■「大鷲の誓い デルフィニア外伝」茅田砂胡
2006年3月25日 小説、活字本 コメント (3)大国デルフィニアを代表する大貴族であり国王の縁戚でもある筆頭公爵家の総領と、地方貴族の子息ながら天才的な剣士。国王崩御という動乱の陰でふたりは戦う、未来を掴むそのために!
う、嬉しい!
デルフィの皆さまにまた会える日が来るとは、夢にも思っておりませんでした。
最近のクラッシュ〜のエネルギーがちょっと弱まってきている感があるので、この外伝は本当に楽しみだったのよね。
ある意味、茅田さんの原点でもあるわけだし。
それに表紙の沖さんも、やっぱり懐かしいわねぇ。
私は茅田さんの話には沖さんの絵がセットだと思っているので、とてもしっくりきました。
多戸さんには小林さん、くりこ姫にはえみこ山、みたいな(笑)。
ストーリー部分は何を書いてもネタバレになりそうなので、省略(笑)。
ただ、ウォルの父君が、王様の中の王様、みたいな描写になっていて、少しばかりゾラタスさんっぽい雰囲気が格好よかったなぁ。というか、ゾラタス善玉ヴァージョンってゆうか。
ああいう王様だったのねぇ(しみじみ)。
あと、最後の最後に、本編終了後のエピソードがあって、皆さましっかりとジュニアが育っているようで、そのあたりもほんわかとしました。
ただ、最近はやってる(のか?)ジュニア物でシリーズ化とかは、正直辞めて欲しいです。
なんか嫌いなんだよなー、そんな安直なのって。
外伝で、たまに書いてくれる分には楽しみにしてますので、また数年後にでも、今度はタウのあたりの話とか、お願いしたいですな(笑)。
コメント
バルロが叱られたくまの子みたいになってて、可愛いったらない。
一生、ナシアスさまには勝てまい。ふふふ。
ナシアスって本編では比較的影が薄い(他のキャラが濃いせい(笑))のだけど、この御仁も結構強力だったのねぇと思いつつ読みました。
しかしチビバルロ、なかなか可愛いじゃん(笑)。
つーか、バルロが実は「尻敷かれ系」キャラなんだったりして〜(^^;