●「宮廷女官チャングムの誓い」

2005年7月12日 TV・ドラマ

男尊女卑や身分の違いが徹底した封建的な体制のもと、身分は低いが、正義感が強く、強い意志で宮中最高の料理人となり、紆余曲折の果てに、朝鮮王朝で初めて施鍼と煎じ薬作りを認められる女医となったチャングム。そして数多くの男性医師たちを退け、女性として唯一国王の主治医となった彼女の波乱万丈の生涯を描いたドラマ。

NHK BS2 で第一話から一挙放映ということなので、チェックしてみました。
全部で50数話あるらしいのだけど、そのうちの27話までを今週から平日毎日やるんです。

韓国のドラマなんですが、このところ流行っていたらしい韓流ブームの路線(純愛とか、恋愛とか)というよりも、日本の大河ドラマのようなお話。

宮廷での陰謀に巻き込まれた女性の娘が、母の無念を晴らすために野望を胸に宮廷で地位を上り詰めていく、というような話らしい。

第一話で、主人公の父親となる男性が謎めいた言葉(てか、視聴者的には丸わかり(笑))を受け取り、その言葉に翻弄されながらも運命に逆らえなかった様子が描かれていて、本当に大河ドラマっぽいなぁと妙なところで納得しました(^^;。

ドラマとしてはちょっと演出がクサい感じがあるし、10年前の血痕のついた布が鮮やかな赤だったり、突っ込みどころもいろいろあるんですが、それはそれとして導入としてはまずまずといったところ。

まだ二話ぐらいしか見てないのだけど、それなりに楽しめそうな予感です。