見ていたドラマは、コレでした。

半年ぐらい前だったかしらね、月に一話ずつ三話完結予定だったらしく始まったのだけど、出演俳優の都合で三話の撮影が延びたとかで、放映も伸びてたんです。
で、結果的に半年後に三話が放映されるに伴い、一話二話が再放送されたので、丁度いいと思って全部見ました。

白州次郎、名前は聞いたことはあったけど、どんな人が知らなかったのです。
が、主人公役が伊勢谷クンだということで、ちょっと興味を持ちました。

私は彼ってすっごいヘタだと思ってたのね。
ソレは多分キャシャーンのせいだと思う。あれは映画として…だったから、その影響を引きずっちゃったんだろうなあ。
その次に見たのはハチクロ映画版で、今度は伊勢谷クンの森田先輩はどうにも配役ミスにしか思えなくて、やっぱり伊勢谷クンのせいではないのかもだけど、違和感がぬぐえないままでさ。

というわけで、今回彼がどんな演技をするのか、今度こそちゃんと見れるかも?と思ったのが一番大きな視聴動機だったのでした。

そういう観点から行くと、中々に面白いドラマだったと思います。
二次大戦の前後の時代、英語を駆使してプライドを貫いたエキセントリックな日本人の役。
背の高さも、一見線が細く見える整った顔も、切れのよい滑舌も、伊勢谷クンという俳優と役がとっても馴染んでいたように見えました。

当初…というか第一部こそ、中谷さんとの外見上の年齢差がちょっと?と感じたんだけど、それも伊勢谷クンの老けメイクが進んでいくとそれほど気にならなくなったしね。

しかしまあ、あの時代。ああいった国の混乱期っていうのは、傑出した人物が出てきやすい環境だったんでしょうか。

時代が人を生むのか、人がその時代の中に必要とされ生まれてくるのか。

どちらが先がわかりませんが、政治や国が暴れている、言ってみれば平和/平穏ではないときにこそ、一風変わった人物が力を持ったり、力を示しやすい環境が作られたりするんだろうなあという思いをあらたにしました。

その意味では、今の平和な日本では、強烈な個性を糧にリーダーシップを発揮するような人物は出てきにくい、と言えるのかもしれないですね。


昭和初期から戦後という時代、俯瞰しているからこその意見だとは承知してますが、やっぱり面白いなあと最近思い始めています。

…「不毛地帯」、見ちゃいそうだなぁ…(^^;。

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