●「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
2009年1月11日 映画運命は時に残酷である。
命あるものすべてに危機をもたらす戦いの鍵に、たった12歳の少女を選んだのだから。
名はライラ・ベラクア。
あなたの知らないもう一つの世界で、自らの運命を断ち切る旅に出る。
手には真実を示す羅針盤、隣にはダイモンと呼ばれる彼女の分身。
敵か味方かわからない大人たち、彼女を助ける奇妙だけど勇敢な仲間たち。
ライラはまだ知らない。
彼女の旅の行く末が、すべてのパラレルワールドを巻き込むことになろうとは。
底が抜けるような驚きと、引き返せないほどの恐怖に、ライラの意志が試される。
原作が面白いと聞いていたので、楽しみにしてました。
実は原作の文章を本屋で何度か読んでみたんだけど、どうしてもその文章に慣れなくて。どうにも私と相性が悪い。でも小耳に挟んだストーリーは私好みのファンタジーらしく、文章を我慢して読むべきか、かなり悩んでたんだよねぇ。
というわけで、映像になってくれてので、まずはこちらで味見、といったところ。
映画は、かなり…多分原作未読でファンタジーに慣れている人なら、上手に想像で補いながら楽しめるんじゃないかなあと感じました。
物凄く原作の重厚な作りをはしょってる感じを強く受けたんですよねー。
人によっては全然世界の背景が見えないんじゃないかなあ。その程度には不親切。原作付きの映画だからねえ、脚本が悪かったんだと思います。
そして思ったとおり、作りこんだ世界設定好きな私には、好きそうな物語だということが判明したのでありました。
これはやっぱり読まないと…かなぁ。
映画化されたときに文庫になっていたはず。頑張ってみようかしらん。
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