●皇帝ペンギン

2005年7月30日 映画
南極で皇帝ペンギンの生態を追ったフランスのドキュメンタリー。延々と行進を続けるペンギンたちが、たどり着いた営巣地でパートナーを見つける。やがて産卵を終えたメスたちは、体力を使い果たし、エサを求めて再び海へ。オスは卵を守りながら、ひたすら立ったまま2ヶ月。孵化した子どもとともに、メスの帰りを待つ。
どこか着ぐるみの人間のような立ち姿。とことん愛くるしいヒナ。ペンギンのかわいさを満喫できるが、圧倒されるのは彼らの過酷な生活である。極寒の大地で、寄り添うように固まって、何も食べずに過ごす。卵が割れて、他者の卵を奪おうとする。大自然とペンギンの本能の関係には、ただただ目を見張るばかりだ。


前評判として、フランスで「WATARIDORI」をはるかに超えた動員数を記録したとあったのでちょっと期待していたのですが。

結果としては、これはこれで楽しめたけど、個人的にはWATARIDORIのほうが面白かったかなぁ。

皇帝ペンギンのラブシーズンをターゲットにしたドキュメンタリー。
味付けはファミリー向け。

事前の情報収集に失敗して、日本語吹き替え版を見てしまった…。
てか、地元では吹き替えしかやってないみたい。残念。

まあでも、皇帝ペンギンたちが雪や風に耐えながらひたすら卵を抱く姿は、なんだかとても圧倒されました。
ブリザードの中、ひたすら足踏みして押し蔵饅頭をしている彼らの姿は、本当に孤高というか…。

チビたちの模様(ピンガちゃん!(笑))もユニークで、かわいかったなぁ。
なんだか久しぶりに動物園にペンギンに会いに行きたくなりました(^^)。

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