アナキンは最愛のパドメが出産の時に死ぬ予知夢を見て、なんとか彼女を助けたいと思うあまりに、命を操れるという悪側“シス”に身をやつし、ダークサイドへと転落してしまう。一方、アナキンをまんまとシス側に寝返らせたパルパティーンことダース・シディアスは共和国をついに崩壊させ、ジェダイ騎士団を壊滅させていくのだった……。

ようやく完結です、のエピソード3。

クリストファー・リーが前回悪役として活躍していたので、この話ではどういう役割を担うのかしらんと思っていたら、始まって数分で撃沈(ガーン…)。

真の敵は別の人でした。

お話そのものは、意外に丁寧にアナキン君がダークサイドに落ちていく様子が描かれてましたね。
いや、描写は丁寧だと思ったのよ、しかし個人的には納得がいかなかった…というかリアリティが感じられなかった…。

好きな人を助けたい、という感情は確かに強い動機になりえるのだろうけど、そのわりにその他に対する感情(オビ・ワンとかマスターとかジュダイとか)への折り合いっていうかが、あまりにこだわりが弱すぎて…。
もうちょっと時間をかけて苦悩してくれてもいいと思うんだけど。>アナキン君

しかし、最後の最後で、彼がダース・ベイダーの姿として、つまり、仮面をつけてマントで身を包んで…という姿にならざるをえなかった理由が描かれていたのは、よかったと思う。

単に姿を隠していたわけじゃなかったのね(^^;。

今回の個人的なツボは、三箇所。

→ 強すぎるR2
最初に議長救出作戦でアナキンとオビ・ワンが敵の船に侵入するのだが、その際に力を発揮したR2が凄くコミカルに強かった(笑)。

→ まるで指輪物語
アナキン君とオビ・ワンの対決シーンが、溶岩(?)のような河近くで行われるのだけど、その際のアナキンの膚の様子とか全体の絵の色調が、まるで一つの指輪を始末しにいったフロドそっくりだった…。

→ C3POが…
たしかに全部知ってたら、エピソード4〜6の話が成り立たないかも。逆にR2は全部知ってたんだなぁと納得。

ともあれ、なんとか大筋はまとまったなあというのが一番の感想でしょうかね。

細かな辻褄があってるかどうかは知りませんけど(^^;、これだけの大作が長い時間かけてつむいできた物語としては、しっかり決着つけたのかな、と思いました。

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