春で八歳の四季を描き、今度の夏は13歳の四季の物語。
Fの中では過去の事件として描かれた殺人を、四季の視点から語り直したもの、かな。

Fの時では本人の弁はなかったから、この殺人事件は推測の形で書かれてました。

その時、彼女は常人のもつ常識を理解していなかったから、両親の非難を受け入れられなかった(のではなかろうか)、というように書かれていたように思うのだけど、結果は思いっきり自覚のある殺人だったわけで(^^;。

しかし、前巻で消えたと思っていたキシオが、今回復活して、ちょっと嬉しい。須磨さんもカタチを変えて復活したし。

須磨さんに対しては、四季は否定的にみていたと思い込んでいたけれども、こういうカタチで復活したってことは、結局彼女なりに須磨さんに対して感情的なこだわりを持っていたってことなんだろうか。

ところで、この巻でようやくすでに四季シリーズを読了した人たちが驚愕の事実を目にしてうろたえていた(笑)原因が判明しました(^^;。

なんとなく、S&MシリーズとVシリーズを繋ぐ驚愕の人類相関図が明かされるというようなニュアンスは目にしていたものの、ネタバレになるのが嫌でずっと目をそらせてきたんだよねえ(^^;。

そうかー、彼は彼と彼女の子どもだったのねぇ…。
しかしそれって、彼の名前が詐欺っぽいっていうか…、そんな名前アリ?(^^;

そして、各務さん…。彼女が愛に生きる人になってしまうとは(笑)、ちょっとがっかり。そんな普通な道を選択する人だとは思いませんでした…(^^;。

では、次はFの事件(の前後?)になるのかなあ。
秋が楽しみです。

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