■「ラビリンス―迷宮」新井素子
2004年10月26日 小説、活字本
「扉を開けて」で主人公が飛ばされた異世界を舞台にした物語。
「扉を開けて」の時代の四年前で、舞台は「東の国」の辺境の村。
こちらも一度読んだ覚えがあるのだけど、当時は暗い雰囲気がどうしても苦手で、それでも途中で止めるのが嫌で頑張って読破した。という記憶だけ残っていて、結局内容はすっかり忘れていました。…ダメじゃん(^^;。
なので、こんな物語だったのか…、というのが読み終わってからの感想でした。
生贄と神様の話なんだけど、物語のテーマは「生きる」ということなんでしょう。
何故生きるのか、何故食べるのか、何故殺すのか。
テーマがテーマなんだから、重くて暗いのは当然だわなぁ…。
しかしジュブナイル系としては、噛み砕かれた表現でイイと思います。
文章だけなら中学生でも読める(意味がわかる)だろうから、チャレンジしてほしいかも。
ただし覚悟は必要。
初読は学生時代でしたが、今回再読して、神様のシニカルさにちょっと苦笑ですかね。
ともあれ、未来を期待できるクライマックスがあるのは確かなので、それを目標に読んで欲しい物語です。
「扉を開けて」の時代の四年前で、舞台は「東の国」の辺境の村。
こちらも一度読んだ覚えがあるのだけど、当時は暗い雰囲気がどうしても苦手で、それでも途中で止めるのが嫌で頑張って読破した。という記憶だけ残っていて、結局内容はすっかり忘れていました。…ダメじゃん(^^;。
なので、こんな物語だったのか…、というのが読み終わってからの感想でした。
生贄と神様の話なんだけど、物語のテーマは「生きる」ということなんでしょう。
何故生きるのか、何故食べるのか、何故殺すのか。
テーマがテーマなんだから、重くて暗いのは当然だわなぁ…。
しかしジュブナイル系としては、噛み砕かれた表現でイイと思います。
文章だけなら中学生でも読める(意味がわかる)だろうから、チャレンジしてほしいかも。
ただし覚悟は必要。
初読は学生時代でしたが、今回再読して、神様のシニカルさにちょっと苦笑ですかね。
ともあれ、未来を期待できるクライマックスがあるのは確かなので、それを目標に読んで欲しい物語です。
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