最近キャラメルが続いてますが、それは私の大好きな古典SFの舞台化が続いているせいですよ。
アルジャーノンをやるとなったら、見ないわけにはいきますまい(笑)。

今回、主役のチャーリー&アリスがダブルキャストだったので、一日で見れるなら見よう!ということでチケットをゲットしてみることがかないました。
昼にアクアチーム、夜にイグニスチームでした。

物語は有名なので、省略。

とても原作を大事にアレンジされた舞台だったと思います。
あの長編を二時間に収めるのは、さすが脚本家の腕ですね。
後半に進むに従い、涙が止まらず、いやもうマイッタわ。
終わってから顔が酷いことになってましたよ(^^;。

どちらも面白く巧みな芝居だったと思うけど、個人的に好きだなって思ったのはイグニスのほうかな。
チャーリーの強さが魅力的でした。

この物語で、私は毎回読んだりするたびにアリスという女性の強さの根拠がどこにあるんだろうと思います。

単なる(というのも御幣はあるでしょうが)愛情だけで、階段を急速に上がりそして落ちていくチャーリーとあんなにも向き合えるのかなあ、と。
そして、最後には「あなたを忘れるわ」と言い切る芯の強さと潔さとチャーリーへの誠実さが、たまらなく魅力的にうつりました。

原作は何度も読んだけれども、舞台はまた違ったエネルギーで訴えてきますね。
見てよかったです。

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