昨日の移動中にずっと読んでいた文庫本がコレ。
MMとはモンスター・マグニチュードという単位で、これは怪獣のもたらす被害の規模を表しています。
世界中に不意に出現する怪獣、ことに日本は怪獣大国と言われており、気象庁特異生物対策課(通称・気特対)による怪獣対策が重要視されているのでした。
物語はこの気特対の面々による活躍が描かれます。
この物語は、多分ちょっと年齢によって受ける印象が違うのかもしれない。
ウルトラマンやゴジラといった特撮ヒーロー番組を、手に汗握り、ヒーローたちに同化し、怪獣を(妄想の中で)やっつけてきたという子ども時代を過ごしていないと、怪獣というものに対する感情的なスタンスがかなり変わってしまうんじゃないかな。
自分自身は、それほどハマった方でもないのだけど、でもやっぱり子ども時代にそういった番組に接して育った年代であるわけで、作者の怪獣への愛情とそのハンパない知識量には、素直に感動します。
また、この怪獣物語にはとても真面目でしっかりしたSF設定が世界観の根底にあるので、SF物語としての重厚さもちゃんと存在していて、そのバランス力がかなり高いと感じられました。
そういうわけで、SF好きにもオススメできる物語です。
私はこれは本屋の文庫平積みを見て、手にとったわけですが、どうやら今月からTVドラマになるらしいです。
うちではみれないTV局なのが残念ですが、そのうちDVDになったら見てみようかなあ。
MMとはモンスター・マグニチュードという単位で、これは怪獣のもたらす被害の規模を表しています。
世界中に不意に出現する怪獣、ことに日本は怪獣大国と言われており、気象庁特異生物対策課(通称・気特対)による怪獣対策が重要視されているのでした。
物語はこの気特対の面々による活躍が描かれます。
この物語は、多分ちょっと年齢によって受ける印象が違うのかもしれない。
ウルトラマンやゴジラといった特撮ヒーロー番組を、手に汗握り、ヒーローたちに同化し、怪獣を(妄想の中で)やっつけてきたという子ども時代を過ごしていないと、怪獣というものに対する感情的なスタンスがかなり変わってしまうんじゃないかな。
自分自身は、それほどハマった方でもないのだけど、でもやっぱり子ども時代にそういった番組に接して育った年代であるわけで、作者の怪獣への愛情とそのハンパない知識量には、素直に感動します。
また、この怪獣物語にはとても真面目でしっかりしたSF設定が世界観の根底にあるので、SF物語としての重厚さもちゃんと存在していて、そのバランス力がかなり高いと感じられました。
そういうわけで、SF好きにもオススメできる物語です。
私はこれは本屋の文庫平積みを見て、手にとったわけですが、どうやら今月からTVドラマになるらしいです。
うちではみれないTV局なのが残念ですが、そのうちDVDになったら見てみようかなあ。
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