運命は、一人の少年とドラゴンを選んだ…。遥か彼方の帝国アラゲイジアは、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だった。ところが今、邪悪なガルバトリックス王の圧制の下、帝国は大きな混乱の中にあった。 17歳の少年エラゴンは、ある日、森の中で光を放つ青い石を見つける。その石こそは、世界の命運を握るドラゴンの卵だった!卵からかえったメスのドラゴン、サフィラを密かに育て始めたエラゴンは、邪悪な王が放った魔物に叔父を殺され、自らの運命を悟る。彼はかつて偉大な力を持ち、国を守っていた伝説の種族、ドラゴンライダーとして選ばれたのだ。大きな使命を負い、サフィラ、語り部ブロムとともに旅立ったエラゴンを襲う危機……!


映画になる前から、原作に興味はあったんだよね。
しかしハードカバーはやっぱり扱いづらくて躊躇していて。
その後ソフトカバー版も出たんだけど、本屋で序章部分を立ち読みして挫折。どうも文章との相性が悪い。物語そのものは面白そうだなあって思うのに、こういう作品が翻訳物の場合は、すっごく残念だ。翻訳者さんが違う人だったら読めたかもって思うから。

ま、そんなわけで映画化されたので、楽しみにしていたのよね。
んがしかし…。

相棒と一緒にみたんだけど、序盤からブーリングの嵐。曰く「これじゃスターウォーズのぱくりだよ!(怒)」。
あんまりうるさいんで「そんなに気に障るなら一人でみるよ」と言ってみたんだけど「いや、見る」(興味はあるらしい)といって、結局最後までみた。

選ばれた少年が、肉親を殺されたことでふるさとを出奔、悪=王の手先の部下に追われつつも反乱軍に合流し、最終的には悪を倒す(映画では倒すところまでいってないけど)。
こう書いてみると、陳腐なまでにお約束な映画でした(笑)。

いやあ、これは多分物語(原作)が面白くないってよりは、脚本がダメだったんじゃないかしら。あと物語を表現するのに予算が足りなすぎた気がする。ついでに時間が足りなすぎ。ああそうか、予算と時間のせいで脚本がダメになったって順序なのかも。

なんかね、勿体無いなあってずっと感じながら見てました。
原作がかわいそう。…読んでないけど(爆)。

うーん、やっぱり多少文章の好みを譲っても読んでみようかなあ。
私、ドラゴンってモチーフ、好きなんだよねぇ(笑)。

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