ニューヨーク、マンハッタンを舞台に、4人の女性たちのロマンス&セックスが赤裸々に描かれるこの大人気ドラマシリーズも、ついに最終シーズン。
ユダヤ人の男との結婚のためにユダヤ教に改宗しようとするシャーロット、子どものためにブルックリンに引っ越すことを決意するミランダ、そしてある病に冒されながらもポジティブに自分の流儀を通し続けるサマンサ。そしてキャリーは、ロシア出身の世界的芸術家と熱烈な恋に落ち、マンハッタンを離れてパリに移住することに…と、最終シーズンにふさわしく、彼女たちの人生は大きな変化にさらされる。パリでのロケ撮影が行われた最終回では、この上なくドラマティックな幕切れが用意されている。


年末に一挙放送をしていたのを録画してあって、それをようやく見終わることができました。
後半、ネタバレあり。

これが最終シーズンとなったのですが、やはり皆が幸せを獲得して終わったので満足。

シーズン通して、キャリーのお相手はいろいろ変化してきたけど、このシーズンの前半に出ていたバーガーだけは、私はずっと気にいらなかったのよね。

初登場は前シーズンだったけど、なんか精神的に子供っぽいなぁって思っていて、だからキャリーに合わないような気がして。

逆にサマンサの場合は、それまでの情事の相手とはちょっと毛色の違う、ちょっと子供のようなスミスが現れた時に、きっと彼女とうまくいくのだろうな(いって欲しいな)と思ったものでした。

このシーズンで一番大好きなエピソードは、何と言ってもサマンサがスミスと本当に向き合って、愛情を通わせることになった話です。

一途なスミスに対し、ちょっとした居心地の悪さを感じていたサマンサが、リチャードと再会し、自分を誤魔化すかのようにスミスを裏切ってしまうところは、本当に「サマンサのバカバカ」とTVに怒ってたぐらい(笑)。

そして、その後そんなサマンサをわんこのように(笑)一途に待っていたスミスには、もうイチコロですよ。
素直なだけじゃなくて、赦しも知ってるなんて、スミス格好良すぎ。

いやぁ、このエピソードは本当に好きだわぁ。

あとはミランダ。
私、四人の中では一番ミランダが好きなの。

で、彼女ほど、結婚とか妊娠出産とか同居とかに縁のない(ような生活を送ろうと自分で努力している)女性って、いないのではないか(でもそれを羨ましく思う女性もいるはず)。

それが、自分でもわからない(自覚のない)愛情からくる発作的な行動や決意によって、自分でも戸惑うぐらいな事態を引き受けることになってしまう様子が、本当にうまく表現されている感じがして、そこのところがたまらなく愛しく思うわけです。

結局、息子はできるし、真実愛している男性とも結婚したけど、そんな自分に戸惑いつつも最後には向かい合う彼女の強さが素晴らしい。

最終回では介護問題も匂わせるエピソードになっていたけど、ミランダなら元気にまくしたてながらもちゃんと解決できるのだろうなと思えました。

そして、マグダから「あなたには愛情がありました」と言われたことで、ミランダが母親に認められるかのようなシーンもあって(母親は過去のシーズンで他界してる)、綺麗なフィニッシュになっていたのも嬉しかった。

しかし、最終回は実を言うと拍子抜けしたのよね。キャリーが選んだ相手について。
「結局そこかよ」と(^^;。

いや、私は最初から彼のことを好きだったから、それはそれでいいんだけど、キャリーには難しいのじゃないかなあと思っていたから。

お互い自立した個人としては立派なんだけど、結局のところ他人のために自分を曲げないようなところがあるからね。

そういう意味で、キャリーは今後も前途多難ではないのかなぁと思った次第。

しかし、なかなか楽しめたシリーズでした。
もう一回最初から見てみたいなぁ。

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