●「間宮兄弟」

2007年6月2日 映画
間宮明信と徹信は仲のいい兄弟。それぞれ立派な社会人だが、趣味、価値観、モテなさ加減も一緒のふたりは、仕事以外、ほとんど行動をともにしている。ある日、カレーパーティを企画したふたりは、それぞれちょっと気になる女性を招待する。一方、明信は会社の先輩の離婚に協力を求められ困惑。兄弟ふたりの平和な生活に変化が訪れる…。
江國香織の同名小説を、森田芳光が映画化。映画やTVで活躍する名バイプレイヤーの佐々木蔵之介とドランクドラゴンの塚地武雄が間宮兄弟に扮している。兄弟離れができない自立しきれない男ふたりの物語は、描き方によっては変人扱いされてしまいそうだが、森田監督は家族を誰よりも大切にする誠実さを全面に出し、ふたりのズレ加減をユーモアの核にして、本作をコミカルなヒューマンドラマに仕上げた。ふたりを取り巻く女性陣、常盤貴子、沢尻エリカ、中島みゆきなどが、キャラクターをしっかり際立たせた好演。しかし、なにより注目してほしいのは、佐々木と塚地。ふたりの明るいキャラクターと相性の良さのおかげで、この映画は心温まる作品になった。


主人公が蔵ちゃんだしね、そして母親役がみゆきさんだし(笑)。
というわけで鑑賞。

仲良しな男兄弟の物語。

30も過ぎたいい歳の兄弟が同居して、女気もなく(彼ら自身は求めてるのだけど…)、趣味を楽しむのって、どう思うのかしら。

一般的には否定的に捕らえられることが多いんだろうなあ、と思いました。
現実をみろよ、とか、そういう感じで。

でも、私はこういう生き方もアリだと思うんだよね。
特にこういう生き方が肯定される(許容される)社会っていうのは、豊かだと思うし。

そんなことを感じながら観たのでした。
私は好きだなあ。

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