■「扉を開けて」新井素子
2004年10月25日 小説、活字本
現代に生きる主人公たち三人が特定条件下で揃ってしまったがために、異世界に飛ばされてしまう。
そちらの世界で救世主とされてしまった彼女たちは、最初は惑いながら、しかし次第に自分の意志で、この世界のこの国「中の国」を救おうと決心した。
過去に二度ほど読んでいるはずだけど、最後に読んだのは10年以上前になる(筈)。
というわけで、細部をかなり忘れてました。から、楽しく読めた(笑)。
いやあ、20年以上前の小説だけあって素子さんの文章が若いのが感じられた。
物語そのものには、もともと年代を特定しない種類のものだし、ちょっと大学生の生態が昔っぽい気がしないでもないけど、そんなに違和感はない…のではないでしょうか。
しかし、当時の素子さんの小説に顕著だった気障っぽさが凄くて、途中何度か苦笑(笑)。
ま、これも作品の特徴としてアリなんでしょうね。
この頃のコバルトは少女小説として多彩で、いろんな作家にお世話になりました。
今のコバルトはちょっと特徴がそれてきてる気がして、ほとんど手にしてないけど、前はこういうカラーの小説が多かったのよねぇ、とちょっと年寄りみたいなことを思っちゃったよ(^^;。
そちらの世界で救世主とされてしまった彼女たちは、最初は惑いながら、しかし次第に自分の意志で、この世界のこの国「中の国」を救おうと決心した。
過去に二度ほど読んでいるはずだけど、最後に読んだのは10年以上前になる(筈)。
というわけで、細部をかなり忘れてました。から、楽しく読めた(笑)。
いやあ、20年以上前の小説だけあって素子さんの文章が若いのが感じられた。
物語そのものには、もともと年代を特定しない種類のものだし、ちょっと大学生の生態が昔っぽい気がしないでもないけど、そんなに違和感はない…のではないでしょうか。
しかし、当時の素子さんの小説に顕著だった気障っぽさが凄くて、途中何度か苦笑(笑)。
ま、これも作品の特徴としてアリなんでしょうね。
この頃のコバルトは少女小説として多彩で、いろんな作家にお世話になりました。
今のコバルトはちょっと特徴がそれてきてる気がして、ほとんど手にしてないけど、前はこういうカラーの小説が多かったのよねぇ、とちょっと年寄りみたいなことを思っちゃったよ(^^;。
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