TVで第一章を復習したけど、二章特別編を見損ねたので、微妙に二章の記憶が曖昧な状態での観賞でした。
まあ、大まかなストーリーは覚えてたし、無問題(笑)。

最終章ということで、これまでの伏線の回収だとか、これまでの展開の説明だとかが多くなってしまうのは、ある程度は仕方がないんでしょうかね。
トモダチが誰なのか?というのはともかく、展開としては、意外性も少なく、収まるところに収まったっていうか。

クライマックスでのライブは、単純によかったです。
高橋幸宏さんがギター(もしかしてベース?)で出てたのがびっくり。
というか、新太さんがドラムでびっくりだよ。すげぇ。ドラムから演歌の転向って(^^;…(爆)。

唐沢さんは、俳優さんのわりに歌が巧いですねぇ。
あのカレーライスの歌は、一章の時から気になっていた歌でしたが、まさかこんなにもムーブメントとして歌われちゃうようなものになるとは思いもしませんでした。しかも、スーダラグータラって(^^;。

映画館のシアター入り口には、スタッフロールの後にも映画は続くので、席を立ちませんように。という張り紙がありました。
そういうタイプの映画は他にもあるだろうに、こういう張り紙を見たのは初めてです。そのぐらいには、この最後の10分は本筋にとても影響のある部分ってことですね。


しかし、トモダチって、結局誰だったの?という謎は、私は実は一章の頃から推測できてたんだよね。

原作は未読だし、こういう謎解き展開での推測は物凄く苦手なほうなんですが、この映画に限っていえば、私はトモダチ役の俳優さんが好きだったんです(^^;。つまり、仮面をつけていようが、その立ち姿・後姿で、わかっちゃったっていうか。
だから、今回トモダチが仮面を外すところで、ああやっぱりあの人か~、という感じで、そういう部分、ちょっと残念でした。

ま、物語としては、彼が何故そういうキャラとなってしまったのか、というエピソードのほうが大事なんだから、最後まで見る価値はないわけじゃないですし。


そして、トモダチが、何故このような事件を起こすにいたったのか、というシークエンスでは、トモダチの中学生役の彼がまたしても私が好きな俳優さんで、その意味で今回の最終章は美味しい映画でしたよ。
ふふふ、やっぱり彼は顔立ちが私の物凄い好みだわよ(笑)。

ライブシーンでエンディングロールに突入して、もの凄い盛り上がった後に、しみじみと過去のエピソードの謎解きという展開は、なかなかに地味~な感じでした。
一番最後に「おしまい」と表示されてから、映画館はし~ん。
そのまま明かりがついて、…ん?っていう、ちょっと肩透かし、じゃないけど、中途半端な気分になったのも事実。

そういう意味では、多少バランスが好みじゃない感じもあったんですけどね。

まあ、最後まで見られたからいいです。
24巻の長編が三部作で豪華にエンタメしてくれたと思えば、これはこれでアリでしょう。

さて、原作を読むぞー。

コメント

スミぱん@国会を見よう
2009年9月8日6:39

え? 二章も特別編をやっていたのですか? ウチはテレビは見ない方だから、
全然知らなかったです。幸宏さんはベース弾いてましたね。

ウチもこれから原作読みます。(笑)

砂姫
2009年9月8日13:14

>> スミぱん さん
先月末に映画版第一章と、二章特別版をTVでやってましたよ。

あ、やっぱり高橋さんはベースでしたか。ケンジがギターだもんな。そりゃそうか。

原作、長いですよね~。
レンタルコミックの半額セールを狙って、読んでみる予定です(笑)。

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