★中島みゆきTOUR2010
2010年11月23日 音楽 コメント (4)
注意!以降ネタバレ含んでますからね~。
国際フォーラム、半端なくデカいねぇ(^^;。
前回のみゆきさんのコンサートも、同じく国際フォーラムでしたが、あのときよりもちょっと後ろのほうの席で、今回みゆきさんが豆粒…よりは大きかったけれども、でもなんか小さかった…(^^;。オペラグラス持ってかなかったのが、悔やまれます。
今回のツアーは、10月に発売された「真夜中の動物園」をひっさげてのものなので、およそ半分ぐらいはこのアルバムからでした。
タイトルにもなってる「真夜中の動物園」では、生のDadadada~が聞けて感動でしたわ。
ただ、私は実はみゆきさんの歌は好きは好きですが、某閣下の某ミサに比べると(笑)、自分のテンションは低め。というか、冷静に聞くほうなのです。
ので、熱心なファンに比べると、かなり淡々として曲を聴くことの多いみゆきさんのコンサートなのですが、今回はちょっと自分でもびっくりすることがありました。
もともと、私はみゆきさんのコンサートよりは夜会のほうが好きなんです。
初めて接したのがコンサートではなく夜会だったってこともあるんですけどね。
ですから、コーラスに杉本さんと坪倉さんが参加している今回のコンサートで、フルバージョンの「二隻の舟」を聞いた瞬間に、涙がぶわ~っと…。
この曲はコクーン夜会では何度も何度もコーラスされるテーマ曲みたいなもので、夜会のときの場面とかそれを聞いて感動したときのこととか思い出されてしまって、最後まで涙で潤んでみゆきさんのお姿をまともに見られませんでした。
いやあ、こういうとき、本当に音楽というものの計り知れない影響力を体感した~!って感じますね。
「Nobody Is Right」は、初めて聞いた時には自分のことを言われているようで、いたたまれない曲だったので、今日も生で聞いてグっと胸にきました。
→「Nobody Is Right」http://miyuki-lab.jp/disco/lyric/ba464.shtml
私は他人に強く正論を押しつけることがあったりするので、そういう態度についてチクリと言われたような印象がずっとあって。だから、この曲を聴くと、そう感じたときの自分の気持ちを思い出して、反省しなきゃと思ってしまうのよね。今日も同じく、反省しました。
…しかし、実はこの曲はそんな個人の、ミクロな、話だけを歌ってるんじゃないのでした。自分の正義だけを信じて他者を攻め続ける姿勢の延長線上にある戦争を否定したものなのです。みゆきさんの9.11に対する反戦歌という側面もあるのでした。
だからでしょうか、歌詞では「正しさだけの争いを説く」が、コンサートでは「正しさだけの戦争を説く」となっていました。
さて、まさかコンサートで生で聴けるとは思っていなかった「時代」。
2幕ラストの曲なんですが、みゆきさんが静かな佇まいから、すっと…「今はこんなに悲しくて~」がアカペラで!入るんですよ。音程の狂いは全然ありませんから!!!(驚愕)
いやあ、このワンフレーズのアカペラで鳥肌立ちましたから!マジで!!
歌の歌い方も、初期アルバムのものとは違った、今のみゆきさんの歌い方になっていて、…もう何だか凄いとしか。
アンコールの出だしは、ロック調の強いイントロで最初何の曲なのかわからなかったんだけど、歌いだしで「マリコの部屋へ~」…って、「悪女」!?
そうくるか~というアレンジでした。しっとりした「悪女」も物悲しさがあっていいけれども、こういうロックな感じもちょっとヤケっぱちなようなでも気の強さがうかがえる弱い女心みたいな感じで、中々乙でした。
前回コンサートでは、直前に心を乱すことがあって、立腹と悲しみと混雑の交る中での鑑賞だったこともあって、あんまり浸れなかったのだけど、今日はとても堪能しました。
さすがに大御所といわれるだけの実力を持った方だと思います。
よかった!
国際フォーラム、半端なくデカいねぇ(^^;。
前回のみゆきさんのコンサートも、同じく国際フォーラムでしたが、あのときよりもちょっと後ろのほうの席で、今回みゆきさんが豆粒…よりは大きかったけれども、でもなんか小さかった…(^^;。オペラグラス持ってかなかったのが、悔やまれます。
今回のツアーは、10月に発売された「真夜中の動物園」をひっさげてのものなので、およそ半分ぐらいはこのアルバムからでした。
タイトルにもなってる「真夜中の動物園」では、生のDadadada~が聞けて感動でしたわ。
ただ、私は実はみゆきさんの歌は好きは好きですが、某閣下の某ミサに比べると(笑)、自分のテンションは低め。というか、冷静に聞くほうなのです。
ので、熱心なファンに比べると、かなり淡々として曲を聴くことの多いみゆきさんのコンサートなのですが、今回はちょっと自分でもびっくりすることがありました。
もともと、私はみゆきさんのコンサートよりは夜会のほうが好きなんです。
初めて接したのがコンサートではなく夜会だったってこともあるんですけどね。
ですから、コーラスに杉本さんと坪倉さんが参加している今回のコンサートで、フルバージョンの「二隻の舟」を聞いた瞬間に、涙がぶわ~っと…。
この曲はコクーン夜会では何度も何度もコーラスされるテーマ曲みたいなもので、夜会のときの場面とかそれを聞いて感動したときのこととか思い出されてしまって、最後まで涙で潤んでみゆきさんのお姿をまともに見られませんでした。
いやあ、こういうとき、本当に音楽というものの計り知れない影響力を体感した~!って感じますね。
「Nobody Is Right」は、初めて聞いた時には自分のことを言われているようで、いたたまれない曲だったので、今日も生で聞いてグっと胸にきました。
→「Nobody Is Right」http://miyuki-lab.jp/disco/lyric/ba464.shtml
私は他人に強く正論を押しつけることがあったりするので、そういう態度についてチクリと言われたような印象がずっとあって。だから、この曲を聴くと、そう感じたときの自分の気持ちを思い出して、反省しなきゃと思ってしまうのよね。今日も同じく、反省しました。
…しかし、実はこの曲はそんな個人の、ミクロな、話だけを歌ってるんじゃないのでした。自分の正義だけを信じて他者を攻め続ける姿勢の延長線上にある戦争を否定したものなのです。みゆきさんの9.11に対する反戦歌という側面もあるのでした。
だからでしょうか、歌詞では「正しさだけの争いを説く」が、コンサートでは「正しさだけの戦争を説く」となっていました。
さて、まさかコンサートで生で聴けるとは思っていなかった「時代」。
2幕ラストの曲なんですが、みゆきさんが静かな佇まいから、すっと…「今はこんなに悲しくて~」がアカペラで!入るんですよ。音程の狂いは全然ありませんから!!!(驚愕)
いやあ、このワンフレーズのアカペラで鳥肌立ちましたから!マジで!!
歌の歌い方も、初期アルバムのものとは違った、今のみゆきさんの歌い方になっていて、…もう何だか凄いとしか。
アンコールの出だしは、ロック調の強いイントロで最初何の曲なのかわからなかったんだけど、歌いだしで「マリコの部屋へ~」…って、「悪女」!?
そうくるか~というアレンジでした。しっとりした「悪女」も物悲しさがあっていいけれども、こういうロックな感じもちょっとヤケっぱちなようなでも気の強さがうかがえる弱い女心みたいな感じで、中々乙でした。
前回コンサートでは、直前に心を乱すことがあって、立腹と悲しみと混雑の交る中での鑑賞だったこともあって、あんまり浸れなかったのだけど、今日はとても堪能しました。
さすがに大御所といわれるだけの実力を持った方だと思います。
よかった!
コメント
ふふふ、いいでしょう~?(笑)
こういうことがあると、ライブの醍醐味だなぁと思います(^^)。
>> ありす さん
音楽の力って本当に凄いです。でもだからこそ、演奏者/表現者は常に努力を要求されるのかもしれないですね。
>> スミぱん さん
来年なんですね。きっと今よりもっとパワーアップしてると思います。楽しんできてください。