宮部みゆきの原作を、大林宣彦監督が映像化。
ということで番宣もさかんに行われていて、ちょっと期待していたのでした。
実は原作は未読。
うちにあるからいつかは読もうと思っていたんだけど、どうもハードカバーであの厚さは躊躇しちゃうのよねえ(^^;。
ただ、既読の相棒によると原作はルポタージュ形式で、発生した事件の真相をいろんな人にインタビューなどを重ねて取材していく過程で、事件にかかわった人たちの姿や事件の発端や社会構造などを浮き彫りにしていくというような、独特なスタイルの小説だったらしい。
さて、どんな形の映像化なのか。
事件はマンションで起こった一家殺人事件。両親祖母息子の四人の死体、だと思った警察だが実は調べていくうちに、かれらば赤の他人であることが判明する。
彼らは誰なのか。そもそも住んでいたとされる家族はどこにいるのか。
いやあ、レトロな映像がとてもいい感じの雰囲気を出していて、面白かった。
色調によって各キャラの身上やストーリーの起伏を感じさせるような演出は、どこからが当時の映像なのか、どこからがインタビュアーへの返事なのかがわかり易く、演出されていて、とても多い登場人物たちも案外すんなりとその関係や時系列がわかるように作られていました。
全体は三時間弱なのだけど、テンポ良く物語が流れていくのでそんなに長く感じない。
また、俳優たちの多くは著名な人で、ノーメークを基本として出演していたこともあり、ちょっとしたノンフィクションなルポタージュ作品にも見えるようになっていて、この事件のリアリティに一役かっていたと感じた。
巧いなあと感じたのは、綾子さんの弟役の人かな。
美男というタイプの俳優じゃないんだけど、姉や両親のことを思い、家族を守ろうと自然に決意する、静かで情の深い弟という役をすごく自然に演じていたように見えた。
顔は見たことがあるんだけど、名前がわからないんだよなあ…(^^;。
調べた。細山田隆人というヒトらしい…。
とまあ、全体的にまあよかったので、余計に最後の腰抜けそうなヘタレなCGにはガックリきました(笑)。
まあいいんだけどさ…(^^;。
やっぱり原作読むかなあ…。
ということで番宣もさかんに行われていて、ちょっと期待していたのでした。
実は原作は未読。
うちにあるからいつかは読もうと思っていたんだけど、どうもハードカバーであの厚さは躊躇しちゃうのよねえ(^^;。
ただ、既読の相棒によると原作はルポタージュ形式で、発生した事件の真相をいろんな人にインタビューなどを重ねて取材していく過程で、事件にかかわった人たちの姿や事件の発端や社会構造などを浮き彫りにしていくというような、独特なスタイルの小説だったらしい。
さて、どんな形の映像化なのか。
事件はマンションで起こった一家殺人事件。両親祖母息子の四人の死体、だと思った警察だが実は調べていくうちに、かれらば赤の他人であることが判明する。
彼らは誰なのか。そもそも住んでいたとされる家族はどこにいるのか。
いやあ、レトロな映像がとてもいい感じの雰囲気を出していて、面白かった。
色調によって各キャラの身上やストーリーの起伏を感じさせるような演出は、どこからが当時の映像なのか、どこからがインタビュアーへの返事なのかがわかり易く、演出されていて、とても多い登場人物たちも案外すんなりとその関係や時系列がわかるように作られていました。
全体は三時間弱なのだけど、テンポ良く物語が流れていくのでそんなに長く感じない。
また、俳優たちの多くは著名な人で、ノーメークを基本として出演していたこともあり、ちょっとしたノンフィクションなルポタージュ作品にも見えるようになっていて、この事件のリアリティに一役かっていたと感じた。
巧いなあと感じたのは、綾子さんの弟役の人かな。
美男というタイプの俳優じゃないんだけど、姉や両親のことを思い、家族を守ろうと自然に決意する、静かで情の深い弟という役をすごく自然に演じていたように見えた。
顔は見たことがあるんだけど、名前がわからないんだよなあ…(^^;。
調べた。細山田隆人というヒトらしい…。
とまあ、全体的にまあよかったので、余計に最後の腰抜けそうなヘタレなCGにはガックリきました(笑)。
まあいいんだけどさ…(^^;。
やっぱり原作読むかなあ…。
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