■「ベルガリアード物語」デイヴィッド・エディングス
2006年8月19日 小説、活字本
←これは全五巻のうちの、三巻。表紙のベルガラス(四角い顔のじいさん(笑))が好きなので。
日記に書いてた、図書館で借りてた長編シリーズってのは、コレ。
昔、友人が面白いって言っていたのは聞いてたんだけど、結構な長編だったこともあり、読むタイミングをはかっていたらこんなに時間がたってしまった…(^^;。
しかし、ファンタジー好き、そして長編大好きな私には、かなりマッチした作品でした。
冒頭は少年の旅立ちから始まります。
自らの素性を知らずに育った少年ガリオンが、大いなる<出来事>により農園を出立することになり、なし崩しに旅立たねばならなかった最初のエピソードからもう楽しいったらない!(笑)。
旅を続けることで仲間も集まっていき、最後には暗黒の竜神トラクを倒す運命をはたすこととなるのでした。
由緒正しいヒロイック・ファンタジーです(笑)。
展開はいわゆるRPGっぽくて、旅の途中で仲間がだんだん増えていき、仲間のそれぞれの特長によりそれぞれの危機エピソードを乗り越え、最後には悪を滅ぼす、と。
そういう意味では、大枠のストーリーに新鮮味はないんだけど、こういう種類の物語は、世界観やキャラクターや、語り口調を楽しむのが醍醐味の一つでもあるわけで、そのあたりも文句なしの作品でした。
読み終わってから気がついたのだけど、全五巻のこの話は訳者が複数いるんですよね。
固有名詞の統一はシリーズものとしては基本だとしても、キャラクターの雰囲気(口調とか)も結構一貫していて、読んでいて不自然さはあんまりなかったように思います。
これは訳者の連携があったのでしょうかね?
好きなのはやっぱりベルガラスでしょうねえ。
ガリオン少年の(かなり遡った末の)おじいさんであるところの彼の愛嬌が好きです。
こんなに長生きをしていて(7000歳を超えるという設定)、こんなにもわかわかしいキャラクターだっていうのが、私が好きなポイント。
というわけで、現在はこの話の外伝にあたる「魔術師ベルガラス」を読んでいる最中。
ベルガリアード物語では神話として語られていた過去の話を、ベルガラスの視点から一人語りとして語りなおされた物語なのだけど、伝説や神話がいかに語り手(記述者)によって改変されてしまうかを嘆いていたりして、結構面白い。
物語の設定萌えな人(笑)には、興味深い外伝になってます。
日記に書いてた、図書館で借りてた長編シリーズってのは、コレ。
昔、友人が面白いって言っていたのは聞いてたんだけど、結構な長編だったこともあり、読むタイミングをはかっていたらこんなに時間がたってしまった…(^^;。
しかし、ファンタジー好き、そして長編大好きな私には、かなりマッチした作品でした。
冒頭は少年の旅立ちから始まります。
自らの素性を知らずに育った少年ガリオンが、大いなる<出来事>により農園を出立することになり、なし崩しに旅立たねばならなかった最初のエピソードからもう楽しいったらない!(笑)。
旅を続けることで仲間も集まっていき、最後には暗黒の竜神トラクを倒す運命をはたすこととなるのでした。
由緒正しいヒロイック・ファンタジーです(笑)。
展開はいわゆるRPGっぽくて、旅の途中で仲間がだんだん増えていき、仲間のそれぞれの特長によりそれぞれの危機エピソードを乗り越え、最後には悪を滅ぼす、と。
そういう意味では、大枠のストーリーに新鮮味はないんだけど、こういう種類の物語は、世界観やキャラクターや、語り口調を楽しむのが醍醐味の一つでもあるわけで、そのあたりも文句なしの作品でした。
読み終わってから気がついたのだけど、全五巻のこの話は訳者が複数いるんですよね。
固有名詞の統一はシリーズものとしては基本だとしても、キャラクターの雰囲気(口調とか)も結構一貫していて、読んでいて不自然さはあんまりなかったように思います。
これは訳者の連携があったのでしょうかね?
好きなのはやっぱりベルガラスでしょうねえ。
ガリオン少年の(かなり遡った末の)おじいさんであるところの彼の愛嬌が好きです。
こんなに長生きをしていて(7000歳を超えるという設定)、こんなにもわかわかしいキャラクターだっていうのが、私が好きなポイント。
というわけで、現在はこの話の外伝にあたる「魔術師ベルガラス」を読んでいる最中。
ベルガリアード物語では神話として語られていた過去の話を、ベルガラスの視点から一人語りとして語りなおされた物語なのだけど、伝説や神話がいかに語り手(記述者)によって改変されてしまうかを嘆いていたりして、結構面白い。
物語の設定萌えな人(笑)には、興味深い外伝になってます。
コメント