家族

2010年8月30日 日常
家族って難しい。

実家の母とも妹とも、今でこそ普通に接しているし、特別好きだとも嫌いだとも思わない。
でも、たぶん、事故か何かで命があやういとか、事件に巻きこまれて困ってるとかいう状況を知ったら、何かしてあげなければ/何かしてあげたい、と思う程度には、思っている。

実家暮らしで、毎日顔を突き合わせていたころには、そういう気持ちには全然なれなかった。
就職してからは特に顕著で、すぐにでも実家を飛び出して一人暮らしをしたいと、何度も強く願ったものだった。

今は平日に簡単に行き来はしない距離だし、メールもたまに交わす程度。でもそのメールだって、最近は用件ってよりは月に一回ぐらい、「暑い日が続いてるけど、大丈夫~?」みたいなフとした一言をゆったり交わす感じで、このぐらいの距離と頻度は本当に私にとっては大助かりだ。

きっと、本心では母はもっと交流を望んでいるのだろうが、でもそのあたり、いい加減私との付き合いも長いから(爆)あきらめてくれているのだろう。


この夏に入ってから、こういった気持ちというか感情が、相棒に対しても感じはじめていることに気がついた。

普段、一緒にいることで、気にならないことなら全然気にならないのに、一旦気に入らないことがあるとものすごく大きな影響として自分に降りかかってくるように感じる。
そしてそのスイッチは、多分毎日一緒に暮らしているからこそ、発動するものなのだ。

ということは、仮に私が一人暮らしをすることにして、そういった些細なことを目にしないようにすれば、こんな嫌なスイッチを気にする必要もなくなるのかしら?
なんて思ったりするのだ。

もともと私は一人が大好きで、多分ほかの人だと寂しいと思うだろう一人の時間というのが、人一倍大切に感じるタイプ。
相棒と一緒にいることを決めた決定打だって、「一緒にいても気に障らない人だった」からだ(当時はそれだけシンクロしてたってことなんだろう)。


何というか、嫌いになったというのとは、私の中ではちょっと違っている。
家族みたいなイメージ。
離れていても、どこかで繋がってるような。
自分の中に、もうどうしようもなく存在している人であることに変わりはないんだけどね。


そんなわけで、今、ものすごく一人暮らしをしたい。
一人で自由も孤独も全部自分のものにしたい。
と、そう強く思う。


でも、きっと、それを理解してもらうことは、とても難しいことなんだろうな。
とも思う。

では、また。

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