泊七日の旅行ではこれで丁度いいぐらい。
最終日、空港駅でデポジットは可能でしたが、窓口が混み合ってて面倒だったので、そのままに。手続きすれば5ポンド戻ってきたはず。
電車内は、日本の鉄道とあまり大きな差はなかったかなあ。
朝の通勤ラッシュ時間帯は、そこそこ混んでる山手線ぐらいかな。東京で暮らしたことないので、うまく比較表現できないのですが(^^;。
人の肌が触れ合うことはないけど、鞄やコートはぶつかることがあるかな、って感じ?
10月頭のロンドンは、丁度今頃の日本ぐらいの気温でした。
初冬のコートはあったほうが朝夜は助かる、って感じで。
電車内では上着を脱いでる人もいたぐらい。
自動券売機では、クレジットカードでオイスターカードを買ったのですが、機械が古いのか、カードの読み取り機能にかなりバラつきがありました。
自分は大丈夫だったけど、相棒のカードは何度か読み取れないというエラーになっていたし、他のイギリス人もカードが使えなくて困ってた人も見たし。
地下鉄の料金はゾーン制で、ほぼ2ポンド~3ポンドぐらいでロンドン市内は移動できると思います。ただこれはオイスターカードでの料金。
現金だとまた料金体系が違って、オイスターカードよりも8割増しぐらいの値段になるらしいです。
あと、今回ブライトンまで遠出した時は、ロンドン・ビクトリア駅からの往復チケットを買いました。トラベラーズチケットとか一日乗り放題とか、いろんなプランがあるようなので、自分の目的にあったものを事前にチェックしておくといいですね。
ビクトリア駅は、ロンドンからいろんな郊外へ向けての電車が出る大きな駅で、20近いホームがあります。
端から端まで結構広いのだけど、どの列車が何番ホームから出るのか判明するのが、出発10分前ぐらいだったりするので、電光掲示板でホームを確認したら、真反対のホームだったことが判明して、かなり焦ったりしました(笑)。
ブライトンからの帰りなんか、ビクトリア駅行きの電車の到着ホームが、発車時間1分前になっても表示されなくて、ホントどきどきでしたもん。
他にもこの列車にのりたかったイギリス人たちが、改札付近の電光掲示板前に集まってしまってすごい混雑になっていて(笑)。
やっと表示がされたのが、電車がホームに滑り込んでくるタイミングにほとんど一致していて、こういうの、日本だったらあんまり体験できないなあと思ったりしました。
まあ、日本の電車は世界に驚かれるぐらい時間に正確で、しかも情報過多なぐらいあらかじめ決まってることが多いから、それと比べちゃダメなんでしょうけど。
そういうわけで、電車のチケットを買うにしても一々いろんなことが新鮮で楽しく困ったりしながら利用してました。
今回の旅行は、こういう経験そのものを楽しみにいったので、満足満足。
●バス
ブライトンからセブンシスターズに行くには、バスを利用。
こちらは、バスの停留所を探すところから。
駅の目の前にも停留所はあるんだけど、通勤時間帯以外は駅からちょっと離れた場所の停留所に停まることになっていて、その離れた停留所を探すのに手間取りました。
それでもバスの本数は結構多いことはわかっていたので、それほど焦らずに探して、15分ぐらいかけて(笑)発見。
バスは、最初に運転手に料金を払ってから乗車するタイプ。
目的地が合ってるのかが心配だったので、まずは運転手にセブンシスターズに行くか?を尋ねたら、OKの返事。
で、乗り込もうとしたら、物凄い勢いで英語で畳みかけられて、びびった(笑)。
相棒もなまりが強くて言ってることがわからんと最初パニックになってたけど、どうやら先に払えといっているらしいと気が付いた。
こういう時って、単語を拾って聞こえる言葉しか聞かない私のほうが返事が速い(^^;。
しかし、9ポンドが「ノインパウンド」って、学校で習う英語の授業では教えて貰えない…よねぇ。
オーストラリアで「アイトドル(8ドル)」って言われた時のことを思い出したわ。
バスは二階建てで、ラッキーにも二階の最前部の席に座れました。
観光客には嬉しいわね~。
外は生憎の天気で、降ったり止んだりだったけど、いろいろ景色が眺められてよかったです。
二階席の一番前、フロントガラスの上のほうに行先用の電光掲示板があって、目的の停留所の名前がそこに出るのを確認して降りました。
あ、降りる際は、バスの通路にある手すりとかにストップボタンがあるので、それを押すと止まってくれました。
●タクシー
乗ってないけど(笑)。
ロンドン市内のタクシーは、日本で見る車でいうと…クライスラーの車が形が近いかなあ。
ちょっとコロっとして、車自体はちょっと大きめ。
馬車の頃の名残なのかなあ、後ろの席の扉から出入りするんだけど、乗客は進行方向を向く人が二人並んで座れて、その対面に後ろ向きに二人並んで座れる形になってるそうです。だから車が大きいのね。
外見はいわゆるラッピングカーとなっていていろんな広告がペイントされているものと、黒一色になっているものとがありました。
ロンドンは慢性渋滞が酷い街のようで、ロンドン市内に郊外から車が入ってくると、それに税金?がかかるのだそうです。
街の出入り口になる道にチェックする機械があって、事前に申請されている車(ロンドン在住者の車とか)以外が入ってくると、料金がかかる仕組みなんだって。
で、後日支払請求が来て、払うことになる、と。
このあたり、日本とは考え方が違うなあと思いました。
日本は、渋滞が酷いなら道を増やす、土地がないなら上に造る(立体交差)みたいな発想なのかな。
ロンドンは道が混むから、入ってくることを有料にすることで金銭的な負担による規制を行って、その料金から公共道路のメンテナンスをしてる…。あとは多少渋滞で時間をくっても、それをある程度受け入れてるような雰囲気もあるように思いました。日本ほどせかせかしてないっていうか。
そのせいかどうか、歴史的な建造物はある程度の大きさはもちろんあるんだけど、東京のような高層建造物も立体道路もそれほどなくって、都会のわりに空が広かった気がします。
結局、この旅行では地下鉄が便利すぎて、有名なロンドンのダブルデッカーには乗ってないのですが、走ってる姿はすごいたくさん見ました。
赤い二階建てバスは、ちょっと派手で、でも特徴的で、一回は乗ってみたかったなあと今頃思い出してます。
では、また。
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(写真1)ホテル最寄駅。金網越しだったけど、雰囲気がわかるかなあ
(写真2)ブライトン駅のホーム
(写真3)電光掲示板。停車駅名、目的地、出発時間など、細かく出てます
今回はロンドン市内の移動が多く、その足は全部地下鉄だったのでした。
事前にメトロの路線図を印刷して持参。まあ駅にいけば普通にもらえるんだけどね。
地図とか眺めて、だいたいの方向とか路線名とかを把握しておくのは実際役にたったし、旅の計画をたてるにあたって、ワクワクする要素でもあったし。
まずは、初日。
ホテルについたのが夕方直前って感じの時間帯で、翌日は朝早くにツアーの集合でちょっと遠い駅に行くことに。
そこで、時間もあることだし、電車の乗り方とか雰囲気とか知っておきたいね、ということになって、翌日の集合駅まで往復してみることしたのでいた。
ホテルの最寄駅にいって、自動券売機でオイスターカードというICカードを買いました。
これは東京のスイカと同じですね。カードが5ポンド、これにいくらかチャージして、あとは自動改札でICカードをかざすと通過できます。
さすがに世界で最初に地下鉄が通った場所だけあって、駅に雰囲気がありますねぇ。
特にホテルの最寄駅はレトロな雰囲気で(まあつまり古いんですが(笑))、木製の階段の縁に鉄材で補強が入っていたり、線路をまたぐ通路に時代を感じさせる装飾があったりして面白かったです。
およそ4日ぐらい電車を使っていて、最初に20ポンドチャージして、あとで10ポンド追加しました。
五泊七日の旅行ではこれで丁度いいぐらい。
最終日、空港駅でデポジットは可能でしたが、窓口が混み合ってて面倒だったので、そのままに。手続きすれば5ポンド戻ってきたはず。
電車内は、日本の鉄道とあまり大きな差はなかったかなあ。
朝の通勤ラッシュ時間帯は、そこそこ混んでる山手線ぐらいかな。東京で暮らしたことないので、うまく比較表現できないのですが(^^;。
人の肌が触れ合うことはないけど、鞄やコートはぶつかることがあるかな、って感じ?
10月頭のロンドンは、丁度今頃の日本ぐらいの気温でした。
初冬のコートはあったほうが朝夜は助かる、って感じで。
電車内では上着を脱いでる人もいたぐらい。
自動券売機では、クレジットカードでオイスターカードを買ったのですが、機械が古いのか、カードの読み取り機能にかなりバラつきがありました。
自分は大丈夫だったけど、相棒のカードは何度か読み取れないというエラーになっていたし、他のイギリス人もカードが使えなくて困ってた人も見たし。
地下鉄の料金はゾーン制で、ほぼ2ポンド~3ポンドぐらいでロンドン市内は移動できると思います。ただこれはオイスターカードでの料金。
現金だとまた料金体系が違って、オイスターカードよりも8割増しぐらいの値段になるらしいです。
あと、今回ブライトンまで遠出した時は、ロンドン・ビクトリア駅からの往復チケットを買いました。トラベラーズチケットとか一日乗り放題とか、いろんなプランがあるようなので、自分の目的にあったものを事前にチェックしておくといいですね。
ビクトリア駅は、ロンドンからいろんな郊外へ向けての電車が出る大きな駅で、20近いホームがあります。
端から端まで結構広いのだけど、どの列車が何番ホームから出るのか判明するのが、出発10分前ぐらいだったりするので、電光掲示板でホームを確認したら、真反対のホームだったことが判明して、かなり焦ったりしました(笑)。
ブライトンからの帰りなんか、ビクトリア駅行きの電車の到着ホームが、発車時間1分前になっても表示されなくて、ホントどきどきでしたもん。
他にもこの列車にのりたかったイギリス人たちが、改札付近の電光掲示板前に集まってしまってすごい混雑になっていて(笑)。
やっと表示がされたのが、電車がホームに滑り込んでくるタイミングにほとんど一致していて、こういうの、日本だったらあんまり体験できないなあと思ったりしました。
まあ、日本の電車は世界に驚かれるぐらい時間に正確で、しかも情報過多なぐらいあらかじめ決まってることが多いから、それと比べちゃダメなんでしょうけど。
そういうわけで、電車のチケットを買うにしても一々いろんなことが新鮮で楽しく困ったりしながら利用してました。
今回の旅行は、こういう経験そのものを楽しみにいったので、満足満足。
●バス
ブライトンからセブンシスターズに行くには、バスを利用。
こちらは、バスの停留所を探すところから。
駅の目の前にも停留所はあるんだけど、通勤時間帯以外は駅からちょっと離れた場所の停留所に停まることになっていて、その離れた停留所を探すのに手間取りました。
それでもバスの本数は結構多いことはわかっていたので、それほど焦らずに探して、15分ぐらいかけて(笑)発見。
バスは、最初に運転手に料金を払ってから乗車するタイプ。
目的地が合ってるのかが心配だったので、まずは運転手にセブンシスターズに行くか?を尋ねたら、OKの返事。
で、乗り込もうとしたら、物凄い勢いで英語で畳みかけられて、びびった(笑)。
相棒もなまりが強くて言ってることがわからんと最初パニックになってたけど、どうやら先に払えといっているらしいと気が付いた。
こういう時って、単語を拾って聞こえる言葉しか聞かない私のほうが返事が速い(^^;。
しかし、9ポンドが「ノインパウンド」って、学校で習う英語の授業では教えて貰えない…よねぇ。
オーストラリアで「アイトドル(8ドル)」って言われた時のことを思い出したわ。
バスは二階建てで、ラッキーにも二階の最前部の席に座れました。
観光客には嬉しいわね~。
外は生憎の天気で、降ったり止んだりだったけど、いろいろ景色が眺められてよかったです。
二階席の一番前、フロントガラスの上のほうに行先用の電光掲示板があって、目的の停留所の名前がそこに出るのを確認して降りました。
あ、降りる際は、バスの通路にある手すりとかにストップボタンがあるので、それを押すと止まってくれました。
●タクシー
乗ってないけど(笑)。
ロンドン市内のタクシーは、日本で見る車でいうと…クライスラーの車が形が近いかなあ。
ちょっとコロっとして、車自体はちょっと大きめ。
馬車の頃の名残なのかなあ、後ろの席の扉から出入りするんだけど、乗客は進行方向を向く人が二人並んで座れて、その対面に後ろ向きに二人並んで座れる形になってるそうです。だから車が大きいのね。
外見はいわゆるラッピングカーとなっていていろんな広告がペイントされているものと、黒一色になっているものとがありました。
ロンドンは慢性渋滞が酷い街のようで、ロンドン市内に郊外から車が入ってくると、それに税金?がかかるのだそうです。
街の出入り口になる道にチェックする機械があって、事前に申請されている車(ロンドン在住者の車とか)以外が入ってくると、料金がかかる仕組みなんだって。
で、後日支払請求が来て、払うことになる、と。
このあたり、日本とは考え方が違うなあと思いました。
日本は、渋滞が酷いなら道を増やす、土地がないなら上に造る(立体交差)みたいな発想なのかな。
ロンドンは道が混むから、入ってくることを有料にすることで金銭的な負担による規制を行って、その料金から公共道路のメンテナンスをしてる…。あとは多少渋滞で時間をくっても、それをある程度受け入れてるような雰囲気もあるように思いました。日本ほどせかせかしてないっていうか。
そのせいかどうか、歴史的な建造物はある程度の大きさはもちろんあるんだけど、東京のような高層建造物も立体道路もそれほどなくって、都会のわりに空が広かった気がします。
結局、この旅行では地下鉄が便利すぎて、有名なロンドンのダブルデッカーには乗ってないのですが、走ってる姿はすごいたくさん見ました。
赤い二階建てバスは、ちょっと派手で、でも特徴的で、一回は乗ってみたかったなあと今頃思い出してます。
では、また。
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(写真1)ホテル最寄駅。金網越しだったけど、雰囲気がわかるかなあ
(写真2)ブライトン駅のホーム
(写真3)電光掲示板。停車駅名、目的地、出発時間など、細かく出てます
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