野田MAPの定期公演です。再再演。
「キル」は、初演の映像を見たことがあるのだけど、そのときはそれほど強いインパクトがなかったのよね。
いや、もちろん、野田作品としてのクオリティはやっぱり凄いと思ったし、作品の持つ力も相当なものがあるのだけれども、多分私の中でのタイミングが全然あっていなかったんだと思う。
芸術作品って何でもそうだけど、受け手の側との相性とかタイミングで、受ける印象が全く違ってしまうものだから。
そういうわけで、実は今回の鑑賞に際しても、「ああ、あの話か〜」ぐらいで、主演もTV/映画(つまり映像)出身がメインだし、それほど期待してなかったんだよね(^^;。
あああ、なんて不遜な態度。
物語は、野田さん得意な時空入り乱れたファンタジー作品、といえるかな。
遊眠社時代に多かったタイプの物語構造で、これは近年とても写実的なストーリーが多かったのに比べて、とても嬉しい(^^)。
やっぱり私はこちらのタイプが好きだからさ。
モンゴルの羊の国を舞台に、言葉遊びの数々とスピーディな展開、そしてロマンチックとカタルシス溢れるクライマックス。
やっぱり野田舞台はこうでなくっちゃ!といったところでした(笑)。
主演の妻夫木クン。
公演が始まってそろそろ三週間でしょうか。なんだか声が…かすれてませんかねぇ(^^;。ところどころ、まだ力強さが残っていたけど、凄く声が残念な印象になってました。てか、もしかしてあれは彼の普通(舞台での)声なのか??
いろいろと危惧(というか覚悟)して見たので、ダメージは少なかった。思ったより良かったかも。
しかしやっぱり堤さんの印象が強いせいか、テムジンが若すぎるように見えて仕方ない(これは私の問題だけどさ)。
あと、キャラとしてどことなくぼやけた感じがした。役にしっくりきてないような…、公演期間の後半ではこれは解消されるかな??
そして、ヒロインの広末。
第一声で、野田舞台のヒロインに抜擢された理由がわかった(笑)。野田さん、こういう澄んだ高音域の声の女優さん、好きだよねえ。
だからってわけでもないんでしょうか、彼女は役に合っていた感じがしたな。
こちらも思ったよりも好印象でした。かわいらしく幼いシルクっぽさが出ていたな。
しかし、出演者の多くの方が、どうも声がかすれていたり、セリフが聞き苦しい場面が多かった気がする。
活舌がもともと悪いのか、今日の調子が悪かったのか、そのあたりはわかりませんけど、折角の美しい野田さんの言葉がちゃんと聞こえないのは哀しい。
そしてどうしても、私のほうが、初演の印象を引きずり過ぎてるような自覚があるのが、ちょっと複雑。
それだけ堤さんのテムジンに力があったっということか…。
今日の観劇では、勝村さんのはじけっぷりが一番印象的だったよ(^^;。
結髪って、そういう役だけどさ、その印象に主役が押されるようじゃ、駄目なんだと思うわけさ。
この印象、来月には変わってるかなあ??
ところで、先日やっと「キル」再演の映像を入手。
まだ見てないんだけど、古田@結髪を早くみたくて仕方がない(笑)。ああ、楽しみ〜。
「キル」は、初演の映像を見たことがあるのだけど、そのときはそれほど強いインパクトがなかったのよね。
いや、もちろん、野田作品としてのクオリティはやっぱり凄いと思ったし、作品の持つ力も相当なものがあるのだけれども、多分私の中でのタイミングが全然あっていなかったんだと思う。
芸術作品って何でもそうだけど、受け手の側との相性とかタイミングで、受ける印象が全く違ってしまうものだから。
そういうわけで、実は今回の鑑賞に際しても、「ああ、あの話か〜」ぐらいで、主演もTV/映画(つまり映像)出身がメインだし、それほど期待してなかったんだよね(^^;。
あああ、なんて不遜な態度。
物語は、野田さん得意な時空入り乱れたファンタジー作品、といえるかな。
遊眠社時代に多かったタイプの物語構造で、これは近年とても写実的なストーリーが多かったのに比べて、とても嬉しい(^^)。
やっぱり私はこちらのタイプが好きだからさ。
モンゴルの羊の国を舞台に、言葉遊びの数々とスピーディな展開、そしてロマンチックとカタルシス溢れるクライマックス。
やっぱり野田舞台はこうでなくっちゃ!といったところでした(笑)。
主演の妻夫木クン。
公演が始まってそろそろ三週間でしょうか。なんだか声が…かすれてませんかねぇ(^^;。ところどころ、まだ力強さが残っていたけど、凄く声が残念な印象になってました。てか、もしかしてあれは彼の普通(舞台での)声なのか??
いろいろと危惧(というか覚悟)して見たので、ダメージは少なかった。思ったより良かったかも。
しかしやっぱり堤さんの印象が強いせいか、テムジンが若すぎるように見えて仕方ない(これは私の問題だけどさ)。
あと、キャラとしてどことなくぼやけた感じがした。役にしっくりきてないような…、公演期間の後半ではこれは解消されるかな??
そして、ヒロインの広末。
第一声で、野田舞台のヒロインに抜擢された理由がわかった(笑)。野田さん、こういう澄んだ高音域の声の女優さん、好きだよねえ。
だからってわけでもないんでしょうか、彼女は役に合っていた感じがしたな。
こちらも思ったよりも好印象でした。かわいらしく幼いシルクっぽさが出ていたな。
しかし、出演者の多くの方が、どうも声がかすれていたり、セリフが聞き苦しい場面が多かった気がする。
活舌がもともと悪いのか、今日の調子が悪かったのか、そのあたりはわかりませんけど、折角の美しい野田さんの言葉がちゃんと聞こえないのは哀しい。
そしてどうしても、私のほうが、初演の印象を引きずり過ぎてるような自覚があるのが、ちょっと複雑。
それだけ堤さんのテムジンに力があったっということか…。
今日の観劇では、勝村さんのはじけっぷりが一番印象的だったよ(^^;。
結髪って、そういう役だけどさ、その印象に主役が押されるようじゃ、駄目なんだと思うわけさ。
この印象、来月には変わってるかなあ??
ところで、先日やっと「キル」再演の映像を入手。
まだ見てないんだけど、古田@結髪を早くみたくて仕方がない(笑)。ああ、楽しみ〜。
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