●「ミスティック・リバー」
2004年10月14日 映画
悲しみと苦しみに満ちた傑作サスペンス。少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する。
アカデミー賞では、「王の帰還」と時期が重なったせいか惜しくもいくつかの賞を逃したのは残念でしたが、たしか助演男優賞をとってたはず。
ショーン・ペンはあんまり好きな俳優ではないのですが(単純に顔の好みが…(^^;)、巧い役者なのだろうと思います。
子どもの頃に中のよかった三人の少年たちが、その中の一人だけ選択されて被害にあってしまう、という事件に直面する。
それは、選択された少年は当然とても不幸なのだが、目の前で選択されなかったことによって助かった少年たちだって、複雑な思いを抱えることになるのだ。
そんな感情をベースに据えた三人が、大人になってから遭遇するある事件が、悲劇を生み出した…。
ちょっとねぇ、やっぱり後味が悪いですよ。
どうしてもね。
ただ一つだけ、ショーン・ペンの奥さんがなんだかちょっと酷いと思った。
デイブの奥さんが、妻として最低だというようなことを言ってたけど、それは彼女を襲った突然の夫の変質と困惑などを考えたら、まだ同情の余地があるんじゃないかな、と。
だから、エンディングでデイブの奥さんがパレートの中、かえってこない夫を探して惑う姿が、哀れでした。
気分が沈んでいる時に見る映画じゃないです…。
アカデミー賞では、「王の帰還」と時期が重なったせいか惜しくもいくつかの賞を逃したのは残念でしたが、たしか助演男優賞をとってたはず。
ショーン・ペンはあんまり好きな俳優ではないのですが(単純に顔の好みが…(^^;)、巧い役者なのだろうと思います。
子どもの頃に中のよかった三人の少年たちが、その中の一人だけ選択されて被害にあってしまう、という事件に直面する。
それは、選択された少年は当然とても不幸なのだが、目の前で選択されなかったことによって助かった少年たちだって、複雑な思いを抱えることになるのだ。
そんな感情をベースに据えた三人が、大人になってから遭遇するある事件が、悲劇を生み出した…。
ちょっとねぇ、やっぱり後味が悪いですよ。
どうしてもね。
ただ一つだけ、ショーン・ペンの奥さんがなんだかちょっと酷いと思った。
デイブの奥さんが、妻として最低だというようなことを言ってたけど、それは彼女を襲った突然の夫の変質と困惑などを考えたら、まだ同情の余地があるんじゃないかな、と。
だから、エンディングでデイブの奥さんがパレートの中、かえってこない夫を探して惑う姿が、哀れでした。
気分が沈んでいる時に見る映画じゃないです…。
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