敬虔なカトリックの家に育ったピートは、学校でシスターに叱られてばかり。
夏休みに入る前に、このまま悪い子どもでいたら天国には行けませんよ、と説教をされてしまう。

天国に行けないと思ったピート少年は、いいことをしようと決める。そうしてイエス様に認めてもらえば、天国に行けるようになるかもしれない。
そこで考えついた「いいこと」は、イエス様を信じていない人にカトリックの教えを説き、改宗させることだということだった。

ピート少年の言動が、もうすっごく単純で純粋なのがイイです。

ピート少年の両親だったり、少年が改宗させてあげようと頑張るユダヤ人の少年ダニーの両親だったりは、とてもシリアスに宗教に対して対峙するのだけど、だからこそ少年たち二人のとても純粋な感情が際立っていたように思う。

一番最後にピートがラビに行った「それが宗教ってものだよ」のセリフは、この映画を最後まで見てきて接すると、もう涙なしには見られません。
その直前の、共通する呼び名は「ダニーだよ」のあたりとか。

なんかすごく根源的なものを表現していたように思います。

自分の中で信仰を持ってる人がみるとまた違った感想があるのかもしれません。

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