手料理

2005年5月9日 エッセイ
女性に得意料理を尋ねると、高確率で「肉ジャガ」が入るらしい。

しかし、そのテの話題をふる場合のシチュエーションてのは決まりきっている感じがあって、「母の味(母性)」「家庭の味(家庭的)」などのキーワードが見え隠れしていて。

だから私は、肉ジャガは好きだし自分で作ったものを美味しいとは思うのだが、他人に「得意料理は肉ジャガです」とは、絶対に口にしたくないと思ってしまうのですよ(天邪鬼…)。

それにしても、肉ジャガって本当に「母の味」なの??

自分の場合、母は煮物全般は結構美味しく作る人だったが、肉ジャガが特別我が家風なアレンジがあったわけでもなく、スペシャルなメニューでもなかったのよね。

数少ない肉じゃがの外食経験(笑)からしても、大きな差は感じられなかったしなぁ。

そんなに家庭によっていろいろ違う(特徴のある)メニューなんでしょうか。

そもそも手料理に母性を見ようとする姿勢がナンセンスだと思うんだけどね。

料理なんて、作る人は自主的に作るし、苦手な人は最近ではしなくても暮らしていけるわけだし(昔と違ってお店多いからさ)、わざわざそこにセクシャリティを感じさせる必要ないと思うんだけどなあ。

では、また。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索