●「タイガー&ドラゴン 「三枚起請」 の回」
2005年4月4日 TV・ドラマ
暴力団員の虎児(長瀬智也)は落語家の林屋亭どん兵衛(西田敏行)から借金を取り立てるはずが、どん兵衛の話芸に魅せられて弟子入りを決意。拒むどん兵衛に虎児が提案したのは、金の代わりに落語の芸を1個10万円で取り立てることだった。ところが虎児の話は自他共に認めるほどおもしろくない。見兼ねたどん兵衛は落語家としての将来を嘱望されていたにもかかわらず、現在は裏原宿でショップをやってる二男・竜二(岡田准一)を紹介する。
落語の演目「三枚起請」をモチーフに、洒落が効かないヤクザの世界を描くあたりのギャップもケッサクだが、笑いにではなくリリックに下げるあたりはまさにクドカン節の極みと言えよう。古典の廓話が、男を手玉に取るキャバクラ嬢・メグミ(伊東美咲)の登場によって踏襲されているあたりも真摯かつ粋でオツ。
二時間の特別枠で放送されたこの番組が、とても好評だったという理由で今クールの連ドラになったそうな。
初放送の時に見損ねていたのだけど、連ドラ開始にあたっての番宣でしょう、先日再放送してたのでチェック。
やくざだった虎児@長瀬が、借金の取立てで出会ったどん兵衛@西田の話に感動して、噺家をめざすことに。
噺を全く理解できない虎児が、どん兵衛の息子である竜二@岡田と謎の女メグミ@伊東に関わることで、「三枚起請」さながらの事件に巻き込まれていく物語。
クドカンの笑いは人を選ぶので、それもあって初放送を見送っていたことを思い出した(笑)。
まあでも、この話は私はゲラゲラ笑えて面白かった。家族はちょっと微妙だったようだけど。
でも、不条理を含めた笑いというのは、その勢いにのって楽しんだ者勝ちといったところがあるから、素直に笑っておいたほうがイイのですよ。
連ドラが始まる前に見ておこうと思って、夜に見始めたら結局最後まで楽しく見てしまいました。
古典落語はきいてみると面白いとは思うので、一話完結のドラマの中で再現される噺のほうも楽しみです。
落語の演目「三枚起請」をモチーフに、洒落が効かないヤクザの世界を描くあたりのギャップもケッサクだが、笑いにではなくリリックに下げるあたりはまさにクドカン節の極みと言えよう。古典の廓話が、男を手玉に取るキャバクラ嬢・メグミ(伊東美咲)の登場によって踏襲されているあたりも真摯かつ粋でオツ。
二時間の特別枠で放送されたこの番組が、とても好評だったという理由で今クールの連ドラになったそうな。
初放送の時に見損ねていたのだけど、連ドラ開始にあたっての番宣でしょう、先日再放送してたのでチェック。
やくざだった虎児@長瀬が、借金の取立てで出会ったどん兵衛@西田の話に感動して、噺家をめざすことに。
噺を全く理解できない虎児が、どん兵衛の息子である竜二@岡田と謎の女メグミ@伊東に関わることで、「三枚起請」さながらの事件に巻き込まれていく物語。
クドカンの笑いは人を選ぶので、それもあって初放送を見送っていたことを思い出した(笑)。
まあでも、この話は私はゲラゲラ笑えて面白かった。家族はちょっと微妙だったようだけど。
でも、不条理を含めた笑いというのは、その勢いにのって楽しんだ者勝ちといったところがあるから、素直に笑っておいたほうがイイのですよ。
連ドラが始まる前に見ておこうと思って、夜に見始めたら結局最後まで楽しく見てしまいました。
古典落語はきいてみると面白いとは思うので、一話完結のドラマの中で再現される噺のほうも楽しみです。
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