●「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ

連休中は、ひたすらこの映画の三部作を見てました。
基本的に洋画は字幕で見るほうなのだけど、これは地上波放送を録画していたので、吹き替え。
これが最初、慣れなくてねぇ。

ジョニー・デップの声が平川さんだったのだけど、私にとって平川さんってERのDr.カーターなんだよねぇ。
カーターは、最初ヘタレ研修医で登場したせいもあって、シリーズ後半で主役をはるようになってからも、なんだかやっぱりヘタレな印象があって。
その影響で、最初、ジャック船長がヘタレな感じがしてしまって、なれるまで本当に妙なのが自分でも可笑しかったわ。

とはいえ、ジャック船長のあの挙動って、微妙になよっとしてて(笑)、その意味では平川さんの声って合ってたっていえるのかも？(^^;。

一作目では、一応正統派ヒロイン（さらわれて、助けられる）だったエリザベスは、作が進むごとに男前になっていったのが印象的でした。
最近はディズニーでも姫は自立してるのねぇ(笑)。

そして、助演男優になるのかねぇ、作中かなり不遇なキャラになっていたウィルですが、あの最後は、あれでいいんだろうか…。結局呪われた身体になったってことでしょう？一応彼女とは相思相愛の仲にはなったようだが、うう～ん…。ま、本人が幸せなら、それはシアワセなんでしょうけれども。


しかし、当初ディズニーだし…と思って全然興味もなかった映画だったんですが、見てみたら結構面白かったです。
小さな子どもでも安心して見られるような作りになっていたと思うし（あのストーリーの割には、死人/殺人の描写がソフトだったよね）、エンタメとして成功してたと思いました。
後半ちょっと物語が難しくなって、小さい子だと追うのが大変だったのかも？とは感じましたけれども。

当初、期待してなかったので(^^;、楽しめたのは純粋に嬉しいわ。
いい娯楽作品だと思います。