昭和20年代末の東京。雑司が谷にある大病院に奇妙な噂が。なんと院長の娘が20ケ月もの間妊娠、しかも娘の夫が忽然と姿を消したという。さらにこの病院で新生児が姿を消したり、元看護婦が謎の死を遂げたりも。これらすべての事件を古本屋の店主であり陰陽師でもある京極堂が解いていくことに……。
懸念していた映画化ですよ。
評判としては、半々ですかね。原作を二時間でよくまとめたなぁという肯定派と、やはりあれは時間が足りなくて意味不明でしょという否定派の両方の意見を事前に読んでいまして、自分で映画を見た感想は、どっちもうなずけるなぁといった感じ。
もともとが長い話なので、二時間の映画にするなら何処を残すのかがキモになるんですよね。
それを考えるとあの枠の中で意外にちゃんと入ってたなぁって思いました。
事件自体は骨格部分は最低限残しました、といった感じで物足りなさも感じたのは確かだけど、所詮完全版な映像化はムリだと思うので、そういう意味ではあれはあれで巧く構成したよなぁ。
多少気になったのは、眩暈坂が自分が想像していたよりも短かかったことでしょうか。
なんか関口があそこを下りながら妄想世界にトリップしていくには、あの坂の長さが足りないと思う(笑)。
京極堂は、私のイメージだともう少しゆっくりしゃべる人だと思っていたので、堤さんの早口(あれでも押さえ気味だったらしい)に最初戸惑いました。
それから、関口@永瀬が格好良すぎです。あんまり猿に見えないじゃん!(^^;。
ついでにスタイリストさん、永瀬さんにはあの格好は似合ってるけど、関口の背中のシルエットが格好よく見えるというのは、キャラ的に失敗だと思うんだけど…。
キャスティングの時点で一番アリエナイと思っていた木場修@宮迫は、思ったよりもちゃんとしてました。体格のイイ漢という設定とはちょっと違っていたけど、江戸前なちゃきちゃきさは出ていたと思う。
そして、事前キャスティングを知らなかった内藤医師@松尾スズキと、牧朗@恵俊影は「この役で出てるのかー」とびっくりしたけど、瞬間的に納得できてしまった。
特に死蝋となった恵さんは、リアルに光っててすごかったです…。
一応映画を見るにあたって、ちょっと前に再読していたからストーリーもわかった状態でみたけど、これは知らない人が見るとちょっと不親切だったかも。
まあでも、こういう映画を見ようと思う人は、京極さんのファンがメインだろうし、実相寺監督のファンとして見るとしてもちゃんとその持ち味が出ていただろうし、そういう意味ではこういうコアな造りの映画もいいのかもしれない。
うん、もう一回みたいなぁ。
懸念していた映画化ですよ。
評判としては、半々ですかね。原作を二時間でよくまとめたなぁという肯定派と、やはりあれは時間が足りなくて意味不明でしょという否定派の両方の意見を事前に読んでいまして、自分で映画を見た感想は、どっちもうなずけるなぁといった感じ。
もともとが長い話なので、二時間の映画にするなら何処を残すのかがキモになるんですよね。
それを考えるとあの枠の中で意外にちゃんと入ってたなぁって思いました。
事件自体は骨格部分は最低限残しました、といった感じで物足りなさも感じたのは確かだけど、所詮完全版な映像化はムリだと思うので、そういう意味ではあれはあれで巧く構成したよなぁ。
多少気になったのは、眩暈坂が自分が想像していたよりも短かかったことでしょうか。
なんか関口があそこを下りながら妄想世界にトリップしていくには、あの坂の長さが足りないと思う(笑)。
京極堂は、私のイメージだともう少しゆっくりしゃべる人だと思っていたので、堤さんの早口(あれでも押さえ気味だったらしい)に最初戸惑いました。
それから、関口@永瀬が格好良すぎです。あんまり猿に見えないじゃん!(^^;。
ついでにスタイリストさん、永瀬さんにはあの格好は似合ってるけど、関口の背中のシルエットが格好よく見えるというのは、キャラ的に失敗だと思うんだけど…。
キャスティングの時点で一番アリエナイと思っていた木場修@宮迫は、思ったよりもちゃんとしてました。体格のイイ漢という設定とはちょっと違っていたけど、江戸前なちゃきちゃきさは出ていたと思う。
そして、事前キャスティングを知らなかった内藤医師@松尾スズキと、牧朗@恵俊影は「この役で出てるのかー」とびっくりしたけど、瞬間的に納得できてしまった。
特に死蝋となった恵さんは、リアルに光っててすごかったです…。
一応映画を見るにあたって、ちょっと前に再読していたからストーリーもわかった状態でみたけど、これは知らない人が見るとちょっと不親切だったかも。
まあでも、こういう映画を見ようと思う人は、京極さんのファンがメインだろうし、実相寺監督のファンとして見るとしてもちゃんとその持ち味が出ていただろうし、そういう意味ではこういうコアな造りの映画もいいのかもしれない。
うん、もう一回みたいなぁ。
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