図書館で借りて読んでいたんだけど、丁度他の本を読んでるときに予約の順番がきてしまって、期日までに読みきれなかったのよね。
それで、一旦返却してから、再び借りてきたという私にしては珍しい本でした(笑)。

主人公のちょっとクールな視線が森さんらしいキャラだといえるかも。
伯爵という大人も独特な人格を持っていて、そのあたり作者のカラーが素直に出ているジュブナイル小説だなと感じました。

子どもだからといって媚びない作者だとは思っていたけど、それでもジュブナイルとしてどういう形の小説を提供するのかな、という興味があったから、それを満足させてくれた作りであったといえるかも(^^;。

最後の最後に、物語全体の構成を揺るがすような(?)謎解きがあったりして、この一捻りが素直じゃなくていいわぁ(笑)。

この本は、講談社のユニークな試みから始まっているので、この流れを他社もくんでくれると面白そうなんだけどな。
そうなることを控えめに期待してしまいました。

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