●「死ぬまでにしたい10のこと」
2004年10月23日 映画
23歳という若さで、がんで余命2か月と宣告されたアン。彼女はやり残したことをノートに10コ、書き留める。オシャレのこと、ふたりの娘のこと、そして夫以外の男と付き合ってみること…。リストを作ったときから、アンの平凡だった人生がイキイキと動きだした。
死を目前にしながらも、その事実を誰にも明かさず、リストを作って実行していくことで、死の恐怖を回避し、幸せで甘い幕切れを求めるアン。自分の不運な運命を知っても、決して動揺せずに、残り少ない人生を最上のものにしようとするヒロインの強さが感動的。
末期ガンを告知され、余命2、3ヶ月と告げられた主人公の女性が、余生をポジティブに生きる姿をえがいたもの。
24歳で、学生結婚した彼女には二人の娘がいて、夫にももちろん愛情があって。
しかし余生をどうやって過ごすかと考えた中に、「他の男性と恋愛をすること」があったのが、なんだか凄く共感できた。
彼女は高校生ぐらいの年で、初めての彼とのセックスで子どもができて結婚したから、夫以外の男性を知らなかったのね。
夫に対して愛情を持っているのは確かだけど、そのこととは別の部分で、やはり死ぬまでに他の男性とも恋をしてみたいと願うのって、私はとても共感できた。
他にも、「娘たちに18歳までの誕生日のメッセージを残す」とか、とても若い彼女が自分のことも、家族のことも真剣に考えて、そのどれに対しても真摯に行動していこうとする姿が立派だと思った。
ただ、飽くまで彼女の視点になってみた場合の話。
やはり、彼女と恋に落ちる男性のとっては、この仕打ちはやはり酷いものだと思うし、何も知らされなかった家族も、残されてとても辛い思いを抱いただろうと思う。
それでも、一人の女性の生き方として、これはアリだと私は思った。
静かな物語です。
死を目前にしながらも、その事実を誰にも明かさず、リストを作って実行していくことで、死の恐怖を回避し、幸せで甘い幕切れを求めるアン。自分の不運な運命を知っても、決して動揺せずに、残り少ない人生を最上のものにしようとするヒロインの強さが感動的。
末期ガンを告知され、余命2、3ヶ月と告げられた主人公の女性が、余生をポジティブに生きる姿をえがいたもの。
24歳で、学生結婚した彼女には二人の娘がいて、夫にももちろん愛情があって。
しかし余生をどうやって過ごすかと考えた中に、「他の男性と恋愛をすること」があったのが、なんだか凄く共感できた。
彼女は高校生ぐらいの年で、初めての彼とのセックスで子どもができて結婚したから、夫以外の男性を知らなかったのね。
夫に対して愛情を持っているのは確かだけど、そのこととは別の部分で、やはり死ぬまでに他の男性とも恋をしてみたいと願うのって、私はとても共感できた。
他にも、「娘たちに18歳までの誕生日のメッセージを残す」とか、とても若い彼女が自分のことも、家族のことも真剣に考えて、そのどれに対しても真摯に行動していこうとする姿が立派だと思った。
ただ、飽くまで彼女の視点になってみた場合の話。
やはり、彼女と恋に落ちる男性のとっては、この仕打ちはやはり酷いものだと思うし、何も知らされなかった家族も、残されてとても辛い思いを抱いただろうと思う。
それでも、一人の女性の生き方として、これはアリだと私は思った。
静かな物語です。
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