とうとう彰子が、世界と決別してしまう。

著者はこういったふわふわとした世界を書くのが巧いと思う。心理描写っていうのかな。
Papa told me でも、ファンタジックな演出で、現実世界とスライドしていく部分の描写が巧いなあとは思っていたので。

しかし、本書に流れる静かな、でも決定的な厭世観が、すごいね。
ナイーブな思春期の少女像をよくあわらしていると思う。

雑誌で途中途中を拾い読みしていたのだけど、コミックスでまとめて読むとまた感じ方が違うものなのね。

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