←絵が出るので、本のほうをリンク。
美しいワイオミング州の山々。ふたりのカウボーイが羊を放牧している。ワイルドで牧歌的な風景に奏でられるのは、彼らの愛の物語。男同士の関係を描きながら、これほどまでに万人を感動させる映画は、過去になかったかもしれない。イニスとジャックは、ブロークバック・マウンテンで燃え上がった愛を、その後、失うことはなかった。ともに妻を迎え、子どもを授かっても…。
物語は1963年に始まり、舞台は保守的な中西部なので、当然、厳しい現実が待っている。そして、妻たちの悲しみもある。アン・リー監督は、それらすべてを過不足なく描き、主人公ふたりの愛を際立たせていく。


地方の公開なので、開始も終了も遅いのよね。
っちゅーわけで、今頃見ました。

トレイラーとか、公式Webページとか、アマゾンとかでは、二人の間に友情が芽生え、やがてそれが愛情になり…と紹介されてますけど、友情のシーンはあったんでしょうか?(^^;
ゲイの映画だっていう先入観があったからでしょうけど、ジャックなんかは一目惚れっぽかったような…。

あと、やっぱり映画っていうのは最後に(感情が)沈むのって、どちらかというとあんまり好きじゃないなあと自覚しました。
「ミリオンダラー・ベイビー」もそうだったけど、映画の凄さとか評価とか、そういうのとは別で、重いのって辛い…。

そうそう。
映画のパンフって買わない人が多いらしいのだけど(私は必ず買うタイプ)、このパンフは、映画を見て気に入った人だったら、絶対読んだほうがいいと思う。

映画だけでは細部がわからなかった私は、頭が悪いのかもしれないんだけど、パンフを読んで情報を補完しちゃったよ(^^;。
…それともそういう細部はわからなくても、映画だけで感じればOKという監督の意図なんだろうか。

ともかく、ラリーンとイニスの電話で明かされる理由が、実は嘘だったんだって気がつかなかった自分が情けない…。
いやね、少しは疑ったんだけど、まさかね…って思っちゃったんだもん。あんまりに酷すぎて。

あと、イニスがアルマに代償行為をしてたってのも、気がつかなかったよう。後ろからって…胸が嫌だったのかなとか、見当ハズレ?な想像してました…(^^;。ダメダメだな、私…。

それにしても、イニス。
ヤツは一体何なのよう!(怒)
トラウマだとか、時代背景だとか、いろいろあるんでしょうけど、それにしてもあの煮え切らない姿が許せない。

ジャックがあまりに可哀想すぎる〜〜〜(涙)。

最後にクローゼットとして生きる決意をした…らしいけど、彼はそのぐらいの十字架を背負って生きて欲しいと思ってしまいました。
そのぐらいジャックのためにも、してあげて欲しいもの。

役者さんは、個人的に好きなジェイク・ギレンホール@ジャックが可愛くて嬉しかったな。
あの可愛さで老いを表現するためには仕方ないのかもしれないけど、あの髭はちょっと笑ったが(^^;。

ヒース・レジャー@イニスって、いくつぐらいの俳優さんなんでしょう。
ジャックとのつりあいを考えた時、なんだか年が上過ぎ…に見えない??(^^; 外見だけなんだけどさ。
内に熱いものを秘めつつも、寡黙な男の演技が格好良かったですね。

最後に出てきたジャックの母親役の人(女優さんの名前わからん)。
しみじみとした演技と、イニスとの最後の目線での会話が、雰囲気が出ててイイ感じでしたね。

とりあえず、もう一回ぐらいは見たいなあ。
WOWOWでやるかな?

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