慶事

2005年7月11日 エッセイ
結婚披露宴って、好きですか?

私は招待されるのが好きです。

友人だったら、そもそも招待してくれるということが単純に嬉しいし、友人へお祝いの気持ちを表現できるのが嬉しいし、友人の配偶者になる人にはちょっとぐらいは興味があるし、単純に食事や引き出物のセレクトなどイベント毎としてその場に出るのが楽しみなので。

幸いなことに、自分が友人だと思っている人以外からの招待は受けたことがないですし、職場関係などで凄く親しいというほどでもない人(^^;であっても、嫌いな人でなければやはり声をかけてくれたこと自体が嬉しいです。

しかし、世の中には結構私のように単純な人ばかりじゃないようで、ちょっとびっくりした文章を読みました。

「自分の結婚披露宴は身内だけで済ませて友人は一切呼ばなかった。
なのに、その後ある友人が結婚することとなり披露宴に呼ばれてしまって、困った。」

はじめ、何が嫌なのか、ポイントがいまいちわからなかったのだけど、どうやら「自分はご祝儀を(その人から)貰ってないのに、自分は披露宴に呼ばれたから払うことになるのが、嫌」らしいのです。

そういう感覚って、…アリなの??

実際、披露宴に呼ばれるのって、結構費用がかかるってのは実感としてわかる。
だから、資金的に時期的に、ちょっと苦しいナーという時の懐のさびしさ具合として、軽口程度ならまだわかるんだけど。

貰ってないのに、払うのはなんか嫌(理不尽?)、みたいな考え方って…。

これがね、職場関係だったりとか、人間関係の避けられないしがらみとかで呼ばれて…、というならそういう感情もアリだと思うのよ。
お金払うばっかりで、イイことないなぁ、とかさ。
…ま、個人的には精神的に祝えない人の披露宴だったら、最初から断るけどね。

でも。
結婚披露宴という、そういう喜ばしいシチュエーションで、損得を考えて祝えない関係って…。
少なくとも私にとってはそれって、「友人」という関係ではないなぁと思ったのです。

第一、祝儀って、貰ったから払う、という種類のお金じゃないよねぇ?

お金の話ってもちろん人間関係において大事なものではあるけど、慶事でのご祝儀って、損得で測るものじゃないでしょう?
違うかしら??

では、また。

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