白い舞台一杯に、タイ人役者たちが動き回っていました。

ロンドン・ヴァージョンとは明らかに違う国の物語に見えます。

ストーリーも、セリフもほぼ同じものであるのに、その演出方法がコレほどまでに違うというのは、さすがに野田さんというべきか。

白人と黒人で構成されたロンドン・ヴァージョンでの「赤鬼」は、東洋人である野田さんがそのまま演じていました。

しかし、おなじ東洋人であるタイ人によるタイ・ヴァージョンでの「赤鬼」は、その赤鬼としての異質な存在感を出すためか、特殊な衣装を身につけた野田さんが演じていました。

パンプなどによるとあれは、オーストラリアの原住民であるアボリジニを表した衣装であるとのことでしたが…。

二つみただけで、こんなに違うんだもの。
次の日本版では、いったいどんな演劇になっているのか、ますます楽しみです。

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