●「ホテル・ルワンダ」
2007年4月21日 映画愛する家族を守りたいという想いをきっかけに、1200人もの命を救った一人の男の実話を映画化した感動のヒューマン・ドラマ。1994年、長年続いていた内戦が終結し、ようやく平和が訪れようとしていたルワンダ。しかしある夜、大統領が何者かによって暗殺され、大統領派は対立勢力による犯行として、報復の大虐殺が始まる…。
評判が結構よかったので気になっていたのでした。
漠然とヒーローもののような気がしていたんだけど、違いました。
主人公は、職場ではちょっと有能な、でも普通の人で、最初は自分の家族を助けようという思いだけしかなかったのよね。
ただそれが、偶然というか、成り行きで家族以外の人々のことを助けることにつながっていき、結果的に英雄的行為となって多くの人を救ったのだった、というお話。
ありえない超人的なヒーローの話ではないので、主人公の感情の揺れ方が、とても身近に思えたのはよかったと思います。
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