一応既存のシリーズはこれで終了。
笑い男事件をまとめた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man」と、個別の11人事件をまとめた「攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven」があるけど、まあこれはTVシリーズの焼き直しだし。
で、このSSSです。
TVの2ndシリーズ終了後から二年後を舞台にしたOVA。
少佐の去った九課ではトグサがトップになって大所帯となった九課を切り盛りしている。
そんな環境に、どことなく納得のいかなそうな素振りのバトー。
そこに、少佐が犯人?かと思われるような事件が発生し…。
いやあ、なんかバトーの女々しっぷりがもうかわいいわ~(^^;。
少佐のほうはそういう意味では全然独り立ちして支障ナシって感じが余計にバトーが可哀想なぐらいで。はは。
個別の11人事件の時のクゼでも思ったのだけれども、一人の人間が何かを処理できる(情報を入力し、それに対応し、必要な出力を行うといった一連の思考と動作)能力の限界って、有限なのかなあ?というのが、私の漠然としたこの物語への感想でした。
この物語では、少佐の「一度に制御できる擬体は二人まで」といったセリフがあったけれども、思考に限れば、既にマルチタスクなやりとりは実現してるんだよね。
目の前の一人と会話しながら、電脳での通話などのやりとりは日常的に並行して行ってるみたいだし。
そういう能力ってのは、今の人間にも可能な範囲なのかなあ?とか。電脳化する時点でその能力に対する補助ソフトも組み込まれるのかしら?とか。
SF設定に興味はつきませんわ。
それにしても、電脳化って、私にはとても恐ろしい…というかリスクが高すぎる処置だなあと思うのです。
目を盗まれたり、操られたり、そういうのって、現実世界でもネット世界でのリスクとして言われているわけで、それに対するアンチウィルスソフトの存在も知ってるけど、それでもなお、やっぱり完全な信用にはいたらない、という気持ちがあります。
仕事でこの類の知識は一般人よりはあるほうなんだろうけど、だからこそ余計に信用ならん(というより、人の信用って技術に存在する穴とは全然関係ないから)って考えちゃうのかも。
観終わってから、相棒とそんな話をしてました。
「私だったら電脳化って、やりたくないなあ。怖いし」
「でも、この世界の場合、電脳化してないと普通の仕事に付けなかったり、日常生活に支障が出るレベルで普及してるんじゃないの??」
「う…そうかも。でもだった余計に胡散臭い世界だよねぇ」
なんてね。
しかし、アニメをみて、現実世界の社会問題だったり世界や人との関係性だったり、いろいろ考えさせられるのって、珍しいよね。
大人の鑑賞に耐えるアニメだと思います。
笑い男事件をまとめた「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man」と、個別の11人事件をまとめた「攻殻機動隊S.A.C. 2nd GIG Individual Eleven」があるけど、まあこれはTVシリーズの焼き直しだし。
で、このSSSです。
TVの2ndシリーズ終了後から二年後を舞台にしたOVA。
少佐の去った九課ではトグサがトップになって大所帯となった九課を切り盛りしている。
そんな環境に、どことなく納得のいかなそうな素振りのバトー。
そこに、少佐が犯人?かと思われるような事件が発生し…。
いやあ、なんかバトーの女々しっぷりがもうかわいいわ~(^^;。
少佐のほうはそういう意味では全然独り立ちして支障ナシって感じが余計にバトーが可哀想なぐらいで。はは。
個別の11人事件の時のクゼでも思ったのだけれども、一人の人間が何かを処理できる(情報を入力し、それに対応し、必要な出力を行うといった一連の思考と動作)能力の限界って、有限なのかなあ?というのが、私の漠然としたこの物語への感想でした。
この物語では、少佐の「一度に制御できる擬体は二人まで」といったセリフがあったけれども、思考に限れば、既にマルチタスクなやりとりは実現してるんだよね。
目の前の一人と会話しながら、電脳での通話などのやりとりは日常的に並行して行ってるみたいだし。
そういう能力ってのは、今の人間にも可能な範囲なのかなあ?とか。電脳化する時点でその能力に対する補助ソフトも組み込まれるのかしら?とか。
SF設定に興味はつきませんわ。
それにしても、電脳化って、私にはとても恐ろしい…というかリスクが高すぎる処置だなあと思うのです。
目を盗まれたり、操られたり、そういうのって、現実世界でもネット世界でのリスクとして言われているわけで、それに対するアンチウィルスソフトの存在も知ってるけど、それでもなお、やっぱり完全な信用にはいたらない、という気持ちがあります。
仕事でこの類の知識は一般人よりはあるほうなんだろうけど、だからこそ余計に信用ならん(というより、人の信用って技術に存在する穴とは全然関係ないから)って考えちゃうのかも。
観終わってから、相棒とそんな話をしてました。
「私だったら電脳化って、やりたくないなあ。怖いし」
「でも、この世界の場合、電脳化してないと普通の仕事に付けなかったり、日常生活に支障が出るレベルで普及してるんじゃないの??」
「う…そうかも。でもだった余計に胡散臭い世界だよねぇ」
なんてね。
しかし、アニメをみて、現実世界の社会問題だったり世界や人との関係性だったり、いろいろ考えさせられるのって、珍しいよね。
大人の鑑賞に耐えるアニメだと思います。
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