筍 (^^)

2004年5月1日 日常
仲良しの友人Iの母上様は京都の方だ。

Iとはそろそろ10年にもなろうかというお付き合いになるのだが、主に趣味の方面で私がIにお世話になり、Iには食事方面でお世話していた(笑)。

料理がほとんど趣味の相棒は、突然野菜や魚にハマることがあるのだが、これがキロ単位だったり、とにかく注文量が多くなってしまう。

そして、美味しいものがタップリ手に入る度に、うちだけでは消費できないので大食いで独り者のIを呼び寄せて食べさせていたわけだ(笑)。

Iは凄くウマそうに食べてくれるから、こちらも餌付けのしがいがあるといったところ。

そんな関係上、ここ数年Iの母上様から旬のとても状態のいい筍をいただくようになった。

母上様の仕事の関係でそういうものを手にいれるのが比較的楽だからだとIは言っていたが、受け取ってこちらは冷や汗ものだった。

届いた筍があまりに立派で、下品な話ではあるが、絶対高価なものだと確信できるようなものなんである。

そういうわけで、うちに届いた筍は毎年我が家で加工し、Iはまたそれを腹いっぱい食べて、ついでにお土産にもってかえるという、とてもイイ感じの(?)関係となった。

さて、そんなIの母上様から今年も筍が届いた。
やはり今年も凄く立派な筍で、朝掘りの太くてみるいイイ感じの筍だ。

うちの納戸で年に一回、この筍のためだけに購入したバカでかい鍋を出してきて、まずは下茹で。

糠を入れてタップリの湯で茹でる間、部屋にとうもろこしのようなポクポクっとしたほんわりと甘いような香りが漂ってきて、今年も美味しい筍をありがとう、と感謝してしまう。

ゆっくり下湯でしたら、あとは上のほうの柔らかい部分を刺身にして、他は煮付け。
筍の場合は、すこしカツオの強い出汁で薄味に仕上げて煮揚げてしまう。
水煮状態より少し味を入れておくほうが、あとからの加工がやりやすいから。

それにしても、単純に煮ただけの筍って、シンプルな味なんだけど、とても美味しい。
バクバクといけてしまって、ついつい食べ過ぎてしまう。

Iの母上様、いつもありがとうございます(^^)。

では、また。

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