四季シリーズ完結。

うーん、この感想、しっかり書いてしまうとかなりなネタバレなんだよなぁ…。
ちょっとでもネタバレが許せないタイプは読まないほうがいいかも…。
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ということですこしだけ改行(笑)。

えー、春の時から4、5年後ぐらいが夏でした。
で、夏から10数年後が秋。

それでも、春の時期はVシリーズの後半と重なるし、秋の時期はS&Mシリーズの後半から4年後ぐらいまでだったので、まあひとつのシリーズ、一人の人間・四季を中心にしたものとして、普通にミステリっぽい雰囲気を含みつつのシリーズだったのです。

が、この冬ってば…、秋から…100年ぐらいたってます?(^^;

プロローグで辛うじて秋にも出てきたキャラクターが登場しているけれども、あれはもしかしたら、すでに四季の中でのシミュレーションシーンのモノローグかもしれないので、定かではないしなぁ。

ともあれ、老人の名字が出てきた時点で、「あ、繋がるな」と。
だって、老人の名字がアレで、しかも曾孫の事件ときたよ。
完璧じゃん。

もともと、あちらの本で主人公の名前が(カタカナだったけど)、Fに出てきた女性と同じ(こちらは漢字だけど)だなあとは気がついていた。
でもそれは、単に作者がそういう名前が好きで、重なってるだけだと思っていたんだよね。

なのに…、そうか〜、同じ由来だったのか…。

こういう発見があるから、作者に拘っていろいろ読むのって、好きなんだよね。

例えば、新井素子なんかもかなり世界観が繋がった話を書く人で、ブラック・キャットのシリーズに出てくる刑事さんが絶句連とかかわったり、二分割に出てくるキャラの子孫が星船シリーズに出てたり、っていうリンクがあって、作者ファンとしての読みどころを味わってたんだけど。

まさか、森さんもそんな風になっていく作者になるとは思わなかった。

S&MシリーズがVシリーズと関係があった時点で、その兆候は見えていてもよかったんだろうけど、なんか著者があんまりそういう、いろいろと凝った(?)設定をやる人だとは思ってなかったからなぁ。

というわけで、なんかあちらの話の続きが、俄然気になってきました。
いや、あちらの話の最初の一冊が出た時は、一冊の独立した話だと思っていたんだけど、でも二冊目が出て、ちょっとびっくりして。

で、出た二冊目ってのが、なんだかまた続きが出そうな終り方をしていて、単純に続きが気になっていたんだけど、あのキャラが四季とこういう繋がりがあったとなると、では女王は実は…とかいろいろ妄想が膨らんでくる…(笑)。

ああ、やっぱりこういうのってのが、長編好きシリーズ読みにはたまらんのですよ(笑)。

…いつにもまして、自己陶酔激しく、読んでない人には完璧に全然意味のわからん文章になってしまった…(^^;。

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