契約

2005年9月22日 エッセイ
誰かとお付き合いするのは、相手と自分との間で共通の了解事項を、確認して、契約すること。
そういう意味では、恋人であろうと、夫婦関係であろうと変わりはないじゃないかしらん。
精神的な意味ではね。

ここで気をつけないとならないのは、お互いの共通事項という部分を、二人の間でのすりあわせもなしに、自分の思っていることは相手も同じように思っているのだ、という幻想を抱いてしまうことだ。

だから、二人の間でなんらかの契約を結ぶことが出来るのは、二人の関係性が多少なりとも出来上がってからでないと、不可能なんじゃないかと思う。

少なくとも、相手の言動に対し、それを否定したり自分の我を要求するのは、前提となる契約なしには、してはいけないことだと私は思うわけだね。

自分が相手をどれだけ好きでも構わないでしょう。
自分が相手に対し、どんなに尽くしても、それは自分がしたいことだからするわけで、相手に拒否されない限りは、どんどんやって構わないでしょう。

でも、契約前の相手に自分へ感情を向けて欲しいと強いることは、やってはいけないことだと思うのよね。

ポイントは、契約のタイミングでしょうか。

では、また。

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